先日、軽油をガソリンスタンドに買いに行くと、この容器では販売できないと断られてしまった。
持って行ったのは、今までと同じ灯油用ポリタンク。
販売できない理由は、先月、消防署の立ち入り検査があり、次の2点を指導されたとのこと。
- 軽油は灯油用ポリタンクでなく、軽油専用容器に販売すること。
- 販売の際は、セルフでなく販売員が作業すること。
仕方ないので、肉厚の軽油専用のポリ缶を購入したが、灯油用に比較し1000円も高かった。その他、ガソリン専用の金属製の容器でもOKだが、こちらはもっと高い。
そもそも、軽油は灯油と同じ第4類第二石油類危険等級Ⅲに分類され、灯油缶でも安全性には問題は無いように思えるのだが・・・。
また、灯油容器との違いは、単に試験をしたか、しないかの違いだという話も聞いたことがある。
軽油と灯油の違いをまとめると次のようになる。
区分 |
軽油 |
灯油 |
主な目的 |
ディーゼルエンジン用 |
石油ストーブなど |
引火点 |
45℃以上 |
40℃以上 |
色 |
主に淡黄色 |
基本的に無色透明 |
硫黄 |
多い |
少ない |
添加物 |
潤滑成分など |
識別のためクリマン |
軽油の方が灯油より引火点が高く引火しにくい、つまり安全性が高いように感じる。いずれにしても、今後は、スタンドの人に頼んで専用容器に入れてもらうことにした。