先日、館林美術館で開催されているピカソ展「ゲルニカ(タピスリ)をめぐって」に行って来た。
予想に反してよかった。
当初、.タピスリ=イミテーションと考えていたが.それは間違い。
ゲルニカのタピスリは世界に3つしかなく、その1つが今回の展示作品。しかも、作製に当たっては直接ピカソが携わっている。
またゲルニカは、たとえコピーであっても反戦の旗印として、群衆を支えてきたことを考えると、心に訴えるものがある。
今回は、たまたま慶応大学准教授松田健児氏の記念講演会を開催していたので聴いてみたが、ゲルニカを見る目が変わった。
芸術作品はその背景を勉強してから見た方が良いかもしれないと感じた。