籾振り後1週間が経過した。稲は順調である。播種日は田植えの日程で決まる。田植えの苗は20日苗といって、播種後約3週間の稚苗(ちびょう)を使う。今年は6月12日の第二日曜に田植えをする予定。しかし、20日苗ではやや小さいので、4週間前の5月15日に播種した。
播種した苗マットは重ねてビニールで覆い、その上から薦(こも)を掛けておく。発芽後は、育苗ハウス内に広げて水を十分にやる。現在はその状態だ。大きくなったら、育苗ハウスから外に出し更に光を当てる。
今年気掛かりなのは、何といっても放射能の土壌汚染。今後さまざまなデータが明らかになると思うが、昨年の保管してある米が意外と重要になるかもしれない。