ついに東京スカイツリーに昇ってきた。とはいっても350mまでだが。それでも高い。眼下に見える街並みは豆粒のよう。あのアサヒビールの本社さえこんなに小さい。
そしては新宿の高層ビル群のすぐ向こうには富士山が見える。
昇らないと見えないものはスカイツリーの影だ。この日は風はあったものの快晴だったのでこんなにくっきり。
展望台にはこんな工夫もあった。ガラス張りのフロアーである。子どもたちは喜んでガラスの上で飛び跳ねていた。が、高所恐怖症に人にとっては冷や汗者。
下界に降りてからは下町見学に出かけた。今回は南の方面へ。
領国では回向院で鼠小僧次郎吉の墓を見た。鼠小僧の墓石は賭け事や受験にご利益があるらしく、みんなが墓石を削り取っていた。あまりに削られるので、今は墓石の前にそれ専用の石が置いてある。
回向院近くの両国小学校には芥川龍之介の文学碑が建っていた。刻まれていたのは、「杜子春」の一節。龍之介が大学に入るまでこの地にいたらしい。
両国最後は吉良上野介の屋敷跡。現在は屋敷はなく、その一角が公園として整備されていた。
そこから浅草に向かった。浅草では雷門から仲見世を経て浅草寺へ。
正月に息子が買ってきてくれた交通安全のお守りも売っていた。
今日は、スカイツリーに始まり、錦糸町から、両国周辺、そして浅草を散策した。しかし、最後はとても寒く腰が痛くなってしまった。この程度で痛みが出るようではフルマラソンはきついね。