6月。いよいよ我が地域にも遅い田植えのシーズンがやってきた。まずは用水路や用水パイプラインの点検や堀浚いから始まる。
我が家にも少人数で組合を作り井戸からパイプラインで用水をしている田んぼがある。しかしポンプにスイッチを入れると、水口の塩ビ管に亀裂があるらしく水漏れを起こしてしまった。
今までも2回ほどあったがそのときは明らかにトラクターでぶっつけたためであり、自分で覚えのあることだった。しかし今回はその記憶が無い。
とは言え現実に我が家の塩ビに亀裂が入り漏っているのだから直すしかない。穴を掘り亀裂の部分を探し、自転車の古いチューブでぐるぐる巻きにし、水漏れを止めた。取りあえず今シーズンはこの応急措置で済まし、稲刈り後、新しい塩ビに交換する予定だ。
農作業とは1年に1回の作業が多いため、こんなハプニングから始まることが多い。
ちなみに、私が稲作を始めてから早15年。この間に3回のパイプラインの修理。5年に1回はパイプラインの水口を修理したことになる。水口の亀裂は、トラクターかコンバインでの接触事故が原因のことが多い。そろそろ保護のためのガードを考える必要がありそうだ。