マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

禅宗という宗派はない

2022-10-07 20:44:10 | 日記・エッセイ・コラム


義父が亡くなり、10月6日で「四十九日」となった。
しかし、法要は9月にすでに行っておいたが、その法要の中で「禅宗という宗派はない」と住職が話していた。
禅宗とは、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗を総称した言い方であって、禅宗という宗派は存在しないということらしい。
牧野富太郎先生が「雑草という名の草はない」と言われたのと多少似ていると感じた。

この住職は曹洞宗であったが、曹洞宗は鎌倉時代に道元禅師が中国から日本に伝えたもので、大本山は福井の永平寺と鶴見の總持寺となる。
總持寺には石原裕次郎の墓があり、いつでも花が飾られていると話していた。

臨済宗は、栄西らによって日本に伝えられ、京都五山、鎌倉五山は全て臨済宗の寺院。
臨済宗はいくつもの宗派に分かれるが、鎌倉五山の第一位である建長寺は、臨済宗建長寺派の大本山で、けんちん汁の発祥の寺として有名とも話していた。

黄檗宗は隠元禅師により日本に伝えられ、総本山は宇治市の萬福寺。
また、群馬県で有名な寺は高崎の達磨寺。
なお、インゲン豆は隠元禅師が日本に伝えたことからこの名がついたらしい。

禅の話をしていただいたが、我が家の菩提寺は茂林寺。ここも曹洞宗の禅寺である。しかし、私を含め、座禅をしている人は少ない。
たまには精神を集中し、心穏やかに生きるためにも座禅を組んでみたいものだ。
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