Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

バスの手配(キジムナーフェスタ バリ日記-20)

2008年07月21日 | キジムナーフェスタ2008
 キジムナーフェスタは複数の団体があちこちで演劇を上演しているため、それぞれのカンパニー終演後のバスの運行を事務局が細かく手配してくれている。たいへんな作業を行う事務局に感謝。当然1台のバスが次々の予定に応じているため、遅れることが許されない。公演終了後、「早く片付けて、バスに乗る!」とインドネシア語で叫び、追い立てなければならない。幸いににして日本人と異なり、終演後の撤収の早さは驚くべきである。終演後15分であっという間にバスに乗り込んでしまう。そして今日も事務局に迷惑をかけずに済んだと安堵するのだ・・・。

聖水(キジムナーフェスタ バリ日記ー18)

2008年07月21日 | キジムナーフェスタ2008
 聖水はバリの宗教や日常生活にとって重要である。今回の舞台が始まる前も、上演者は聖水で清めてもらう。この聖水をかけている「おじさん」、実は本物のマンクとよばれる寺院の僧侶である。今回は後半の舞台が黒魔術とかかわる内容なので、もし何か問題が起きたときのためにとメンバーにはちゃんと「坊主」が加えられている。まあ、なんてバリ的なんだろう!

お弁当(キジムナーフェスタ バリ日記-17)

2008年07月21日 | キジムナーフェスタ2008
 食事というのは舞台にとって極めて重要である。特にインドネシアの人々に安く、おいしいものを食べてもらうというのはコーディネーターとしての大切な仕事だ。私は沖縄に来るインドネシアの人々には「沖縄弁当」を出すことにしている。もちろん普通のお弁当なのだが、お行儀のよい東京のお弁当とは違って、とにかくご飯の量も、おかずの量もてんこ盛りである。そして以外にバリの人々にはこれが受け入れられるのである。
 彼らの滞在中は昼、夜と47個の弁当の手配に奔走している。なかなかホテルまで届けてもらえず、毎回、車でとりに行くのである。写真の弁当は昨晩の夜の弁当。
「本番終わってから食べるよ。夜におなかが減ると眠れないから」だそうである。