スマンディさんは、日本のバリ・ガムランの先駆者たちがお世話になった先生の一人で、ダランであり舞踊家、ガムラン奏者と実に幅広いアーティストである。ダランや仮面舞踊劇に出演しているスマンディさんはよく見るのだが、考えてみると知り合って25年、この写真の化粧のキャラクター姿は初めてである。それにしてもよく似合っているし、化粧も手馴れている。若い頃はよく上演したという。昔とった杵柄。
タスカラマグナ役のバリの役者が、私たちのウダンを着けてまわっている。息子もウダンを持ってお願いにいく。「おじさん、トロン(お願い)」と語りかける息子。振り返って微笑む「おじさん」。ちなみに「おじさん」は私より5、6歳若いらしいのだが・・・。
大学のガムラングループは、今回、活動8年目にして始めてイベント用に記念Tシャツを作成した。参加したバリからの演者へのプレゼントにもなるし一石二鳥。デザインは私の友人で、なかなかすばらしい出来上がりである。バリの人々はもらうとすぐに着用。Tシャツ作成に関わった皆さん、ありがとう。ちなみに会場で販売してます。明日、ご鑑賞の皆さん、ぜひご検討ください。