Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

楽器を配置(キジムナーフェスタ バリ日記ー27)

2008年07月23日 | キジムナーフェスタ2008
 楽器がトラックから運ばれて横に長く配置される。大抵は「ハ」の字で並べて中央が舞踊の舞台と言う場合が多いが、今回は演劇なのでいつもとは違う。練習はいつもこの並びなので少し安心。こうして楽器が舞台に並ぶと、もう公演が現実のものとなってきていることを強く実感する。
 25年以上ガムランと関わってきて、日本の中でこれほどまでに大きなイベントを企画して、上演を行うことは久しぶりである。チャロナランの舞台をバリの舞踊家や役者たちと3回もできるなんてある意味、ガムラン冥利につきるといえよう。

チャロナランの舞台稽古(キジムナーフェスタ バリ日記ー26)

2008年07月23日 | キジムナーフェスタ2008
 昨日、チャロナランの舞台稽古。はじめてバロンを躍らせる。とっても疲れていて思考が停止しそうな私も、この時だけは感無量。
 舞台稽古を終えて心配なのは上演時間。昨日の様子だと予定通り80分で終了してはいるものの、ほとんど会話部分は行っていない。またアドリブ部分も全くないために正確な時間がわからないのである。ただ、バリの人々のリハーサルでアドリブ部分まで完全に通すということはありえないことだし、そこが悩みどころ。どうするか・・・。

ガムランとバロンが出発(キジムナーフェスタ バリ日記ー25)

2008年07月23日 | キジムナーフェスタ2008
 午後4時、大学のスタジオからバロンとガムランをトラックにのせて沖縄市の会場へ出発。初めての沖縄でのバロン公演に向かって初移動である。ちなみに移動の方法がわからず、バリ人演奏者が二名、楽器とバロン運搬を手伝ってくれる。感謝。

開演10分前(キジムナーフェスタ バリ日記ー23)

2008年07月23日 | キジムナーフェスタ2008
 開演10分前を楽屋に知らせに行く。といっても野外ステージなので楽屋という「箱」は存在しないのだが。ミーティング中である。最後の公演で気合が入っているなあ、と思って聞いてみると「帰りの荷物と集合時間の確認」であった。せっかくなら、「今日は最後だからがんばろう!エイエイオー!」なんてやってくれれば絵になるんだけど、そんな青春ドラマみたいなことをしないのが「バリ風」である。

気遣い(キジムナーフェスタ バリ日記ー22)

2008年07月23日 | キジムナーフェスタ2008
 二日目から楽屋で水とお湯が自由に飲めるようになり、メンバーは大喜び。というか、準備されてないことの方が問題。通訳スタッフの気遣いで、紙が張られる。っていうか、貼らなくてもこのマシーンはバリでは一般的な気もするんだけど。でもそんな気遣いが嬉しい。

スタジオで練習(キジムナーフェスタ バリ日記ー21)

2008年07月23日 | キジムナーフェスタ2008
 さすがに疲れと多忙でブログが更新できず。確かにこの時期の野外ステージの制作はかなりしんどいと思う。夜の舞台とはいえ、準備はまだ明るいうちから始めるわけだし。
 21日のケチャ公演最終日の昼に大学のスタジオでチャロナランの練習。10数名のバリの主演者がこちらのガムラングループと練習。実は前日の20日にもあったのだが私は参加していないため、自分にとっての初練習。バロンはスタジオの天井やダクトにぶつかるために使えず。しかしランダはかぶって練習。まあ、練習ですからさほど暴れずも、やっぱりガムランと一緒だとちょっとワクワクする。