年々月日の経つのが早く感じます




11月末から気温も高く晴天に恵まれ、小春日和の日々が続き



我が家周辺の木々も最後の色どりを見せていました



見事な紅葉の「舞岡公園」(12月3日)
この週末からの「真冬の寒波襲来の予報」に、この一週間は庭に出していた20鉢以上の植木類を室内に入れ
畑の寒さに弱い葉物類にフレームをかぶせ、伸びてきたエンドウ豆に霜よけの支柱を立てたりと
忙しくしていましたが、この日の雲一つない青空に家を飛び出しました


我家から坂を下って電動自転車で10分、「小菅ヶ谷北公園」の駐車場横に自転車を置いて
北側の曲がりくねった自動車道路を登っていくと「舞岡公園」の南側の入り口に出ます。
そこには青空を背景に鮮やかな紅葉・黄葉の風景が広がっていました



順光の太陽に照らされるモミジは少々盛りを過ぎて見えましたが
林の中に入ってみるともっと素晴らしい風景が輝いていました



私は階段を上って駐車場横の「ケヤキ広場」から陸橋を渡り「モミジ休憩所」を目指します。

午後1時過ぎ、モミジの広場では老夫婦や母子連れが三々五々、真っ赤な世界を楽しんでいました。

「オレンジ色に紅葉するモミジもあるのね」と若い女性同士が話していて
(我が家の庭のモミジは今黄色く色付いています)と心の中で答えた私です


ふと私の頭の中に音楽が流れ始めました




3日前の土曜日、毎回楽しみにしているドラマ「放課後カルテ」を見るためにTVを点けたら
ドラマはやっていなくて、TV画面には賑やかなダンスと音楽の数々が流れます



この日の日テレは4時間半にもわたる音楽番組をやっていたのです





私の好きな爽やか青年「松下洸平君」が主役で、保健室のツンデレ校医を演じているのが面白くて
(その実生徒の病気を真剣に突き止める姿にキュン


私はお風呂上りにビールを飲みながら聴いた、星野源さんの「光の跡」の歌詞を見て思わず泣いてしまった










サビの歌詞が頭の中を何度も流れます。
ラジオで聴いてこの曲は知っていましたが、大型テレビの画面で改めて歌詞を読んでウルウルしました

"人は皆最後は一人で消えてなくなる、だからこそ生きている内に愛しい人や綺麗な風景に触れて
沢山の思い出を作るのだ・・・
と、彼独特の死生観を歌いあげていると理解しました

この「光の跡」という曲は美しい旋律の抒情的なMVで、ユーチューブでも見られます


モミジ休憩所の燃えるようなモミジを堪能してから、バラの丸方向に進み左手の東門の階段を下り
「小谷戸の里」に通じる田んぼに出ました。
こちらには赤いモミジはさほどなく、人の姿も少なくて稲刈りも終わった静かな風景が広がっていました。
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赤いガマズミの実がたわわになっていました。 | 赤いタネが覗いているマユミの実の濃いピンクが可愛いですね |

すぐ近くの水車小屋の紅葉を見上げている人が1人だけの、静かな静かな「舞岡公園」でした




静寂の中、このような「晩秋の風景」も味わえました。
歌手で俳優の星野源さんを知ったのは8年前、孫娘が踊っていた恋ダンスのドラマを視た時でした。
その後小学校の運動会では「ドドドドどっとードラえもん」の踊りが定番となりましたね。
明るいポップスを歌うキラキラとした歌手という認識でしたが、他の歌も聴いた時に「闇」が感じられ
作詞・作曲・編曲と全部を手掛ける本人が描くその「音楽」の人生観に驚かされ興味を持ちました。

私は階段を上り、春には桜の花がたくさん見られる「バラの丸の丘」に戻りました。
ここの紅葉はまだ黄葉

尚「舞岡公園」の詳しい情報は

親しいご近所仲間の娘さんが突然「くも膜下出血」で倒れ、救急車で運ばれて1年になります。
医師から絶望的と言われた命は幸い助かりましたが、未だにリハビリに通っていて
新年からの社会復帰を目指しています。
母親である友人の気持ちはいかばかりかと心配し、私は星野源さんの闘病記が書かれている
「蘇る変態」という文庫本を買って読み「このように社会復帰して活躍している人もいる」と教えてあげました。
源さんも2012年の30歳前後の頃に「くも膜下出血」で倒れて2回も手術をしていて・・・
私も33歳の時に腸閉塞で死の淵を見た経験があり、夫も突然亡くして人生観が変わりました。

夫とは本当に沢山の美しい風景を見て回り、オーストラリアのパース生活まで経験し思い出もいっぱいです。
今の私の足腰も頭も行きたい所に行けるのは今の内、もう大自然の中に1人で出かける自信はありませんが
仙台とか、金沢とか、長崎とか、興味を持った所には積極的に出かけて思い出を作ろうと思います。
新しい年はまずはコロナ禍で途切れている「大人の休日クラブ」に入りなおす事から始めたいと思っています。