すぐ叉冷たい雨が降り、春は隠れてしまった感じです。
なかなかスンナリと「春」は来てくれませんね。
2月23日~24日と、伊豆に一泊のドライブ旅行に行ってきました
活き魚料理と温泉を堪能するのが目的・・・
季節がら、伊豆稲取の本場の「吊るし雛」と「河津桜」見物も楽しみにしていましたが
「河津桜」の開花が大幅に遅れて、2月23日現在一分咲き
ところが晴れ間の見えた翌日の24日、帰路に寄った
「熱海梅園」前の市道の「あたみ桜」が8分咲きで楽しめました。
「あたみ桜」
「あたみ桜」は毎年1月上旬~2月に咲くインド原産の寒桜の一種。
明治4年頃イタリア人によってレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされ、
その後先人たちの努力により増殖が行われたそうです。
例年1月初旬より開花し、沖縄の寒緋桜と並んで日本列島で最も早咲きの桜です。
河津桜より約1ヶ月早く咲くらしい・・・
梅園入り口前の、初川沿いの「あたみ桜」が5分~8分咲きで、見頃を迎えていました
例年1月中旬から2月が見頃だそうですが、今年は3週間遅れでやっと咲いたようです。
梅園足湯横の「あたみ桜」はもう満開でした。
ソメイヨシノよりもピンクが濃くて、ふんわりと丸い感じの花びらですね。
近くには「糸川さくら祭り」の案内板が数多く出ていました。
50数本の桜が植えられている糸川沿いでは、26日(日)までライトアップされるそうです。
他にも海浜公園、姫の沢公園、市役所前の花ひろばなどに、
いままで私がその存在すらも知らなかった「あたみ桜」が咲いているとのことでした。
2月24日・「熱海梅園」の梅は五分咲き!
明治19年に開園した熱海梅園は、歴史のある梅園です。
樹齢百年超える梅の古木を含め、早咲き・中咲き・遅咲きの梅が約730本。
早いものでは12月下旬に咲き始めるとか。
「梅祭り」期間中は、園内に土産店もオープン
日本一開花が早い梅園というのがうたい文句で、
今年は1月1日から3月4日までが「梅祭り」の予定でしたが
開花が4週間近くも遅れ、3月11日(日)までの延長になったようです。
こちらは赤い色が印象的な八重の「鹿児島紅」
昨年テレビでも紹介されたという緑の梅「青軸」
こちらはふっくらした「酔心梅」でしょうか?
我が家でも遅れて咲き出した「冬至梅」が、この熱海梅園でも満開。
園内は水仙もたくさん咲いていて、梅と水仙の甘い香りが漂っていました。
2月24日(金)のこの日は気温も15度くらいに上がり、
気持ちの良い「観梅日和」でした。
団体のツァー客や個人のグループが大勢いましたが、
開花の遅れの情報がニュースなどで紹介されたようで
お昼過ぎの入場にもかかわらず、駐車場も殆んど待たずに済みました。
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「梅祭り」のイベント期間中は、源泉掛け流しの足湯や
熱海出身の文化勲章受賞の彫刻家「澤田政廣」の作品が並ぶ美術館が無料です。
人工の「滝」は裏側からも見ることが出来ます。
10年以上前に、山仲間と函南の「たんな断層」を見てから歩き出し
伊豆スカイライン近くにそびえている「玄岳」に登り、熱海側に下りました。
あの時、この「梅園」に寄りましたが、あれからずいぶん様変わりし施設も増えましたね。
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入園料は一般は300円、ただし熱海市民や熱海の施設利用者は安くなります。
駐車料金は600円(休日は時間制限アリ)
詳しい情報はこちらです。
帰り道に突然思い出して寄った「熱海」
思いがけずに桜と梅の両方が楽しめました
温暖なこの街にはパースで感激した「ジャカランダ」の並木道もあります。
次回は初夏の頃に紫ピンクのジャカランダのお花を見に訪れたいと思いました。
尚、パースのジャカランダの画像はこちらで紹介しています。