花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

熱海オフ会(2)「MOA美術館」へ

2022年09月18日 | 美術館&史跡巡り
9月の3連休が始まりましたが、超大型台風14号が九州に近づいていて
「日本列島縦断コース」を行くらしい

午前中は庭の鉢植えなどを軒下に移動したり、飛びそうな物を地下駐車場に入れたりで
ひと汗かきました


(9月14日撮影)

我が家の庭の花壇・秋のコーナーに「彼岸花」が咲き出しました。
夫が亡くなる一年前に、顧客様から頂いた苗を鉢に植えたのだろうと推察しますが、、、

その後毎年2~3輪のお花を咲かせていた鉢植えを、花壇を作った昨年地植えにしたらナント
7倍の21本の花芽を持った茎がニョッキリと顔を出し、菊のエリアを侵食しています


(9月10日撮影)

彼岸花の手前には「玉スダレ」が咲いていますが、来年はこちらにも侵食しそうで考えねば


(9月10日撮影)

こちらは斜め向かいのお宅の駐車場に一面に咲いていた「荒れ地のヌスビトハギ」

7年前にご主人を亡くされ1人になった、80代後半のおばあ様は息子さんの病院が経営するホームに入所・・・
お孫さん夫婦が7月に庭の草を大々的に刈って行ったのですが、あっという間にこのお花に占領されました


(9月10日撮影)

人出不足で田植えが出来なかった田んぼの中に、我が家の家紋である「オモダカの花」を見つけた。
手前の大きな独特の形をした葉が印象的なお花です。

ご実家に不幸があり、10日間程北海道に帰っていたご近所仲間のFさんが漸く戻って来たので、、、
2人での朝のラジオ体操参加と1時間の散歩が復活しました。


(9月10日撮影)

これは何のお花、アプリで調べると「シソ科のアキギリ」とか「セージ」と出る。

※ブログ仲間の山小屋さんに、このお花は「アキノタムラソウ」と教えて頂きました
ウィキペディアで調べると「アキギリ属・アキノタムラソウ」と出くるので、大間違いではなかったかな?


1人で歩くよりも2人の方が、道端のお花を見つける確率は断然高い

歩きながら2人で花々を愛で、スマホのアプリで名前を調べたりする事がストレス解消となり
体調も良くて、この夏は血圧の薬も必要無くなった


熱海オフ会・2日目午後は「MOA美術館」へ(9月3日)
前回ご紹介した3年ぶりのオフ会の2日目は海辺の「お宮の松」を見た後タクシーに乗って
「MOA美術館」に行きました。



熱海駅から山の斜面に建つ「MOA美術館」までずっと登坂でおよそ2.1km、10分足らずで到着です
4人で乗ればバス代と大して変わらない・・・

荷物をコインロッカーに預けて(100円入れるが使用後戻る)、シニア料金1400円を払って入館



すぐに長いエスカレーターを3回乗り換えてひたすら昇って行きます。
上った先が先が「円形ホール」

クーポラのような天井の色彩が音楽と共に変わり静かに流れる緩い音楽に癒されました

しばし椅子に座って4人で天井を見上げていました



更にエスカレーターで昇って行くと外のテラス「ムア広場」に出ました。
30年位前に短大時代の友人4人とこの美術館に来たことがありますが、すっかり変わっている感じ・・・

時々振り返って「相模湾」を眺めながら階段を登り展示場に入ります。
「開館40周年記念展・第2部」をやっていましたこちらのホームページでご覧ください。

創立者は「箱根美術館」と同じ実業家であり宗教家でもある岡田茂吉氏

東洋美術の絵画・書跡・工芸を中心に国宝3点、重要文化財67点
重要美術品46点を含む約3500点の収蔵品を誇る美術館です。

尾形光琳の最高傑作とされる国宝「紅白梅図屏風」(※期間限定公開)は特に名高い作品で
毎年2月の梅の季節に合わせた公開を待つファンも大勢いるとか・・・



今回は国宝「色絵藤花文茶壺」野々村仁清作が見られて満足です。

ちなみに私がOL時代に勤めていた美術館にも重要文化財の「仁清の茶壺」があり、日々眺めていました。
その「色絵芥子文茶壺」 もクリックしてご覧ください。



展示場を廻り見終わるとロビーに出て、しばし窓の外の絶景を眺めました。

この美術館は7万坪にも及ぶ熱海の高台に建てられていて、館内のメインロビーやムア広場からは
晴れていれば伊豆大島や初島などが望めます。

そして空腹を感じて行ったのは、小食のlilyさんご希望のカフェ
パティシエ鎧塚俊彦プロデュースの素敵なお店です{}こちらをご覧ください。

キッシュとアイスコーヒーセットは銀河さんとビオラさんケーキとホットコーヒーセットはlilyさん

身体の大きさに比例して、私は一番ボリュームのある「クロックムッシュ」とアイスコーヒーです。



ランチの後には和のお庭に出て散策しました。緑が眩しい
茅葺屋根の建物は岡山藩家老屋敷の茶室です。

大磯町の三井家別邸にあった「片桐門」同じく三井別邸にあった「唐門」


紅葉の頃もさぞや美しいに違いない緑を抜けると古民家の和の食事処がならびます

その中に尾形光琳の復元された屋敷も・・・



お庭を見せて頂きました。
こうして私たちは「MOA美術館」でゆっくり過ごして、3時半頃のバスで「熱海駅」に戻りました。

今回の「熱海オフ会」は静岡のビオラさんと神奈川の私の県民割
(5000円分のホテルの補助と2000円分のクーポン)が使えて皆で分けることができました。

詳しい情報を教えて頂き、仕切ってくれたラッシーママさん、ありがとうございました
そしてlilyさんからは「毛糸のネックウォーマー」、銀河さんからは「物入れバッグ」の
手作りのお土産もありがとうございます。

3年ぶりの楽しい楽しい一泊2日のオフ会でした。



コメント (12)
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黒芝「小太郎」と熱海「オフ会」

2022年09月05日 | 旅日記
9月に入って早5日目、蝉の声に替わって虫の音が聞こえてきます。
大型台風11号が東シナ海を北上中、明日9月6日は九州に接近で暴風に厳重警戒中とか
被害がない事を祈ります。



関東南部はこの3日間、晩夏の風情のお天気ですが、今日は30度を超えて暑くなりました
リビングの出窓前の花壇のバラ「クィーンエリザベス」が咲き出しましたが
5月に咲くバラよりも秋バラは一回り小ぶりです



ラジオ体操会場の公園には秋の七草のオミナエシも咲き出しました。



朝の散歩で歩く里山では地面に赤紫の花びらを見つけて見上げると、やはり秋の七草の「クズ」の花が・・・
自然界はもう秋の気配が感じられますね。

夏休みも終わって、8月29日から孫娘の中学校も授業が始まりました。

夏休み中は土日に息子が小太郎の散歩がてら水飲みタイムで我が家に寄るだけでしたが
昨年秋から始まった毎週月水金の小太郎預かりが又始まりました。



孫娘が8月31日の登校時に小太郎を連れて来た時はお嫁ちゃんの手紙付きでした。
前日ティッシュを大量に食べたとかで小太郎はゲボゲボ吐いて、エサは無しだったとか
まだグッタリして元気がありません

アレルギーがありお腹も弱いくせに食いしん坊で、すぐに拾い食いする子で目が離せません



小太郎を預かる日は朝からリビングダイニングに掃除機かけて気を遣っていますよ

この日は午前中ひたすら寝ていましたが、エサをいつもの半分だけあげたら
午後から元気になってこのポーズが出ました

熱海温泉で3年ぶりのオフ会(9月2日~3日)
コロナ禍になる3年前の夏までは、毎年夏の終わりにラッシーママさんご夫妻の別荘に誘われて
「夏合宿」と称してブログ仲間のオフ会をやっていて、2日目は観光をして温泉ホテルで一泊が恒例でした。


(画像は泊まったホテルのネットよりお借りしました)

3年ぶりに再開したオフ会はまだまだコロナ禍なので、熱海のホテル一泊の直行直帰で開催です。
ラッシーママさんから「今年は再開しましょう」と声かけて頂いて、お喋りも温泉もとても楽しみでした。

9月2日(金)正午に熱海駅で集合です。
朝の10時過ぎに我が家を出ればOKと準備に追われていたら、ナント孫娘がいつも通り8時過ぎに
小太郎を連れてやって来た


先週の初めに「月・水は預かりOKだけど金曜日は友人と熱海一泊旅行でパス」とLINE
息子一家4人の既読が付いていたから安心していたのにスルーされた

小太郎の体調の悪さに皆気もそぞろとなり、すっぽり抜けてしまったようだ
お陰で孫娘が下校の2時まで私は身動き取れず、10時出発が14時出発となった次第で
熱海の高級お寿司のランチを食べそこないましたわ


前日確認の電話を入れなかった私も反省です



我が家からタクシー呼んで大船駅まで行きましたので、熱海駅には15時20分過ぎに着きました。
15時半発のホテルの送迎車に飛び乗って16時前に到着、夕ご飯には悠々間に合ってホッとしましたわ

我が家から割と近い「熱海のホテル」を選んで下さったラッシーママさん、感謝!感謝!です



夕食は眺めの良い本館10階のレストラン
バイキングではなくコース料理にしたようです。

朝から時計見ながらイライラしていたから、飲み放題のビールが美味しかった

食後女性5人で広い大浴場の温泉に入り、夜中の1時までお喋りに花が咲きました。
パパさんはひたすらカラオケを楽しんだようです

翌日は熱海海岸のお宮の松へ(9月3日)
私はいつもの5時半過ぎに目が覚めました。
6時過ぎに隣で寝ていたビオラさんも目覚めたので二人で屋上の露天風呂に行きました
海が見えて良い気持ち、お天気も良さそうで嬉しい限り



7時半に新館のダイニングでバイキング
私は毎朝しっかりとご飯を頂いていますので、ホテルでも和食をチョイスです

チェックアウトは11時、ラッシーご夫妻は車で来ているので、そのまま帰路につくらしい
ママさんの腰の状態がイマイチのようで心配でした

残った4人はホテルに荷物を預けて、徒歩で海岸まで行って見ました。



穏やかな熱海の海、マストの間に「初島」が見えています。
夫を亡くした翌年に、町田に住む高校時代の友人が初島の素敵なホテルに連れて行ってくれました。
こちらで紹介しています



あの海に一番近いホテルに夫と一緒に泊まったことがあります。
冬の晴れた日の朝日が昇る景色が素晴らしくて、私はベランダに出て
震えながら大きなデジイチで撮影したのを覚えています



バブルがはじけた頃はシャッター街が多かった熱海ですが、見事に復活しましたね。
若者に人気の街になって活気が出た感じがします。



オーストラリアのパースに家を借りていた頃に知った「ジャカランダ」が狂い咲き
日本で一番多く咲いているのが熱海と聞いていましたが、オーストラリアとは木の大きさが違います。

春一番にパースの街中を紫ピンクに染めて・・・
日本で言えば「桜」に匹敵するノウゼンカズラ科のお花です



整備された公園の中の道を進み行った先は・・・?



我々世代は辛うじて知っている、貫一お宮の別れのシーンを再現した銅像です。
尾崎紅葉の小説「金色夜叉」で有名ですね。



お宮の松は二代目だとか、こんもりと茂っていてイメージが違いました。
話好きのボランティアガイドさんが、我々の立つ位置まで示して写真を撮ってくれました。

殆ど毎回参加しているブログ仲間の、ビオラさん・大阪のLILYさん・銀河さん・そして私の4人です。
この後、私たちはタクシーで「MOA美術館」に向かいました。(続く)


コメント (20)
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