花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

梅雨時の北鎌倉・「円覚寺」の花々

2014年06月28日 | 鎌倉散策
今週は豪雨・落雷・雹と、各地で大荒れのお天気が続きましたね。
特に三鷹では大粒の雹が降り、ニュースで見た白い景色には驚かされました。


我が家近辺は豪雨や雹などは見られませんでしたが、
雷などの不安定なお天気は続きました。

6月23日(月)・「円覚寺」へ
東慶寺を後にして、次は「北鎌倉」駅前の円覚寺に行きました。
今考えてみると、今週はこの日が唯一の梅雨の晴れ間でしたね

「三門」

仏殿の前にある三門は三解脱さんげだつ(空くう・無相むそう・無願むがん)を象徴するといわれ、
諸々の煩悩を取り払って涅槃・解脱の世界である仏殿に至る門とされています。


お昼近くには太陽が照りだし、三門の周辺の緑が輝いていました


三門の奥にはベンチが置かれ、私も一休み
木陰に座り、持ってきた冷たいお茶を飲み、おにぎりを食べました。

境内が広いので、観光客の姿もさほど気になりません。
涼しい風が通り抜けて行き、心地よい良いひと時でした。

一人で鎌倉の食事処に入る勇気はありません
一人歩きの時にはもっぱらサンドイッチかおにぎり持参です。


三門の周辺にはたくさんのアジサイが見られます。

写真サークルでは「お花の撮影はバックが大事と、日頃から言われています。
特に講師は「そのバックは黒に限るとまで言いますが・・・


私は逆光狙いで玉ボケが入った方が好きですね。


前ボケにも挑戦してみましたが、まだ撮り慣れていません
お花の撮影はとても難しい・・・


アップばかりではどこで撮っても同じです。
鎌倉らしい風景を探すことにしました。

アジサイの後ろに見えるのが「松嶺院」
5月には山野草とボタンが見事に咲きそろいます。


お賽銭箱に100円入れて中に入ってみました。

殆どの山野草は終わっていましたが、緑色のアジサイが見られたことが収穫でした。

最初は白から始まって、緑に染まり、最後は赤が広がってくるのでしょうか
緑の桜「御衣黄」に似ている感じが致します。

緑のアジサイのことはブログ仲間のころんさんの所で初めて知りました。。


カシワバアジサイの葉も黄色くなってきて、そろそろ最後のようですね。
ただ最初に行った「東慶寺」よりもアジサイは遅いようで、まだまだ楽しめそうでした。

この4月から円覚寺の「方丈」も一般開放され、中に入れるようになったようです。


私も早速靴を脱いで上がり、ご本尊の釈迦牟尼坐像をお参りしてから
お庭が見える廊下に進み、しつらえてある椅子に座って正面のお庭に向かいました。
中の様子はこちらでどうぞ


今までは左横から眺めていた方丈背後の庭園には心字池が配されていて
心という字をかたどっていることからこのように呼ばれ、禅宗様式の庭となっているそうです。

しばし静寂の中、私自身も無の境地に浸れたような気がしますが・・・
俗人ゆえ、さまざまな悩みや煩悩は断ち切れませんね
修業を積まないと無理なのでしょう・・・


舎利殿や北条時宗の「開祖廟」の前を通り、一番奥の「黄梅院」まで歩いていきました。

黄梅院は八代執権北条時宗の菩提を弔うため、妻の覚山尼の建てた華厳塔があった場所。
その後、足利時代に第十五世夢窓疎石(夢窓国師)の塔所となりました。。

ホタルフクロがたくさん咲いていました。苔むしたお庭に石塔や木像が絵になります。




帰り道、涼しげなアジサイを見つけてパチリ

高い木に絡んだ白いお花は何でしょう?受付の方に聞いても分かりませんでした


時節柄「ツルアジサイ」かとも思いましたが、唯一新潟県の山で見た「ツルアジサイ」は
イワガラミに似たお花で、どうも違うような感じです。

※ブログ「舞岡公園の自然」や神奈川の花々を紹介している「花便り」の管理人さんより
この白いお花は「テイカカズラ」でないかとの情報を得ました。ありがとうございます


鎌倉のお寺では、作業中の植木職人さんを見つけて聞くのが一番ですが・・・
この日は姿が見られませんでした


最後に入り口の「総門」から緑のモミジと「横須賀線」を撮りました。

両親が眠るお墓のあるお寺のご本山がこの「円覚寺」・・・

駅前という地の利の良さもあり、しょっちゅう訪ねるお寺ですが
季節が違えばその時々の良さがあり、今回も癒されて帰途に着きました。

ただし翌日からの荒れたお天気に、心身不調でマサージに通う日々が続きました。
どうも疲れ目がひどくて首がゴリゴリにコリ、PCを開くのが苦痛となりつつあります。

XPから8.1に切り替えたら、カメラ教室で使う写真用のフォトショップもダウンロードできずにあたふたしています
もう面倒なことがすべて嫌になり、ヤル気が出ません。

挙句の果てに延期になっていた「入笠山のスズランハイキング」は、雷が怖いので再び中止
楽しみにしていただけにガックリきています。

お花は待ってくれませんし、仲間は皆忙しくてすぐに再度の日取りは決められません
一人で山梨県の山に出かける勇気もなく、梅雨空を見上げてタメ息ついていますわ。


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梅雨時の北鎌倉「東慶寺」の花々

2014年06月24日 | 鎌倉散策
6月23日(月)
この日の天気予報はマークでしたが、起きてみるとが輝いていました。
朝6時、ゴルフに出かける夫とその友人たちを見送って・・・

洗濯機を回しながら
”今日はお昼ごはんの支度をしなくていいんだわ”と、
解放感に浸っていました


この所夫は近場の仕事が多く、お昼に帰ってきて家で食事をすることが殆どで
中には助手さんも連れてきて、デッキで「キッチンnaoママ」を開店する日もありました


北鎌倉「東慶寺」へ
この日は珍しく他の用事も何もなかったので
春先に父を亡くして以来、すっかり足が遠のいた鎌倉に行ってみようと思いました。


今の鎌倉はアジサイの季節です。
まずはマイテリトリーの「東慶寺」へ・・・

来週、俳句をやる高校時代の友人と北鎌倉を歩くことになっているので
その下見も兼ねて行きました。


カイワバアジサイやヤマアジサイはもう最後でしたが、
まだまだ綺麗なアジサイが見られます


昔から「駆け込み寺」で有名な尼寺です。
鎌倉では報国寺とここだけが、ミシュラン☆☆☆に選ばれているらしい・・・

こじんまりとしていて、静かな静かな境内は自然のままの風情のお庭が楽しめます。


アジサイも明月院のように境内一面に咲いて居る訳ではありません。
あちこちにポツンポツンという感じです。

「東慶寺」といえば何といっても6月上旬に、崖一面に咲く「イワガラミ」と「イワタバコ」ですね。

今年は6月14日まで本堂を公開してのイワガラミ観賞がおこなわれたようですが
流石にもう見られませんでした。


でも・・・
境内奥の、皇女のお墓の周りに辛うじて「イワタバコ」が残っていました。


鎌倉に自生する植物で、星型の紫色のお花がとても可愛いです。
なんとなく「セントポーリア」に似た感じ・・・


日の当たらない湿った崖に咲く「イワタバコ」はアジサイと並んで鎌倉を代表するお花だと思います。
今年も辛うじて見ることができました

正直この4年間、母と父が入退院を繰り返すたびに心癒しに通った鎌倉は
その時々の辛い気持ちを思い返すようで

毎年のように写真を撮りに来た「イワタバコ」や「イワガラミ」「ナツロウバイ」などは
気になりながらも今年はパスしました。


流石に6月のお花にアジサイがないのは心淋しいものがあり
こうして時間がとれた時にやってきましたが・・・


今年の夏至は6月21日でしたね。
丁度そのころに咲くという「半夏生」が見頃でした。

早、今年も1年の半分が過ぎようとしています
葬儀&法要続きだった今年の上半期に愕然としますね。


まさに梅雨本番の季節です
オオツユクサがあちこちに咲いていました。

去年の梅雨明けはとても早かったのですが、今年はエルニーニョ現象とかで長引くらしい・・・
しばしユーウツな日々が続きそうで、身体も不調気味です

アカバナシモツケでしょうか?ビタミンカラーのキンシバイに元気をもらいます。


梅雨の季節に咲くお花も風情があって良いものです

カワラナデシコも咲いていて・・・キキョウと一緒に秋の七草がそろいます


これらの花々を見ていると、真夏の到来間近を感じますね。


この日は梅雨の晴れ間となりました
10時半を過ぎて、人々がどんどん繰り出してきます。
東慶寺の山門に続くアジサイに囲まれた階段は人の波が途切れません。

門前の写真は最初に撮っておけば良かったと後悔しました。


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日本映画を2本観賞

2014年06月19日 | 映画、観劇
6月18日(水)は山仲間と入笠山のスズランを見に行く予定でしたが
そんな日に限ってお天気は

代わりに仲間のYさんと山の映画を観てきました。

映画「春を背負って」
去年の夏、彼女と立山の雄山~大汝~富士の折立~真砂~別山と縦走しましたが
その時に大汝休憩所で、宿で作ってくれたお弁当を食べましたこちらです。

その際ガイドさんから、立山の3015mの稜線に建つこの小屋が舞台の映画が作られていて、
2014年の6月に封切りとなるから是非見るようにと薦められていたのです。


日本映画界屈指のカメラマンと知られていた木村大作氏が、監督として初めてメガホンをとった
「劔岳・点の記」が封切りされたのは5年前の6月でこちらで紹介しています。

CGを一切使わず、俳優とスタッフを連れての冬の剣岳で撮影した画面に圧倒されました。

そして今回観た「春を背負って」は監督二作目の作品なのです。


トレーダーの亨(松山ケンイチ)は、山小屋を営む父(小林薫)が遭難者を救おうとして
命を落としたと知らされる。
葬儀の後で山小屋まで登った亨は、自分が父の後を継ぐと宣言します。
従業員の愛(蒼井優)や、父の後輩の山男吾郎(豊川悦司)らに助けられながら
一人前の山小屋の主人となる亨の人間的成長を描く物語です。

この映画の主役は立山の美しい映像だと思いますね


前作と同じようにスタッフは重い機材を担ぎ上げ、
刻々と移り変わる立山の表情を捉えます。

高山植物やライチョウの姿も素晴らしい・・・

私たちが昨年探して見つけられなかったオレンジ色のタテヤマチングルマが映し出された時には
思わず隣の席のYさんと顔を見合わせニッコリ


そして「すみれ小屋」(大汝休憩所)周辺から望むアルプスの雄大な峰々に魅入りました

この風景の中を実際に歩いた私にしてみれば
「一歩一歩、自分の力で普通に歩けばいいんだ」
というセリフも納得です。


ただ物語はまるで昭和の時代の映画のようでした

「自分の居場所を探す」「人は誰も荷物を背負って生きている」といった
ちょっと気恥ずかしいセリフが並びますが、我々世代には懐かしさを感じる人もいるでしょう・・・

最後の純愛を表現するシーンなどは、昭和30年代の青春映画のようでしたわ

山小屋を舞台に巻き起こる遭難事故などのエピソードは散漫気味で、少々盛り上がりに欠けます。

「新田次郎原作の実話を基にした前作の迫力には及ばなかったわね。」
「でも、私たちが小屋の前で腰かけてお弁当を食べた場所がふんだんに出てきて嬉しかったわ」
というのが見終わった我々の感想です。


松山ケンイチはNHKの大河ドラマ「清盛」でしか観たことがありませんでした。

山ガールがはまっていたナチュラルな魅力の蒼井優の笑顔と、豊川悦司の頼りになる山男
そして亨の母親を演じた檀ふみさんが印象に残りましたね。

この映画は横浜駅西口にある「相鉄ムービル」で観ましたが、
私にとっては15年ぶりくらいに行った映画館でした。

今時珍しい広い客席が並ぶロードショウ型の映画館です。
トイレも和式が殆どでビックリのレトロ感でした


映画を見終わってから二人でお茶して、それから近くの好日山荘に行き
Yさんはディザックを買いました。

私のディザックと同じメーカーの同じ20Lサイズです。
これで来週一緒にハイキングに行きましょうね。


「相棒 劇場版111 巨大密室!特命係絶海の孤島へ」
5月下旬、我ら夫婦の44周年目の結婚記念日の日は映画を観て食事をしました。


TVで再放送される「相棒」を毎日録画しているほどの、主人は「相棒」の大フアンです。

今回のテーマは警察と自衛隊、民兵の、立場の違う国防組織の正義と権力、建前を強調・・・
左の理想主義的な平和ボケと右の極端な国防論が語られます。

TVと違って派手な爆破や戦闘シーンがありますが、私はTVの1時間物のキラリと光る作品の方が好き


もうすっかりお馴染みの顔ぶれも登場して、笑わせてくれますが・・・
一ヶ月前に観たこの映画、あまり覚えていないのが正直な所です。


右京さん(水谷豊)の相棒としては三代目のカイト君(成宮寛貴)が、主人は一番のお気に入りのようですが
私はやはり最初のカメちゃん(寺脇康文)が良かったなぁ~

今回の民兵の隊長役の伊原剛志さんは、朝のNHKドラマ「花子とアン」で
主人公の父親役をやっているけど、2年前のドラマ「初恋」のドクター役がとにかく素敵でしたわ

夫の希望で観に行ったのに、最初の10分で彼はいびきをかいて寝ていた
私は伊原さんのギリシャ彫刻のような顔に見惚れていましたので、眠気は来ませんでした。

最後に捕えられた彼の口から痛烈なアメリカ批判が出たのが印象深かったです。

そんなこんなの映画鑑賞でした。

ディナーは和食で・・・
映画は桜木町駅横のビルの6階のブルグ13で観ましたので、夜のお食事は同じビルの和食のお店です


MM21やベィブリッジが目の前に広がる眺めの良いお店でした。


ただし窓際の席は予約者優先で座れませんでしたが・・・

まずはビールで乾杯です夫の好きなお刺身と冷酒も欠かせません


夫の脱サラやらでいろいろあった44年間でしたが・・・

海鮮サラダも追加して・・・最後はお寿司を戴いて〆ですね。


これからもお互い健康で過ごせれば何よりです。
ささやかに祝った、44年目の結婚記念日でした。


桜木町から歩いて1分の所にできたTOCみなとみらいのコレットマーレ6階に オープンした
最先端のシネマコンプレックス 横浜ブルク13はとても便利で これからも利用しようと思っています。

そしていよいよあと数時間でサッカーワールドカップ「ギリシャ戦」です。
もう後がないぞ~~ 頑張れニッポン



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雨の撮影会・水郷佐原「水生植物園」(2)嫁入り舟

2014年06月15日 | カメラ教室
一週間降り続いた雨がようやくやみ
梅雨の晴れ間の暑さがやってきました

サッカーワールドカップ「ブラジル大会」も始まり、
今日は日本初戦のコートジボワール戦を必死で応援しましたが、1対2で負けてしまった
選手たちの滴り落ちる汗を見て現地の蒸し暑さが想像できましたね。

6月7日(土)水郷佐原「水生植物園」での撮影会
この日は首都圏全土に大雨警報が出ていましたが、お昼近くには雨も小降りとなりました。


ビニールの雨除けの幌をかぶっていた舟も、幌が取り払われています。

「只今新郎新婦は香取神宮での挙式を終え、こちらに向かっています」
「嫁入り舟は12時半ごろを予定しております」という放送が園内に流れました。


雨上がりのハナショウブは生き生きと輝いて見えます


花嫁さんを見るまではまだまだ40分以上ありました。
私たちは面白いハスの葉の水滴や影などを探しながら、撮影して過ごします。

こちらは題して「オタマジャクシ」?ツァーの仲間が見つけた「ハート型」


カメラの撮影ツァーというといつも男性の方が多く
この日も3対2の割合で女性が少なかったです。


ハスの葉のフリルも愛らしいですね


黄色いコオホネもたくさん咲いていました。


スイレンの葉の裏側が赤いことも初めて知りました。


12時を回ったので、嫁入り舟を撮るための場所を決め待機します。
園内の観光客たちも続々と水路の周りに集まってきました。

TVの取材クルーを乗せた舟が通ります。


ローカル版のニュースにでも流れるのでしょうか?

12時半が過ぎましたが、一向に花嫁の乗った舟は来ません。
雨も又降りだしました

朝は6時前に食事を済ませたので、流石にお腹もすいてクラクラします
腰も痛くて足もジンジン

傘を差しながら、雨の中立ちっぱなしで待つというのも辛いですね
カメラ撮影は体力勝負ですわ。


1時近くなって音楽が流れ、ようやく「嫁入り舟」がやってきました。
留学先のアメリカで知り合ったお二人だそうです

あっという間に目の前を通り過ぎたので
私はカメラを抱えて走って、正面の入り口近くに回り込みました


添乗員さんが「おめでとう、お幸せにと声をかけ、
周囲の皆も手を振り祝福のエールを送ります。

感極まった花嫁さんは大粒の涙を流していました


異国の地で知り合ったお二人だけに、いっそう日本的な雰囲気の中での挙式を望んだそうな・・・

♪潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは舟で行く♪
♪ギッチラ~ ギッチラ~ ギッチラ~コ~♪
古すぎるけど、こんな唄もありましたね。


舟は水路を二周巡ります。


二周目に見た時の花嫁さんは、実にスッキリと輝いた笑顔を見せてくれました

こうして私たちの前半の水郷佐原「水生植物園」のあやめ祭りの撮影は終了しました。

尚、この「あやめ祭り」の画像をデジブックで纏めましたので
ご興味のある方、大型画面で見たい方はこちらでどうぞ

デジブック 『水郷佐原あやめまつり』


さて・・・


一昨日の13日(金)、時計代わりに点けていたTVにこの嫁入り舟と佐原の街の紹介が
テレ朝系の朝の番組「モーニングバード」で流れました。


花嫁さんは私たちが撮影した方と同じ女性でした。
あの日の撮影クルーはテレ朝のカメラマンだったようです。


TVによると、この嫁入り舟は15日と22日の日曜日にも行われるそうです。
今日などはカンカン照りの中の「嫁入り舟」だったでしょうね。

尚、個人情報保護法を考え最初は花嫁さんの顔を一部隠しましたが、
全国版のTVでバッチリとお顔のアップも流れましたので、ご本人も公開は納得の上と考え
最後の晴れ晴れとしたお顔の画像は修正なしで載せました。

この日、私たちはバスの中でようやくお弁当を戴き、午後1時半に次の撮影地の佐原に向かいました。
雨は朝ほどではありませんでしたが、相変わらず降り続いていました



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雨の撮影会・水郷佐原「水生植物園」(1)

2014年06月10日 | カメラ教室
6月5日に入梅して以来、ずっと雨が降り続き
ようやく今日10日の日中は洗濯物を外に干すことができました。

こちら神奈川は特に6日7日と豪雨に見舞われ、各地で土砂崩れの被害も出たようです。

そんな中、はるばる千葉の佐原まで撮影会に出かけた私とカメラ仲間のSさん・・・
もう酔狂としか言いようがありません

6月7日(土)・「水郷佐原あやめ祭りと水路に浮かぶ嫁入り舟撮影会」
と銘打った、K旅行社主催の撮影バスツァーに申し込んでいた私たち

「アヤメやハナショウブの撮影はカンカン照りより多少の雨が降っていた方が風情がありそう」と
前日まで楽観視していましたが・・・
大雨警報に洪水警報が出されたとなってはさてどうしましょう


Sさんの話では、集合の横浜駅で取り止めになった時もあったとの事で
「行くだけ行って見よう」となりました。

2人が会うのは久しぶりなので、雨がひどかったら無理して撮影しないで
バスの中でお喋りに興じていましょうと・・・

結局30人の定員中7人のキャンセルがあり、残り23名の参加でツァーは遂行されました
大雪のマザー牧場の撮影会ですら取り行われたのですから当然ですね。

横浜駅前を朝の7時に出発して、千葉県香取市にある佐原「水生植物園」に着いたのは
9時半ちょっと前・・・

途中車窓から見る川はどこもあふれんばかりの水量でした


でも、一歩園内に入るとまるで別世界

約6haの園内には、毎年5月からアヤメ・カキツバタ等アヤメの仲間が約25万本開花し
6月(あやめ祭り)には、400種150万本のハナショウブの開花期を迎え
ハナショウブの原種をはじめ、江戸・肥後・伊勢系の花が次々と咲き乱れ
その美しさに魅了されます(もらったパンフレットより)


「花殻摘み娘さんにはちゃんと了解をもらいましたから、絵になる構図で撮りましょう」
今回で3度目の光川講師の撮影会は、紅葉の奥蓼科もクリスマスイルミネーションのMM21も
いずれも雨、どうも天候との相性が悪いようです


風も出てきました。
「後ろの柳の揺れ具合も上手く入れて、ハナショウブと柳にピントが合うように」
「シャッタースピード優先で、ピントはマニュアルで」と
光川講師は先頭になって熱心に指導してくれます。

登山用のカッパを着て傘をさして、首からぶら下げたカメラにはタオルを巻き付け、
更にビニール袋にくるんでの重装備・・・

講師にくっついている限りサボれないわ


雨の中、舟めぐりが運行されていましたが、ビニールですっぽり覆われています。
これでは絵になりませんわ

「花嫁舟」はどうなるのでしょうか?
添乗員さんの情報では9時半の花嫁舟は中止となりましたが
11時半は雨次第で行われる可能性ありとのことでした。


連日の大粒の雨に、薄い花弁も傷んでアップには耐えられないハナショウブ・・・


ならば雫を主役といたしましょう

目がまず雫に行くように、お花はぼかします脇役は小さく小さくね




水たまりの影も逃さずに・・・
雨の日は雨の日独特の目の付け所がありますね。


葉っぱの前ボケとハナショウブの影と水紋の広がりと・・・


ハスの葉の上の水滴も写します。


う~~ん、芸術的だわ

この水生植物園は東洋一のハナショウブを誇り
中国(南京市と無錫市)に栽培技術指導をしているそうで

お礼に南京市から贈られた、日本ではほとんど見られない珍しいハスがあるとか・・・

水晶の玉のような美しい水滴を選びます見事な放射状に並んだ水滴はカニの顔のよう


日中友好のハス園で水滴を撮っていると
「11時半の花嫁舟は雨次第ですが、12時過ぎに運行の予定です」との園内放送が流れました。

そろそろお腹も空きました。
丁度半周廻ったので、Sさんと東屋で持ってきたバームクーヘンとお茶で一休みしました。


雨も少し小ぶりになってきました。

園内の西側のハナショウブは満開です丁度見ごろの初々しさでした


果たして「花嫁舟」は運行されるのでしょうか




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学生時代の友人と、「裏磐梯」一泊旅行

2014年06月06日 | 旅日記
東北北部も入梅し、これで日本列島梅雨のない北海道以外はすべて
鬱陶しい梅雨の季節を迎えました


風薫る5月の最終週に、学生時代の友人と3人で「裏磐梯」に行ってきました。
上の画像は五色沼の一つ、緑に輝く朝の「弁天沼」です。

5月25日・東京駅八重洲口から送迎バスで裏磐梯へ
短大時代の親友のT子さんが、昨年の晩秋にちょっと厄介な病に罹ってしまい
輸血と薬での治療中だそうです

60代も後半になると、私も含めて一見元気な他の仲間もいつ何時何があるかわかりません
会える時に会っておこうと、旅行の計画がとんとん拍子に進み・・・

T子さんお勧めの東北の新緑の美しい季節に、彼女の家から車で2時間で行ける「裏磐梯」に集合となりました。


東京・横浜組の三人は東京駅発着のバスの送迎プランを利用こちらです。

東京駅八重洲口を朝の9時に出発し、途中2回のトイレ休憩を経て午後12時半過ぎには
会津の名峰「磐梯山」が見えてきました。


そして予定どおり午後1時に、この日の宿「星野リゾート・裏磐梯ホテル」(旧猫魔ホテル)に到着です。


こちら側から見る磐梯山は大きな爆裂火口が、まるで山を二分したような姿ですね

ウエルカムドリンクの「ハーブティー」を頂き温泉入浴後はお部屋でお喋りです


東京横浜組の3人が顔を合わせるのは何年ぶりでしょうか・・・?

実はこの日、ご主人と2人で山形から車でやってくる予定だったT子さんは、
新しい治療法に取り掛かるとかで来られませんでした

夕食は多種多様なビュッフェ料理ですデザート類も充実していました。


生ビール一杯が700円、飲み放題の「なまはげコース」が1400円
「私たちなら当然二杯は飲むわよね」
「それなら飲み放題が断然お得だわ」と、意見が一致

夕方の5時半から、気が付いたら9時まで飲んで食べてお喋りを楽しみました。

食後もお部屋でお喋りをして、なでしこジャパンのアジアカップ優勝の試合を真夜中まで見て
そして寝ながら又お喋りをして・・・
翌朝4時半に起床しました。

ホテル主催の「五色沼探勝コース」散策に参加
朝の5時集合で、ネーチャーガイドさんが1時間ほど五色沼を案内してくれるというので
私とチーちゃんが参加しました。


ホテルのすぐ前が五色沼の入り口です。すぐに現れたのが「柳沼」
朝日が湖面に輝いていました。


こちらは「青沼」、名前通りの美しいエメラルドグリーンです。


こちらは「瑠璃沼」でしょうか?うっすらと「磐梯山」が見えています。

山仲間と3人で紅葉の「磐梯山」に登ったのはもう14~15年前でしょうか・・・
前日「安達太良山~箕輪山~鬼面山」と縦走して野地温泉に泊まり、翌朝タクシーで
磐梯山の登山口の八方台まで移動しました

磐梯山の頂上付近で、お茶屋さんに荷物を届けたボッカさんと親しくなり、
普通の人は行けない爆裂火口を案内してもらいました。

そのまま一緒に猪苗代スキー場側に下山し、一般車が入れない林道に置いてある車で温泉まで
連れて行ってもらった思い出があります

あの頃は私たちも元気で行動的だったものです。


大きな「弁天沼」が見えてきました。

ここでポットに入った温かいお茶がふるまわれました。参加者は17~18人いたようです。


見えている山は「吾妻連峰」とのこと・・・
あのお山も二回分けて「西吾妻山」と「東吾妻山」と登りましたね。


湖面に映りこむ緑と、ツツジのピンクがアクセントになっています
この「弁天沼」で解散となりました。


短大時代は山岳部で鳴らしたチーちゃんと、更に先まで歩くことにしました。
(二人とも、この2年間で骨折仲間となりましたが・・・)

関東南部に比べるとまだ緑が浅く美しく、朝の空気も美味しくて気持ちが良いわ


クジャクの羽の冠のようなシダは、上高地にもたくさんあって
「カンムリシダ」と聞いたように思います。

チゴユリの群生が見られました花が終わったエンレイソウ


他にもスミレがたくさん咲いていて、季節は関東に比べると2週間くらい遅い感じがしました。


「竜沼」「みどろ沼」と見て、「赤沼」で戻ることにしました。
往復丁度2時間、みんなの倍を歩きましたね。

太陽の輝きで沼の色も変化するのでしょう。
とても贅沢な朝の散歩の時間を過ごしました。

小学校時代の修学旅行と、主人の親兄弟と皆で来て以来の、私にとっては三度目の「五色沼」散策でした。



7時過ぎにホテルに戻り、3人で温泉に入りました
歩いた後の源泉かけ流しの露天風呂は本当に気持ちが良い

その後ゆっくり朝食をして、ホテルの朝市やお土産屋さんでお買い物をしてから
桧原湖まで散歩に出ました。


今回のプランは午後二時半出発のバスで東京に帰ります。

お部屋の利用は午後1時までOK、本当にのんびりできますね。
私たちは5階の展望ルームで無料のコーヒーを飲みながら、もう一度「桧原湖」の風景を楽しみました。


今回我が家用に、姫タケノコの味噌漬と3色のアスパラを買いました。
写真は最後の残り物ですが、紫色のアスパラは初めてです。

三色とも、蒸したり炒めたり天ぷらにしたりで味わいましたが、やはり新鮮で美味しかったです。

今回の旅行ではT子さんに会えなかったのが残念でしたが、久しぶり学生時代の仲間と
たくさんの思い出話に花が咲き、親交をさらに深めることができました。

心配していたT子さんもその後治療方法が決まり、
今週は憧れの「上高地」にご主人と出かけたそうな・・・

きっときっと病気は良くなると信じていますよ~

そういう私はこの翌日、4時間のパソコン教室に参加したら胃痛・腰痛・眩暈に襲われ
ブログ仲間から誘われていた「浅間嶺登山」を諦めましたわ


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ワインに酔いしれて(2)・丸の内でお食事会

2014年06月01日 | 東京の街
たくさんの行事をこなした5月が終わり、6月がスタートしました。
この2~3日真夏のような暑さが続き、慌てて夏物の衣類や寝具を取り出しています。

先週は義兄(主人の姉の夫)の四十九日を終え
これで昨年12月の母の一周忌から半年続いた親族の葬儀&法事も一段落。

その翌日、学生時代の友人たちと「裏磐梯」に一泊旅行をしましたが・・・
まずはGW明けに行った都心でのお食事会の記録をUP致します。

改装なった「東京駅」(5月8日)

父の死去により、4月初めに開催された「桜を愛でる会」を欠席した私のために
OL時代の同期が改めて食事会を催してくれました。

集合は東京駅の丸の内側北口・・・
私は30分早く行き、改装なった東京駅の写真を撮りました。

「今頃の感がありますが、中々丸の内側に出る機会がなかったのです。


明治41年(1908年)3月に着工し、大正3年(1914年)12月に開業した日本の玄関口「東京駅」
日本の近代化を担う首都東京に誕生した中央駅として、日本を代表するビジネス街とともに発展してきました。

それが戦災で屋根と3階部分が欠失、戦後の復興工事で応急的に修理されましたが
平成24年(2012年)10月、国指定重要文化財である丸の内駅舎は創建当時の姿に復原されました。

南北にある二つのドームが目を引きますね。


こちらは北口のドームです。

復原された3階部分の躯体は鉄筋コンクリートで作り、外壁には化粧レンガを貼り
2階以下は既存の構造レンガと、外壁の化粧レンガ等、創建時の意匠材料が大切に保存されたそうです。


ドームの中はこのようになっています。

ドーム下の八角コーナーには、左を向く八羽の勇猛な鷲が取り付けられています
両翼を広げた約2.1mの大鷲は細部にわたり躍動感にあふれていました。


その下の丸い緑の部分は干支の彫刻だそうです。
ドーム内の8カ所のコーナーに、その干支の方位に従って八支の彫刻が配置されているとか・・・
残りの四支、子(ねずみ/北)、卯(うさぎ/東)、午(うま/南)、酉(とり/西)は省かれています。

最初から知っていれば自分の干支をアップで撮りたかったわ


短大時代の2年間は通学にいつもこの東京駅北口を使っていました。

池上本門寺近くの我が家からバスで大森駅に出て、京浜東北線でこの東京駅で降り
北口から学校のある地下鉄丸ノ内線に乗り換えました。

50年前のあの頃、東京駅の北口の天井はどのようになっていたのかも思い出せません


こちらは南口方面です。

一度は泊まってみたい「東京ステーションホテル」はこの南口にあります。
100年の歴史を持つこのホテルも東京駅に合わせてリニューアルなったようですね。


こちらは古い建物を残すか残さないかで話題になった東京中央郵便局

2013年3月にオープンした高層ビルの「KITTE(キッテ)」は
日本郵便が初めて手がける商業施設だそうですです。


私たち4人は丸の内仲通りを有楽町方面に向かい
緑が茂るブリックスクェアー横のビル二階にあるレストランに行きました。

「グリルうかい丸の内」でランチコースを楽しむ

レストランの窓からは、丁度見頃のピンクのマロニエの花が良く見えました。
日本名で「西洋栃の木」ですね。


席からはブリックスクェアーの新緑と、三菱一号館美術館の赤いレンガが眺められました。

赤ワインで父のために献杯してくれました最初にサラダが運ばれます


昭和40年代前半に4年間勤めた会社はこのすぐ近くです。
苦労を共にした同期とはもう47年以上のお付き合いですね。

新玉ねぎの中に玉子や香辛料が入っているパスタは桜エビのペペロンチーノ


同居している実のお母様が半年前に癌の手術を受けたというM子さん
2~3年前にご両親を続けて亡くされたT子さん、私も含めて、長女はそういう歳回りなのでしょうね。

メインは皆カツレツ風グリルを選びましたボトルワインを頂きました。デザートは撮り忘れ


気心の知れた仲間同士、会話は途切れることなく・・・
笑ったりシンミリしたりで、あっという間に2時間半が過ぎました。

今回は「私を慰める会」とかで、私はご招待でした。
それならそうと言ってくれなければ、私ワインをたくさん頂いてしまいましたわ


この丸の内ブリックスクェアーには2年前の冬に来ていますこちらです。
あの時はレストラン「ミクニ」で新年会でした。


5月はマロニエやシャクヤクが咲いていて、一年中で一番緑が綺麗な季節ですね

私たちはまだまだ語り足りなくて、一階のコーヒー店でお喋りの続きをしました。
私のために集まってくれた仲間たち、涙が出るほど嬉しいです。
どうも有難うございました

            

母の日はイタリアンで(5月11日)
今年の母の日は息子夫婦が駅前通りのこじんまりとしたイタリアンのお店に招待してくれました。


こちらがお嫁ちゃんからのプレゼント、イニシャル入りのタオルグッズが入っていました。

主人のおごりでワインをボトルでとりました各自が希望のお料理を頼み、シェアーです

たくさんのお料理を少しづついただきましたが、孫たちとのお喋りに忙しくて
写真撮影はほとんどなし

GWの10日間は連日ワインが続きました。
しばらくはアルコールをパスせねばと決意しましたが
5月は結婚記念日や旅行もありで、相変わらず飲んだり食べたりの機会の多い一ヶ月でした。

弱った胃には良くないわね。胃薬を飲みながら反省していま~す





コメント (18)
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