先週は30度を超える夏日もありましたが
今週に入ると上着が欲しくなるような涼しさが続いています。
23日のお彼岸の日は孫娘の幼稚園の運動会でしたが、秋風が吹く曇空で助かりました。
9月20日の「境川ウォーキング」は晴天に恵まれた暑い日でしたが、
藤沢郊外の黄金色の田んぼが広がる風景は、もうすっかり秋の気配が感じられました。
そんな中、秋の七草のお花も見られて・・・
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ススキ以外にもクズの花があちこちで咲いていました。
秋の七草は「おすきなふくは」と覚えればいいらしい・・・
オミナエシ・ススキ・キキョウ・ナデシコ・フジバカマ・クズ・ハギですね

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江ノ島まであと10kmです。
表示板の右奥に見える高い建物は、以前あった大船ドリームランドのホテルです。
私が住む住宅地からも西の方向に良く見え、
何度かあの最上階の回転式のレストランでお食事をした思い出があります

今では横浜薬科大学の図書館になっていると聞きました。
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立派な道祖神が立っていました。住宅地に入ってきたようです。
この近くに藤沢駅行きのバス停があり、女性数名がバスと電車で江ノ島に向かうそうです。
80代の女性がここまで歩いてきただけでも驚きで

60代はまだまだ若い

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境川も田園風景から街中の風景へと変化していきます。
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サイクリングロードから離れて「遊行寺」の前に出ました。
一遍上人を宗祖とする時宗の総本山で正式には「藤澤山無量光院・清浄光寺」
時宗の法王が遊行上人と言われていたことから「遊行寺」と呼ばれているそうで
藤沢はこのお寺の門前町として栄え、やがては東海道の宿場町としても発展し
寺の山号の藤澤山がそのまま街の名になったそうです(遊行寺のホームページより)
このお寺の横には国道一号線が通り、しょっちゅう車で走る所ですが
国宝や重要文化財も多く、機会があったらゆっくり見学したい遊行寺です。
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こちらはすぐ近くの「藤沢橋」、車の渋滞情報ではよく聞く名前です。
母が2年近くも入院していた病院がこの先にあり、週に何度も通いましたね


ここでちょっと迷い、今度は境川の左岸の道に入りました。
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すぐに見えてきたのが船玉神社
かつては、江の島からこの付近まで船が出入りし、
鎌倉時代には三代将軍源実朝の渡宋のための船を建造する用材を伐り出した所と伝えられています。
ところが船は完成したものの、進水に失敗し砂浜で朽ち果てたそうで
乗船成就海上守護のために勧請されたのが「船玉神社」と伝わっています。
この先で橋を渡り境川の右岸をまっすぐ進むと、
東海道線の線路に阻まれて行き止まりとなりました。
この辺りで私も腰や膝が重くなりだし、藤沢駅から電車で江ノ島に行く事も考えましたよ

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いったん藤沢駅近くの国道467号線に出て、再び境川の岸辺の散策道路に入りました。
電車に乗る人は誰も居ませんでした。
この道を4km、およそ1時間で最後のゴール「江ノ島」です。
頑張る気になりました

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だんだん潮の香りがしてきました。
ボートの係留は禁止されているようですが・・・
マリーナなどの係留代が高いので、オーストラリアのパースでは、
自宅の庭に船を置いている家が多かったのを思い出しました。
使う時は台車に積んで、乗用車の後ろに繋げて運んでいましたね。
狭い日本の家の庭では到底無理ですが・・・
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こんな人も居ました



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いよいよ残すところあと1km

親指の先が痛くなってきました

山は少しかがんで、できるだけ持ち上げた方の足の膝を曲げ小幅でゆっくり歩きますが、
平らな道歩きは違っていて難しい・・・
今回は背筋を伸ばし、足の親指に力を入れて歩いていたような感じです

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あの橋の向こう側が江ノ島です。
途中からバスと電車に乗った方たちとも合流しました

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竜宮城のような造りの小田急「江ノ島駅」の前に出ました。
見えていた弁天橋を渡ります。
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弁天橋から眺めた風景がこちら

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河口の江ノ島が目の前です。
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16時近く、国道134号線の「片瀬橋」の下を流れる境川は、江ノ島大橋脇の
遊覧船乗り場の先で、相模湾へと注いでいきました。
私たちもここでフィニッシュです



皆で集合写真を撮りました

その後は居酒屋組みとお寿司屋組みに分かれて散会です。
すっかり喉が渇きました。
男性9名と女性3名で藤沢駅近くのお店で飲んだ


この週は父の病院通いに付き添う日が続き、気持ち的に鬱積していました。
これだけ汗をかき、3万歩近くも歩いて目的地にゴールしたのですから
山と同じ様に達成感もあって気持ちもスッキリ

翌日は立山を縦走した時より疲れが出ましたが、頑張ってお墓参りに行きましたよ。
※境川の源流や上流の様子は山小屋さんがご紹介しています。
ご興味のある方は
