夏の暑さの梅雨晴れが続いた後は再び雨の日々・・・
咲きだしたアガパンサスや、そろそろ終わりのアジサイも雨に打たれています。
九州地方は豪雨の被害が出ているようですね
これ以上犠牲者が出ないことを祈ります。
市民の森の「瀬上池」へ(6月19日)
平日は趣味の会や友人との食事会などで出かけることが多々ありますが
休日は案外予定が入らず、梅雨時は特に気持ちが落ち込みがちになります。
そんな私の気持ちを察して写真仲間のSさんが、先週先々週と日曜日に誘いだしてくれました。
電話中に急きょ話が決まり、午後になって出かけた先は「瀬上市民の森」
「何も混んでいる鎌倉に行かなくても、近くの瀬上池周辺にアジサイが咲いているわよ」と・・・
遊歩道手前の横浜栄高校まで、Sさんのご主人が車で送ってくれました。
横浜で一番標高が高い円海山周辺の森ですから、アジサイもまだまだ生き生きとしていました
横浜市港南区・栄区・金沢区・磯子区にまたがる、鎌倉通じる広大な自然公園が有るのを御存知ですか?
鎌倉横浜に古代文化の基礎を醸成した地域でもあるそうです。
栄高校の裏側から瀬上池の池下広場に通じる細い遊歩道は、蛍の生息地としても有名な所です。
私がスタッフとして仕事をしていた地区センターからは歩いて行ける距離なので
12~13年くらい前の6月中旬、館長の先導でスタッフ皆で蛍を観にきた覚えがあります。
辺り一面に蛍が飛び交い、それはそれは見事な幽玄の世界で感動しました
当時、東〇建設がこの一帯をマンション群に開発する計画があり、反対運動が盛んでした。
歴代の横浜市長も同調し、「瀬上の森」は辛うじて守られたようですが・・・
「ちょっと以前よりも手入れが悪くて通行止めもあるわ」と、Sさんと話しました。
「今の市長は開発賛成派」
ここが秘境のような「瀬上池」
以前はブラックバス釣りの子供たちの姿が見られましたが、この日は静かな静かな池周辺でした。
この所「お洒落な横浜」を紹介してきましたが、同じ横浜市内でも我が家近くには
この様な貴重な自然が残っているのです。
半夏生(はんげしょう)が咲いています。私たちは池のそばまで降りてみました。
父子で「ザリガニ取り」でしょうか・・・
息子が小さい頃は三鷹台に住んでいて、近くの「玉川上水」で良くとりましたね。
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夏至から11日目が雑節の1つの「半夏生」、今年2016年は7月1日だそうで
農家の人達はこの日までに田植えを済ませ、どんなに気候不順な年でも
この後は田植えをしないという習慣がありました。
この頃に咲くから「半夏生」という名前が付いたらしい・・・
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白いスイレンも咲いていました。
森の中は自然の造形美でいっぱい・・・
ちょっと残念な看板が見られました。
20年くらい前、ご近所仲間の4夫婦で2年続けてここでお花見をしました。
コンロと油と小麦粉と、そしてビール持参で、タンポポやスミレなどの野の花の天ぷらがおつまみでした。
あの頃は若木だった桜もすっかり大木になりました。我々も皆歳を取るはずですね。
鎌倉の天園に通じる尾根に出て、いっしんどう広場のベンチで休憩しました。
すぐそばの円海山にはトイレがあります。
私たちはメゾネットタイプの団地の横を下り、環状3号線に出ました。
森の中をノンビリお喋りしながら散策し、時々2人で思い思いにカメラを向けて2時間弱・・・
喉が乾いたのでファミレスでアイスコーヒー飲みながら更にお喋りを続け
雨が降りだしたので、車で迎えに来てくれたSさんのご主人に送られて夕方の6時に帰宅
淋しさで落ち込みそうな梅雨空の日曜日の午後を、楽しく過ごすことができました。
付き合ってくれたSさんと送り迎えをしてくれたご主人さま、ありがとうございました
5月中旬にタネを蒔いたモロッコインゲンも大きくなり、GWに苗を植えた
キューリとトマトが採れだしました。
虫と競争しながら食べた小松菜とレタスがそろそろ終わりです。
これらをSさんや防犯パトロールのお仲間に差し上げたら・・・
イカ大根にジャコにサクランボなど、たくさんの差し入れがありました。
キューリにつけるお味噌はSさんのご主人の故郷の、広島の手作り味噌だそうです。
毎晩美味しくいただいています。ご馳走さまでした。