秋晴れの朝を迎えた26日(日曜日)、開花が遅れている彼岸花も「そろそろ見頃になったはず」と
リベンジに燃えている私は、カメラと飲み物を抱えて飛び出しました。
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出かけた先は藤沢・茅ヶ崎・寒川の2市1町を流れる「小出川」
新聞のローカル版に紹介されていた、神奈川の彼岸花の名所に向かいました。
藤沢市にある慶應大學の湘南キャンパス近くを流れる「小出川」の両岸に、
3kmに渡って、80万本の彼岸花が咲いているらしい・・・
辻堂駅からバスに揺られて25分、丁度見頃の「彼岸花」に出会えました



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紅い絨毯と称される「巾着田」には叶いませんが、こちらは「紅い帯」と言う感じです



まだまだローカルで人が少ないのが好いですね~
日曜日だというのに臨時駐車場も余裕があるようで、
のどかな風景の中に、真っ赤な彼岸花が咲き誇っていました

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2003年までの小出川は雑草が茂り、ゴミの山だったとか

「自然を守ろう

川の中の粗大ゴミを一掃し「綺麗な花を植えれば、ゴミは捨てないだろう」と
近くに自生する彼岸花を植えたそうです。
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年々お花は増えて・・・ | 今では紅い帯が3キロも続きます |
その後、茅ヶ崎市民も協力し、2008年に「小出川・彼岸花団体協議会」を結成
「第一回彼岸花祭り」が開かれました。
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お祭りには寒川町民も加わり、バックの富士山とコラボが人気を呼び
東京や横浜からの観光客も集まる湘南の「彼岸花の名所」となりました。
今年の「彼岸花祭り」は23日だったそうですが、お花はギリギリセーフだったのかしら?
開花が大幅に遅れて、関係者の皆様もヤキモキした事でしょうね。
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川というよりも田んぼに水を運ぶ側溝のような「小出川」ですが・・・
河岸の農家の庭には柿の実がなり、コスモスが揺れていました。
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私はバス停のある「大黒橋」から「小出橋」を通り、
更に先の田んぼが広がる「新道橋」までの約1.5kmを往復歩きました。
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あぜ道に咲く「彼岸花」も絵になりますね。
バックに見えている山は「丹沢・大山」・・・
残念ながら午後からは雲が多くなり、富士山は見えませんでした。
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地元の方々の苦労が実を結び | 懐かしい風景が広がります |
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横浜ではほとんど見られなくなったお米の収穫風景・・・
暑さが去って、郊外は実りの秋を向かえていました。
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無料の「お抹茶」が振舞われていました。
地元の方々の心意気が感じられますね。
私もここで一休みです。
この近くから寒川駅行きのバスが出ていますが、1時間後と聞き、再び来た道を戻ります。
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「彼岸花」の名所としては新しいところだけに、まだまだ素朴で自然そのままです。
お花の中を歩いて行けるのが嬉しいですね。
その内、観光客が増えて、きっと綱が張られることでしょう・・・
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辻堂から「慶應大学」行きのバスは、平日は1時間に3~4本出ていますが
休日は1時間に一本

逃したら大変です。
私はまだまだ傑作写真が撮れずにいましたが、バスに遅れないようにとダッシュしました。
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今回ようやく満開の「彼岸花」を見ることが出来て満足です

自分の空いている時間とお天気と、そしてお花の見頃が上手く合致することは中々難しいものです。
友人を誘ってスケジュール合わせをしていたら、間に合わなくなりそうで・・・
思い切って一人で出かけた一日でした。
お花は待ってはくれませんものね。
尚、彼岸花が見られる「小出川」のアクセスと地図は
