今日で8月も終りです。
道端にはネコジャラシがたくさん見られました。
猫の首のところをこの穂でじゃらすと喜ぶところからこの名前になったようですが・・・
別名・エノコログサ
毛の生えた花穂が子犬(狗児=えのころ)の尾に似ていることから付いた名で、こちらが本名のようですね。
8月最後の日の今日は「台風」接近で関東地方は荒れ模様、寒いくらいのお天気ですが・・・
一昨日行った近くの公園では、夏と秋との狭間で最後の向日葵が頑張って咲いていました。
今年の8月前半はジトジトと蒸し暑くて雨が多く、せっかく「立山・室堂」まで行ったのに山には登らずじまい
旧盆の頃からお天気が安定しだしましたが、我家は息子一家の引越しがあり怒涛のような忙しい日々・・・
「夏山」に関しては心残りの多い夏でした。
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紫色の「デュランタ・宝塚」が今年も咲き出しました。マウスオンでご覧下さい
主人が挿し芽で増やした立派な鉢植えのデュランタが2鉢となり、息子に「一鉢新居に持っていけ」と勧めていましたが、息子はさして興味も示さず「要らん」
余計なものは何も置かず、スッキリサッパリ住みたい彼と、戦後の何もない時代に育って、物をため込み大事にしている主人との世代間ギャップが感じられて笑ってしまいましたが・・・
若い世代とは、これから更に暮らし方に何かと違いが出てくるに違いありません。
近くに住むという事は、それらを感じる事も増えてくるということでしょう
「スープの冷めない距離」は理想ですが、お互いあまり干渉せず、協力できることは協力し、付かず離れずの距離を保って行きたいと思っています。
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去年もUPしていますが、駐車場脇の我家の「ど根性芙蓉」が元気に咲いています。
マウスオンでご覧下さい
コンクリート道路の間に根を張って、毎年この季節になると健気に咲き出すこのお花を見ていると元気がもらえます。
昨夜、ご近所のお宅で親しい仲間5夫婦10人が集まり、過ぎ行く夏を惜しみながらのバーベキューで楽しみましたが・・・
どういう訳か?、5夫婦とも、息子だけの親と娘だけの親(3対2)に別れています。
2人の息子さんが去年続けて結婚した仲間のご主人が、「カミサンはじめここに居る皆もそうだと思うけど、日本は母系家族なんですよ。女房の実家に行く事の方が断然多いから、息子の嫁さんが我家に遊びに来てくれるだけでもありがたいと思っちゃう。これからは大事な娘だと思って関わって行きたい」と言ったら、娘さんだけを持つ仲間のご主人が「娘の父親としては、そんな思いは余計なお世話だと言いたい」と
息子側の親と娘側の親の立場での考えの違い、何かと参考になるお話で盛り上がりました
夏のお花の「ハイビスカス」がまだまだ頑張っています。
明日は叉暑くなるとの予報で、夏と秋が行ったりきたりしているようで、体がビックリして心身のバランスも乱れそう
ご近所仲間も皆還暦を向かえ、夫達は揃って「前期高齢者」となりました。
話題は更に老後問題にも広がり、殿方はみな「自分は妻に介護されるのが一番自然」と思っているようです。
でも、妻がいつまでも元気でいるという保障はないのよ・・・
平均寿命まであと20数年ありますが、私は自分の親を見てきていますから、これからどのように衰えていくかはある程度計算できます。
最初の10数年間は体力的な減少はあるもののどうにか自分でやりたい事は出来るかと・・・
その残された貴重な時間はこれからも自分のために大事にしたいと思っています。
ある日突然ガンや心筋梗塞に襲われるかも知れませんが、それはそれで覚悟しなければならないでしょう。
春先に咲いていたミニの胡蝶蘭が、今頃叉咲きだしました。
人生にも思わぬ復帰は何度かあるでしょうが・・・
老後の最大の問題は脳梗塞や骨折などで寝たきりになったり、痴呆症で判断ができなくなった時です。
出来るだけ老夫婦で支えあって行くつもりではありますが・・・
そんな時が来たら、ヘルパーさんを頼むか?施設に入るか?
子供夫婦と意思の疎通が出来る関係を作っておかないといけませんね。
私たち夫婦も生活習慣病に気をつけて、いつまでも好奇心や向上心を失わず、ボケないように努力をしていくつもりですが、20年後はどうなるか?自信がありません
どんな老後を迎えるか、いろいろ考えてみたいと思い、勤め先の図書室でこんな本を借りてきました
「フレディの遺言」の中に紹介されている詩の最初の部分を抜粋します。
”私がまさかボケることはないと思われるかもしれませんが、先のことは私にもわかりません。
万一のときのために、家族や私の介護にあたってくださる人へ、次のようなことを今からお願いしておきたいと思います。(中略)
私は過去とは別の人間になってしまったのです。
「しっかりして!」と大きな声で怒鳴られても、ただ恐ろしいのでおびえるだけです。
ですから、私に何か言いたいことがあれば、笑顔で優しく、簡単に話してくださいね”
29日の土曜日に、両親がお世話になっている施設で「納涼祭」がありました。
私は午前中、息子宅の昼食の差し入れをしたついでに孫達と公園で蝉取りに付き合い、午後からこの「納涼祭」に参加。
弟夫婦とバトンタッチで、夕方から仕事。流石に疲れ果てましたが・・・
両親と太鼓や盆踊りを楽しみ、模擬店のジュースやかき氷をいただきました。
両親に淋しい思いをさせずに、無理して行って良かったと思っています。
太陽の光が痛いように照らされる暑い日でしたが、施設のスタッフ始めボランティアさんたちのご努力で、楽しい時間を過ごしました。
私の母は70歳を過ぎた頃から「私は嫁や娘に下の世話までさせる気はないから、施設に入る」と言いつづけて来ました。
ですから車椅子生活になった時、老人施設のお世話になる事に私も弟もさして抵抗はありませんでした。
今では父と一緒に特養ホームで静かに暮らしています。
ある意味「子供孝行」な親だと感謝していますが・・・
自分自身に置き換えてみると、外の空気が大好きな私にとって、あの篭の鳥のような生活はちょっと辛いものがありそうな・・・
「息子よ、私が歩けなくなっりボケたりして、人の手を煩わさなければ生活ができなくなった時、このような施設にお世話になることはかまわないけど、できるだけ外に連れ出して外の空気を吸わせてちょうだい」
主人はこのような施設に入るのは「絶対にイヤだ」と申していますから、出来るだけ妻の私が面倒を見るしかありませんが、もしも私の方が早く死んだら、息子よ、あなたの判断に任せます。
おりしも昨日の「衆議院選挙」で政権交代が実現しました。
今後日本はどのように変わっていくのでしょう?、老人や子供、弱者に優しい政治をして欲しいです。
同じ時、丁度我家も節目を迎えています。
まずは自分たちの老後の青写真を描いて見ようと思っておりますが、結局はケセラセラで行くしかないような気がしていますよ