花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

軽井沢の紅葉と小布施のオープンガーデン

2007年11月28日 | 旅日記

いつまでも「寒い!寒い!」と閉じこもってばかりもいられません。
今週の月曜日からは両親の施設訪問やPC教室、自彊術と、いつもの生活が始りました。

そして我が家周辺を見渡せば、里山や公園のケヤキやイチョウ、ハゼなどが、赤や黄色の鮮やか色彩を見せてくれています。
関東南部は今が紅葉の最盛期なんですね。

トップの写真は11月5日の「軽井沢」の紅葉です。


オーストラリアのパースに行く前の週に、私たち夫婦は「清津峡」~「秋山郷」~「奥志賀」~「七味温泉」~「松川渓谷」と紅葉狩りを楽しみました。
旅行記が中断したままですが・・・
小布施でオープンガーデンを見て歩き、東御市のワイナリーで食事をし、最後に軽井沢の「星野温泉」の日帰り湯に入りました
毎年のように訪ねる軽井沢の紅葉は、11月の文化の日前後が素晴らしいからです

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オンマウスでご覧下さい
思ったとおり、星野温泉「トンボの湯」の周辺はモミジやドウダンが真っ赤に染まっていました。

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この日の朝、「七味温泉」で入った露天風呂に続き、軽井沢でも湯船に浸かりながら、目の覚めるような紅葉が堪能できました。
マウスオン・クリックで3枚のモミジのUPをご覧下さい

温泉施設の隣には大きな「村民食堂」があり、お食事などが楽しめます。
軽井沢近辺で採れた野菜を豊富に使ったメニューが人気のようです。

今頃はもう紅葉も終わって、そろそろスキーのシーズンでしょうか・・・
冷えた体をほぐすには温泉が一番ですね。

軽井沢・星野温泉「トンボの湯」の詳しい情報はこちらでどうぞ

この記事を記しながら、猛烈に温泉に入りたくなりました。
パースとの大きな気温差に体が縮こまってしまっていて、肩こりがひどくて辛いです

さて・・・
順序が逆になりましたが、この日の午前中は松川渓谷の紅葉を楽しんだ後、小布施の「オープンガーデン」を散策しました。
「さぁ~、どんなお庭が楽しめるでしょうか?」と途中で終えたままでしたね。
http://blog.goo.ne.jp/nao5512/d/20071113
で最後に紹介した写真の、粋な黒塀のお宅のお庭はこのようになっていました


素朴ながらもとても味わいのあるお庭で、白いシュウメイギクが風に揺れていました。



小布施のオープンガーデンに協力しているお宅はおよそ80軒近くあるようです。
お店やユースホステル、料亭なども加わっていますが・・・
この看板があるお宅のお庭には自由に入れるのです。
お花の綺麗なシーズンには特に楽しめる試みですね。





私たちは7~8軒ほど歩いて回りました。
non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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右端下段の「セキヤノアキチョウジ」があったお宅は、山野草専門店のようで、名前の表示がなされている野草がたくさん植えてありました。

小布施でこのようにオープンガーデンを堪能してから、東御市の丘陵地帯に広がるエッセイストの玉村豊男さんのワイナリーで昼食をしました。

次回は日豪のワイナリー比較を絡めて、「ヴィラレスト・ガーデンファーム&ワイナリー」をご紹介をしたいと思います。

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初夏のパース・無事帰国

2007年11月26日 | パース滞在記
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昨日、初夏と言うより「真夏」のパースから無事帰国いたしました。
成田空港の朝の気温は6度・・・
流石に寒さが堪えました。

今回は、主人の弟子のオージーが請け負った造園の仕事のチェックと、今期から新しくパースの家の共同借主になった友人のMご夫妻の案内が主な目的でした。

この10日間、私は暇さえあればあちこちの公園で「ジャカランダ」のお花を眺めていました。
それらを纏めてnon_nonさんのソースを使ってUPしましたのでご覧下さい


そしてこちらが「ジャカランダの実」です。
2枚貝のような形の実の中に、透明の膜で保護されたタネが入っています。
今はまだ木にぶら下がっている方が多くて、ジャカランダの木の下には古い中味のないものばかりが落ちています。
キョロキョロ探しながら歩きました。
レモンは借家の庭で採れた今年の初物です

さて・・・
パース最後の日は荷物のパッキング以外にも、毎度、掃除洗濯で大忙しなのですが、今回はM夫妻が引き継いであと10日間ほどパースでの生活を楽しまれるので随分助かりました。
何しろお掃除大好きなご夫妻なのです・・・

そして夜には大家さんからインド料理のお店に案内され、楽しい晩餐となりました。


海に近い住宅街の中のインド料理のお店「THE COVE」です
インド料理はナンのランチしか食べた事がなく、本格的なお料理は初めてです。


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お店の内部の雰囲気をマウスオン・クリックで、3枚の画像をご覧下さい

30代後半の若い大家さんは、今奥様が日本で闘病生活を送っており、小さな男の子2人を男手一つで育てているクレーマー・クレーマーなのです。
今回は子供も一緒に楽しめるブッフェ料理を堪能しました。
ほとんどがカレー味です。

最初に出るパパダムサラダと各種カレー
甘いインド風デザート最後に一つまみのハーブ

パース最後の夜の楽しい宴を終えて、借家に戻ったのが9時半・・・
十三夜の月が綺麗な夜でした。
この時期のこの時間はまだ南十字星が見えていません。
オリオン座が北半球とは逆になっていました
そして今日、改めて日本でのお月様を見て、ウサギの位置が随分違う事に気がつきました

すぐに荷物を積んで、Mさんの運転で空港に送ってもらいました。
飛行機は23時10分発
借家からは15分でパース空港です。

飛行機は40分ほど遅れて離陸し、真夜中の12時半過ぎに食事がでましたが、お腹が苦しくてとても食べる気にもならず・・・
胃も痛くなり、眠れなくて辛い10時間でした
何だか疲れがドッと出てしまったようです


朝食も果物を少々手を付けただけで済ませましたが、日本に近づく頃少し楽になりました。
ふと窓の外を見ると、火山の噴煙が立ちのぼっている島が見えています。
三宅島でしょうか・・・
こんなにハッキリと見たのは初めてでした。

朝の9時半過ぎに成田に到着しましたが、流石にひんやりとしていて寒かったです。
リムジンバスで着いた横浜の、街を歩く人々の衣装は完全に冬のスタイルでした。
わずか10日間で、日本は秋から冬に様変わりしていましたね


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初夏のパース・「暑さの中のクリスマスツリー」

2007年11月23日 | パース滞在記

日本から今回共同家主になった主人の友人ご夫妻がやって来ました。
昨日一昨日と、インド洋を見に行ったりしながらこちらの道路状況を知ってもらいました。

そして今日はショッピングやお食事など、何かと出向くパースの中心街に出ましたが・・・
昨日までの涼しさとはうって変わって、風もなく蒸し暑い日となりました
日中は40度近くまで行ったのではないでしょうか・・・

都心のアーケードや教会などのクリスマス飾りが綺麗ですが、真夏の太陽の下でのクリスマスなんて


こちらはパース駅前広場のクリスマスツリーです

日向に出ると頭がクラクラするような暑さでした。
それでもオージーたちはほとんどの人々が帽子をかぶっていません。
まして「日傘」など皆無に近いです。
私もバックの中に折りたたみ式の日傘を入れていましたが、野暮なような気がして使いませんでした。
オゾンホールが破壊されて、オーストラリアの紫外線は日本の5~6倍と聞いていますが・・・

駅前広場の周りに、デパートやショッピング街が広がっています。
ヘイSTモールは300mの歩行者専用道路で、中でも有名なのが「ロンドン・コート」です。



1937年に、イギリスのチューダー様式を模して造られたアーケードで、観光スポットとなっています。
真ん中にある時計はロンドンのビック・ベンを精巧に模した物と言われていますが・・・

この時計の左側の窓(2F)の部屋に、日本人スタッフばかりの小さな「ナビツァー」と言う旅行社があります。
ブログ仲間の616さんから教えてもらったところですが、日本語仕様のPCも一時間2A$で貸してくれるし、パース近辺の旅行の申し込みも日本語で出来るので私たちはとても助かっています。
それでMさんにも教える方々、今日の昼食のお薦め場所を聞きました。


狭いアーケードの両側にはお土産屋さんなどが並んでいます。
ここで友人のMさんが、主人のかぶっているカンガルー帽子と同じような帽子を買いました。

そしてここでも、クリスマス飾りと真っ青な夏空が印象的でした


太陽の光はいっそう強烈に輝き暑さも増してきて・・・
私たちは薦められた「眺めの良いスワンリバーの桟橋のレストラン」まで歩く気力がなくなりました。
結局もう一つのお薦めの歩いて5分の美味しいイタリアン「CRITFROIN CAFF」に行きました

家を出た時は、超高層ビルのてっぺんにある「回転レストラン」に行く予定でいましたが、あそこは「フォーマルウェアー」だそうで諦めたのです。
ちなみに今日の我々のスタイルは、ポロシャツにサンダル履きでした

      

オーストラリアのレストランの一人前は、完全に日本の2倍の量ですね。
夫婦で一人前食べるのが精一杯でした。
サラダなど、4人で分けても余るくらいの大盛りです。

一階のお店なので見晴らしは良くあリませんでしたが、若くて綺麗な日本人のウェートレスさんが「こんにちわ」と声をかけてくれたので、おじさん二人は目じりが下がり・・・
「又来るからね」とうれしそうでした。

パース中心街の夜景も見たかったのですが、夜には大家さん一家を食事会にご招待していたので、まだ陽が高い4時頃には借家に戻りました
今夜は天ぷらです。
楽しい宴が続きましたが、いよいよ明日の晩には日本に向けて帰ります
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初夏のパース・「キングスパーク」

2007年11月20日 | パース滞在記

主人が弟子のGさん製作の「和風庭園」のチェックを頼まれたので、私も一緒に行ってみました。
「キングスパーク」近くの高級住宅地・・・
その中の豪邸の前庭に「枯山水」が出来つつありました。
アンバランスが何とも言えませんね~

帰路、もうすっかり御馴染みの「キングスパーク」に寄りました。
肌を焦がすような強烈な太陽、真っ青な空・・・
椰子の並木の間に見えるのがパースの中心街です。

スワンリバーの左手がオフィス街とデパートなどの商業地、川を渡った右側が南パースの高級住宅地です。
そしてスワンリバーは更に蛇行してその先まで続いています。

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マウスオン・クリックで、キングスパークからの180度の眺望をご覧下さい

キングス・パークはスワン川に面したイライザ山にある広大な自然公園です。
山と言うより丘と言う感じですが、4平方キロメートルの敷地内にあるメーンの
展望台からは、目の前に、高層ビルが林立するパースの街が一望できます。

公園内には遊歩道や戦争慰霊塔などがあり、エリザベス女王お手植えのユーカリ
の木が、見上げるばかりの大木になっています。

パース駅から車で10分足らずと近く、明るいユーカリ並木が迎えてくれるので、すぐに分かります.
パースの本当の魅力は、高層ビルの周りに広がるこのような自然なんでしょうね。



第一次、第二次大戦で戦死した兵士を祭った慰霊塔・・・
ここの火が消える事はないそうです。


裏側には第一次世界大戦で亡くなった全兵士の名前が刻まれています。

他にもベトナム戦争に出兵した兵士の銅像もあり、連合国としての役目を果たす国の、深い悲しみと誇りが感じられました。

キングスパークには低い潅木の中に広大なブッシュが広がるトレッキングコースがたくさんあり、春にはここで「ワイルドフラワー・フェスティバル」も開かれるようです。

一昨年の9月に訪れた時には一面に、野生の白い「フリージア」が咲いていました。
今回は植え込みの中にワイルドフラワーの一部が残っていましたので、non_nonさんのソースをお借りしてUPいたします。
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ワイルドフラワー
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「バンクシァ」はもう御馴染みのお花で、切花としても売られていますが、お肌の弱い人はかぶれるので「要注意」と大家さんから言われました。

さて、いよいよ明日・・・
新しく家の共同借主になった主人の友人ご夫妻がやってきます。
「気に入ってくれると良いなぁ~」と主人と話していた矢先に、ガッチャーンと言う大きな音と共に、食卓の上の電気が落っこちました
ダイニングルームの電気が点かなくなったのです


陽射しの強いパースの家は、リビング&ダイニングは日当たりの良くない南側に面しています(日本の北側と同じです・・・嗚呼ややこしい!)
天窓が付いているのですが、朝はまだ明かりが全然入りません。
暗い中での食事は嫌なので、今朝は外のデッキで食べました。
主人が作った男の料理です。

パンを買い忘れて・・・
食卓は少々淋しいけど、日本から持ってきたお漬物類がとても美味しいです

ふとテーブルの横に目をやると、時計草に良く似たお花が咲いていました。

    

パッションフルーツのお花と実が生っていました
毎年2月に来ていますが、その時はもう実が熟していて・・・
食べた事はありますが、お花を見るのは初めてでした。


外の爽やかな風を感じながらの朝食でしたが、それからが大変でした。
今日中に電気を直さなくてはなりません

ドライバーセットを買いに走り、主人は汗をかきながら天井のコンセントと格闘し、どうにか電気は点く様になりましたが・・・
今まで付いていた傘が壊れいて、結局裸電球なんですよ
どうしましょう

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初夏のパース・「ジャカランタ」の花

2007年11月18日 | パース滞在記

私が生まれて初めて目の前で眺めたジャカランダの花です
11月15日の朝、空港から車で20分の所にあるパースの借家までの途中にも、主人と2人思わず「わぁ~」と言う歓声を上げてしまうほどに・・・
紫色のお花がアチコチに咲いていました。

そして私たちが借りている家のまん前にも、丁度満開のジャカランダが見られました

  
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ズームUPでの写真を2枚、マウスオンでご覧下さい
パースの太陽の光が強すぎて、色が上手く出ませんが、カメラの撮影設定を変えて再度挑戦してみたいと思います。

荷物を解いてから、ワイン購入のために「スワンバレー」のワイナリーに行く事にしました。
あそこの「ホートンワイナリー」にはたくさんのジャカランダの木があった事を思い出したからです。
ジャカランダのお花を眺めながら昼食も楽しもう・・・
レンタカーを走らせました

スワンバレー「ホートンワイナリー」

借家からおよそ車で30分で、広大なぶどう畑の広がるスワンバレーです。
こちらには、今年の2月に孫のハー君たちと皆で来ていますね。
その時の記事はこちらです

そして今回ホートンワイナリーで見た「ジャカランダ」のお花をnon_nonさんのソースで纏めましたのでご覧下さい。
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「Jacaranda]
原産地は南米で、ノウセンカズラ科の15mもの大木になる木です。
よく日本の「桜」と並び称されますが、桜のようにいっせいに咲きだしてパッと散るお花ではないようです。

ホートンワイナリーのジャカランダは、満開のお花が数本・・・
先初めや咲き終ったものもありました。
咲きそろった満開の桜のような派手さはありませんが、順次に咲いて長い期間楽しめるお花のようです。

真昼の雲ひとつない真っ青な空の下で見るジャカランダは、朝日の下で見た紫とはちょっと違った色に見えていて・・・
摩訶不思議な感じがしました


サングラスなしでは歩けないような強烈な陽射しですが、乾燥した風が爽やかなので汗はほとんどかきません。
日陰や家の中は涼しいので、薄い上着も必需品ですね。

日中は車の冷房をガンガン入れて、朝夕は暖房を入れて走っていますが・・・
パースの人々はジャカランダのお花が咲き出すと「夏」の到来を感じるそうです。

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借家のADSLが繫がったと聞いてPCを持って来まししたが、まだ繫がっていませんでした。
技術屋さんが足りないらしい・・・

23日には帰るからと無理にお願いして、今晩無事に繫がりました。
私が見たばかりの「ジャカランダ」のお花と、初夏の「パース」の街を順次ご紹介していきたいと思います。     

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無事、パースに着きました

2007年11月16日 | パース滞在記
こちらは35度近くの暑い日が続いているようですが、でも朝夕は20度を割る涼しさなので過ごしやすいです。

今、街中に薄紫色のジャカランタが咲き乱れとてもきれいです。
日本の桜と似たような咲き方ですね。

今回もパソコンを繋ぐのに手間とっていますが、上手く繋がったらこちらに載せたいと思います。
まずは無事に着いたことのお知らせのみにて失礼します。
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紅葉を求めて・「松川渓谷」から小布施へ

2007年11月13日 | 旅日記

千曲川の支流「松川」が流れる「松川渓谷」の紅葉が素晴らしかったと、以前友人から聞いて、いつかは見てみたいと思い続けていました。
今回のドライブ旅行で真っ先に思い出し、ネットで調べるとまだ紅葉は見られるとの情報で、ここを目的に七味温泉に宿をとった次第です。

三國山脈を源流とする松川は、深いV字谷を刻んでおり、この広い斜面は落葉広葉樹でおおわれカエデ類が多いので、赤や黄色の鮮やかさを大いに楽しむ事ができました。

「雷滝」

標高の高い「七味温泉」付近の紅葉は終りに近かったのですが、「雷滝」から下はまだ楽しめると聞いて、私たちは宿をあとにしました。

雷滝には7~8台の車が置ける駐車場があります。
そこに車を置いて下っていくと、迫力のある滝が現れ、ナント!水の落ちる裏側を通って滝つぼ近くの展望台まで行けるようになっていました。
「裏見の滝」として有名のようです

non_nonさんのソースをお借りして「雷滝」の風景を纏めましたのでご覧下さい。






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左から2枚目の写真が、滝の裏側から撮った写真です。
滝の向こうに見えている、展望台に向かって下りていく観光客の姿が分りますか?

「見ごたえのある滝だったな~」と主人が呟きました。
青く澄んでいる松川の流れにも感動しました

次に向かったのが「八滝」・・・
お土産屋さんが付随している大きな駐車場があり、観光バスも数台停まっていました。

落差180mもある「八滝」は八段になって落ちているそうです。
が・・・
太陽がこの滝の真上に輝いていて逆光になり、残念ながら写真に滝が写っていなぁ~い

滝周辺の山々をオンマウスでご覧下さい

 
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山の斜面の上部の木々はすでに落葉しているようですね。
七味温泉、五色温泉、奥山田温泉、山田温泉と下って「信州高山温泉郷」は終りでした。

私たちはすぐ近くの「小布施」の町に寄ることにしました。
地図に記してある「小布施町役場」にTELして、一般家庭の「オープンガーデン」の情報を聞きます。
「お庭を公開しているお宅の写真入り小冊子を、町営の駐車場や町役場で200円で売っています」とのお返事でした。

「小布施の町」

小布施は、江戸時代に北信濃の経済の中心地として栄えました。
北斎が愛した町としても有名ですね。

私たちは以前にも何度かこの町を訪れて、観光施設は色々見ているので、今回は主人の希望でオープンガーデン巡りをすることにしました。

「北斎館」横の東町駐車場に車を停め、係りの方から小冊子を買い、説明を受けました。

  
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マウスオンでご覧下さい
モミジの紅葉も綺麗な三色に染まって・・・
次々に観光バスがやって来て、小布施の町は賑わっていました。


古い路地が再現された「栗の小路」を歩きました。
良い雰囲気ですね・・・
そして一軒の格式あるお宅の門の中に入ります。


入り口に貼られた「Welcome to my Garden」と書かれた黄色い看板のあるお宅は自由に入って良いのです。
さぁ~どんなお庭が見られるのでしょうか・・・

この続きはオーストラリアから帰ってきてからUPいたしますね。
いよいよ14日(水)から10日間ほど西オーストラリアのパースに行ってきます
行き慣れているとは言うものの、最終的に決めたのは4~5日前なので、雑用を片付けるのに忙しい日々でした。
今回もPCを持って行く予定ですが・・・
重いからや~めた!となるかもです

尚、あちらの借家がようやくADSLになったとかで、ブログ仲間の方々の所にも訪問しやすくなりました
引き続き宜しくお願い致します。

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紅葉を求めて・七味温泉と北アルプス

2007年11月11日 | 旅日記

七味温泉の宿で、朝風呂に入ってから朝食を戴いていると、前日の晩、新潟のお話で大いに盛り上がった隣の席のご夫妻が「北アルプスの山々がとても綺麗に見えましたよ」と言いながら戻ってきました。

朝8時、我々もすぐに宿を飛び出して、車で10分のところにある「山田牧場」の上まで登って見た景色です。
妙高、黒姫方面の山々がハッキリと見えていますね


そしてナント、白馬から連なる北アルプスの峰峰がズラリと並んで見えました
大感激です。こちらは立山方面でしょうか・・・

non_nonさんのソースをお借りして纏めましたので、白馬岳から御岳山までの展望をご覧下さい。
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左2枚の写真は「白馬岳」方面、一番右側の写真が「御岳山」方面です。
真ん中は、「アルプスを見ながらの展望露天風呂」が売り物の「奥山田温泉」から写したものです。
双眼鏡があれば槍が見えるはず・・・
一番最初にこちらの温泉宿を申し込んだのですが、満室との事で断られました。

黄金色のカラマツの紅葉が眩しいつづら折りの道を登って行くと広い「山田牧場」に出ます。


牧場の周りは西欧風な明るさにあふれていました。
前日に見てきた「秋山郷」とは全く違う、お洒落なリゾート地と言う感じですね


カラマツのトンネルを更に登って行くと、アルプスがよりハッキリと見えてきます。
このまま進むと笠ヶ岳を越えて志賀高原に出ますが〔前日、反対側からこの道を通ってきました)、笠ヶ岳の頂上手前で北アルプスの写真を撮ってUターンしました。


眼下に牧場が広がっています。
まさにパノラマロードと名付けても良いような絶景が望める道路でした

私たちが下りだすと、宿で一緒だった新潟からやってきたご夫妻の白いレクサスのオープンカーがやってきました。
カッコイイ・・・でも寒そう

同じ年代同士、夫たちは車を止めて名刺の交換などをやっていましたわ。
あちらは何でも新潟市の小針で携帯電話の販売店をやっているらしい。
昨日我々が通った道をこちら側から行って新潟に帰るようでした。

秋山郷から志賀高原、そして山田牧場、七味温泉までがどのように繫がっているか?
私もイマイチ分りません。
地図の確認はこちらです

「信州高山温泉郷・七味温泉」

私たちがいつも利用するのは、もっぱら素朴な「日本秘湯を守る会」の温泉旅館ですが、今回は「奥山田温泉・満天荘」も、そしてその下にある「七味温泉・渓山亭」も、満室で断られてしまいました
この秋の行楽シーズン、前日の夜に決めたのですから仕方がありませんね。

ネットで調べてみると、七味温泉には他にも2軒の温泉旅館がありましたので、TELして空室があった「山王荘」に予約を入れました。
「渓山荘」のすぐ隣にある古い建物の宿でしたが、温泉の湯は同じでしょうからね・・・


「源泉・かけ流し」と謳った私好みの白濁の湯でしたが・・・
熱めのお湯(源泉は70度)なので、大阪から来ていたグループの方々が水でうめていました。

私は43度くらいまでは大丈夫なので、水が出ているところから離れて入りましたが、これだと100%純粋な温泉とは言いがたいかも・・・
でも、松川のせせらぎの音を聞きながら、真っ赤なモミジが舞い散る中での露天風呂も乙なものです。
赤いモミジと白いお湯のコラボレーションが素晴らしく、夜のライトアップも風情があって、宿の施設は古いものでしたが、お隣の「渓山荘」より7000円も宿泊費がお安くて、得した気分となりました。

一晩で三回入ったら、流石に翌日は湯疲れで体がだるかった~~

ここの温泉の詳しい情報はこちらです

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紅葉を求めて・「秋山郷」へ

2007年11月09日 | 旅日記

上の写真は秋山郷の林道から、中津川を写したものです。
紅葉もそろそろ終りに近かったのですが、太陽の光に赤や黄色が映えて、鮮やかな渓谷美が見られました

私が初めて「秋山郷」を訪れたのは、40代の中ごろ・・・
登山ツァーで、湯沢の方から百名山の「苗場山」に登り、頂上で一泊して下ってきた場所が「秋山郷」でした。
ガイドブックには「平家の落人伝説の里」と紹介されていたのです。
ここで温泉に入り昼食にお蕎麦を食べましたが、古い日本の山里がしのばれる村の佇まいに、とても懐かしさを覚えました。

今回「清津峡」からそう遠くない事を知り、主人と訪ねてみました。
R117号線を「津南町」まで進み、そこから左折してR405号線に入ると一時間足らずで「秋山郷」です。

新潟県津南町から長野県栄村に至る中津川の谷合いに位置する12の集落の総称として「秋山郷」と呼ばれているのです。

最初に、秋山郷の入り口近くにある「見玉不動尊」に立ち寄りました。

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鳥居の横の「めぐすりの木」が赤く色付き始めて、黄色い銀杏とその鮮やかさを競っていました。
マウスオンでUPをご覧下さい。

このめぐすりの木はカエデ科ですが、煎じて飲むと実際に目に効くそうで、鳥居前のお土産屋さんに売っていました。

ここは眼病に効くという霊験新たかな不動尊なのです
non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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こじんまりしていますが、歴史の感じられるとても良いお不動様です。
旅の交通安全を祈願いたしました。(前回、日光で事故っていますからね~)
緑内障を患っている母に、目のお守り袋を買いましたが・・・
めぐすりの木の方が良かったでしょうか?

村の中を進んでいくと、車が渋滞していて全然動かなくなりました
狭い道路に大型観光バスが何台もやって来て、なかなかすれ違えないのです
この日は日曜日でしたね。
少し戻って、中津川の東側を通る林道に入りました。

トップの写真はこの林道を走ったときに写したものです。
道はどんどん標高を上げていき、やがて紅葉も茶色に変わっていました。


この日本一の豪雪地帯の村々に雪が降り出すのももうすぐでしょう・・・
昨年の冬は大雪に見舞われ、この秋山郷が孤立したニュースが流れましたね。
この狭い一本の道路が、唯一の外部を繋ぐ生活道路だそうで
実際に現地に来ると冬の厳しさが想像できます。

このように、外部との接触が困難な中で独特の文化や生活様式が受け継がれてきた秘境「秋山郷」・・・
江戸時代の文人鈴木牧之の「秋山紀行」や「北越雪譜」で、その存在が初めて紹介されたそうです。
戦前には、雪や飢きんで村が全滅した悲惨な歴史もあるようでした

やがて道は元の405号線と交わり、「山源」と書かれた木工所や販売所が見えてきました。
「苗場山」登山の大赤沢コースの発着地でもあります。
山源の2Fで昼食のお蕎麦と岩魚の塩焼きを食べてから、「蛇淵の滝」を見に行きました。


こちらが展望台から望んだ「蛇淵の滝」
雲がなければこの奥に、広大な頂上湿原で御馴染みの「苗場山」が見えるはずですが・・・
この日は残念ながら姿は見えませんでした


陽が翳ると急に寒さが襲ってきます。
滝の周りの紅葉も終りに近く、長く立っているとジンジンと体が冷えていくので、早々に車に戻りました。



国道とはいえ、待機所まで戻らないとすれ違いもままならない狭い道を行きます。
目の前の大きな姿の「鳥甲山」も上の方が雲の中でした。


切明温泉まで来ると、秋山郷も終りです。
野反湖に注ぐ雑魚川の右側に温泉旅館が数軒ありました

ここから先は11月6日から翌年の春まで通行禁止となる「雑魚川林道」・・・
更にその先の「奥志賀スーパー林道」を通って、この日の宿のある「松川渓谷」の七味温泉まで車で走りました。

奥志賀は白樺林の葉も落ちて、雪こそないもののもうすっかり初冬の佇まいでした。

※秋山郷には郷土資料館や保存屋敷など見学できる所もあります。
 地図も含めて詳しい情報はこちらをご覧下さい
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紅葉を求めて・「清津峡」

2007年11月07日 | 旅日記

3日(土)の朝、「明日明後日と仕事を入れていないので、紅葉を見に行こう」と、突然主人が仕事に出る前に言い出しました
初夏のパースに出かけるにしても、日本の秋を見ておかなくては気持ちが収まりませんものね。
施設に出向いてみると、幸い母も随分明るくなり、ポールにつかまって立ち上がる時にも大分力が出るようになりました

早速インターネットで「紅葉情報」を調べ、宿を予約して・・・
11月4日、車にいつもの山の道具を積み込んで、まず最初に向かったのは新潟県十日町市の「清津峡」です。


朝の6時過ぎに我が家を出ました。
雲が多いもののお天気は上々・・・
関越道を走り、群馬県に入ると上毛三山の一つに数えられる「榛名山」が見えてきました。
ここの紅葉も見頃と、TVで紹介していましたね。
榛名は何度も行っているので今回はパスです。






もう一つの上毛三山「赤城山」方面には雲が・・・
(三山は他に妙義山が加わります)
目指す新潟県の天気予報は晴れマークだったんですがね~









流石に行楽シーズンの日曜日とあって、日頃見ないような風景に出くわします。
この道は去年の11月2日にも「谷川岳」に登るつもりで走っています。
谷川天神平までロープウェーで行きましたが、一面のガスで谷川岳登山は諦めました。
結局、一の倉沢を眺めてから猿ヶ京に行き、その先の「三国山」に登りましたが・・・





車は上越国境の「関越トンネル」に入りますが、谷川岳周辺は怪しい雲が覆っています。
トンネルの向こうは小雨が降っていました
越後湯沢の辺りも丁度紅葉が見頃でしたが、お日様の光に照らされないと紅葉も鮮やかさに欠けるのですよね

「塩沢石打」で関越道を降り、R353線に入って30分足らずで「清津峡」の駐車場に到着しました。
我が家を出発してから丁度3時間の行程です。

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幸い雨はやみ、日本三大渓谷の一つと言われている「清津峡」は木々が綺麗に色付いていましたが・・・
三枚の写真をマウスオン・クリックでご覧下さい

15年以上前の夏、まだ元気だった頃の母も誘って、家族で志賀高原にある主人の会社の保養所に泊まり、翌日この清津峡に来た事があります。
あの頃は、川沿いの道を奥まで散策できたのですが・・・



ナント、今ではトンネルができて、500円払ってこの中を通っていきます
何でも落石事故が起きて、死亡者が出たらしい・・・

往復40分ほどのトンネルの中から見た渓谷美をご覧下さい。
(non_nonさん、ソースをいつもありがとうございます)
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全長750mのトンネル内には3箇所、外が覗けるように開かれています。
でもあのV字谷の渓谷美の中を歩いた時の感激と比べると、何ともはや味気なくて・・・

せめて片面でも全部見えるようにすればまだ良いのですが、雪崩でやられてしまう危険性があるのでしょう。
日本は「自己責任」と言う意識が薄いので、親切丁寧にこのような施設を作ったのでしょうが、オーストラリアでは考えられない事ですね

トンネル内には、この渓谷で見られる動植物の紹介や、ここの特徴である「柱状節理」の岩の成り立ちなどが展示されていました。
実際に山肌を見ると、斜めに刻まれたような岩の景観が印象的です。

右の2枚の写真が、トンネルの一番奥のパノラマステージから見た風景ですが、「これしか見られないなんて、リピーターになろうとは思わないよ」と主人は呟いていました。
年老いた親を持つ私は「ここなら車椅子の人でも来ることが出来るわ」と思いましたが、人命尊重と自然・・・
難しい問題ですね。

駐車場に戻った頃には、青空が見えてきました
駐車場の順番待ちの車が長い列を作っています。
「晴れてきたので、志賀高原の温泉に行く前に平家の落人伝説の残る”秋山郷”に寄って行こう」と話が決まりました

清津峡の詳しい情報はこちらをご覧下さい
※シーズン中の休日は駐車場が混雑しますので、できれば午前11時前に現地に行く事をお勧めします。

コメント (22)
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