6月17日に私が友人と歩いたこのコースは北鎌倉駅から出発し、
鎌倉五山第2位の円覚寺、花の寺で有名な東慶寺を散策し、その後淨智寺の脇から
葛原岡ハイキングコースの山道を登り、銭洗弁天でお金を洗った後、大仏ハイキングコースを歩いて
鎌倉大仏に下り、長谷寺を見学する、江ノ電長谷駅までの約3kmのコースを言います。
自然の中を歩く歓びと名刹を見て周る楽しみがドッキングした鎌倉ならではのこのコース・・・
若者からファミリー・年配者までが歩いていますので、興味がある方はこちらを参考に、地図も合わせてご覧下さい。
真夏以外はいつでもお薦めです。
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この日は真夏の暑さだったので私たちは「円覚寺」や「東慶寺」はパスして、「浄智寺」を見てから
緑深い葛原岡ハイキングコースを歩きました。
葛原岡神社前の広場のベンチで、昼食とお喋りを楽しんでから、そのまま山道が続く
「大仏ハイキングコース」に入ります。
ここは左手に化粧坂から「源氏山公園」、真ん中の道を進むと「銭洗い弁天」があり、十字路のような所ですが、
私たちは「日野俊基の墓」の前を通って「大仏」に向かいました。
季節が良い時期なら是非「銭洗い弁天」へ立ち寄ることをお薦めします。
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一昨年の春「海蔵寺」から化粧坂を登って「源氏山公園」を歩いたことがありますが、
その時に道端で見つけた「クサノオウ」と良く似たお花が咲いていました。
このビタミンカラーは元気が出ますね。
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このコース、お子様連れでも歩けますが、梅雨の時期は足元が滑ります。
登山靴とまではいかなくても、底が滑らない靴を履いて歩きましょう。
最後の大仏への下りがちょっと大変です。
「鎌倉大仏」(高徳院)
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「高徳院清浄泉寺(しょうじょうせんじ)」のご本尊が「鎌倉の大仏」「長谷の大仏」
と称される阿弥陀如来像(国宝)です。
開基(創立者)と開山(初代住職)はともに不詳。
以前は本殿の中に大仏様は鎮座していたそうです。
ここは鎌倉の代表的な観光地ですが、私は20年ぶりに訪ねました。
そういえば、新潟の中学時代の修学旅行が「東京・箱根」・・・
「この大仏様の前で写した集合写真があったのでは?」当時のクラスメートのT子さんと懐かしみました。
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与謝野晶子が「美男におわす」と詠んだだけあって、端正なお顔をしています。
この日も、現代の修学旅行生の姿がたくさん見られました。
「長谷寺」
私たちは「大仏様」を見てから、歩いて5~6分のところにある「長谷寺」に向かいました。
この時期は、アジサイとハナショウブが綺麗でたくさんの人々が訪れていました。
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門からすぐのところにある「池」には見事なハナショウブが、丁度見頃の時期を迎えていました。
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池に浮ぶハナショウブ | 艶やかに咲いています |
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ハナショウブを堪能してから階段を登って行くと、「阿弥陀堂」「観音堂」「宝物殿」と現れます。
このお寺は、鎌倉時代以前からある古寺で、天平8年(736)の創建と言われています。
本尊の十一面観音は高さ9.18mあり木造では日本一だそうで、
大和の長谷寺の観音様と同じ楠の一木造りで、立ち姿が見事です。
この季節、裏山の斜面には数多くのアジサイが咲いていて、大勢の見学者が「宝物殿」横の階段を登っていきます。
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竹林の横から裏山へ登ると・・・ | 山の斜面にアジサイが咲き乱れています |
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「アジサイロード」は一方通行、渋滞待ちも覚悟です。
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アジサイ散策路の上の方からは「湘南の海」が望めました。
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アジサイ越しに見た「経蔵」です。
同じアジサイ寺でも「明月院」は、爽やかなブルーのヒメアジサイ一色ですが、
この「長谷寺」は多くの種類のアジサイが楽しめます。
私たちは下ってからこの「経蔵」前にあるお休み処で甘い「ぜんざい」を食べ、
再びお喋りに花を咲かせました。
この後、もう一つのアジサイ寺として有名な「成就院」に足を伸ばす予定でしたが
3時を過ぎ、暑さと人出に疲れて、江ノ電の「長谷駅」から帰路に着きました。
このアジサイと花ショウブが美しい「長谷寺」をデジブックに纏めましたので、お時間のある方はご覧下さい。
デジブック 『鎌倉「長谷寺」巡り』















25日(金)の夕方、母が高熱と意識不明の状態で病院に救急搬送されました。
弟から連絡が入り、私は仕事先から駆けつけましたが、うわ言ばかり言っていました。
「北海道に帰りたい」と・・・
白血球が異常に高いということで即入院となりましたが、当直医は耳鼻咽喉科専門

結果が出るのに時間がかかり、帰宅したのは真夜中でした。
弟も私も早朝から「サッカー・デンマーク戦」のTV観戦で寝不足だったので、
流石に疲れ果てました

母は24時間連続の点滴で熱は下がり、意識も回復しましたが、
本格的な検査は28日(月)から始まります。
私は毎日の病院通いが始まっていてバタバタし、
ブログ仲間の皆様の所へのご訪問ができずに失礼をしています

父が薬が効いて少し元気になったと思ったら、今度は母

「こうした騒ぎを繰り返しながら、人間は最終章に向かうのだ」と、
親は身を持って教えてくれているのでしょうね。