花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

初秋のMM21周辺

2014年09月25日 | 我が街・横浜
孫娘と同じ歳の、神戸の小学校1年生の行方不明事件が気になっていましたが、
残忍な結果でショックです。

昨日の水曜日、私は小学校の校門まで出かけ、しっかりと孫娘の手をひいて帰ってきました。
こちら方面に住む仲間がいない菜奈ちゃんの友人のお爺様は
毎日学校まで迎えに行っているようです。

日本もいよいよ子供は地域と親が守らねばならない時代になりましたね


いまだに主人のためにお線香をあげに来てくれ方々がいて、接待に追われています。

日中訪ねてくれる方々とお話したりすれば、(特に私の友人などの場合は)気分転換もはかれて、
夜の精神安定剤は無しでも眠れるようになりましたが・・・

その代り
煩雑な諸々の手続きに追われたり、主人の仕事関係の税金の申告もせねばと考えると
胸がドキドキして息苦しくなり、慌てて日中に安定剤を飲むことが多くなりました


四十九日も近づいて、香典返しや「法要」も考えねばと
決めなければならないことが山積みです。

主人の兄弟は今年2月の長兄の死から、4月の義兄、8月の夫と
僅か半年で3度の葬儀が続きましたので(3月には私の父も亡くなり)

みな疲れとショック、そして香典貧乏&法事貧乏に陥っているはずと
正直ためらっていましたが・・・

いくら無宗教とはいえ、やはり主人のことは忘れて欲しくないです。
今年は晩秋に亡くなった主人の両親の法事はないということで
「偲ぶ会」をとり行うこととしました。


そんな中、お嫁ちゃんがネットで調べてくれたみなとみらい周辺の「法要コース」のある会場を
何ヵ所か気分転換にカメラを抱えて見て廻りました。

前回、7月21日の「海の日」に山仲間とここにやってきましたがこちらです。

あの時は夏の休日の賑わいで、大勢の人々の姿であふれ・・・
私たちも「夏山行」の楽しい計画をたてるために3人で集まったものでした。

あれからまさか!まさか!の展開で、気が付けばもうショーウィンドーは秋の装いなのですね。


秋は日も短くなり、もの悲しさも漂い、淋しさが募る今の私にはちょっと辛い季節です。

「何故主人を守れなかったのだろう」と、そのことで自分を責めてしまいます


レンガ館方面に向かうグリーン地帯も初秋の植物が目立ちました。
大きなススキは「パンパスグラス」でしょうか?


この地区はもっぱらカメラ仲間や友人たちと歩くことが多く
主人とは殆ど来ていないので、特に涙は出ませんでしたが・・・

一人ぼっちを感じて淋しかったです

レンガ館から像の鼻地区まで進み、日本大通りを歩いて横浜球場のある
「横浜公園」に寄りました。


春のチューリップが有名ですが、この様な日本庭園があるのも始めて知りました。

都会の中の公園で咲く彼岸花こちらは玉すだれでしょうか・・・




周囲は多くの車が走り回る官庁街ですが・・・
ここだけは静かな静かな空間でした。


公園を出ると、お洒落なレストランが並びます。
横浜中華街もすぐそこですね。

候補の一つのホテルのレストランを下見横浜球場の脇の銀杏の木も色付いてきたかしら?


桜木町からMM21経由で関内まで、一時間半歩いただけで結構疲れました。
お腹に力が入らない感じ

忙しさの中、食欲不振と心労で車で動き回っていたツケがきましたね。
まずは歩いて筋力をつけねばと思いました。


「お墓参り」


来客が続いたので、両親のお墓参りは24日の朝一番に行ってきました。
前日、弟夫婦が参ったと聞きましたので、
私は母が好きなバラを持って行っただけ・・・


お隣のお墓には真っ赤な「彼岸花」が地植えされていました。

お墓に彼岸花は昔から見られますが
流石に絵になり、思わずバッグに入っていたコンデジで撮りました



コメント (28)
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孫娘と「新江ノ島水族館」へ

2014年09月19日 | 
主人が亡くなって一ヶ月が過ぎました。
会社帰りに寄った息子と、あの日のことを思い出ししばし無言・・・
そして二人同時に大きなため息をつきました。

父親に深く愛されて育った彼、私に負けず劣らず悲しんでいるのです
こうして我が家に来るのも、私のことを心配して来るというよりも、父親に会いに来るのだと思っています。


三連休の最後の敬老の日に、孫娘と「新江ノ島水族館」に行ってきました。


相変わらずお線香をあげに来て下さる方々がいて、その接待と様々な手続きに追われる日々
煩雑な書類を見ると、頭がクラクラして投げ出したくなります

そんな中、孫娘の菜奈ちゃんを一日預かることになり
気晴らしに2人で近場の「新江ノ島水族館」に行くことにしました。


バスに乗って電車に乗って、大船から「モノレール」で行きました。
「幼稚園の時にこれに乗って、エノスイに行ったよ」と、菜奈ちゃんの方が詳しい・・・

小田急線の片瀬江ノ島駅からだと徒歩5分ですが、モノレールや江ノ電の駅からだと倍以上歩きます。


入館してすぐ2Fにあがるのですが、目の前に江ノ島周辺が見渡せる素晴らしいロケーションです。

相模湾を再現した大きな回遊水槽にはサメと一緒にイワシの大群が見られました。


弱いイワシもこうして群れを成すことで敵から身を守るんだね。


大きな「エイ」も、下から見上げるととても可愛い顔をしているよ

ペンギンに負けないくらい大きくなったね菜奈ちゃんの案内でクラゲコーナーに行きました


江ノ島らしい個性のある水槽の奥にはライトアップされた幻想的なくらげの展示ホールがあります。


ゆらりゆらりと漂うクラゲを見ていると癒されますね。

ペンギンやアザラシなど一通り室内を見たら、屋外には大きなうみがめプールと
イルカショーの会場があります。
この日は休日、家族連れで大賑わい・・・


午後1時からのイルカショーを見るために、40分前に会場に行って席を確保
持ってきたおにぎりを食べながら待ちました。


ここのイルカショーにはストーリー性があり、トレーナーさん(トリーターというそうです)と
コンビを組みイルカやアシカの成長振りも紹介。


心労が続いてまだ普通でない私・・・
久しぶりのカメラ操作も上手くいきません。


こういう動きの早い対象の撮影はシャッタースピード優先で撮らないとね
ショーが終わってから気が付きました


イルカさんの見事なジャンプも、残念ながらボケました

何しろ菜奈ちゃんが迷子にならないようにとそればかりが気になり
カメラは二の次でしたものね。


イルカのぬいぐるみやにぃにぃへのお土産のマンボーのプラモデルも買って
菜奈ちゃんはご機嫌です。

最後に貝や魚に触れる体験コーナーに寄りました。

「江ノ島のトンボロ現象」が紹介されていました。
「海が割れて、向こうの島まで砂の道ができるのよ」
菜奈ちゃんは分かったかな~?

朝9時半に家を出て、3時半に帰ってきました。

あまりの人出の多さに、その夜は興奮して安定剤を飲みましたが、
翌日は疲れが出て薬なしでも熟睡できました

今の私にとって最初はシンドイと思った孫守でしたが、案外気晴らしになりました。

そう・・・
この9月から菜奈ちゃんはオカータンの仕事が午後にある水曜日
我が家近くに住むクラスメートと一緒に我が家に帰ってきます(我が家の方が学校に近いのです)

その日は我が家で夕食も一緒です。皆で食べるご飯は美味しいね。


毎週水曜日は私が唯一頑張ってお料理を作る日になりました。







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秋色のコムラサキ

2014年09月12日 | 私の呟き

我が家の玄関先に置かれた鉢植えの「コムラサキの実」が色付きました。

主人が入院してまだ元気だった2日目に、看護婦さんを通して「ムラサキシキブに水をやってくれ」と
伝言電話があった「コムラサキ」・・・

もう一つ、大きな樽に植えている方はお花が咲いた形跡がないので、
今年は大きな実が見られないのは残念ですが(昨年にUPしています)
取りあえず、両方とも枯らさずに済みました。


主人を見送って25日が過ぎました。

告別式はもちろん公の機関への手続きや、組合や保険関係の申請などは
肩に力を入れ必死でやりましたから、涙が滲むことはありましたが感情的にならずに済みました。

疲れたらもっぱらマサージに通いましたが・・・

それが昨日、公共料金等の引き落とし口座の変更と、カード会社に脱退手続きのTELをかけたら
もうだめ

カードの使用情報の中に主人の行動がリアルに息づいているのです。

入院の前日に車にガソリンを入れ、〇〇電機でケーブルを買っているのが
分かりました。

昨日からホロホロと涙が止まりません


諸々の手続きはまだまだ山積みで、連日のようにお線香をあげに来てくれる方の
お電話も入るのですが・・・

今日はすべてパスして、ご近所仲間のノンちゃんと一ヶ月半ぶりにアクアエクササイズに行き
「今は無理できないので疲れたら休憩する」と先生に言って、ちょこっと身体を動かしてきました。

そして2人でランチ、久しぶりにパスタを美味しくいただき
帰宅後にはこうしてブログに思いのたけを記しています.

自分の中で感情が爆発しました。


主人の入院中から咲きだしていた「デュランタ・宝塚」
主人が忙しい仕事から帰って、しばし癒しに手入れをしていた姿が思い浮かびます。

彼が入院してからあっという間に草だらけ
これらたくさんの鉢植えを今後私は守っていけるのか?

お嫁ちゃんは枯らしてしまうよりも、皆様にお分けしてよそ様のお庭で咲かせてもらったらと
勧めますが、それぞれに思い出があり決心が付きません

       

「一人の夜が淋しい」と私が言うのを聞いて、先週は6回も一緒に海外旅行に行っている
親しいご近所仲間が3人、夜の7時半にワインとつまみを持って我が家に来てくれました。

気が付いたら真夜中の1時過ぎ
どっと疲れたけど、良い気分転換になりました。


のんちゃんが持ってきてくれた鳥の丸焼は、小分けして冷凍し
野菜スープや酢の物に入れたりで、私の便利な食材になっています。
とても助かっていますよ

そして今週は短大時代の友人が2人、「ちゃんと食べなければだめよ」と
遠くから食料持参で来てくれて、午後の1時半から夜の9時まで居てくれました。

途中2組、お線香をあげに来てくれた方々がいたのですが、友人ならほっぽっていても大丈夫・・・

一人身の淋しさは増すばかりで、決して薄れるものではありませんが、
そんなひとときだけは忘れられますね。

友人の皆様、ありがとうございます。

私たちは一緒に買い物に行ったり散歩をしたりする夫婦ではありませんでしたから
同じ年頃のそのようなご夫妻を見てもさほど羨ましいとも思いませんが・・・

やはり友人宅でご夫婦の会話を聞いたりしたら、夫の居ない身が堪えるかも知れません
我が家での女子会は大歓迎ですから、これからも時々遊びに来てくださいね。



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主人のエンディングノート

2014年09月04日 | 私の呟き

気が付けば九月に入り、季節はすっかり秋の気配で・・・

あの猛暑の中を連日病院に通い、何が何だか分からないはてに主人は冷たくなって家に戻り
仮通夜・告別式と済ませた日々が、いまだに現実のこととは思えません。


3月に亡くなった父と違い、主人は寸前まで仕事をこなし、社会活動を行っていましたので
仕事や趣味の仲間の皆様も「本当ですか?」と半信半疑でご焼香に来て下さり

私も連日接待に追われ・・・
合間に区役所や年金事務所に行ったり、保険の煩雑な手続きに追われていますが
何だか常に雲の上を歩いているような気分で、フワフワしています。

知り合いの皆様は異口同音に「一番元気だった彼が何故!」と絶句
ARDSという原因不明の怖い肺炎があることを私も今回初めて知りました。

そんなこんなで今はやらなければならないことが山積で、日中はバタバタしていて大忙し
夜は息子が仕事帰りに我が家に寄り、ほとんど毎日お線香をあげていきますが・・・

一人で眠る夜が淋しくて不安で、「これからの私はどうなるのだろう?」と考えると
眠れなくなります。

あちこち電気をつけラジオも点けっぱなしにし
精神安定剤のお世話になることが多くなりました。。。


「俺は77歳まで現役で働き、喜寿の祝いをしてもらった翌日にポックリ逝くのが夢」と
主人は常々公言していましたので、2年前にエンディングノートを買ったことは聞いていました。

そのノートが出てきましたが、まだこれからゆっくり考慮して書くつもりだったのか?
中身は白紙・・・
「延命治療はしない」というところだけに〇が付いていました。

代わりに、2年前にプレーしたゴルフのメンバー表の裏に走り書きで記したメモがはさまっていて
「夫婦喧嘩はしないこと!、77歳まであと8年9ヵ月の日々を大事に過ごしたい」
まず最初に記されていました。

そして77歳が過ぎたら
・癌になっても手術はしない
・何事にせよ倒れても救急車は不要、そのまま逝かせて欲しい(延命治療は一切不要!)
・自分で食事ができなくなったら、そのまま放っておいて欲しい(遺漏はパス)
・良くなる見込みのない、現状維持のための施術はしない
・死に場所はどこでも良いが(家・病院・戸外)、家族の手と費用がかからないようにして欲しい
・葬儀・墓・特に戒名不要!
と、書かれていました。


そんな主人が今年の4月に亡くなった義兄(姉の夫)の、無宗教の葬儀に参加した時
「こういう葬儀も良いなぁ~」と言ったのを、私も息子も聞いていたので、その形式で主人を見送りました。

お坊さんのお経の代わりに「ハーブの演奏者」に来てもらい音楽葬としました。

主人の好きなカーペンターズの曲中心のバックミュージックに息子と孫が手紙を読み上げ
お嫁ちゃんが二日で作り上げた15分間の、主人の71年の人生のスライドショーを
セレモニーホールのスクリーンに映し出しました。

そして参列してくれた親族とごく親しい皆様の献花を受けました。

「シンミリと温かくて良いお別れ会でしたね」と、ご近所仲間からは好評で、
(息子の仕事関係者の参列は断りましたが)唯一来てくれた2人の上司にも褒められたそうで、
息子は満足しているようですが・・・

地方出身のお嫁ちゃんのご両親は最初から最後まで目が点だったそうです


無我夢中で過ごした悪夢のような八月が終わり、ふと鏡を見ると、
髪の毛は伸びてパサパサ、お肌はボロボロ・・・

先日二ヶ月ぶりに美容院に行きカットとトリートメントをしてもらいました。
時々慰めに来てくれるご近所仲間には「内臓だって同じ状態のはず、くれぐれも気をつけてね」と
言われています。

主人の仕事の後片付けもあり、今私が倒れる訳には行きません。
食欲は全くありませんが、せっせと食べるようにしています。

でも・・・
3kg痩せてやつれてしまいましたわ。

主人が入院したあの日から、一ヶ月が過ぎようとしています。
この一ヶ月間は、まるでジェットコースターに乗っているような日々でした。



コメント (48)
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