花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

私の年末と「鎌倉の紅葉歩き①」

2024年12月21日 | 鎌倉散策
今日は「冬至」、今年も残すところ10日となり気ぜわしい日々が続いています。
今週に入って急に寒くなりいっきに真冬の風情で、横浜も19日(木)には「初雪」を観測したようです。
私も血圧と心臓が気になり、15日の日曜日を最後に朝6時半からの「ラジオ体操」は参加していません



今日は朝の室内気温11度で底冷えは感じず、陽が照りだしたら暖かくてエアコンの暖房を切りました。

今年も庭に植えた覚えもない「千両」が11月から赤く実りだしました。
夏の高温が原因か?、2022年を最高に去年今年は量的にも少なくなった



「厄難を転じる」と言われ、お正月に使われる縁起の良い「南天の実」も然りです。

2年前には買えば1本200円の「千両」を、息子宅とご近所仲間の3軒宅に7~8本ずつ配ったのが
嘘のような少なさです二年前の見事な赤い実をご覧ください


少ない千両を鳥に食べられる前に囲いました柚子も全部台湾リスに食べられた(汗)

柚子の収穫も同じで、今年は僅か4個しか実らなかったのだ
冬至用とお節料理の「紅白ナマス」に入れるはずだった大事な柚子が、気が付いたら全部やられていた



柚子の件をお嫁ちゃんに愚痴ったら、小太郎の世話をしに行った時「使ってください」と
キッチンに置いてあったわ、ママ友に戴いたらしい・・・

今夜はお風呂に入れてゆっくり温まろう、カボチャも茹でてビタミンCを摂り風邪予防せねば


今年最後の「鎌倉紅葉歩き」(12月9日)
前回ご紹介した「舞岡公園」の紅葉を満喫した6日後に今年最後のワンゲルに参加して
鎌倉を歩いてきました

「一条恵観山荘(えかんさんそう)」
10時に鎌倉駅に集合しバスで10分、バス停「浄妙寺」で下車してすぐの所にある鎌倉では珍しい
雅な庭園風景が楽しめる紅葉とアジサイの名所です。



入り口で500円を支払って、「中庭」の回廊を通って中に入ります。



国指定重要文化財「一条恵観山荘」はおよそ370年前の江戸時代初期に建てられた
皇族の別荘であった歴史的建造物です。



京都西賀茂にあったものが昭和期に鎌倉へと移築されました。



園内の約100本のモミジも受付周りから始まり、山荘の主庭、川沿いへと色づいてい行くそうです



今年の色づきは1週間ほど遅いと言われていますが、流石にこの日はソロソロ終わりのモミジでした。
(例年の鎌倉の紅葉の見ごろは11月下旬から12月の第1週までと言われています)



でも逆光で写真を撮ればまだまだ美しさは感じられますね。



茶室「時雨」の丸窓です。
”己の心をうつす窓”とも言われる円窓は、禅の世界の悟りを意味する究極の形「円相」に由来とか・・・

茶室のお隣には「かふぇ・楊梅亭(やまももてい)」がありますが、いつ来ても行列でした。
窓越しに見える滑川沿いの紅葉が美しいらしい・・・


滑川沿いの紅葉は午前中は日当たりが悪いのでパス山荘の中の見学は要予約で別料金

ここでは40分の見学時間でしたが、トイレなどの時間を要して1時間後に次の「瑞泉寺」に向かって出発でした
(次回に続く)

尚「一条恵観山荘」は季節限定の開館ですので、確認してからお出かけ下さい。

ご近所仲間の友と3人で借りていた畑を耕して、30年以上も野菜作りを楽しんでいたが・・・
私以外の2人が「体力気力の減退」を理由に去年いっぱいで手を引いた。

今年の春夏野菜から私一人で3倍の広さを頑張ったせいか、我が家の庭と部屋の整理が疎かになり
12月に入ってからは大掃除に年賀状作成にバタバタ状態・・・
夕方になると疲れ果ててヘロヘロになっている私です

ただどんなに疲れていてもワンゲル参加と、親しい友との交流はこれからも積極的に
出向いて行こうと思っています。

最近はすっかり更新も少なくなりましたが、このblogは私の「忘備録」でもありますので
何とか続けていく所存です。今後とも宜しくお願いいたします




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「舞岡公園」の紅葉と頭の中で流れる音楽

2024年12月07日 | 舞岡公園
12月に入りあっと言う間に一週間が過ぎて、今年も残り少なくなりました。
年々月日の経つのが早く感じます



11月末から気温も高く晴天に恵まれ、小春日和の日々が続き
我が家周辺の木々も最後の色どりを見せていました

見事な紅葉の「舞岡公園」(12月3日)
この週末からの「真冬の寒波襲来の予報」に、この一週間は庭に出していた20鉢以上の植木類を室内に入れ
畑の寒さに弱い葉物類にフレームをかぶせ、伸びてきたエンドウ豆に霜よけの支柱を立てたりと
忙しくしていましたが、この日の雲一つない青空に家を飛び出しました



我家から坂を下って電動自転車で10分、「小菅ヶ谷北公園」の駐車場横に自転車を置いて
北側の曲がりくねった自動車道路を登っていくと「舞岡公園」の南側の入り口に出ます。
そこには青空を背景に鮮やかな紅葉・黄葉の風景が広がっていました



順光の太陽に照らされるモミジは少々盛りを過ぎて見えましたが
林の中に入ってみるともっと素晴らしい風景が輝いていました



私は階段を上って駐車場横の「ケヤキ広場」から陸橋を渡り「モミジ休憩所」を目指します。



午後1時過ぎ、モミジの広場では老夫婦や母子連れが三々五々、真っ赤な世界を楽しんでいました。



「オレンジ色に紅葉するモミジもあるのね」と若い女性同士が話していて
(我が家の庭のモミジは今黄色く色付いています)と心の中で答えた私です



ふと私の頭の中に音楽が流れ始めました



3日前の土曜日、毎回楽しみにしているドラマ「放課後カルテ」を見るためにTVを点けたら
ドラマはやっていなくて、TV画面には賑やかなダンスと音楽の数々が流れます

この日の日テレは4時間半にもわたる音楽番組をやっていたのです



私の好きな爽やか青年「松下洸平君」が主役で、保健室のツンデレ校医を演じているのが面白くて
(その実生徒の病気を真剣に突き止める姿にキュン)この日のドラマの中止は残念でしたが・・・



私はお風呂上りにビールを飲みながら聴いた、星野源さんの「光の跡」の歌詞を見て思わず泣いてしまった

人はやがて消え去るの、すべてを残さず綺麗にいなくなり、愛も傷も海の砂に混ざりきらきら波間に反射する
今のうちに旅をしよう



笑いあうのは何故 ただ朽ちるしかないこの時を僕ら燃える命の跡
消えていくのに何故 ただ忘れたくない思い出を増やすのだろう ほら終わりは未来だ

サビの歌詞が頭の中を何度も流れます。
ラジオで聴いてこの曲は知っていましたが、大型テレビの画面で改めて歌詞を読んでウルウルしました

"人は皆最後は一人で消えてなくなる、だからこそ生きている内に愛しい人や綺麗な風景に触れて
沢山の思い出を作るのだ・・・
と、彼独特の死生観を歌いあげていると理解しました

この「光の跡」という曲は美しい旋律の抒情的なMVで、ユーチューブでも見られます




モミジ休憩所の燃えるようなモミジを堪能してから、バラの丸方向に進み左手の東門の階段を下り
「小谷戸の里」に通じる田んぼに出ました。

こちらには赤いモミジはさほどなく、人の姿も少なくて稲刈りも終わった静かな風景が広がっていました。

赤いガマズミの実がたわわになっていました。赤いタネが覗いているマユミの実の濃いピンクが可愛いですね
陽が早くも陰りだした「古民家」は人の姿も見えなくて・・・



すぐ近くの水車小屋の紅葉を見上げている人が1人だけの、静かな静かな「舞岡公園」でした



静寂の中、このような「晩秋の風景」も味わえました。
 
歌手で俳優の星野源さんを知ったのは8年前、孫娘が踊っていた恋ダンスのドラマを視た時でした。
その後小学校の運動会では「ドドドドどっとードラえもん」の踊りが定番となりましたね。

明るいポップスを歌うキラキラとした歌手という認識でしたが、他の歌も聴いた時に「闇」が感じられ
作詞・作曲・編曲と全部を手掛ける本人が描くその「音楽」の人生観に驚かされ興味を持ちました。



私は階段を上り、春には桜の花がたくさん見られる「バラの丸の丘」に戻りました。
ここの紅葉はまだ黄葉、これはこれで絵になりますね。
尚「舞岡公園」の詳しい情報はこちらをご覧ください

親しいご近所仲間の娘さんが突然「くも膜下出血」で倒れ、救急車で運ばれて1年になります。
医師から絶望的と言われた命は幸い助かりましたが、未だにリハビリに通っていて
新年からの社会復帰を目指しています。

母親である友人の気持ちはいかばかりかと心配し、私は星野源さんの闘病記が書かれている
「蘇る変態」という文庫本を買って読み「このように社会復帰して活躍している人もいる」と教えてあげました。

源さんも2012年の30歳前後の頃に「くも膜下出血」で倒れて2回も手術をしていて・・・
私も33歳の時に腸閉塞で死の淵を見た経験があり、夫も突然亡くして人生観が変わりました。



夫とは本当に沢山の美しい風景を見て回り、オーストラリアのパース生活まで経験し思い出もいっぱいです。

今の私の足腰も頭も行きたい所に行けるのは今の内、もう大自然の中に1人で出かける自信はありませんが
仙台とか、金沢とか、長崎とか、興味を持った所には積極的に出かけて思い出を作ろうと思います。

新しい年はまずはコロナ禍で途切れている「大人の休日クラブ」に入りなおす事から始めたいと思っています。



コメント (19)
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