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台風15号は各地に被害をもたらしましたが、同時に秋を運んできましたね。
朝夕は寒いくらいで、慌てて毛布を取り出しました。
そして、海に近い我が家近辺は「塩害」の影響が出てきました。
連休中、息子が我が家にやって来て、高圧洗浄機を運び出していましたが
「窓が塩で白く汚れてしまった」とか・・・
トップの画像は我が家の斜め向かいのお宅の裏山ですが・・・
何やら木々の色が変色しています。
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もっとズーミングしてみましょう。
木々の葉が枯れ出しているのです

横浜南部にある我が家近辺がこの様な風景となるのはもっと先のはず・・・
まだ9月なのに、すでに森や街路樹の木々が枯れ始めました

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庭木ですらこの状態・・・
農作物も然りです。野菜類の値上がりは必至でしょうね~

9月25日・奥武蔵「伊豆ヶ岳」登山
重い腰痛で苦しんでいた山仲間のkさんから
「連休最後の25日が空いているので山登りに付き合って欲しい」と、
今月初めに電話がありました。
彼女は6月にギックリ腰をやり、ベッドから起き上がれない状態が一週間も続いたそうです。
その後も10分歩くのがやっとの日々が長かったとか

やがて10分が1時間になり、最近は休日ごとに自宅のある鎌倉の源氏山などを
2時間程度歩いていたそうな・・・
「山登りと言う目標を作ってリハビリに励みたい」
ワタシも軽いとは言え同じ腰痛の悩みを持つ身、喜んで協力いたしました。
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行った先は奥武蔵の正丸峠から登る「伊豆ヶ岳」
池袋から西武線で1時間半


最初の希望は丹沢の「大山」だったのですが、役所にtelして状況を聞いた所
「12号台風の被害で登山道の一部が土砂崩れで通行止め」
「15号台風の被害状況はこの3連休で調査の予定、」
「倒木があちこちにあるので、引き返すのを覚悟しての登山になります」とのこと

次ぎに選んだのは奥多摩の「三頭山」
都民の森事務所の話しでは「台風の被害はありません」とのこと。。。
それで予定を組んだら、登山口の「都民の森」までは
五日市からバスで1時間以上も乗らなければなりません。
我々2人の出発駅「大船」から3時間半もかかります

ならば「駅からすぐに歩ける山を探そう」と選んだのが奥武蔵の「伊豆ヶ岳」でした。
「正丸駅」からまず「正丸峠」を目指します。
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道端に咲いている可愛いコスモス | タマアジサイ等を見ながら山里の道を行きます |
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沢のせせらぎを聞きながら、爽やかな秋の空の下を歩いて30分


やがて左手に「馬頭観音」が見えてきます

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ここが「大蔵山分岐」で、左は「伊豆ヶ岳」に直登する最短経路
帰路はこの道を下ってくる予定です。
私たちはそのままコンクリートの道を進んで行きました。
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すぐに車道は終り、いよいよ山道となります。
杉の林がうっそうとしていて、昼なお暗い登山道、女一人ではちょっと怖いですね。
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山の神の祠があり、その横に標識がありました。
青丸が現在地、私たちは「正丸峠」と書かれた左の道を進みます。
台風の影響で杉の葉がたくさん落ちていましたが、歩く上での支障はありません。
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涼しい沢沿いの山道を30分 | 最後の急階段の登りがキツイ![]() |
腰痛を持つ身には堪える階段ですが、頑張って登ると茶屋の横に出て、
そこが「正丸峠」でした。
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私たちはここで一休みします。
峠まではマイカーやバイクでもこれますから、ここから「伊豆ヶ岳」までなら
往復2時間のハイキングが楽しめますね。
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峠から「武川岳」?が見えていました。
15年位前に、同じ職場の仲間5人で登った覚えがあります。
kさんとひとしきり、まだまだ若くて元気だったその頃の山の思い出を語りました。
「あの頃は、日本国中登れない山はないと思ってたものね」
「今ではせめて目ざそう雲取山だわ」

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このコースは「関東ふれあいの道」になっているようです。
正丸峠から伊豆ヶ岳を越え「子ノ権現」まで3時間半で縦走が出来ますが
私たちは取り合えずマップタイム1時間の「伊豆ヶ岳」を目指します。
時間は11時半を廻っていました。
突然kさんが「アイタタタァ~

どうやらふくらはぎの下が攣ったらしい・・・
「血流が悪くなっているのかも」と言うと、
彼女「腰用のベルトをきつく締めすぎていたわ」と緩めていました。
そして足にサポーターを巻くとどうやら治まった様子(ホッ)
リハビリ登山ですからね。無理は禁物です。
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小高山、五輪山と軽いアップダウンを越えていきます。
明るい雑木の樹間越に「武川岳」「武甲山」「二子山」と見えていました。
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やがて鎖場に到着です。男性が一人取り付いていました。
多少山をやっている人なら「伊豆ヶ岳」といえば鎖場が思い浮かぶほど有名ですね。
ただ今は原則立ち入り禁止です。
「落石注意


腰を痛めてから5KG痩せたkさん、岩に足をかけてしばし思考し
「腕力不足で無理だわ」と諦めました。
ならばまき道の女坂を行きましょう。
その女坂も土砂崩れとかで新しい道が出来ていました。
今年は雨が多かったですものね。
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更におよそ20分頑張って登ると「伊豆ヶ岳」(851M)頂上です。
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山頂からは丹沢連峰、大岳山や川乗山に続く山並が見事と、ガイドブックには記されています。
ほとんど登ったことがある山々ですが、どれがどれやら分りません

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晴れた日は伊豆半島までが見えるのでこの名前が付いたと思っていましたが、
どうやら違うらしい・・・
アイヌ語の呼び名から来たようですね。
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頂上は狭かったので、一段下がったこの場所で登山者たちが休んでいました。
私たちもオニギリを食べ、大休憩です。
kさんとは去年の秋の高尾山餅つき登山以来の山行きです。
話がつきませんでした。
時計を見ると1時半近くになっていました。
来た道を戻り、鎖場下の五輪山から右に下ります。
この道は木の根と石で滑りやすい中を急降下します。
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途中見晴らしのいいところが一箇所ありましたが、あとはひたすら樹林の中の暗い道を
滑らないようにと下ります。
ワタクシ、歩きながらお喋りしていて石に足を滑らせ転びました



まだとっさにかばう手がでて、衝撃を避けましたが
その内そうも行かなくなるでしょうね。
行きに分けた「馬頭観音」の前にようやくたどり着き、ベンチで一休みです。
ハイカー3人がお茶していて、私たちも沸かしたてのコーヒーをご馳走になりました。
山をやるもの同士、皆フレンドリーです

3時頃ようやく「正丸駅」に戻りました。
マップタイム3時間半の行程を、5時間近くかけてノンビリ歩いたリハビリ登山
まずは無事に下山できて良かったです

コーヒーをご馳走してくれたパーティーは、丁度見頃の「巾着田」の彼岸花を見て帰るそうです。
我々は帰路が遠いいので諦めました。
実は出発時に行き違いがあり、最初に決めた電車に乗れず
登山のスタートが1時間遅れになったのです。
前日、kさんと一緒に乗る大船発6時31分の湘南ラインの電車を決めたのですが、
湘南ラインには横須賀線と東海道線と二種類あって、2人は違うホームで待っていたのでした。
その上彼女が携帯電話を忘れて連絡が取れずに大慌て

お互いにあれやこれやと奔走し、どうにか出会えて出発できました。
現地で本数の少ないバスに乗るのと違い、駅から直接行ける山なら多少遅れても大丈夫
無事に「伊豆ヶ岳」に登れて何よりでした

予告編「小出川の彼岸花」
近くまで行ったのに、巾着田の彼岸花は今年も縁がありませんでしたが
昨日母を見舞ったついでに、藤沢の奥の「小出川」の彼岸花を見てきました。
去年と同じような展開になりましたね。
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川の左岸はまだほとんどが蕾です。 | 今週末まで楽しめそうですね。 |
台風で折れた蕾も多く去年よりは花数が少ない感じですが、今年も見事に咲いていました。
時間がなくて田んぼの広がる所まで行けませんでした。
富士山と黄金色の田んぼと彼岸花のスリーショットを撮りに、
近々もう一度行けたらと思っています。