花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

私の年末と「鎌倉の紅葉歩き①」

2024年12月21日 | 鎌倉散策
今日は「冬至」、今年も残すところ10日となり気ぜわしい日々が続いています。
今週に入って急に寒くなりいっきに真冬の風情で、横浜も19日(木)には「初雪」を観測したようです。
私も血圧と心臓が気になり、15日の日曜日を最後に朝6時半からの「ラジオ体操」は参加していません



今日は朝の室内気温11度で底冷えは感じず、陽が照りだしたら暖かくてエアコンの暖房を切りました。

今年も庭に植えた覚えもない「千両」が11月から赤く実りだしました。
夏の高温が原因か?、2022年を最高に去年今年は量的にも少なくなった



「厄難を転じる」と言われ、お正月に使われる縁起の良い「南天の実」も然りです。

2年前には買えば1本200円の「千両」を、息子宅とご近所仲間の3軒宅に7~8本ずつ配ったのが
嘘のような少なさです二年前の見事な赤い実をご覧ください


少ない千両を鳥に食べられる前に囲いました柚子も全部台湾リスに食べられた(汗)

柚子の収穫も同じで、今年は僅か4個しか実らなかったのだ
冬至用とお節料理の「紅白ナマス」に入れるはずだった大事な柚子が、気が付いたら全部やられていた



柚子の件をお嫁ちゃんに愚痴ったら、小太郎の世話をしに行った時「使ってください」と
キッチンに置いてあったわ、ママ友に戴いたらしい・・・

今夜はお風呂に入れてゆっくり温まろう、カボチャも茹でてビタミンCを摂り風邪予防せねば


今年最後の「鎌倉紅葉歩き」(12月9日)
前回ご紹介した「舞岡公園」の紅葉を満喫した6日後に今年最後のワンゲルに参加して
鎌倉を歩いてきました

「一条恵観山荘(えかんさんそう)」
10時に鎌倉駅に集合しバスで10分、バス停「浄妙寺」で下車してすぐの所にある鎌倉では珍しい
雅な庭園風景が楽しめる紅葉とアジサイの名所です。



入り口で500円を支払って、「中庭」の回廊を通って中に入ります。



国指定重要文化財「一条恵観山荘」はおよそ370年前の江戸時代初期に建てられた
皇族の別荘であった歴史的建造物です。



京都西賀茂にあったものが昭和期に鎌倉へと移築されました。



園内の約100本のモミジも受付周りから始まり、山荘の主庭、川沿いへと色づいてい行くそうです



今年の色づきは1週間ほど遅いと言われていますが、流石にこの日はソロソロ終わりのモミジでした。
(例年の鎌倉の紅葉の見ごろは11月下旬から12月の第1週までと言われています)



でも逆光で写真を撮ればまだまだ美しさは感じられますね。



茶室「時雨」の丸窓と床の映り込みです。
”己の心をうつす窓”とも言われる円窓は、禅の世界の悟りを意味する究極の形「円相」に由来とか・・・

茶室のお隣には「かふぇ・楊梅亭(やまももてい)」がありますが、いつ来ても行列でした。
窓越しに見える滑川沿いの紅葉が美しいらしい・・・


滑川沿いの紅葉は午前中は日当たりが悪いのでパス山荘の中の見学は要予約で別料金

ここでは40分の見学時間でしたが、トイレなどの時間を要して1時間後に次の「瑞泉寺」に向かって出発でした
(次回に続く)

尚「一条恵観山荘」は季節限定の開館ですので、確認してからお出かけ下さい。

ご近所仲間の友と3人で借りていた畑を耕して、30年以上も野菜作りを楽しんでいたが・・・
私以外の2人が「体力気力の減退」を理由に去年いっぱいで手を引いた。

今年の春夏野菜から私一人で3倍の広さを頑張ったせいか、我が家の庭と部屋の整理が疎かになり
12月に入ってからは大掃除に年賀状作成にバタバタ状態・・・
夕方になると疲れ果ててヘロヘロになっている私です

ただどんなに疲れていてもワンゲル参加と、親しい友との交流はこれからも積極的に
出向いて行こうと思っています。

最近はすっかり更新も少なくなりましたが、このblogは私の「忘備録」でもありますので
何とか続けていく所存です。今後とも宜しくお願いいたします




コメント (13)
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初夏の鎌倉案内(2)「光則寺」から「大仏」へ

2024年06月13日 | 鎌倉散策
今年の梅雨入りは例年より遅れているようで・・・
現在は沖縄・奄美地方と九州南部、そして四国が梅雨入りしたと発表がありましたね

関東は梅雨入り間近を感じますが、すでに真夏の暑さの日々です



またまた久しぶりの更新です。息子一家の風邪がうつったのか? 体調がイマイチの上に
庭と畑の雑草と害虫との闘いに日々追われて、疲れ果てていました

でもそろそろ終わりのバラの次に「スカシユリ」が咲き出して元気が出ましたよ



今年は元気が出る「ビタミンカラー」のユリが断然多い
ユリは年々分球して小さくなるから、私は毎年秋に新しいユリの球根を買っています。



同じく毎年のように購入しているのが「ミニバラ」

「ブルーパヒューム」という名の、花びらのフチが少し薄紫の写真に惹かれて今年買ったバラ
でもパープル色は殆ど感じられない、あれ~~



我が家の庭の東側に植えた「日本アジサイ」が日に日にパープル色が濃くなってきた
ただ挿し木から育てて、2年目の昨年3輪咲いた「ガクアジサイ」が今年は花芽が見当たりません

鎌倉のアジサイも満開となり先週今週は大混雑かと思いますが、雨の風情も欲しい所でしょうね。


雨の中「光則寺」から「大仏ま」までを歩く(5月27日)
大学時代の同窓会旅行で上京してきた、親友「taeさん」の御主人に頼まれた私の「鎌倉案内」
雨の中「長谷寺」を後にして、お隣の「光則寺」に向かって歩いて行きました。

静かな花の寺「光則寺」
長谷寺からほんの5~6分で山門が見えてきます。



山門に置かれた箱の中に一人100円分を入れて中に入りました。



日蓮が佐渡配流から許された後、その高弟・日朗の監視役だった宿屋光則が自宅を寺に改装し
日朗を開山として1274年に創建したと言われる日蓮宗のお寺です。



アジサイの季節にこのお寺を訪ねたのは2009年の6月以来です。その時の詳しいお話はこちらでどうぞ
人が殆どいなかった今回と違い、団体様御一行の方々の姿もあってとても賑やかだった・・・



光則寺はこの時期「ヤマアジサイ」の鉢が並びます。
15年前に鮮やかな「クレナイ」に魅せられてすぐにこの名を覚えました

ヤマアジサイは地味ですが風情があります咲いていた「山」の名前が付いたヤマアジサイが多い

ただ、以前は鎌倉の「山アジサイ愛好家」の立派なコレクションの鉢が多かったが
今回は小さなポット植えが多くて目立たなかったのが残念でした



本堂右奥の長い階段を上っていくと裏山に「土牢」があります。
日蓮上人が佐渡へ流された時、高弟子・日朗が捕らえられて鎌倉幕府第五代執権・北条時頼の重臣
宿屋左衛門尉光則の邸内のこの土牢に監禁されました。

15年前に来た時は晴れて人も多かったのに、、、
この日は雨で境内で出会った人も2~3人、流石に感じ入るものがありましたね。

大仏をご本尊とする「高徳院」へ


光則寺から大仏様まではおよそ500m、歩道が狭い上に雨で外人さんの観光客も多く
10分以上かけて歩いて漸く「高徳院」に到着です。



鎌倉の大仏は鎌倉幕府第3代執権「北条泰時」の晩年になってから木製の大仏が作られたのが始まりです。
1254年に改めて金剛の大仏が造られましたが、1495年の大津波で大仏殿が押し流され
以来現在まで路座の仏様となっています。

正式名は「国宝・銅造阿弥陀如来坐像」で、昭和33年(1958年)に国宝に指定されました。
現れた大仏の姿に「うぁ~懐かしい、中学の修学旅行以来だ」と、taeさんの御主人は叫びます。



「中に入ってみよう」と彼が言いましたので、1人50円を払って入りました。

薄暗い階段を下りて行くと、薄暗い中に説明板が・・・
1960年(昭和35年)に昭和の大修理が行われ補強されたようです。



見上げると手を重ねている部分が分厚くなっていて強化されたようです。

2016年の冬には2カ月間かけて金属状態の調査や、高圧洗浄が行われ大仏様は綺麗に磨かれて
更に「美男子」ぶりに拍車がかかりましたね

江ノ電の「長谷駅」までは観光客で混雑するので、帰路は30分以上かけて鎌倉駅まで歩きました。


大船のイタリアンレストランで夕食です
夕食は大船の駅から歩いて3分のこちらのレストランに予約していました

まずはサラダの盛り合わせ(鎌倉野菜かな?)前菜はカモ肉とローストビーフその他もろもろ

雨の月曜日です、人気のレストランも3組程度のお客様で静かでした

ピザの具は何だったかしら・・・?パスタは鎌倉名物のシラスね

ワインで酔いしれて、写真を撮るのも忘れてお料理に舌鼓を打ちました



こういうワインの飲み方は初めてで、味が滑らかになる感じ・・・?
赤ワインを1本、2人で飲み干しました。



taeさんの御主人は「白血病」を患った奥様を西洋医学では救えなかった現実に
今では病院は避けて東洋医学や自然療法に大変興味をお持ちです。

腰痛になった私に、早速この90分のDVD4枚入りを貸して下さいました
わが身を心配して下さる方がいらっしゃる事はありがたい限りです。

ご自身も腰痛で毎日この「腰痛体操」を続けているとか、健康に関する書籍も次々と届きます

taeさんが生前「私の主治医は夫です」と言っていたのが納得できますが、
インフルエンザに罹った時も病院に行かなかったと聞き、少し心配しました。

まだまだ現役で働きお元気で、陸上部だった大学時代のお仲間たちとのお付き合いもこなして上京
ご夫妻で楽しまれていた「社交ダンス」は、その後も続けていらっしゃいます。

「taeさん、ご主人はお仕事頑張って日々の生活も生き生きと過ごされていますよ」
「安心して見守っていて下さいね」と空に向かって私は呟きました。

ワンゲル活動をしている私との、この日の鎌倉歩きは14500歩を超えました。

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初夏の鎌倉案内(1)「長谷」のアジサイ

2024年05月31日 | 鎌倉散策
今週はずっと不安定なお天気が続いていました。そして5月も終わりです。

台風1号の影響もあり雨が多かった印象ですが、晴れると湿気の多い夏の暑さとなり
雨が降ると「警報級の大雨」で、体がついて行かず周囲には体調を崩す人も多い



そんな中、9年前に亡くなった短大時代の親友taeさんのご主人が山形から上京
半日の「鎌倉案内」を頼まれた。

季節はソロソロ「アジサイ」が咲き出す時期
標高77mの高台にある我が街はまだアジサイの色付きは少ないが、鎌倉ならもっと咲いているかも

江ノ電に乗って「長谷」で下車(5月27日)
ご主人に「行きたい所は?」と伺うと、「鎌倉五山第一位の建長寺は行ったことがない」との事

ならば北鎌倉のアジサイ寺「明月院」から、建長寺裏の山に登り「勝上けん」の展望台から
建長寺の奥の「半僧坊」経由で入ろうと決めたが・・・

この日は生憎午後から本格的な雨の予報となり、予定を変更して「長谷」に向かった次第です。

「収玄寺のアジサイ」



「長谷駅」を降りて右手の「長谷寺」方面に進むと、すぐ左側にアジサイの咲くお庭が見えてきた。



いつもはスルーする小さなお寺で、私も中に入るのは2度目です。



この場所は北条義時の孫である江間(名越)光時の家臣で、日蓮宗の熱心な信者だった
四條金吾頼基公の屋敷跡に建てられた日蓮宗のお寺です。



姫アジサイ?の涼しげなブルーも色付きだしていました



葉っぱが柏の木の葉に似ている「柏葉アジサイ」も見頃となっていました。

鎌倉「長谷寺」
北鎌倉の「明月院」と並ぶ「アジサイ寺」で有名なお寺で、浄土真宗系の単立寺院
正式には海光山慈照院・長谷寺と号し、長谷観音の名でも知られています。



一人400円を支払って中に入りました。

前庭から階段を上っていくと途中に「イワタバコ」の花を見つけました。
葉っぱがタバコの葉に似ているからこの名が付いた

北鎌倉の「東慶寺」のイワタバコが見事で、私も何度か撮影に行っている



長谷寺の創建は天平8年(西暦736年)、ご本尊は見上げる高さの「十一面観世音菩薩」
撮影禁止ですがそれは見事な一見の価値のある観音様です



この本堂の奥の「経蔵」裏の眺望散策路(観音山あじさい路)には2500株を超える
色とりどりの「アジサイ」が植えられています



例年、5月中旬から下旬にかけてヤマアジサイ・ガクアジサイが咲き始めるようです。
前日にネットで「長谷寺」のアジサイの咲き具合を調べると「一分咲」と出ていましたが・・・



観音山が七色浄土の景色になるのは6月下旬から下旬にかけてのようですが
その頃は大混雑で、整理券が配られる状況となります

この日は月曜日で午後から雨の予報、案外空いていたので何よりでした。



アジサイは海の見える上段から見頃となり、徐々に経蔵背後の下段が見頃となるとか
案の定ここを歩いている途中で本格的な雨となりました



私たちは「経蔵」前に建つ食事処「海光庵」で一休み
お抹茶とお団子食べながら1時間近く雨宿りしました。

建長寺から長谷に変更したこの日のコース、「長谷から大仏までなら交通機関も便利で
歩く距離も少なく、雨宿りできるお店も多い」と思ったからです

入店した時はガラガラだった店内もあっと言う間に席も埋まって、3時過ぎにお店を出た時は
入り口内で並んでいる人々の姿がありました

私たちは境内の「弁天窟」をひと回りしてから、傘をさしてお隣の「光則寺」に向かいました。



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友と北鎌倉の紅葉とランチを楽しむ

2023年12月19日 | 鎌倉散策
師走だというのに、先週の金曜日は私が住む神奈川県も「夏日」になったりで驚きましたが・・・
今日は今季一番の寒さとなり、北国はいっきに雪の世界となりましたね

我が家の庭で唯一赤い紅葉を楽しませてもらった「ドウダン」の葉も散りました。


(12月13日撮影)

11月12月と例年より暖かい日が多く、富士山も雪が少なくてちょっと物足りない感じでしたが
低気圧が去った雨の翌日は白い富士山が見られました。

でも5合目下の小富士がまだ浮かび上がりませんので、冠雪は6~7合目までのようです。

この雪もその後の暖かさで溶け始めていましたが、今日の寒さでどのように変化しているか?
次に富士山がクッキリと姿を現した時が楽しみです。

台湾リスと「我が家の庭のユズ」の攻防戦
先週2階のベランダで洗濯物を干していたら「庭のユズ」が悲惨な状況になっている事に気が付いた
ユズの木の下にも黄色い細かい皮が散乱、リスは皮をむいて食べるの~

多くの実を付けた庭のユズ、台湾リスに狙われた!農作物を荒らす「特定外来生物」に指定されている

鎌倉から三浦半島を網羅し、横浜南部の我が家周辺も15年位前から見られる大きな「台湾リス」
駆除対象にもなっています。

北側に里山が控えている、分譲地の端にある我が家周辺では頻繁に目にする「台湾リス」
朝の散歩でも「キュキュ」と鳴く声がよく聞こえます。



「冬至」や「お正月」が近づき、ユズ湯やお料理にも使うので早速2段の脚立で採れる範囲を収穫
最近上を向く作業が怖くて、やっと半分だけ・・・

翌日見たら、届かなかった上半分は全部リスにやられて一個も残っていませんでした

紅葉の北鎌倉「円覚寺」(11月27日)
11月22日は「祇園山ハイキングコース」~「富士と夕日が綺麗な逗子海岸」をワンゲルで歩きましたが
5日後には町田に住む山口の高校時代のクラスメートと、紅葉の北鎌倉とランチを楽しみました。



臨済宗大本山「円覚寺」は鎌倉時代後期に創建された禅宗(臨済宗)寺院で、鎌倉五山第二位
横須賀線「北鎌倉駅」からすぐの総門前の階段周辺のモミジが色付き始めていました

5日前に歩いた海辺に近いお寺のモミジはまだ殆どが緑でしたので
山間部の北鎌倉の方が紅葉が早いようです。



500円の拝観料を支払ってすぐに見えてくるのが「三門」(山門)です。

「三門」は三解脱(空・無相・無願)を象徴すると言われ、諸々の煩悩を取り払って
涅槃・解脱の世界である仏殿に至る門と言われています。



その先の仏殿には円覚寺の御本尊(冠を被っている「宝冠釈迦如来」)が祀られている。

俳句が趣味のMさんは仏殿前の見事な大木の「ビャクシン」に興味を持ち、手帳を取り出しました。



仏殿の天井に描かれた「白龍図」は前田青邨画伯の監修のもと、守屋多多志画伯により描かれたもの。
この仏殿は大正12年の関東大震災で倒壊し、昭和39年に再建されました。



仏殿左手には「選佛場」(修行僧の座禅道場))と「居士林」(在家のための専門道場)が並びますが
茅葺屋根の趣ある建物とモミジが絵になります



「居士林」(こじりん)は東京牛込にあった柳生流の剣道場が、昭和3年に移築されたもので
現在も学生座禅会、土日座禅会、又初心者でも参加できる土曜座禅会も定期的に開催されている。



この辺りから「妙香池」、そして国宝の「舎利殿」に続くまでが一番の紅葉が楽しめる所です。

右手の仏殿の裏には「方丈」があり、以前は中に入り「お庭」の眺めることができたが
今回は入れませんでした。



「舎利殿」は鎌倉時代に中国から伝えられた様式を代表する、最も美しい建物として国宝に指定されています。
ここには開祖である源実実朝が宋の能仁寺から請来した「佛牙舎利」というお釈迦様の歯が祀られているとか



「舎利殿」のお隣にある「北条時宗廟」の白壁に映る「モミジ」の影が撮影ポイントになり
写真仲間とも何度も撮影に来た「円覚寺」

実家のお墓があるお寺の御本山でもある「円覚寺」は地の利も良くて、数えきれない位に通っています。
5月中旬の新緑の頃もお勧めですね。



私たちは100円を別に支払い「北条時宗廟」に入り、お線香たむけて手を合わせました。
Mさんは古木の梅の木をみて興味を示し「3月頃、又来たい」との事・・・

鎌倉時代後半の公安5年(1282年)、時の執権北条時宗が宋より招いた無学祖元禅師により
円覚寺は開山されました。



広い広い「円覚寺」を全部回るには2時間くらいかかります。
国宝の「鐘楼」などもありますが、以前も彼女と来ていて見ましたね。

12時半を過ぎてお腹も空いてきたので、回れ右して最初の総門に戻りました。
ここから見る「逆光の紅葉」も撮影ポイントです

老舗のお料理屋さんの「鉢の木」でランチ
今年の春にご主人を亡くしたMさんから「鎌倉散策と落ち着いた和食のランチ」を頼まれていました。



老舗の和食屋さんは以前も彼女とランチをした、円覚寺に近いこちらしか浮かびません
行ってみると本館はウナギ屋さんになっていてビックリ

後から建てられたお隣のお蕎麦などが食せた「別館」で、和食のお膳コースも頂けるようでした。
3種類のコースの真ん中を選び、喉も乾いていたのでビールも頼んで乾杯



コロナ禍を経て、鎌倉の老舗の飲食店も色々大変だったようで様変わりしています。
予定を立てる時はその存在を確認してからと実感しました。

2時過ぎに店を出て腹ごなしに「明月院」まで歩いて行きましたが
陽が陰った中の紅葉は赤くなっていても鮮やかさに欠けてちょっと残念でした。

結局最後は「東慶寺」横のいつものお気に入りの喫茶店でお喋りです



この日の北鎌倉の道路沿いには、可憐な「茶ノ木」のお花があちこちで見られました

6年ぶりに会ったMさんは脳梗塞で歩けなくなったご主人を2年間介護し
有料老人ホームへの入居を決めた矢先、突然ご主人は自宅で亡くなり見送ったそうです。

今年の4月に「私この結果にとても満足しているのよ。解放された感じ」と電話がかかってきました。

「後片付けが大変だけど、忙しい中趣味の俳句は楽しんでいるわ」と言いながらも
私が口をはさむ事できない位に、彼女はテンション高くて話が止まらない

僅か2週間の入院で突然夫を失った私は「鬱気味」となりましたが、彼女は「躁状態」なのかしら?
「自分は恵まれている」と鼓舞する事で、淋しさと不安な気持ちに蓋をしているように見えました。

「又、梅の頃に鎌倉を案内して欲しい」と言う彼女に「いいわよ、それまでお互い元気でいましょうね」
と答えた私、夫亡き後彼女をはじめ多くの友人達に助けられた事を思い出した

時計は午後4時を回り外が薄暗くなったので席を立った時
「二人共一人暮らしで待っている人いないのにね」と彼女が呟いた。
「ラッシュ時間を避けねば」と答えた私は、未亡人歴9年の余裕があるのかしらと思った次第です。

                      

今年も残りわずか10日となりました。
お天気に恵まれた先週はレースのカーテン類の洗濯と窓拭き、ユズを採ったり木々の枝切りしたら
「首と肩が痛い」
辛くて治療院でマッサージと電気治療を受けました

無理が効かない歳になった事を実感です。



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鎌倉の紅葉と、7年ぶりの「当間高原」

2023年12月10日 | 鎌倉散策
今年も残り3週間となりました。
冬至も近いというのに、この所の日中の気温20度の暖かさには驚かされます

速報「鎌倉の紅葉」第2弾(12月8日)
小春日和のような快晴のこの日、ワンゲルの「鎌倉紅葉歩き」に参加してきました。

①「一条恵観山荘」


陽当たりの良い前庭の紅葉は終わりに近かったです

10日前に来た仲間のスマホには、映り込みが素晴らしいお茶室の丸窓に赤いモミジも見えていましたが
この日の丸窓には赤い色は無し・・・



青空を背景に真っ赤なモミジが撮れましたが、落葉も目立ちましたね。

②「瑞泉寺」


陽当たりの悪い瑞泉寺のモミジはまだ殆どが緑色でした。

③モミジ谷(獅子舞)


鎌倉アルプスの「天園」から永福寺跡に下る西斜面が通称「モミジ谷」(獅子舞)と言われてる
鎌倉の紅葉の名所です



ハイキングコースの上の方は枯れているモミジも見られましたが、下るにしたがって
見事な紅葉が楽しめました.



同じワンゲルでこの獅子舞の紅葉を私は過去2回歩いていますが、2013年12月5日のモミジ谷の紅葉が
一番綺麗でしたこちらでご覧ください。



見上げる大木のイチョウの落葉に登山道は黄金色に染まっていました
モミジは緑の葉も混じっていますから、お天気に寄りますがまだ一週間弱は楽しめると思います。

このコースはお日様の光が照る午後2時頃に歩く事をお勧めですね。



もみじ谷を下り「鎌倉宮」~「覚園寺」と行きましたが、日当たりの良い鎌倉宮のモミジは終わりに近く、
覚園寺に着いた時は夕暮れで、仏殿前のモミジは見頃でしたが陽が陰って鮮やかさはありません。
紅葉見物はお日様が差す時間も大事ですね

ただ今年のモミジは鎌倉に近い我が家周辺も含めて「イマイチ」という声が多い



「当間高原リゾート」で友と7年ぶりに再会(11月6日~7日)
上信越や東北の山岳地域や標高の高い高原の紅葉は10月中旬から始まります。
暑かった今年は少し遅れて10月下旬が見頃だったかもしれません。



父親が転勤族だった私は中学時代を新潟市で過ごしました。
その後父は山口県に転勤し、私も5年で新潟を離れましたが・・・

新潟時代の友人たちとの交流は続き、OL時代や結婚して子供が生まれてからも新潟と東京の間の
「越後湯沢」や「水上」などの温泉地で合流し親交を深めていました。



新潟のKさんが行きつけの「当間高原リゾート」のホテルがとても良いということで
この10数年は湯沢からホテルのバスで40分の十日町の「ホテル」に集合が定番になりました。

「辛うじて歩ける今逢っておかないと、一生逢えなくなるかも」と言う事で行ってきました



幹事のKさんもご主人や実のお母さまを亡くされ、コロナ禍もあって実に7年ぶりの再会です

秋の紅葉が綺麗な時期に「苗場のドラゴンドラ」に乗りたいと思っていましたが・・・
皆のスケジュールが合わず11月にずれ込みました。



この日首都圏は朝雨が降り、11時半過ぎの新幹線に乗る頃から晴れだしましたが
長いトンネルを抜けてすぐの越後は鉛色の雲が・・・
山肌は見事に紅葉していましたが、陽が当たらないとカメラを向ける気になれない

でも・・・
私たちは7年の空白を埋めるようにひたすらお喋りに徹しましたから、お天気は気になりません



夕食後の8時半からロビーで始まったコンサートはやけに心に沁みました。
英語で歌う「アメージンググレース」、私の大好きな歌で、発表会で歌った覚えが・・・



翌朝は時雨ていました
前夜Kさんはすぐに個室に入り寝たようですが、私とsumikoさんはゆっくりと温泉に入り
その後持参のワインで更にお喋り、結局寝たのは1時頃

ゴルフ場の中に立つホテルのこのフレンドルームはTVのある談話室を取り囲むように
4畳程度の完全個室のベッドルームが4部屋あり、プライベートが保たれ気に入っているのです

毎朝5時には目覚める私、この朝は7時に起されるまでグッスリ!朝食後sumiちゃんがテレビ体操をしていました

雨が上がったようで、外に出てみました
カーデガンや厚手の上着を持ってきたが、薄物を羽織るだけで全然寒くない

尚、7年前のお天気に恵まれパターゴルフを楽しんだ「ホテルベルナティオ」の記事に
興味がある方はクリックしてみてください。



苗場の紅葉が楽しめるロープウェー「ドラゴンドラ」は文化の日の三連休で終わりだったそうな・・・
TVでは「八海山スキー場のロープウェー」の紅葉が見頃と紹介されていたが
このお天気では行く気になれない

まぁ~7年分のお喋りが楽しめたからそれでよい
私たちはお昼頃のホテルのバスに乗り当間高原を後にして、湯沢の駅で軽くおつまみとビールで
のどを潤し

新幹線の上りと下りに分かれて帰路につきました。
今回首都圏組のtomoちゃんが、ご主人の御実家のお兄様の突然の「危篤」で出雲に飛び
参加できなかったのが淋しかったけど・・・

長いトンネルを抜けると群馬県側は快晴で、赤城連山が良く見えました。
この日の東京は25度の夏日でビックリでしたよ


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2023年秋の「私の鎌倉案内」②と孫の愛犬「小太郎君」

2023年11月14日 | 鎌倉散策
季節外れの夏の暑さから一転師走の寒さ到来で、慌てて冬物を取り出しています

三連休明けの先週初め、中学時代の友人と新潟県の湯沢の奥の高原に集合・・・
雪国も上着の要らない暖かさでしたが、この2~3日は雪がちらついているようです



突然寒さがやってきましたね
先月の中旬から色付き始めた我が家の庭の千両が、日に日に赤味を増してきました。

鳥たちに食べられる前に網をかぶせねばと思いますが去年は11月3日にかけてます



まだご近所の家々の庭に柿が残っているのでしばし様子見ですが、すでに千両の上の方は実が無い

9月に夫の後輩さん2人に来てもらい、庭木をバッサリ切ったので千両自体が少ない
すぐに網で囲わねばと慌てていますが、私も何かと忙しい

週に3日は小太郎君に会いに行っています
2年前、我が家近くの中学に通っていた孫娘が「愛犬小太郎」を朝の登校時連れてきて
「トイレ散歩とお昼ご飯をお願い」と置いて行き、下校時連れて帰る日々が1年半続きました

今年の4月から高校生になったので、月・水・金のお昼前後の1時間
自転車で5分の息子宅に私が通う日々となりました

お留守番の小太郎君、行けば尻尾降って大歓迎ですが帰る時は横眼の恨めしそうな顔となりますわ

良い気候となった10月11月は友人とのお付き合いも頻繁となり、忙しい日々を過ごしている私
来週のワンゲル鎌倉歩きの参加から始まり、「私の紅葉の鎌倉案内」もまだまだ続く予定です

鎌倉の紅葉は例年なら11月下旬から12月上旬までですが、異常気象の今年はどうなるでしょうか

2023年秋の「私の鎌倉案内」その2(10月11日)
前回ご紹介した親友taeさんの御主人を「鶴岡八幡宮」~「宝戒寺」と案内した後は
「杉本寺」~「浄妙寺」~「報国寺」と向かいました。

大蔵山「杉本寺」

朝比奈方面に通じる道を歩いて行くと、約20分で鎌倉33観音霊場1番の「杉本寺」の階段が見えてきます

天平6年に創建された鎌倉最古の寺です。



拝観料300円を支払い、更に階段を登っていくと茅葺屋根の本堂が現れます。

三体の11面観音様をご本尊とし、又鎌倉24地蔵尊その他多くの仏様をお祀りしているお寺です。

この日は殆ど参拝客がいない静かな境内でした。
次にランチが目的の歩いて7~8分の「浄妙寺」に向かいました。

鎌倉五山第5位の浄妙寺でランチ
時計を見ると1時半近くになっていました。



頼朝の重鎮・足利義兼が1188年に創建した臨済宗・建長寺派のお寺でご本尊は釈迦如来。
100円の拝観料を払い本堂で手を合わせてから、坂を上ると場違いな洋館が現れます。



何度か友人と来ているカフェレストラン「鎌倉石窯ガーデンテラス」に入りました



「新しくできた外の屋根付きのオープンデッキならすぐにご案内できます」と言われ・・・
スコットランド人ガーディナーが手掛けたナチュラルなお庭の四季折々の美しい景色を眺めながら
ランチやお茶の時間が楽しめるコーナーに案内されました。

ワインにピッタリなプレートセットを選びましたコーヒーデザート付きです

「人工物の建て物が何も見えないのが良いね~」と、Tさんが呟きました。



この日は薄日差す暑からず寒からずの、秋の気持ちの良い日和でした
お花の端境期でしたが(だからどこもすいていたのかしら?)
赤紫の「アメジストセージ」が印象的でした。

竹寺「報国寺」
食後行ったのが、歩いて7~8分の竹寺で有名な「報国寺」です。
足利尊氏の祖父家時が1334年に創建の臨済宗建長寺派のお寺で、ご本尊は釈迦三尊。



本堂裏のお庭までが無料です。
もう数えきれないくらいに訪ねているお寺で、ワンゲルではトイレタイムで利用することが多い
それだけ設備が整い綺麗なトイレだという事です



境内に孟宗竹が約2000本からなる「竹林」がある観光名所で、外人さんの姿が多いお寺です。
「竹林」入場は400円、最近値上がりして以前より高くなりました。



鬱蒼と茂った「孟宗竹」、大きなカメラを抱えて何度か撮影に来ましたね。
竹の間に「光芒」を入れるのが必殺技でした。



お抹茶も楽しめるコーナーがあります。
まだコロナ前の2017年3月27日に、高校時代の友人と同じコースを巡りお抹茶も堪能・・・
こちらをご覧ください

あの時は桜が咲き出した春休みで、鎌倉は着物姿の若い女の子で賑わっていましたね。

午前中は横浜の墓地でtaeさんのお墓参りを済ませた私たち、午後から静かな鎌倉を散策し
最後に寄った「報国寺」からの帰路は鎌倉駅までバスで戻りました。

16時過ぎには到着し、総武横須賀線に乗りましたので、、、
Tさん予定の東京駅18時発の山形新幹線には余裕で間に合ったようです

この日の私の歩きは14980歩でした。



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2023年秋の「私の鎌倉案内」①

2023年11月03日 | 鎌倉散策
夜の11時過ぎには寝室に入り朝の5時半起床の私、最近は6時過ぎないと夜が明けない
夕方の日の入りも早く、朝晩は寒さも増して秋深しを感じますが・・・
日中は秋晴れの日々が続き、暑くて上着が要らない毎日です


(10月16日・ラジオ体操会場近くの公園にて撮影)

横浜に雨が降ると富士山は「雪」、この日はハッキリと白い帽子をかぶった富士山が望めました。

10月30日(月)はもっと多くの雪が広がりましたが(私は朝から出かけて撮影できませんでした)
季節外れの暑さで、今ではマダラ状態のモヤ~とした富士山が時々見えるだけです。



6月から咲き出している庭の「コスモス」が未だに楽しめて
9月から咲き始めた「秋バラ」と一緒に夫の遺影に添えています。

気が付けば早11月、すっかりご無沙汰してしまいました
9月に体調を崩して何もできず、庭や菜園が酷いことになり、、、
夏物の整理にも追われてバタバタしていました

そして今期後半は自治会順番性の班長で、先週の土曜日は4年ぶりの「防災訓練」に参加

酷暑の夏には控えていた「友人達との交流」も増えて、出かける日も多くて疲れ果てる日々
blogを更新する余裕もありませんでした


2年ぶりの親友のお墓参り(10月11日)
学生時代の親友taeさんのご主人が山形から上京し、一緒にお墓まいりに行きました。

ご主人Tさんの先祖代々のお墓は明治時代に公募された横浜の市営墓地にあり
taeさんは横浜の中心街に近い高台にもう7年も眠っています。



墓石の右側の「花活け」が壊れていました。

コロナが一段落してお仕事が忙しくなったTさんも久しぶりの「墓参り」とか・・・
「遠く離れた古いお墓を維持していくのも何かと大変だなぁ~」と感じた次第です。

今秋の「私の鎌倉案内」
高校の「同窓会」で上京したTさんは2日目のこの日、18時の新幹線で山形に帰宅との事
「それまで鎌倉を案内して欲しい」と頼まれました。



taeさんご夫妻を20年位前に「北鎌倉」をご案内した覚えがありますので
今回は鎌倉駅から歩いて行けるコースにしました。

最初は由比ガ浜から鶴岡八幡宮に繋がる「若宮大路」の二の鳥居から始まる「檀カズラ」です。



鎌倉幕府初代将軍「源頼朝」が懐妊した妻政子の安産祈願のために作られたとか
私は混雑している桜の季節に来ることが多く、人の少ない静かな「檀カズラ」にはビックリです。

桜並木の中を500m歩いて三の鳥居をくぐると「鶴岡八幡宮」の境内で
太鼓橋の左右には大きな蓮の葉で覆われた「源平池」が広がっています。

右手「源氏池」の畔には「弁財天」が祀られている裏手には「政子石」が・・・



参道の正面には「静御前が舞った」と言われている「舞殿」(私のblogではお馴染みですね)
季節の良い時期八幡宮を訪ねると、3度に1度はお目にかかる「結婚式」はこの舞殿で行われます。

頼朝が建造した鎌倉で一番の名所「鶴岡八幡宮」ですが、Tさんは50年以上前に来て以来とか



その先の本殿に向かう階段を登ると・・・



13段目の左手に「3代将軍実朝暗殺」を企てた甥の「公卿」
(父は修善寺で祖父の北条時政に打たれた2代将軍頼家)が隠れていたと言われる
大銀杏がありました。
樹齢千年を超すと言われていた「大銀杏」は2010年3月10日に強風で崩壊
「数本のひこばえ(孫生)」から見事に育ち、大きく茂る姿に感動しました。



八幡宮もこの先の本殿は撮影禁止でした。

昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で描かれたように、陰謀渦巻く中で源氏の血を引く将軍は
三代30年で途絶え、以後北条氏の執権政治が100年以上続きました。



八幡宮の右横には1200年に政子が創建した「白旗神社」(八幡宮の境内末社)があります。
御祭神は初代将軍「頼朝」と三代将軍「実朝」
静かな中に時節柄「七五三」を祝うファミリーの姿が目立ちました。

鶴岡八幡宮から「宝戒寺」へ
鶴岡八幡宮入り口の三の鳥居から5~6分で行ける「宝戒寺」周辺は北条氏の館があった所です。

北条一族870人が自害した「腹切りやぐら」もすぐ近くにあり
新田義貞の鎌倉攻めで、北条義時以後続いた執権政治も幕を閉じました。



後醍醐天皇の命で「北条氏鎮魂の寺」として宝戒寺は建てられました。
9月には白萩が咲き乱れる「萩寺」としても有名で、この日も名残の「白萩」が残っていました。



天台宗のお寺で、ご本尊は「地蔵菩薩」
私たちは畳敷きの本堂に上がり、並んでいる仏像に手を合わせました(撮影は禁止)
「落ち着つくね」とTさんが呟きました。



私が「萩の盛りの頃」に行った時のmyblogはこちらです。



駅から近い大町通りの入り口にあるこのお寺には、その後も「福寿草」などの撮影に
大きなカメラを抱えて何度も訪ねています。



この日は小さな古い「コンデジ」撮影で、風情ある雰囲気が撮影できず残念でした。

晴天に恵まれた今年最後の「三連休」、皆さまは如何お過ごしですか?
私は3日の朝一番に電動自転車で約20分の所にあるホームセンターで、「玉ねぎの苗」を100本購入

この連休中に植えられたら良いなぁ~と思っていますが・・・
2キロ痩せて体力がなくなり、無理は禁物と思っています。

それにしても11月だというのに「夏日」に近い気温で、日中の暑さには驚かされますね


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お墓参りと鎌倉「常楽寺」

2023年09月29日 | 鎌倉散策
夏の暑さが続いた9月も終わりますね。
9月最後の週の前半(特に25日の朝)は半袖では寒くて、ラジオ体操時も「寒いね~」の
挨拶が飛び交ったのに、週の後半は又真夏日が続きました


(9月18日・ラジオ体操参加の公園で撮影)

彼岸の入り2日前の「敬老の日」に公園で見つけた彼岸花
日の出の時間も遅くなり、自然界は季節の変わり目が感じられるようになりましたが・・・

気温の高低差に私は体が着いて行かずにクラクラ状態です

「敬老の日」の朝(9月18日)
腸炎に罹ってダウンしても、絶食や重湯の日以外は朝のラジオ体操に参加していました。
散歩時間は半分の20~30分程度で、庭や畑仕事は殆どできませんでしたが・・・

母子で参加のひ孫のような小学生が、お祝いを用意して「敬老の日」に98歳の誕生日を迎えたご近所の方を祝福です

ラジオ体操に参加する足腰丈夫な98歳、大いに見習いたいですね~~~



グリーンデーではないのに、その後は各自ボランティアで「草取り」作業、、、
この週は雨も降ったので、土が柔らかで絶好の草取り日和、殿方たちも頑張っています。
元気の秘訣はこうした社会参加なのかもしれませんね。

お彼岸のお墓参り(9月24日)
私の体調も「腸」は良くなっても「胃」が小さくなり、以前のようには食べられない
夏太りが解消されたのは嬉しいが、お腹に力が入らず中々元気が出ないです



腸炎を発症して3週間のお彼岸の中日には普通の生活に戻っていたのでお墓参りに出かけました。
鎌倉市大船町にある「多門院」まで、車なら20分足らずで行けますが
自転車とバスを乗り継いていくと40分かかります。



真言宗大谷派の寺院で、ご本尊は「毘沙門天」。山号は「天衛山」創建は天正7年(1579年)です。
ただ我が家は無宗教で檀家ではありません。
それでも私は来た時は必ず仏殿に寄り、お賽銭をあげて拝んでいます。



添えるお花は大船駅前の「グランドシップ」内の「ライフ」で冷えたビールと一緒に買って行きます。
今回は秋らしい菊とリンドウを選びました。この店のお花が一番新鮮で気に入っていますね。



無宗教とはいえ、夫の知り合いもお参りに来てくれる事を考えると、お彼岸やお盆など年に5~6回は訪ねて
今回は8月の旧盆に息子一家と来た祥月命日から一カ月ぶりでした。

この日は朝から富士山が見えて、わりと爽やかな日和でした。
私は墓石を磨きお線香をあげてから、古いお墓が並ぶ上の方まで歩いて行き富士山を撮影



お隣に「熊野神社」があるこのお寺の入り口近くに庚申塚の石塔が並んでいます。
ガイドさんのような方から「この真ん中の4本の手のあるのが珍しい」との説明を受けました。
フムフム・・・

「我が家近くにもこうした庚申塚はありますが」と答えると、昔は町や村の境目にあったそうな
今では道路開発などでこうしてお寺や神社が引き取っているそうです。

名刹「常楽寺」で大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の悲劇を思う
多門院には終わりに近い「白い彼岸花」のみで、赤が無かったので近くの「常楽寺」に向かいました。



茅葺屋根の山門が趣ありますね。



臨済宗「建長寺派」の寺院で山号は「粟船山」、ご本尊は阿弥陀三尊。
1237年創建で開祖は鎌倉幕府3代目執権の北条泰時、、、

仏殿の天井には狩野雪信が描いた龍の図が描かれています。



そして仏殿の裏には北条泰時のお墓があります(一番手前)



昨年の大河ドラマで、主人公北条義時の嫡男泰時を演じた「坂口健太郎君」の顔が浮かびました。
母親は新垣結衣さん演じた八重姫?、あれはフィクションだと思いますが・・・

泰時のお墓の前で、多門院で会ったガイドさんと再び会いました。
「この裏の山を登ると木曽義仲の息子義高のお墓がありますよ」と教えてくれました。



春夏秋冬何度も来ていて、ワンゲルの「鎌倉88か所お寺巡り」でも訪ねている「常楽寺」
でも「木曽義高の首塚」は知らなかった

教えられた通り、境内の向かって左側の柵の外の道を進むと階段がありました。


階段脇に待望の赤い彼岸花に出会えました我が家近辺では終わりに近い白い彼岸花も見られました

階段を5~6分登っていくとお稲荷さんと泰時の姫宮のお墓があり
(大姫の墓という説もあり)と書かれた表記を見ながら更に進むと・・・


3~4分で木曽義高のお墓が現れましたその背後には何枚もの塔婆の建った首塚・・・・

木曽義仲の嫡男義高は頼朝の姫君(大姫)の許嫁という名目で差し出された人質でした。

木曽義仲は平家を西国に追い出し入京したが、後白河法王の要請で頼朝が義仲追討の兵を派遣
1184年正月に討ち取られました。
そして4月、頼朝は義高を誅殺するよう命を下す。

これを知った大姫は義高を逃すのだが・・・
ドラマでは初々しい染五郎さんが義高を演じましたね。



大姫の願いは叶わず、義高は武蔵野国の入間川で討ち取られました(享年12歳)
悲しい物語でしたね。

嘆き悲しむ大姫の母政子は義高の終焉の地に供養の神社を建て手厚く保護したとか
私もいつか狭山市にあるその地を訪ねてみたいと思いました。

そんな思いにかられて常楽寺を後にし、バス停5か所分の大船まで歩いて行きました。
この日の歩きは久しぶりに1万歩超えの13300歩
爽やかなお天気にも恵まれ、満足した一日でした。




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ブログ再開!鎌倉「一条恵観山荘」

2023年07月09日 | 鎌倉散策
北九州や中国地方では梅雨末期の豪雨で被害が出ているようですね
こちら南関東は予報では傘マークが並ぶこの週末も、雨は少々パラついただけで真夏の暑さが続き
菜園や庭の水やりに追われています



7月に入るとすぐに、我が家の花壇の「園芸種?の山百合」が昨年と同じように3輪咲き出しました。
ここに移して2年目で、去年より早く咲きましたが小ぶりです。

一カ月前に咲いた「スカシユリ」はもう終わりましたが、、、
この山百合の横で存在感を示している「カサブランカ」の蕾も膨らんで、夏のお花のトリを飾る感じです。
花壇を造って3年目、ユリの咲く順序を改めて知りました。


ユリとアガパンサスの間に顔を出した桔梗の花秋の七草ですが、6月から咲き出している

和風の「桔梗」の花はバラやユリと同じ花壇では合わない感じです

6月17日(土)に行った鎌倉では風情あるお庭でこの「桔梗」が沢山咲いていました。

鎌倉・一条恵観山荘(6月17日)
鎌倉に近い横浜南部に住んで37年になり、友人たちと歩いたり、趣味のカメラの撮影会
ワンゲルでの88ヶ所お寺巡りなどに参加して・・・
もう知らない所はないと思っていましたが、まだありましたよ



「一条恵観山荘」(いちじょうえかんさんそう)はおよそ370年前の江戸時代初頭に建てられた
皇族の別荘であった歴史的建造物です。
昭和34年に京都西賀茂より鎌倉に移築後、国の重要文化財に指定されました。

入り口で500円を支払って中に入りました。


アジサイの初夏と紅葉の秋に期間限定で公開され滑川沿いの風情あるお庭が素敵です。




中庭には満開の「桔梗」が咲いていました。



やはりこの花は苔むした日本庭園に合いますね。



「萩の花」も然りです。それにしても6月中旬にもう「秋の七草」が・・・???



涼しげな白い「アナベル」(別名アメリカアジサイ)が満開でした。

「5月のワンゲルで来た時はまだ咲いていなかったのよ」「あの時はヤマアジサイが見頃だった」と
同行したワンゲル仲間でカメラも趣味のOさんが言います。




この日は土曜日で、浴衣姿の若い女性の姿があちこちに見られました。
「かふぇ・楊梅亭」の入り口ではその着物姿の女性の行列が・・・

窓からお庭の景色を楽しみながら、お抹茶やスィーツが頂けるようでした。
暑い中、若い娘達と一緒に並ぶ勇気はありません
第一リーダーはスィーツよりも「居酒屋」がご所望でしょうしね



お茶室の丸窓の映り込みの色彩が絵の様で素晴らしい
まさに雅の世界です。

実は私、雨で延期となった5月のワンゲル「妙本寺~北条時政山荘?~衣張山~報国寺~一条恵観山荘」
のコースが実行された25日は、前日に6回目のコロナワクチン接種をしていて参加できず

逗子に住むリーダーに「お互いの都合の良い日に、個人的に案内して欲しい」と頼み込んだ次第です。

「このコースは樹木や草が生い茂るトトロの世界から、雅の世界へと変化に富んでいてとても良かったよ」
「特に最後の一条恵観山荘は大きなカメラでジックリ撮影したいから、もう一度naoさんと行きたい」と言う
近くの戸塚に住むOさんも一緒に、リーダーと3人で歩いた次第です




滑川沿いには恋人同士が語り合えるような、女性好みのベンチが置かれています。



しっとりとしたアジサイの花と、滑川の水音が心癒してくれそうですね


秋には紅葉の渓谷美も楽しめそうな場所です所々に置かれている鮮やかな紫陽花も心憎い演出ね

武士の文化の鎌倉には見られない、雅な京都の香り満載のお庭です。


期間限定の初夏の公開も今週末で終わりです再び中庭に出て、1時間足らずで一回り

時計を見ると2時を過ぎていました。

外に出ると、以前車で来て時々利用した「浄妙寺」の駐車場がすぐそばでした。

3週間前の5月25日と違うのは「夏の暑さ」です。
本番の前回は11人の団体で、最後の鎌倉駅まで歩いて18000歩だったようですが、今回は3人
熱中症も怖いので鎌倉駅までバス利用で、歩いたのは15000歩でした。

最後は小町通りの居酒屋で打ち上げ。リーダーさん有難うございました
気が付いたら5時過ぎになっていて、久しぶりに楽しく酔いました。

今回は初めて行った「一条恵観山荘」のご紹介のみですが、ブログ仲間の山小屋さんが
5月に歩いたこのコースの全編を紹介しています「山小屋便り」6/16~6/28をご覧ください。

        

前回お知らせしたマイブログの「画像が入らない問題」をこの山小屋さんに相談

彼曰く「自分は毎日UPする写真ブログだから、その②も画像は2.7GB/3GB使用、そろそろ③を作らねば」
「naoさんの2.08GB/3GBなら、まだ余裕あるよ」

「編集画面にアップロードされた画像は必ず入力されるはず」との事で、再度彼の指示でトライしてみました。
「画像が無事に入った~

問題は画像ファイルの保存の仕方でした
新しいPCに買い替えてから画像の入力がなかなか上手くいかず、時々「ファイルに問題が生じました」
という表示が出て、やり直しになります。

前のPCはカメラ付属のアプリをPCにダウンロード、画像は自動的にマイピクチャーに
「日にち別ファイル」として保存されましたが、そのDVDが見当たらず苦労しています

「画像入力の基本」を再びジックリ学ばねばと思っていますわ

※この度の記事「一条景観山荘」は間違いで「一条恵観山荘」と訂正させていただきます。
尚、読み方は「一条えかんさんそう」で間違いありません
山小屋さん、ご指摘ありがとうございます


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河津桜咲く「鎌倉宮」と高騰する「光熱費」の話

2023年02月07日 | 鎌倉散策
2月に入りました。3日の節分の日は太陽が顔を出さず寒い日でしたが・・・
翌日の立春はまさに暦どおりの早春の暖かさが感じられる日和でしたね。
我が家の梅の蕾も膨らんで、日当たりの良い高い所の枝から咲き出しました



こちらは1月6日に行った「鎌倉宮」の鳥居横に咲いていた「河津桜」です
一か月前のお正月に咲いていたことが驚きです



同じ横浜のお隣の区に住んでいる親しいワンゲル仲間のくせ毛のアンさんにこの話をしたら
お互いのエリア近くの「永谷天満宮にも河津桜はある」という。

「でも満開になるのは2月中旬以降」だそうです。
我が家も含めてこの辺りは丘陵地帯で標高があるから、海辺に近い鎌倉宮とは咲く時期が違っている?

河津桜咲く「鎌倉宮」(1月6日)
高校受験を控えている孫娘の合格祈願に行った「荏柄天神社」への参拝を済ませた後は
すぐ先にある「鎌倉宮」に向かいました。



鳥居の左側に「河津桜」が見えますね。この奥にも沢山咲いていました。



鎌倉宮の御祭神は建武の中興で有名な後醍醐天皇の皇子「大塔の宮・護良親王」
私は神殿に向かいました。

階段下の右手には人気の「厄割り石」があります。
素焼きの陶器・かわらけに息を吹きかけ、石をめがけて思い切り投げて厄を割る。
この日も若い人で賑わっていました。



本殿で手を合わせてから右手奥に進むと、摂社の村上社(身代わり様)があります。
悲劇の親王の忠臣・村上義光公の像があり、なでると身代わりになって治してくれると言われていて
私は「頭・お腹・腰・膝」となでさせていただきました。ちょっと欲張ったかな~?



鎌倉宮の祭神「護良親王」は室町幕府初代将軍の足利尊氏と対立し鎌倉に流され
鎌倉宮の社殿裏にある「土牢」に約9カ月間にわたって幽閉され、28歳で苦闘の生涯を閉じました。

反対側の本殿の左手奥に進むとその土牢はありますが、以前高校時代の友人と回ったので今回はパスでした。

親王への追慕が厚い明治天皇は明治2年(1869年)に「鎌倉宮」を創建
自ら社号を「鎌倉宮」と定められ、永く親王の御霊を祀られました。

時計を見ると午後2時半近くになっていたので、この「鎌倉宮」からバスに乗り駅に向かいました。

正午過ぎに鎌倉駅から小町通りを通って檀カズラに出て賑わう鶴岡八幡宮の舞殿まで行きました

八幡宮本殿前の階段は混みあっていて、通行制限中なので参拝はパス・・・

代わりに八幡宮の右隣の「白旗神社」に参拝して・・・鎌倉幕府御家人の一人、畠山重忠の屋敷跡を通ります

頼朝が幕府を開いたのは鶴岡八幡宮の東側奥の大蔵の地でした。

今では幕府跡の石碑が清泉小学校の敷地脇に立つだけ更に5分歩くと「頼朝の墓」が建つ階段が見えくる



上には江戸時代に島津氏によって建てられた「頼朝の墓」階段を下って2~3分先の階段を上ると「法華堂跡」です
頼朝の墓と隣り合ったここには鎌倉幕府執権の「北条義時が眠る法華堂」がありました。
今ではその痕跡が残るのみ・・・

看板に張られたQRコードをかざすと、幻の「法華堂」が現れます
鳥居の奥の長い階段を上ると、御家人の一人の大江広元の墓もあり
このコース、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」フアンにお薦めです。

その後目的地の「荏柄天神社」で孫娘の受験合格祈願のお守りと購入し、「鎌倉宮」を参拝して
鎌倉駅に戻ったのは3時前でした。歩いた歩数は11400歩・・・

物足りない方は「鎌倉宮」から15分歩いた先の「瑞泉寺」や紅葉の綺麗な「覚園寺」
又は発掘が進み整備された「永福寺跡~もみじ谷」に足を伸ばされることをお薦めします。

高騰する「光熱費」
1月のガス代(12月23日~1月25日)の請求が23310円
昨年夏(7月26日~8月25日)の15倍近くになった



我が家は煮炊き用のコンロが電気のIHですから、ガスは給湯と暖房のガス温風ヒーターのみ・・・
真夏はシャワーだけだからガス代はほとんどかかりませんが、それにしても凄い差額です

寒さはまだ続くので「灯油の方が安いかしら?」と慌てて石油温風ヒーターを取り出して灯油を買ったら
1ℓ132円する(タンクローリーで回って来て、階段上の裏口まで運んでくれるから高いのだ)

3週間分の3缶60ℓ買ったら8000円近くが飛んで行った。一軒家は本当に寒い



歳とともに冷え性になった私、パワーのある石油ストーブを焚いても食事時などは足が冷える。
それで湯たんぽを購入したが、T-falでお湯を沸かすには電気代がかかる。

寝室はエアコンを2時間ほど入れて、さらに電気あんかを使用しているので電気代の請求が恐ろしい
一人なのに暖房費月5万円も大いにあり得る



雪国の人から見たら恵まれているのだが、同じ北海道生まれのご近所仲間のFさんに愚痴ったら
分厚い靴下を買ってきてくれた。(北海道人は寒がりなのです)

「春よ来い!早く来い!」と口ずさんでいる私です。


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