何やら日本近辺で台風が発生し、この週末には関東東海に上陸するとの情報・・・
ありゃりゃりゃ~
前回記しましたが、三連休最後の「海の日」に奥多摩の「鳩ノ巣城~御岳山登山を迷っていましたが
奥多摩の入り口である青梅市の前日の気温が35度と聞き、熱中症が怖くてやめました。
山小屋さんの情報によると参加者は3名、暑さで🍙も喉を通らなかったとか・・・
私が代わりに行ったのは5日後の奥日光ハイキングです。山の中の綺麗な湖を巡ってきましたよ
ワンゲルの奥日光「切込湖・刈込湖」ハイキング(7月21日)
集合はJR日光駅に9時20分、路線検索して色々考えました。
横浜南部の我が家から「箱根」は近いが、日光はとても遠いぃ~
早朝出発の時は湘南ラインが停まる戸塚駅まで車で送ってくれた息子が千葉勤務になり、
アッシー君が居なくなって本当に辛い!です。
結局大船発6時の上野東京ライン「宇都宮」行きに乗って「日光線」に乗り換え
9時11分にJR日光に到着
我が家を5時15分に出たから片道4時間かかった。
でも片道202kmだったので、大人の休日クラブで運賃は3割引きになりましたわ
駅前にリーダーのYさんがポツンと一人で立っていて、声をかけると
「この駅は由緒ある建物だから写真に撮っておくといいよ」と言われました。
大正ロマンを感じさせる古くて美しい姿の白亜の洋館「JR日光駅舎」は大正元年に建てられたとか
詳しい事はこちらです。
浅草から東武線でやってきたH氏とT氏、そして女性のJさんも加わり計5人で
奥日光の「湯元温泉」行きのバスに乗り、11時過ぎに終点で下車しました。
トイレに寄って身支度を整え、Yリーダに従って温泉街を歩いて行くとこのような案内図が現れました
「これを見ると歩く時間は4時間、休み時間を加えると4時間半、帰路の15時54分のバスに乗るには頑張って歩かねば」
とサブリーダーのHさんが呟きました。
時計を見ると11時20分を過ぎていました。
ワンゲルから送られてきた行程表には「3時間程度の歩き」と書かれていて、気軽に参加したのですが~
硫黄の匂いが漂っていました。湯元温泉の源泉です
周囲には「イワガラミ」によく似た白いお花が咲いていました。
(ノリウツギと山小屋さんから教えて頂きました)
ここからいよいよ緑豊かなハイキングコースに入ります。
刈込湖まで2.2km、急登ではないもののずっと登りが続きます。
リーダが「ゆっくり行きますからね」と言いますが、私は下りよりも登りが好き・・・
岩に黄色いお花が咲いていました。何のお花でしょうか?
今回は山小屋さんが不参加なので分かりません。
歩きだして45分で「小峠」に到着しました。
ベンチもあったのでここで昼食タイム、食べ終わり写真を撮ってすぐに出発しました。
リーダの後ろにピッタリくっついて歩くのは私の憧れの女性のJさんです
3年前の「日光霧高原」行きの時の電車の中で親しくなりました。
楚々としてたおやかでお綺麗で、とても山女には見えないけど・・・
贅肉のない小柄なスリムな身体で軽やかに歩く姿はとても素敵です。
私より2~3歳お姉さまかしら?と思っていたら、10歳近くも年上でビックリ、
それを知って私は「Jさんは私の目標としたい女性です」と告白
そしたら「私の憧れの女性は85歳を過ぎたK山さんよ。最近ワンゲル参加が少なくなって淋しいわ」とJさん。
女性の大幹部の方の名前を挙げられた。
いやはや山をやる方々のお元気さに改めて感動を覚えましたわ
足元に真っ赤なビロードのようなキノコを見つけました。
「如何にも毒キノコという感じね」
小峠を出発しておよそ30分で「刈込湖」に到着
1時間以上かけて歩いて登って行かなければ見られない山の中の静かな湖でした。
林間学校の生徒らしき一行が居ました。
子供たちが渡った丸太をJさんも渡りたいと興味を示しました。
「落ちたって怪我はしないから大丈夫よ」と言いながら私はカメラを向けました。
Jさんの若さはこの好奇心だとガッテンしましたよ。
刈込湖畔で一休みして、1時15分に次の切込湖目指して出発しました。
刈込湖と切込湖の間には一本のスジのような土が見られましたが、殆ど繋がっていると思っていいでしょう。
木々の間からエメラルドグリーンの湖が見えてきました
「あの映り込みは魁夷の世界ね」前を歩くJさんが呟き、私も「東山魁夷で有名な御射鹿池の絵ね」と応えました。
歩きながらこういう会話ができることがとても楽しかった
週末の28日~29日とワンゲル主催の「白馬五竜・栂池自然園」のフラワーハイキングに参加する予定で
特急「あずさ」の乗車券や指定券も購入済みだった。
月曜日にコーラスに行って、火曜日はストレッチ体操とドコモでのスマホ講習会
水曜日に突然台風12号が発生し、関東に向かっていることを知り防水スプレーを買ってきた。
ザックやゴァテックスの雨具、そして登山靴にスプレーして準備したのに・・・
昨夜リーダーから「台風のために取りやめ」とのメールが届いた。
今日はみどりの窓口に出向いてキャンセル、ツァー旅行と違って全額払い戻された。
大いにガックリし、少しホッとしている。
ストレッチ体操の時に「先週末に奥日光を歩いてきたから足がパンパンに張っているの」
「今週末は白馬行きだからほぐさねば」とご近所仲間のノンちゃんに話したら
「そんなに無理したら早死にするよ」と注意された。
山の中を歩くと身体は疲労するけど、それは「心地よい疲れ」で心は満たされるのよ
孤独を忘れてリア充で居られる
だから私は動ける内は出来るだけ自然の中を歩きたい・・・