花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

熱海オフ会(2)「MOA美術館」へ

2022年09月18日 | 美術館&史跡巡り
9月の3連休が始まりましたが、超大型台風14号が九州に近づいていて
「日本列島縦断コース」を行くらしい

午前中は庭の鉢植えなどを軒下に移動したり、飛びそうな物を地下駐車場に入れたりで
ひと汗かきました


(9月14日撮影)

我が家の庭の花壇・秋のコーナーに「彼岸花」が咲き出しました。
夫が亡くなる一年前に、顧客様から頂いた苗を鉢に植えたのだろうと推察しますが、、、

その後毎年2~3輪のお花を咲かせていた鉢植えを、花壇を作った昨年地植えにしたらナント
7倍の21本の花芽を持った茎がニョッキリと顔を出し、菊のエリアを侵食しています


(9月10日撮影)

彼岸花の手前には「玉スダレ」が咲いていますが、来年はこちらにも侵食しそうで考えねば


(9月10日撮影)

こちらは斜め向かいのお宅の駐車場に一面に咲いていた「荒れ地のヌスビトハギ」

7年前にご主人を亡くされ1人になった、80代後半のおばあ様は息子さんの病院が経営するホームに入所・・・
お孫さん夫婦が7月に庭の草を大々的に刈って行ったのですが、あっという間にこのお花に占領されました


(9月10日撮影)

人出不足で田植えが出来なかった田んぼの中に、我が家の家紋である「オモダカの花」を見つけた。
手前の大きな独特の形をした葉が印象的なお花です。

ご実家に不幸があり、10日間程北海道に帰っていたご近所仲間のFさんが漸く戻って来たので、、、
2人での朝のラジオ体操参加と1時間の散歩が復活しました。


(9月10日撮影)

これは何のお花、アプリで調べると「シソ科のアキギリ」とか「セージ」と出る。

※ブログ仲間の山小屋さんに、このお花は「アキノタムラソウ」と教えて頂きました
ウィキペディアで調べると「アキギリ属・アキノタムラソウ」と出くるので、大間違いではなかったかな?


1人で歩くよりも2人の方が、道端のお花を見つける確率は断然高い

歩きながら2人で花々を愛で、スマホのアプリで名前を調べたりする事がストレス解消となり
体調も良くて、この夏は血圧の薬も必要無くなった


熱海オフ会・2日目午後は「MOA美術館」へ(9月3日)
前回ご紹介した3年ぶりのオフ会の2日目は海辺の「お宮の松」を見た後タクシーに乗って
「MOA美術館」に行きました。



熱海駅から山の斜面に建つ「MOA美術館」までずっと登坂でおよそ2.1km、10分足らずで到着です
4人で乗ればバス代と大して変わらない・・・

荷物をコインロッカーに預けて(100円入れるが使用後戻る)、シニア料金1400円を払って入館



すぐに長いエスカレーターを3回乗り換えてひたすら昇って行きます。
上った先が先が「円形ホール」

クーポラのような天井の色彩が音楽と共に変わり静かに流れる緩い音楽に癒されました

しばし椅子に座って4人で天井を見上げていました



更にエスカレーターで昇って行くと外のテラス「ムア広場」に出ました。
30年位前に短大時代の友人4人とこの美術館に来たことがありますが、すっかり変わっている感じ・・・

時々振り返って「相模湾」を眺めながら階段を登り展示場に入ります。
「開館40周年記念展・第2部」をやっていましたこちらのホームページでご覧ください。

創立者は「箱根美術館」と同じ実業家であり宗教家でもある岡田茂吉氏

東洋美術の絵画・書跡・工芸を中心に国宝3点、重要文化財67点
重要美術品46点を含む約3500点の収蔵品を誇る美術館です。

尾形光琳の最高傑作とされる国宝「紅白梅図屏風」(※期間限定公開)は特に名高い作品で
毎年2月の梅の季節に合わせた公開を待つファンも大勢いるとか・・・



今回は国宝「色絵藤花文茶壺」野々村仁清作が見られて満足です。

ちなみに私がOL時代に勤めていた美術館にも重要文化財の「仁清の茶壺」があり、日々眺めていました。
その「色絵芥子文茶壺」 もクリックしてご覧ください。



展示場を廻り見終わるとロビーに出て、しばし窓の外の絶景を眺めました。

この美術館は7万坪にも及ぶ熱海の高台に建てられていて、館内のメインロビーやムア広場からは
晴れていれば伊豆大島や初島などが望めます。

そして空腹を感じて行ったのは、小食のlilyさんご希望のカフェ
パティシエ鎧塚俊彦プロデュースの素敵なお店です{}こちらをご覧ください。

キッシュとアイスコーヒーセットは銀河さんとビオラさんケーキとホットコーヒーセットはlilyさん

身体の大きさに比例して、私は一番ボリュームのある「クロックムッシュ」とアイスコーヒーです。



ランチの後には和のお庭に出て散策しました。緑が眩しい
茅葺屋根の建物は岡山藩家老屋敷の茶室です。

大磯町の三井家別邸にあった「片桐門」同じく三井別邸にあった「唐門」


紅葉の頃もさぞや美しいに違いない緑を抜けると古民家の和の食事処がならびます

その中に尾形光琳の復元された屋敷も・・・



お庭を見せて頂きました。
こうして私たちは「MOA美術館」でゆっくり過ごして、3時半頃のバスで「熱海駅」に戻りました。

今回の「熱海オフ会」は静岡のビオラさんと神奈川の私の県民割
(5000円分のホテルの補助と2000円分のクーポン)が使えて皆で分けることができました。

詳しい情報を教えて頂き、仕切ってくれたラッシーママさん、ありがとうございました
そしてlilyさんからは「毛糸のネックウォーマー」、銀河さんからは「物入れバッグ」の
手作りのお土産もありがとうございます。

3年ぶりの楽しい楽しい一泊2日のオフ会でした。



コメント (12)
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コロナ禍の美術館事情と、2月に鑑賞した「アーチゾン美術館・開館記念展」

2020年11月14日 | 美術館&史跡巡り
一昨日は(11/12)は北風が冷たい師走の寒さでしたが、昨日今日は暖かくて穏やかな小春日和でした。



我が家の南側の花壇の小菊が満開になりました



朝の散歩の時に通る街路樹の下の花壇の小菊も色とりどりに咲いています

先日、娘時代に勤めていた美術館から令和3年1月からの「特別展中止」のハガキが届きました。
新型コロナの影響で、今年に入って何通目かの中止の案内ハガキです


朝一緒に散歩しているFさん宅の白い小菊も可愛い畑の中に咲いている色鮮やかな小菊です

私が学校を出て20歳で就職したのは石油会社でしたが、入社した年に創始者が集めた
美術コレクションを展示する美術館が本社内にできたので、私はそこの所属になりました。
こちらの美術館です。

実は私、この古巣の美術館が去年新たにエツコ&ジョー・プライス氏(プライス財団)蔵の
江戸絵画コレクション約80点を買い入れたと聞き、公開を楽しみにしていたのです。

年間スケジュールで今年の9月から12月までの特別展「江戸の華展」で
第一部と第2部に分けての展示と知り、心待ちにしていました。



コロナ禍でなかったらこの秋、伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」を鑑賞できるはずだったのです。
本当に残念です

私が「若冲(じゃくちゅう)」を知ったのは2006年の初夏、ご近所仲間と3人で上野の
国立博物館「平成館」で開催されていたプライスコレクション「若冲と江戸絵画展」に行った時でした。

江戸時代の画家がこの様に鮮やかな色彩の、個性的な絵を描いていた事が驚きでしたね。
マイブログのこちらで紹介しています。

アーチゾン美術館「開館記念展」(2月20日)
東京駅八重洲口から歩いて5分、京橋にあるブリヂストン美術館(1952年開館)が館名変更し
4年ぶりの2020年1月に、新しい美術館としてリニューアルオープンしました。

絵画好きの知人Tさんに誘われ、今年の2月に行ってきました(9カ月も前のお話です



コロナ禍を予測したわけではないでしょうが、鑑賞するには日時をネットで予約しての入館です。
これなら大混雑にならずに済みます。(入れ替え制ではありません)


「生木と枯れ木のある風景」(パブロ・ピカソ)

展示場は以前の倍の広さになったとか、天井も高くて快適な空間です
撮影OKというのも珍しい・・・



他にもピカソは数点展示されていました。

「ブリジストン美術館」には何度か来ていますが、まだ学生の頃に開催された「ピカソ展」が
一番印象に残っています。

何人かとグループで来たように思いますが、男子の一人が「ピカソは自由だ、素晴らしい
と呟いていた姿が思い出されます。

学生時代の私が最初に買った美術全集は「セザンヌ」でしたから・・・
私はピカソよりも印象派が好きだったと言えますね。今はフェルメールかな~?


「セントーフィクトウール山とシャトー・ノワール」(ポール・セザンヌ)

セザンヌはありましたが、生涯の作品数が30数点と少ないフェルメールはありませんでした。
でもマネやルノワール、マチスなども鑑賞できて満足です。


「イヴリー河岸」(アンリ・ルソー)

開会記念展では、アーティゾン美術館を運営する石橋財団のコレクション約2800点のうちの
206点を一堂に展示されました。


国の重要文化財「海の幸」(青木繁)

今回嬉しかったのは、中々見る機会がなかった近代日本人の作品も鑑賞できた事です。


国の重要文化財「わだつみの色この宮」(青木繁)「天平の面影」(藤島武治)

アーティゾン美術館は休館中も作品の収集を行っていたそうで、そのうち31点が
この開館記念展で紹介されていたとの事です。


新収蔵のヴァシリー・カンディンスキー「自らが輝く」同じく新所蔵の草間彌生「無限の網」(無題)

「自らが輝く」は入ってすぐの場所にあり、赤い斬新なポスターにも描かれていました。

他にもコンスタンティン・ブランクーシ《ポガニー嬢Ⅱ》(1925、2006鋳造)
マーク・ロスコ《無題》(1969)などが加わりました。



この開館記念展は絵画だけでなく、エジプトやギリシャの歴史ある品々や
ロダンの可愛い男の子の彫刻「立てるフォーネスト」も楽しめました。

思った以上に見応えがありました。
これでネット予約での入場料1100円はお安い(空きがあった場合の当日券は1500円)

こちらの美術館はコロナ禍でもスケジュールどうり開館しています。
11/14から1/24までは「琳派と印象派」をやっています。詳しい情報は公式ホームページをご覧ください。



一階のカフェでお茶して一休み
地方に住むTさんはもう一つ、丸の内にある私が勤めていた美術館行きを希望です。



銀座通りから有楽町に近い丸の内側まで歩いて行きました。
2月後半のこの頃はすでに得体のしれない新型コロナの不安からでしょうか?
銀座通りも人の姿は少ない

次に行った美術館は「狩野派 ―画壇を制した眼と手」をやっていましたが
撮影禁止でしたのでUPがままなりません

4月からすべてのスケジュールが中止となり、未だに閉館が続いているのが悲しいですね



私たちは狩野派の日本画を鑑賞してから、目の前の桜田門まで行き二重橋を見て皇居のお堀端を通り
Tさんのテリトリーの竹橋の「如水会館」までひたすら歩いて行きました。

この日の私は腰から足にかけて時々痛みが走りましたが(坐骨神経痛
赤ワインとビールで乾杯し、早目のデイナーに良い気持ちになりました

夕方の5時半過ぎ、レストランの店内には我々以外の姿はありませんでした。

今週に入ってコロナ感染者が全国的に再び増えだして、第三波襲来でしょうか?
私はこの2月以来、東京には出かけていません

あの日(2月20日)の帰路、混んだ東海道線の中で、座っていた私の前に立った若者が
ゴホゴホと咳をしていたのが気になりました(お互いマスクはしていましたが)

あれ以来混んだ電車に乗るのが怖くなりましたが、go to トラベルで皆さん楽しんでいるニュースを視て
私もそろそろと「近場なら・・・」と思っていた矢先での第三波

安心してお出かけできるようになるのはワクチンができるまで無理なのでしょうか~



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オフ会・中華街でランチ後「横浜美術館・ルノワール展」鑑賞

2019年11月26日 | 美術館&史跡巡り
このところ、連日小雨模様の寒い朝を迎えています。
秋と冬の勢力のぶつかり合いですね。「山茶花梅雨」と言うのだとか・・・



自然に増えた我が家の庭の千両が色付き始めて、何とかお正月までこの赤い実を持たせたいと
鳥さんたちとの戦いも始まりました。

「低気圧性鬱」気味の私、、、
9月10月の連続台風や大雨、更にそれが原因の「我が家の屋根問題」もあったりで
ストレスと気温の高低差が原因のノド風邪をひきました

もっか主治医に処方してもらった漢方薬を飲んでいるのに、咳まで出だして
楽しみにしていた「飯能・天覧山~高麗神社」までの5時間の紅葉ハイキングを諦めました

前々回、PCの変更で予告編的に記したラッシーママさんと銀河さんとのオフ会の
記事の本編を遅まきながらUPいたします。


オフ会・中華街でランチ(11月5日)
ブログ友のラッシーママさんから
「以前行った中華街の456菜館本店のランチが安く頂けるという案内が来たので銀河さんと
横浜美術館鑑賞方々行く事にしたのでご一緒しませんか?」とのお誘いを受け行ってきました。



京浜東北線「石川町駅」北口で集合し、中華街入り口の「善燐門」をくぐり、中央通りを山下公園方面に
向かい、右手に市場通りの門が現れたら右折、その先の左手にお店があります。

まず最初3種類の前菜が出ました更に点心が2皿、果実酒とビールで乾杯!
主食はチャーハンとフカヒレ&玉子のスープお腹がいっぱいですが、デザートは別腹ね

乾杯用のグラスビールや果実酒も付いて、これだけで一人1700円とは本当にお安いです

「横浜美術館」開館30周年記念展へ
食後、山下公園前から東横線延長の「みなとみらい線」に乗り、「みなとみらい駅」で下車



地下駅から商業施設の「MARKIIS」ビルのエスカレーターで上がり
地上に出ると目の前に横浜美術館はあります。

みなとみらい21地域の木々も色付き始めていました

ラウンドマークのすぐ横に美術館はあります印象派好みの私もルノワールは大好きですね


横浜美術館は創立30周年を迎え、オランジュリー美術館コレクション
「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」と銘打って
2019/9/21~2020/1/13までやっています。

中は当然撮影禁止なので、パンフレットで紹介したいと思います。



”パリのセーヌ川岸に建つ、オレンジ温室を改修した瀟洒な佇まいのオランジュリー美術館。

画商ポール・ギョームが基礎を築いた同館所蔵の印象派とエコール・ド・パリの作品群は
ルノワールの傑作「ピアノを弾く少女たち」をはじめ、マティス、ピカソ、モリジィアーニらの
名作がそろったヨーロッパ屈指の絵画コレクションです(パンフレットより)”

他にもセザンヌ・モネ・ルソー・ユトリロ・ローランサンなども楽しめました。



今ではフランス政府に譲渡された「オランジェリー美術館」ですが・・・

20世紀初頭、アフリカ彫刻が好きだった自動車修理工のギョームがモンパルナスの芸術家と親しくなり
作品収集を始めたのがきっかけででした。

彼は私邸を美術館にする構想を持っていましたが若くして亡くなり
妻のドメニカがコレクションに手を加えていきました。

館内で唯一「撮影可」の場所がありました。再現された夫妻の部屋のミニチュアです。
夫婦の趣味の違いが一目瞭然ですね。



こちらは夫ポール・ギョームの部屋



こちらは夫人のドメニかの部屋、飾っている絵画の趣味が全く違いますね。



ポスターに使われているルノワールの「ピアノを弾く少女たち」はいかにもルノワールらしい
作品ですが、この「桟敷席の花束」は意外でしたわ。

この絵ハガキと、今回出品された多くの作品が描かれたクリアファイルが
楽譜を挟むのに丁度良いので売店で買いました。

久しぶりの美術館を楽しみましたよ~
誘ってくれたラッシーママさん、銀河さんありがとうございました。



ブログにはUPしていませんが、今年の初めに行った三菱一号館美術館の
「フリップス・コレクション展」以来の美術鑑賞だったかしら?

三菱一号館では、ピカソやゴッホ以外にも、アングル、コロー、ドラクロワ等19世紀の巨匠から
クールベ、そしてマネ、印象派のドガ、セザンヌ、モネ、またはポスト印象派のゴーガンなど
見ごたえのある75点を鑑賞しました。

そうそう中学時代の友人のtomoちゃんと丸ビルで新年会をした際には
私が以前勤めていた美術館にも行きましたねこちらで紹介しています。

昔は日本もお金持ちの実業家達がパトロンになって好きな作品を収集し
(ブリジストンや山種など)それが美術館となった所が多かったですものね。



美術鑑賞は案外疲れて喉が渇きます。
鑑賞後はみなとみらい駅がある「MARKIIS」ビル1Fのカフェでお茶しました。

ラッシーママさんと銀河さんはこのままみなとみらい線で横浜に向かい
私は桜木町駅まで歩いて、京浜東北線で家路に着きました。



「秋の陽は釣瓶落とし」・・・
すでにみなとみらい21は夜のとばりが降りていて、夜景が広がっていました。

10月に高校時代の友人と中華ランチを食べながら目の前で眺めた「日本丸」も
ライトアップされていましたよ



ふと去年は2回しか美術館に行っていなかったと、思い出し
家に帰ってファイルに挟んでいた「チケット」を取り出してみました。

葉山の「神奈川近代美術館」も、すぐそばの「山口達春記念館」も海のそばの良い所でした。



OL時代の仲間に案内されて、はるばる千葉の果てまで行った「ホキ美術館」も
写真のような繊細な写実主義の絵画の数々が多くて興味深いものでした。

最近は腰や肩が痛いが多くなり、「疲れた~」が口癖の私
(だって一人で何もかもやって決断しなければならないのよ~と言い訳も多い)

以前のようにもっと私も好奇心旺盛に、フットワーク良く気分転換しないとボケるかも~
ラッシーママさんや銀河さんのブログを拝見し、お話を聞いて焦りましたよ


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上野の森の美術館「デトロイト美術館展」

2017年01月29日 | 美術館&史跡巡り
雪国は大雪で大変な日々のようですが、私が暮らす関東南部は晴天続きで
比較的暖かい週末を過ごしています。

下の孫娘が熱をだし、お嫁ちゃんの仕事の日には見守りに通い
あちらの友人こちらのグループ、趣味の教室の方々との新年会も続き

しばしPCからも遠ざかっていて、プチご無沙汰で申しわけございません。
私は疲れてはいるものの至って元気に過ごしてしております。

「naokoちゃんのブログが一週間滞ると心配になる」と、先日お会いしたOL時代のお仲間に言われ
見守られているんだと実感、有難いですね。

これからは短くてもいいから、マメに更新せねばと反省しています

上野の森美術館「デトロイト美術館展」(1月17日)
美術館巡りの好きな、地方の町に住むTさんが上京したので、一緒に「デトロイト美術館展」に行ってきました。



日本初上陸15点を含む52点が4章に分けて展示されていました。

第一章・印象派
モネ・ドガ・ルノワールなどの作品が並びます。



クロード・モネ《グラジオラス》(1878年頃)

青いドレスをまとい、緑の日傘をさす女性はモネの妻カミ―ユ

”イーゼルを屋外に持ちこんで、直接キャンバスに描くことで、太陽の光が葉や花にあたって弾ける瞬間や
強い日差しに揺れ動く空気の効果を生き生きと伝えています”

第二章「ポスト印象派」
チケットに描かれているゴッホの自画像と、日本初上陸となる晩年の作品「オワーズ川の岸辺・オヴァールにて」

そしてゴーギャンの自画像と、セザンヌの代表的な画題「サント=ヴィクトワール山」の風景画を始めとする
静物画、肖像画、水浴画のセザンヌ作品4点など、ポスト印象派の代表的な画家たちの作品が並びます。



ファンセント・ファン・ゴッホ「オワーズ川の岸辺・オヴァールにて」(1890年)

”力強いタッチで描かれたボートと人物、そして木の葉の刺々しい描写と寒色の多い色彩が観るものの不安をあおる、
この絵を発表してしばらくの7月29日、ゴッホはピストル自殺を試み、37歳の生涯を終えました”



最終日(1月21日)近くの会場は、平日でも混んでいました。

Tさんは「自分の住む地方にも県立美術館があるけどいつも静かで、この混みようは驚きます」と・・・
前回は昨年の6月に六本木の美術館で「ルノワール展」を一緒に観ましたね。
あの時も凄い人出でした。

第3章「20世紀のドイツ絵画」
第一次世界大戦前後のドイツとオーストリアで活躍した芸術家たちの、
人間の内面を大胆な色彩や形態で表現した作品の「傾向」や「気分」の総称だった「ドイツ表現主義」の作品が並びます。

第4章「20世紀のフランス絵画」
光の魔術師マチスの傑作「窓」、独特の表現のモディリアニの「男女の肖像画」
そして様々な時代のピカソ作品6点が堪能できます。



パブロ・ピカソ「読書する女」(1938年)

”モデルは当時ピカソの恋人だった写真家&画家のドラ・マール
知的で自立し、スペイン語も話せるドラはピカソと対等に芸術や社会問題が語れる相手でした。
二人が幸福な時間を共有している事が伝わってきます”

撮影OKの美術展は日本では珍しく(海外は多い)、ゴッホやピカソも堪能できて満足でしたが、
やはり「SNSに投稿禁止」の表示のある作品もあり、こうして閲覧者と一緒に撮りました



上野には時々来ますが、有名な「西郷さん」の銅像を観るのは何十年ぶりでしょうか?
来年のNHK大河ドラマが「西郷(せご)どん」 主人公・西郷隆盛役は鈴木亮平に決ったそうです。

この日はお天気が良くて風もなく、穏やかな日和でした。
元陸上部の選手だったTさんと「竹橋」まで歩くことにしました。

途中寄ったのが学問の神様の「湯島天神」



来週、お試し受験をする孫のハー君に「お守り」を買いました。
渡した時の彼の反応は「23倍の競争率!、半年しか塾に行っていないしダメダ!」でしたが・・・
バァ~バはトライすることに意義があると思っていますよ。



流石に凄い数の絵馬が並びます。

神田明神横を通り過ぎ、ニコライ堂を仰ぎ見てお茶の水に出て、
「湯島聖堂」に寄りました。



湯島聖堂は、もと上野忍ヶ岡にあった幕府儒臣・林羅山の邸内に設けられた孔子廟(先聖殿)を元禄3年(1690)、
五代将軍綱吉がここに移し、先聖殿を大成殿と改称して孔子廟の規模を拡大・整頓し、官学の府としたのが始まり。
この時からこの大成殿と附属の建造物を総称して「聖堂」と呼ぶようになった。(ホームページより)

上の画像の建物は間口20メートル、奥行14.2メートル、高さ14.6メートル、入母屋造りの大成殿(たいせいでん)
大成とは、孔子廟の正殿の名称です。



1時間近く歩いてようやくTさんのテリトリーのこちらに到着です。(画像は昨年6月に撮ったもの)
最上階が、Tさんが出た大学の会員制クラブのレストラン



名物のカレーと、サラダにチーズの盛り合わせ、そしてビールとワインを頂きました

お互い失った者の存在の大きさを実感し、せめて遺された者は故人を忘れずにいることが最大の役目
それには日々を元気に過ごさねばと・・・

「毎日の食事が大事です」と、主婦歴46年の私が教えられました。
(自分のための食事なんて作る気がしないと、至って手抜きでいい加減になっている日々を反省です)



眺めの良い窓からはスカイツリーが見えていました。

              

一昨日の1月27日にブログ仲間のだんだんさんと銀河さんと3人で小田急「相模原駅」で待ち合わせ、
足を手術したブログ仲間のラシーママさんのお見舞いに行ってきました。

前日までは車椅子だったそうですが、ママさんはとてもお元気で、相変わらずじっとしていられなくて
折り紙作りに熱中しているようでした。

スマホから連日病院生活もUPしていますこちらです。



私たちは3時から5時半までデイルームでお喋り・・・

ブログをやっていて本当に良かった~とラッシーママさんは呟いていました。
入院中でもスマホからUPができるし他の方々のブログを見ることもできる・・・

話題はラインやツイッター、フェイスブックの話と広がります。
私は化石人間で未だにガラケーを使っていますが、だんだんさんはスマホでブログをUPすることも多いとか・・・
という事は私のような一編が長いブログは読み手に迷惑をかけるのだと悟りしました。

これからは短いブログを目指しま~す

「naoさんも元気になって良かったわ。ご主人亡くしてからのブログを読むと切なかったもの」と
お見舞いに行った私がママさんから慰められました。
心配してくれていてありがとうござました


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梅雨時はインドァーのお楽しみ!、でも次々と災難が!

2016年07月10日 | 美術館&史跡巡り
梅雨明けを思わせる真夏の暑さがあったりしましたが、昨日の土曜日は日中ずっと雨
夕方になって晴れてきて、防犯パトロールに参加・・・
7000歩近く歩いて汗をかきましたが、鬱陶しい季節はまだまだ続くようですね。

国立新美術館「ルノワール展」

六本木の国立新美術館で開催されているオルセー美術館とオランジュリー美術館所蔵の
「ルノワール展」に行ってきました。

印象派時代の最高傑作《ムーラン・ド・ ラ・ギャレットの舞踏会》が初来日


六本木にある黒川紀章さんデザインの斬新な建物の「国立新美術館」

前回来たのは2010年の「オルセー美術館・ポスト印象派展」でしたこちらで紹介しています。
(その翌年の二科展に、当時所属していたカメラ教室の講師の作品を観に来ましたが・・・)


世界でも有数のルノワール・コレクションを誇る、オルセー美術館とオランジュリー美術館。
本展覧会は、両美術館が所蔵する、100点を超える絵画や彫刻、デッサン、パステル、貴重な資料の数々によって
画家ピエール・ オーギュスト・ ルノワール(1841-1919)の全貌に迫ります。(展覧会概要より)


私が高校生の頃、最初に買った美術全集が「ルノワール」
日本人は印象派の絵画を好む人が多いですから、この日も平日なのに混んでいました。

音声ガイドを借りて(550円)1時間20分くらいかけて観賞して廻りました。

やはり心に残ったのはトップの画像の「ムーラン・ド・ ラ・ギャレットの舞踏会」と
そして45年ぶりに揃ってやってきた「田舎のダンス」と「都会のダンス」

「田舎のダンス」のモデルはルノワールの妻アリーヌ「都会のダンス」のモデルはユトリロの母


ルノワールは妻アリーヌや子供たちをモデルにした作品をたくさん描いています。
そして彼が描く女性はふくよかで、輝くような白い肌が魅力的
昨年の12月に亡くなった親友のtaeさんを思い出しました。

今回のオルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵「 ルノワール展」は2016年4 月27日(水)から
8月22日(月)まで開催されています。詳しい情報はこちらでどうぞ

映画「64(ロクヨン)・前編&後編」鑑賞
最近は晴れれば真夏の暑さで、ハイキングや写真撮影に出かける気もしなくなり、
雨で一日中家に居て夫の品々を片づけ始めても、それらにまつわる思い出に涙し1時間が限界・・・

そんな時の気晴らしはインドァーのお楽しみを探すしかありませんね


ブログ仲間のラッシーママさんが感動したとブログに記していた映画「ロクヨン」を
6月下旬に観に行ってきました。
前編をやっているのはどこの映画館も夕方からのみ・・・

一度に前編後編を観るのはしんどいので、一日置きに上大岡の東宝シネマに行きましたよ。

「64(ロクヨン)」の原作者、横山秀夫の小説を映画化したった7日間しかなかった昭和64年。
その7日間におこった未解決の誘拐殺人事件を巡る物語

警察による捜査隠蔽疑惑や、県警記者クラブとの対立。
主人公三上の前に立ちはだかる様々な壁、そして14年後に起こる新たな誘拐事件とは・・・

”観てて鳥肌が立つような興奮が起き、本を読んでない人(私)には最後まで犯人像が分からず
最初から最後まで一瞬たりとも目が放せない映画でした。
本当に面白い映画を観せて貰いました”とラッシーママさんは記しています。

佐藤浩市の熱演に、芸達者な役者さん達が脇を固め、特に前編は身動きもせずに見入った感じです。
後編を見に行く前に、この映画のホームページで警察の組織と人間関係を少し勉強していきましたこちらです。

本庁と県警、キャリア組とノンキャリア、刑事と広報官、広報官とマスコミ、
前編は特にそれぞれの対立が凄まじいです。

後編は「電話の声」が事件解決の糸口になるというミステリードラマ仕立てでした。
最後の結末は原作とは違うそうですが、小説版も読んでみたくなりました。

梅雨時に咲いた我が家の花と「私のドタバタ劇」
この映画を見に行った最初の日、ペットボトルのお茶を買い途中一回だけ暗がりの中で飲みましたが・・・
閉めたキャップが甘かったのか?
帰路に携帯電話を取りだすと、バッグの中はペットボトルのお茶がこぼれてびしょびしょ
その夜は携帯は使えたのに、翌日は電源が入らない

(6月中旬から咲きだしたアガパンサス)

友人に相談したら「この際スマホに変えたら・・・、ヤマダ電機なら安いわよ」と言われ
「スマホに詳しい貴女が一緒に行ってくれると助かるわ」と頼ったら
「ゴメン、今日は法事のことで主人とお寺で打ち合わせ」(そうよね、そこまで甘える方が間違いだわ)

「まずは修理が可能か?、ドコモで聞いてくる」と、私は飛び出した


「お客様、修理不可能です。チップも入っていないので電話帳の復活は難しいかも」と
頭がパニックになりました。携帯がなければ今日から困る・・・

鎌倉のツツジ寺「仏行寺」で戴いた花ショウブが花開いた♪我が家の庭のクチナシの花はあちこちに飾ります。


スマホにするのはゆっくり考えることにして、まずは同じ機種の防水タイプをその場で購入
頭金5400円を払って、月々900円で2年払いと言われ同意した。
(溜まっていたポイント3000円を使って、5700円のチップも買いましたよ)

「お客様、今ご利用のNTTフレッツ光をドコモ光に切り替えればブロバイダー分(nifty)の基本料金がタダになります」と
勧められ、「余計な工事や煩雑な手続きはしたくない」と答えると・・・
「一切ありません。大丈夫です」と言われ変更することにした。

たかが月々900円だけど、2年間となると負担が大きい

タネをくれた方は「チョコレートコスモス」と・・・ご近所仲間から戴いた羽子板の羽根のような「アルストロメリア」


親切なドコモショップの窓口のお姉さんがワタクシ相手に2時間かけて手続きし終了、
最後に「フレッツ光のポイントは今日中に使って下さい」と言われ、帰宅後すぐにNTTに電話して
カクカクしかじかと説明したら、PCで操作しないとダメということで、ナビしてもらい

貯まっていた11500ポイント分の5000ポイントをフレッツ光の支払い分に充て、
残りはカタログの庄内牛の焼き肉用を頼むことにした。

(元気カラーのヒオウギスイセン)

その後カタログが送られてくるのかと思っていましたが、動きがないので不安になって、
10日後に確認のtelしたら、丁寧なお兄さんが対応してくれて・・・

「牛肉送りの手続きが中途半端で、品物発送元の業者まで連絡が届いていない」との返事
(最初のナビのお姉さん、そこまでの説明はなかったわ)

「今日がフレッツ光からドコモ光に切り替わる日、替わったら手続きできなくなりますから急ぎましょう」
と言われました。
えぇ~、焦りましたよ

初めて遠隔操作なる事をしてもらい、お昼の12時寸前に6500円分の庄内牛ゲットできました

もうそれだけで疲れ果て、午後の外出をためらっていたら・・・
今度はリビングの大型テレビがプツンと切れて、見られなくなった~~~

PCの液晶画面の不具合から始まって、駐車場の電動シャッターのリモコン使用が効かなくなり
そして携帯をダメにし電話帳の復活も難しくなり、挙句の果てはテレビ

電化製品の不具合は続く時は続くと実感
さてさてどうしたもんじゃろ~のぉ~

写真仲間のオールドボーイフレンドに、これらのドタバタ劇を愚痴ったら
「ペットボトルのキャップの閉めが不完全だったという事が問題だよ。naoさん完全に老化現象だね」
と言われてしまいましたよ





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横浜美術館「ホイッスラー展」と、映画「エクソダス」

2015年02月25日 | 美術館&史跡巡り
この2~3日は春到来を思わせる暖かさでしたが
明日は又お天気は崩れ、寒くなるようですね。

春は三寒四温でやって来るのでしょうが、温度差が激しすぎて心身ともについていかない感じ・・・
結局一度やめた精神安定剤のお世話になっています。

でも・・・
2月23日は朝から心ウキウキしましたので、飲まずに出かけましたよ。

横浜美術館「ホイッスラー展」へ
この日の横浜の気温予報は18度、薄いブルーのウールの半コートを着ていきました。
結局20度を越えたようで、日中はコートが要らない暖かさでしたね。


待ち合わせは「横浜美術館」前に10時半

私は40代から50代の半ばまで、さる都銀の支店でアルバイトをしていました。
その時の仲間とは今でも一緒に山登りを楽しんでいますが・・・

当時私たちを教育してくれた銀行OGの大先輩が、主人の亡くなったニュースを聞きつけ
突然我が家にお線香をあげに来てくれて、繋がりが復活したのです。

先輩は「友人から是非見に行きなさい」と勧められたとかで、山仲間のYさんと一緒に3人で
「ホイッスラー展」鑑賞の後に、お食事を楽しもうということになりました。


とは言うものの、私はホイッスラーの絵をほとんど知らない

ポスターにもチケットにも書かれているのが、「ジャポニスムの巨匠、待望の大回顧展」
白いドレスの女性が手にしているのは団扇ですね。


ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(1834-1903)は、パリとロンドンを主な拠点して活躍し
19世紀欧米の画壇において最も影響力のあったアメリカ人画家です。

印象派の画家たちとも親しく交流したホイッスラーは、独自のスタイルを確立するために構図や画面空間
色彩の調和など日本美術からインスピレーションを得たことからジャポニスムの画家として
世界的に知られているようです。


今回のホイッスラー展は、初期から晩年までの代表作が集められた国内で過去最大級の回顧展
これだけの作品が集まるのは、日本では27年ぶりだそうで
ホイッスラーに影響を与えた日本美術もあわせて展示されます詳しい情報はこちらです。

歌川広重の「名所江戸百景」の《京橋竹がし》と「ノクターン:青と金色-オールド・バターシー・ブリッジ」
構図がそっくり

中でもビックリしたのは「ピーコックルーム」詳しくはこちらでどうぞ
セットのように三面画像で見ることができました。


ホイッスラーのパトロンの部屋のデザインは他の建築家へ依頼されていましたが
パトロンが不在中にホイッスラーは壁紙から何から勝手に変えて完成させて
内覧会で人に披露していたとか。

それ以来パトロンとは絶交状態
ただパトロンは最後までこの部屋を直すことなく住んでいたそうです。

又今回の作品の中には小さくて精巧なエッジングや、版画も多く
ちょっと暗めの照明の中、シニアには見えずらい作品がありました。

最終週なので平日といえどもそこそこ混んでいましたから、老眼鏡をかけて見るのも難しい
(我々のようなシニアの女性が圧倒的に多かったけど・・・)
Yさんが「お琴の楽譜用のメガネを持ってくれば良かったわ」と呟いていました。


こうして1時間半余りかけて鑑賞した私たち、そろそろお腹もすきました。
この催しとコラボしているMM21地区のレストランが結構たくさんあるのですね。
私たちは一番近くの「KIHATI」に行きました。

ホイッスラー展の入場チケットを見せれば、特別のスペシャル料理が食べられます。
(一品料理は10%引き)

「ホワイト・ガール スペシャルランチ」
キハチ流ジャポニズムでホイッスラーの世界観を楽しんでくださいとの事でした。


ふっくら揚げた鶏ささみのカリカリフりット、トマト味噌ソース


タラバ蟹とマッシュルームのペペロンチーノ、ふわっとしたカリフラワー掛け
ホイッスラーの作品「白のシンフォニーNO2:小さなホワイトガール」をイメージしてだそうです。
(このカリフラワーは生をそのままスライスしてありました)


デザートは黒豆のティラミス、ミルクジェラート添え 抹茶の香り
これで2160円です

コーヒーはお代わり自由なので、たくさんたくさんお喋りが楽しめました。
先輩は今年77歳だそうですが、若々しくてとてもお元気・・・

迫力では完全に負けている私でしたわ。


          

映画「エクソダス:神と王」観賞
2月12日(木)はご近所仲間のプリンさんとノンちゃんと3人で映画を見に行きました。
1956年作「十戎」のリメイク版です。

日本語吹き替えではなく、3D画面でと条件付けたら、川崎まで出向く事になりました。
眠くなったら困ると思い、この日も安定剤は飲まずに行きました。


旧約聖書の出エジプト記に登場する、モーゼのエピソードをベースにした巨大スペクタクル
紀元前のエジプトを舞台に、王家の養子として育てられた男モーゼがたどる
数奇な運命­と壮絶な戦いの物語です。

3D初体験の私、立体的な画面と迫力ある画像を堪能できました。


メガホンを取るのは、『グラディエーター』、『プロメテウス­』などのリドリー・スコット。
モーゼ役は『ザ・ファイター』などのオスカー俳優クリスチャン・ベ­イル、

エジプト王ラムセスはジョエル・エドガートン
前作のユルブリンナーに比べると、眼力で少々負けた感じ。

そして十戎は紅海が割れるのが印象的でしたが、このエクソダスでは割れずに引き潮になるのです。

終わってから甘いものを食べ、映画の印象を語り合いましたが
ノンちゃんは「CGを駆使した映像は素晴らしかったけど、物語としては浅かった」と・・・

このエクソダスのモーゼは大いに迷う、人間的なモーゼとして描かれているのでしょう。

プリンさんは「エジプト旅行で見てきたアブシンベル宮殿も出てきて、物語も楽しめたわ」と・・・

エジプトと言えば偉大な王「ラムセス二世」がすぐに浮かびますが、この映画では敵役ですね。
ですから、エジプトでは公開中止になったそうです。

ご近所仲間と4人で行ったあのエジプト旅行からもう5年が経ちました。

あれから両親の入退院でバタバタし、次々に見送ってそして夫まで
旅行記も途中で途絶えたままです。

これを機会に思い出記を書いてみようかとも思いました。



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今週はインドァーでお楽しみ・・・

2013年08月24日 | 美術館&史跡巡り
暑さも一段落の処暑も過ぎ、朝夕は過ごしやすくなりましたが
日中は相変わらずの蒸し暑さに閉口しますね。

そして旧盆明けの今週はお天気が不安定で、連日雷鳴がとどろきました
我が家近辺はパラパラ雨程度でしたが、横浜の中心部にはゲリラ豪雨も襲来
そんな中、主人はゴルフ・飲み会・泊まりのゴルフ
連日嬉々としてお出かけです。

私も見たかった美術展と映画に行ってきました。

横浜美術館「プーシキン美術館展・フランス絵画300年」
モスクワのプーシキン美術館から、珠玉のフランス絵画66点が来日し、
地元の横浜美術館で開催されています。
8月21日(水)MM21にある美術館に行ってきました。


以前の古い横浜美術館には何度か行きましたが、
このラウンドマークタワー横に移ってからは初めてです。
この前の通りは良く歩きますが・・・

ルノワールのこの絵は日本初お目見えでチケットを買うだけで20分並びました。


この日の翌々日には「来館者20万人」を突破したそうで、それなりに混んでいましたが
作品の前でジックリ観賞する事ができました

実はこの美術展は2年前の春に開催される予定で、予約チケットも販売されましたが
あの震災での放射能問題もあり、延期されていたようです。


17世紀古典主義の巨匠プッサンにはじまり、18世紀ロココの代表ブーシェ、
19世紀のアングル、ドラクロワ、ミレー、
印象派やポスト印象派のモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、
そして20世紀のピカソやマティスまでが並びます。

私は以下3枚のポストカードを購入しました


ピエール=オーギュスト・ルノワール≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫

ルノワールを象徴するような、華やかさと明るさに満ちている作品です。
ジャンヌ・サマリーは、コメディ=フランセーズの花形女優で、
1870年代後半のルノワールのお気に入りのモデルでした。

当時の肖像画には珍しい暖色系の色調に、モデルの愛らしい表情があいまって、
画家の印象派時代最高の肖像画とも評されているそうです。

バックをピンクにしたことで、よりいっそう頬の色、ドレスの色などが柔らかく引き立っていると、
500円で借りた音声ガイドで水谷豊さんが説明していました。


ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル≪聖杯の前の聖母≫

筆跡の残らない滑らかな描写はアングルの特徴だそうです。


フィンセント・ファン・ゴッホ≪医師レーの肖像≫

ゴッホの耳切事件後、精神病院に入ったとき診療に当たった見習い医師の肖像画です。

この絵をゴッホから贈られた本人は気に入らず、鳥小屋の穴をふさぐのに使ったという逸話も・・・
最後は安く売りさばいてしまったようですが、それらを見つけて購入する目利きが
この頃のロシアにはいたということですね。

エカテリーナ2世らロマノフ王朝の歴代皇帝や貴族、
そして19世紀の産業革命に台頭した大商人たちによってもたらされた
フランス絵画の数々を堪能しました。


エントランス部分は吹き抜けになっていて、広くて余裕のある造りは
有名な丹下健三氏の設計だそうです。


次回は「横山大観展」が催されるようです。
近場だし、これからもショッピングがてら一人でふらりと出かけてみようと思いました。


美術館前の通りに面して、二つの池と花々が配置されています。
蒸し暑い中、ミストが流れて子供達は大喜び

そして横浜美術館のまん前が、今年の6月21日にオープンした、大型商業施設
「MARK IS みなとみらい」です。

「MARK IS みなとみらい」でお買い物

東横線から乗り入れているみなとみらい線「みなとみらい駅」に繋がっているようで
ビルの中は混んでいました。

5階にはアミューズメントパークと屋上庭園「みんなの庭」があるそうです。
開園時間は、なんと23時まで

外壁にもフラワーボックスが並び、緑いっぱいのビルという感じです。
水遣りが大変そうですが、緑はいつまでも保たれて欲しいですね。。。

こちらで軽く遅いお昼を食べました。行きつけの山のお店もあって便利です


食事と山用のポロシャツを買って外に出てみると、大きな水溜りができていて
ゲリラ豪雨が通り過ぎて行った後でした


映画「終戦のエンペラー」
そして主人が泊まりのゴルフで居ない翌日は映画鑑賞です。

前回「リンカーン」と、アカデミー賞作品賞受賞の「アルゴ」を一緒に観にいった
いつものご近所仲間2人を誘う事も考えましたが、皆忙しい身・・・

前日同様気軽に一人で、桜木町駅前の映画館に行きました。


昭和20年8月、広島長崎に原爆が投下され、日本はポツダム宣言を受諾し第二次世界大戦が終結
半月後、マッカーサー率いるGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が
厚木に上陸するところから物語は始まります。

マッカーサー(トミー・リー・ジョーンズ)は先ず日本の文化に精通していた
フェラーズ准将(マシュー・フォックス)に「真の戦争責任が誰にあったのか」を
突きとめるよう指示します。

日本が戦争に突入していった責任は誰にあるのか?
「天皇裕仁に罪はあるのか」がこの映画の主題ですね。

天皇を戦犯として処刑したいワシントンと、混乱を避け速やかに再建に向けたいマッカーサーは、
その難問をフェラーズに一任するのです。

原作は岡本嗣郎『陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ』(ノンフィクション)
映画は河井道の代わりに、架空の人物アヤという女性を登場させ、
フェラーズとの恋愛を絡ませれいますが、
それが少々物語を中途半端にさせている感じです。

もっとリアルな緊迫感と深みが欲しかったですね。


ここで登場する脇の日本の俳優たちがそれなりに頑張っていました。
ハリウッド作品とはいえ、企画は天皇の側近・関屋次官の親戚に当たるという奈良橋陽子氏。
日本市場向けのハリウッド映画ということのようです。

中村雅俊が演じる近衛文麿が
「日本の行った侵略行為は、あなた方のやり方を手本にしたものだ」
「他国を侵略したあなた方から奪ったに過ぎない」
と言う台詞が
一番心に残りました。


終戦の翌年生まれの私は、戦後の歴史そのものの中で育ってきました。
あの廃墟と化した中から立ち上がり、今の繁栄を築いた
日本人の底力は本当に凄いと思いました。

映画館は90%の入り、観客席のほとんどが私と同年代か?それよりも上??
そんな感じがしました。

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フェルメール「真珠の耳飾りの少女」

2012年08月03日 | 美術館&史跡巡り
ようやく恋焦がれていたあなたに会えました



ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」(1665年頃の作品)

暗闇の中で光を浴びてこちらを見つめるあなた。
頭には高貴なウルトラマリンブルーのターバン、耳には真珠の耳飾り。
つややかな唇が何か言いたそうに軽く開いていて・・・
この絵を見た者は、その無垢な眼差しにたじろいでしまうといわれてます。

東京都美術館リニューアルオープン記念「マウリッツハイス美術館展」
(2012年6月30日~9月17日)


フェルメールやレンブラントなど、17世紀のオランダ・フランドル絵画の傑作を多数所有する
「マウリッツハイス美術館」(オランダハーグ)の改修工事に伴い
選りすぐりの名品約50点が日本にやってきました。

最大の注目はフェルメールのシンボル的作品の「真珠の首飾りの少女」です。



ご近所の仲間に呼びかけて、8月1日、上野にある「東京都美術館」まで行ってきました。

忙しい4人なので行く日にちが決まるまでがまず一苦労
もっと涼しい時期に行ければ良かったのですが、結局暑い盛りの美術館鑑賞となりました。

当日は少しでも空いている内にと、家を朝八時に出ましたよ。



リニューアルなった東京都美術館到着は10時前、列に並んだ時は10分待ちでした。

実はここまでにたどり着くだけでも大変だったのです。

”東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展」の目玉
フェルメールの「真珠の耳飾の少女」を見に行きませんか?”
と私はお誘いしたのに・・・

いつの間にか西洋美術館の「ベルリン美術館展・真珠の首飾りの少女」とゴチャゴチャになり、
「耳飾り」を見るか「首飾り」にするかで意見が分かれひと騒動

どうして隣同士の美術館で同時期に、
フェルメールとレンブラントを看板にした作品展が開催されるのか
これから予定していらっしゃる皆様も、充分に調べて入館してくださいね。



彼女は中ほどの階の一部屋に意外に小さい姿でこちらを向いていました。
光の魔術師・フェルメールは、
少女の両目と唇の端と真珠の部分に光を当てています。

ジックリ見ようと立ち止まったら「止まらないで進んでください」とスタッフさんが叫びます

列から離れてうしろ側からジックリ見るのは可能でしたので、私たちはしばらく魅入りました。
「抜き襟の東洋的な衣装だわ」「このフェルメールブルーが何ともいえないわね」

人はどんどん増えてきました。
列に並び、彼女のそばにたどり着くのに10分以上かかります。

でも、それだけ待っても見る価値はあり、私たちは最後にもう一度戻って、
この不思議な魅力を感じさせる少女の姿を見に行きました。

数日たった今でも、私を見つめる少女の表情が脳裏に焼きついて離れません。



フェルメールの作品はもう一つ、初期に描かれた「ディアナとニンフたち」が出展されています。



こちらはレンブラントの自画像です。

同じ時代に活躍していたレンブラントはほぼ毎年自身の自画像を描き続けてきました。

今回出展された「自画像」は、晩年に描いた現存する3枚の内の1枚。
63歳の画家が穏かな表情をたたえるレンブラントの代表作です。

他にもブリューゲルやルーベンスの作品が見られます。でも今回は「真珠の耳飾の少女」が目玉ですね

全体的には規模の大きな「ベルリン美術館展」の方が見応えはあるのでしょうが
あちらのフェルメールは「真珠の首飾りの少女」で・・・

フェルメールの代表作の「真珠の耳飾りの少女」は東京都美術館ですのでお間違えのないように・・・


「韻松亭」でランチ


少し遅めのランチは上野精養軒そばの「韻松亭」
風情あるお店です。

個室でユッタリとお食事ですリーズナブルな懐石料理に舌鼓・・・

この後にご飯とお味噌汁、そしてデザートが付きました。

おしゃべりに花が咲き、気がついたらもう4時半。
私はリハビリを受けるために仲間よりも一足早く失礼して帰途につきました。

今回この「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞し、私のフェルメール熱も少し落ち着きました。
2008年に中学時代の友人と、この東京都美術館でたくさんのフェルメールを見ましたねこちらです。

それ以来、好きな画家の一人になりましたが、
500点以上もの作品を世に出しているレンブラントと違い
ヨハネス・フェルメールがその生涯で残した作品はわずか30数点。

この作品の少なさと、光を紡ぐ独特の技法の美しさから、
彼は光の天才と呼ばれているそうです。


              

美術鑑賞と滑り込みセーフのリハビリで、ドット疲れた翌日は朝から富士山がよく見えていました。
この季節には珍しい光景です


あれだけあった雪もとけ、少々平凡なお山の姿です。

ギンギンの太陽が輝く真夏日が一週間以上も続き、流石に疲れ気味
そろそろお天気に変化が出てくる頃でしょうか


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年の瀬の「武相荘」と忘年会

2011年12月27日 | 美術館&史跡巡り

未曾有の震災に見舞われた2011年も、いよいよ押し迫ってきましたね。

3月11日の横浜は、深度5強の揺れで特に大きな被害はありませんでしたが、
計画停電を経験し、物不足に走り回り・・・
TVに写る「津波」の凄まじさに唖然とし
そして福島原発事故の恐怖は未だに消えず・・・

戦後間もなく生まれ、60数年間生きてきた私も、
今年は人生観がひっくり返るくらいにショックを受け、考えさせられた年でした。

それでも我が家の庭の「千両」は例年通り、たくさんの赤い実を付けています

珊瑚のような千両の実辛うじて残っているオレンジ色の千両です。

そんな中で、ゴソゴソと動く姿を発見つぶらな瞳のキジ鳩が、千両の実をつついています

慌てて網をかけ、お正月用の千両を確保しました。


でもまぁ~、鳥たちと分け合いながらも「門松」は出来上がり、
主人は顧客先に無事にお届けできました

門松や松飾は、元旦に神様が訪ねやすいようにとの目印だそうです。
我が家の門前にも、例年通り飾りましたよ。

12月22日、ご近所仲間と「武相荘」へ

去年の6月に、町田に住む高校時代の友人に案内されて行った「武相荘」
スケールの大きな白州次郎、正子夫妻の生き方がその住居にも溢れていて魅せられました。

ご近所仲間たちも「是非行きたい」と夏の頃から話していましたが
皆忙しい身・・・
ようやく4人のスケジュールが合い実行できたのは
年も押し迫ったこの時期になってしまいましたゎ

ならば忘年会もかねてと、暮れの大掃除もほったらかして女4人で行ってきました。


白洲次郎さんは、GHQ支配下の日本で吉田茂首相の側近として活躍し、
貿易庁(通商産業省)長官や東北電力会長等を歴任。
マッカーサーにも「ノー」と言った男としてNHKのTVでも紹介されていました。

寝言も英語で言うほどの語学堪能、日本で最初にジーパンを履いた伊達男
前回行った時、次郎さんの写真を見て私は一目ぼれ

武相荘の詳しい紹介と白州次郎さんの素敵な顔写真はこちらでご覧下さい。


正子さんは随筆家、そして骨董収集家として知られています。

伯爵家の生まれながら「韋駄天お正」と呼ばれたその行動力には、感嘆してしまいますね。

やっと揃った4人のご近所仲間もう24年のお付き合いですが・・・

以前は、映画に歌舞伎に文楽、そして美術館と、しょっちゅう一緒に楽しんでました。
年末の恒例行事はイルミネーション巡り・・・
4人で海外旅行も5~6回行きました

それが去年今年と皆いろいろあって、本当に久しぶりに顔を合わせました。


次郎さんや正子さんの私物が展示されているこの「武相荘」の建物の中は
すべて撮影禁止です。

出口になっているデッキには、この寒さの中、緑の蔓性の植物が目に入りました。
黄色い花が咲く「ウンナンロウバイ」だそうです。

それから広いお庭を散策します。紅葉が終って、野仏が佇んでいました。

最後にお茶処でお抹茶を戴き、しばしお喋り・・・
今回は小さなコンデジしか持って行きませんでしたが、ここも撮影禁止でした。


茅ヶ崎のイタリアンレストラン「ARIETTA」で忘年会

「武相荘」を見学してから相模線で茅ヶ崎に出て、サザン通りにあるイタリアンのお店に行きました。

仲間のK子さんの友人の娘さんがやっているお店だそうです。
「ARIETTA」とは風と言う意味・・・
湘南の風を感じながら、外のデッキではワンコたちとも一緒に食事ができるそうです。
お店の詳しい情報はこちらでどうぞ

まずワインで乾杯しました。チーズの盛り合わせが美味ディナーコースは前菜から始まります。


ガーリックが効いたサザエのエスカルゴ風皆が大好きなピザ、モッチモチ

カニ味噌がタップリの香ばしいパスタメーンディッシュはラムとホタテのグリル焼き

最後にショコラケーキとシャーベットが運ばれましたが、もうお腹がいっぱい・・・
気が付いたら9時半、4時間もお食事とお喋りに熱中し、撮影もおろそかになりました。

同じ町内の同じ班に住むご近所同士、話題はもっぱら地震の話。
千年以上前の貞観地震のあとは、10年以内に各地で大地震が頻発したそうです。
「私たちが生きている間に遭遇する可能性大ね

今月は、OL時代の仲間9人との忘年会で「銀座で和食」
クリスマスには孫達の好きな「焼肉屋」さんで、息子一家と食べ放題&飲み放題

そしてこの日のイタリアンディナー
わたくし体重計に乗るのがオソロシイです


今日はまたまた大掃除をほっぽりだして「一眼レフカメラの基礎講座」に参加

山や海外旅行に熱中していた40代・50代が第二の青春時代だとすれば、
今は第三の青春を楽しんでいるところでしょうか

帰路、我が家近くのショッピングセンター前ではこんな風景が
先日も演奏していた3人組です。

あのメジャーになった「ゆず」も、最初は横浜の伊勢佐木町のデパート前で路上ライブの日々・・・
この彼らはどうなりますか?

いろいろ遭った2011年の年の瀬の風景です。
来年こそは穏かな1年でありますようにと願わずにはいられません。

このブログを見てくださっている方々も、どうぞ良い年をお迎えください。
この1年間、拙いブログにお付き合い戴きましてありがとうございました


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朝の散歩と「国立新美術館」

2011年09月16日 | 美術館&史跡巡り

9月だと言うのにこの10日間、真夏並みの暑さが続いています。
日中は肌を焦がすようなギンギンの太陽光線が照り付けていますが
朝夕の風はもう秋の風情ですね。

毎朝カメラを肩からぶら下げ、20~30分の散歩をしています。
最近は栗を拾うのが楽しみの一つ・・・
近年増えている台湾リスに先取りされる前に、私も秋の味を食しましょう。


9月12日は中秋の名月で、お天気に恵まれ綺麗なお月様が見られました
私も写真を何枚か撮りましたが、餅つきをしているウサギさんが写らずに全滅です
以前はちゃんと撮れたのにカメラの設定をミスしました。

代わりに散歩中の道端にたくさん咲いている「露草」をUP致しましょう。
ブログ仲間のころんさんの記事で知りましたが、

”露草は夜の暗いうちから月光を浴びて咲くので「月草」と呼ばれ
万葉集などの和歌集では「月草」の表記が多い”
とか・・・

梅雨の頃に咲くお花とばかり思っていましたが、初秋に相応しいお花のようです。


お月見用のススキを探しましたが、朝の散歩では見当たりませんでした。
今年は遅れているのでしょうか?

代わりに秋の七草の「キキョウ」を見つけました。
こちらは畑を借りている地主さん宅の門の横に咲いていた園芸種です。

♪「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」♪
万葉集の山上憶良が詠っている秋の七草の「朝顔」はキキョウの花のようです。


この数日、朝夕に富士山の見える日が多くなりました
このようなお天気が続く時に、高い山に行けば素晴しい展望が楽しめるはず・・・
とタメ息をついています。

60代は親世代と子供世代の狭間にあって、介護問題や孫の子守などで皆忙しく
それがなくても、我が身や伴侶に健康問題が生じ、動けなくなっている人も多い

自分の時間が空いてどこかに行きたいと思う時に、
気軽に誘える友人も少なくなりました

一人で車を運転して、遠出ができる度胸を持たなければ・・・
「昔は元気だったわ」などと懐かしむのではなく、
「まだまだやれる」という気持ちを持たなければ・・・

年中美術館巡りを楽しみ、その上60歳をすぎてから山登りを始めた、
元気いっぱいのブログ仲間のtonaさんに刺激を戴きました。

国立新美術館「二科展」

六本木にある「国立新美術館」で開催されていた「二科展」に行ってきました。
カメラ教室の講師の先生が二科の会員で、作品を出されているのです。


2007年に完成したこの美術館は、コレクションを持たず、
国内最大級の展示スペース(14,000m2)を生かした多彩な展覧会の開催、
美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、
アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館だそうです(ホームページより)

建築家の黒川紀章氏の設計した奇抜な波打つような外観に圧倒されますね

内部は吹き抜けになっています。展示は「絵画・彫刻・デザイン・写真」の4部門


「写真」だけでも日本全国から公募され、その数は2000点以上


先生の作品をようやく見つけました

横浜の街の夜景が綺麗に撮れています。
「最新のカメラはISO・6000までOKなのよ。その上、ISOを上げても画像が荒れない優れもの」
「暗い中でも綺麗に撮れる」
と先生がおっしゃっていましたね。

一枚ずつ見て廻ると一日では足りない感じいやはや凄い数の作品です

とても絵画や彫刻まで足を伸ばす余裕はありませんでした


疲れ果てて、ロビーのカフェでアイスコーヒーをいただきました。

こちらの美術館は館内には無料で入れるので(展示は有料)、
食事だけやお茶だけで利用することもできます。

3階のレストラン「ブラッスリー・ポール・ボキューズ・ミュゼ」
フランスの三ツ星シェフのレストラン。
六本木という場所も良いので、デートにもお薦めですね。

そういう私は一人でした。
主人も見たいと言うので、お教室の仲間達とは行きませんでしたが、
その主人、台風の雨続きの後で仕事がたて込み行けなくなったと・・・

夫が一緒でないならこれ幸いと、これを機会に行きたいところがありました。
長くなりましたので、そのお話しは次回に致します。

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