主人が仕事先のお庭に生っていた見事な「ダイダイ」を戴いてきました。
私の握りコブシよりも大きなものばかりです。
横の「冬ミカン」と比べてみてください。
ダイダイ(ミカン属・ミカン科)はヒマラヤ原産で、古い時代に中国から渡来した常緑小高木。
果実は正月のお飾りとして使われます。
葉の付いた小粒の実は、床の間に飾る「鏡餅」の上に乗せましょうか・・・
ちょっと頭でっかちでバランスが悪くてムリかしら?
我家の玄関のお飾りにも可愛いダイダイが付いています
(洋風の家ですから、玄関飾りはリースなどが合う感じですが)
主人の第二の仕事が庭師なので、縁起を担いで選ぶのはこちらとなりますね。
ダイダイの実は長持ちし、木に残しておくと2~3年は枝に付いているそうです。
果実の色は、11月頃までは緑色を帯びてくすんでいますが、
12月になると鮮やかな橙色になり、そのまま残しておくと春には再び緑色を帯びてきます。
こように「代々青い」ということから「ダイダイ(代々)」という和名が付けられたようです。
鮮やかな橙色が新鮮で、見た目は美味しそうですが、食べてみたらとても酸っぱくて
直接食するのには適さないようです。
香りがいいのでマーマレードにでもしましょうか・・・
ヨーロッパではビターオレンジとして栽培されているそうです。
28日には門前に、主人の造った「門松」も飾りました。
毎年このブログに載せていますので、古いお仲間たちはお馴染みかも知れませんね。
お正月にはこの松を依白(よりしろ)として神様が降りてくるといわれています
つまり門松は「年神」様が最初に降りてくる目印になるのです。
以前もご紹介したことがありますが、主人が習った造園の先生のお話では
門松の竹は家族を表しているそうで
一番高いのがお父さん、次がお母さん、子供を挟むように3本並びます。
そしてお父さんが外側に来るようにと一対を門の左右に並べますが、
この写真をよく見ると左右逆ではないですか?
主人もボケてきたかしら
今年は竹が細くて、その上「お花の咲いた梅」が手に入らず少々淋しい感じの「門松」ですが・・・
世の中も不景気ですから致し方ないですね。
そういえば、去年の丁度今頃咲きだした「冬至梅」も、今年はまだ蕾みです。
こちらは12月28日の夕方に、我家から見た西の空です。
夏には富士山の右手(北側)に陽が落ちて行ったのですが、
冬至間もないこの日は、画面左手の南側、箱根の山に太陽が沈むところでした。
手前には真っ黒な雲の塊が・・・
10分後、再び2階のベランダに出てみると、雲が通り抜けて夕焼けがとても綺麗でした。
陽は叉必ず昇ります。
西からお天気が回復してきて、明日はきっと晴れるでしょう
何かと暗い話題ばかりが多かった今年の日本ですが
来年こそはぱぁ~っと明るく華やかな年になって欲しいものです
今年も残すところ今日を入れてあと2日となりました。
今年の我家のトップニュースは、息子一家が我家近くに引越してきた事です。
ただ私は去年カムバックした仕事をそのまま続けていますし・・・
時々子守に行くだけで、私自身の生活はさほど変わってはおりません。
でも以前のようなパワーがなくなり、つくづく「歳」を実感したこの1年でした。
ブログのアップも滞りがちですが、多くの皆様の心温まるコメントに励まされ
何とか続けられました。
本当にありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します