花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

早春の鎌倉「報国寺」は、着物姿の若い女性でいっぱい!

2017年03月27日 | 鎌倉散策
新しい週が始まりました。
こちら横浜は先週「桜の開花宣言」が出されましたが、この二日間は冷たい雨が降っています。

高校時代のクラスメートと早春の鎌倉散策(3月17日)
一週間前のお彼岸の三連休は春到来を思わせる穏やかな好天に恵まれましたね
その前日の金曜日、俳句を趣味としている高校時代のクラスメートのMさんと鎌倉を歩き
彼女は吟行、私はカメラ撮影を楽しんできました。

新装「鶴岡八幡宮」の段葛
AM10時半に鎌倉駅東口で待ち合わせ、「新しく改装された段葛が観たい」と言うMさんの希望で
駅から歩いて5分の、若宮王子の二の鳥居から始まる段葛に行きました。



二の鳥居から鶴岡八幡宮の入口である三の鳥居まで続く全長465メートルのこの段葛は、
100年ぶりの平成の大工事で新しくなり、昨年3月末にオープンとなりました。

路面が舗装され灯篭が50基増え、177本の桜が植えられた真新しい段葛です。



以前と比べるとずいぶん道幅も広く開放的になり、「ちょっと風情に欠けるんだよね~」という
カメラ仲間たちの話で、私も去年は行かずに今回初めて歩きました。

この日は両脇に植えられた若木の桜の蕾はまだまだ硬かったです。



鶴岡八幡宮入り口の太鼓橋のすぐそばの、早咲の桜が満開になっていました(河津桜系?)



そしてその横の、源平池の周囲の木々がポヤポヤと芽吹きだしていました。
この日は分厚いダウンはやめにして、Mさんも私も薄手のコート姿で正解でしたね。

Mさんは4年前の秋の初めに案内した宝戒寺~浄妙寺~報国寺のコースが気に入ったらしく
「春も歩いてみたい」とのご希望で、お食事もあの時と同じ浄妙寺の「石窯ガーデンテラス」となりました。

次に行った白萩で有名な「宝戒寺」の早春のお花は、梅とツバキと福寿草が見事ですが、
すべてが見頃を過ぎていました

「浄妙寺」
鎌倉五山第5位のこのお寺は梅が素晴らしいのですが、すでに終わっていてこちらも残念
山野草もあちこちに植えられているお寺で、去年は「セツブンソウ」をカメラに収められて感激しましたこちらです。



今回は唯一このキクザキイチゲがまだ咲いていたのが嬉しかったです

浄妙寺境内の「石窯ガーデンテラス」でランチ
ここは予約が利きません。
前回来た時は外のデッキで食しましたが、今回は風が少々ありましたので、20分待って室内でお食事をいただきました。



以前は一品料理もありましたが、この日のランチメニューは2500円から3200円までの4種類のコース料理でした



鱈と馬鈴薯のパイ包み 桜えびのソース 鎌倉野菜添え   2800yen(税抜き) 
鎌倉野菜と魚介のオーブン焼き バーニャカウダソース 2800yen(税抜)
この2種類を頼んでシェァーすることに・・・



これにパンプキンスープと自家製のパン&飲み物(私たちはホットコーヒー)が付きます。
白ワインで乾杯し、一年ぶりの元気な再会を喜びました。

「naoさんは頬もふっくらとして顔色も良く、お元気そうで嬉しいわとMさんは言ってくれました。
夫を亡くして落ち込んでいた私を一昨年の秋、豪華な会員制ホテル泊りの「初島一泊旅行」にも誘ってくれた
高校時代のクラスメートです。

「報国寺」へ
2時過ぎまでレストランでお喋りを楽しんでから、歩いて7~8分の「報国寺」に行きました。



道すがら、艶やかな着物姿の若い女性が多くてビックリ
こちらのお二人は珍しくシックな着物で地味な感じ、でも二人とも可愛い



周りは着物姿の若い方々であふれていました。
鎌倉は普段から、着物を着慣れていない感の強いアジア系の観光客の着物姿は見ますが・・・
この日は日本人の可愛いお嬢さんばかりでした。

この3人は短大の二年生になる春休みで鎌倉にやってきたそうです。



報国寺は竹寺としても有名で、欧米人にも人気のお寺です。
本堂でお参りしてから、お庭と竹林観賞の入園料200円とお抹茶席代500円を支払って入りました。



綺麗に手入れされた庭の中の大きな「サンシユ」の黄色い花が満開でした。



私は竹林の中の着物姿を撮りたかったのですが、暗くて難しい
代わりに太陽の光がダイヤモンドのように輝く光芒を狙います。

そんな私の言葉に俳句心を刺激されたMさん、「お蔭で好い句が浮かんだわ」と呟いた



お抹茶席も若い着物姿で占領されていました。一体どうしたことでしょう?



普段の平日の鎌倉はハイキング姿のオジサンとオバサン、そしてちょっとお洒落してお食事会を楽しむ
奥様方のグループが圧倒的に多いのに・・・

私たちの隣の席の女の子に聞いてみました。
大学入試と高校の卒業式も終わり、合格発表も終わってホッとした所だそうです。

これらの着物一式と小物全てを4000円~5000円位から借りられるお店が、小町通りに何軒かあるとか
着付け代は別かどうかは聞き忘れました。

彼女たちの華やかさは、花火のシーズンのMM21や山下公園でみられる浴衣姿の若い女性達とダブります。

            

去年末から着付け教室に通い始めた私の目的は、
箪笥の肥やしになっている母や伯母たちの着物を右から左に処分するのは偲びない
私が着ることができる着物はあるだろうか?
を確認するために通いだしたお教室です。

冠婚葬祭のための着物の一式はすぐに取りだせるように箪笥に収納していて
着る時はプロにお任せするつもりですが・・・

それ以外はせめて鎌倉でのお食事会や歌舞伎見物などに着て行ければ、
残してくれた母や伯母へも感謝ができそうと始めた教室です。

が・・・
今回見てしまった、この若さいっぱいの可愛い日本のお嬢様たちの着物姿には、
「もう叶わない、オバサンたちは負けますわ」との心境になりましたわ。




コメント (16)
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友のお墓参りと、私の通う趣味の会

2017年03月17日 | 日常の日記
気が付けば3月も早半ば過ぎ・・・
我が家の庭のマンサクが満開となり、黄色いヒュウガミズキが咲きだし、白モクレンと二輪草も咲き始めました。

何かとバタバタしていてこのブログも半月のお休みとなりましたが、何とか元気にしております。

昨年末から趣味の会のお教室を二つ(一ヶ月で三日)増やしたら大忙しで・・・
週に3日は我が家から歩いて12分のコミニティーハウスに通う日々

合間に古い友たちとの食事会や交流をこなしていたら、流石に目が回り体力低下を痛感です



例年なら3月中旬に満開になる黄色いミモザが、今年は3月初めに街のあちこちで満開になっていました

3月1日・横浜市営霊園に眠る友のお墓へ
短大時代の仲間と3人で、一昨年の12月に亡くなったtaeさんのお墓参りに行ってきました。
急性白血病で亡くなった親友のtaeさんのことは、このマイブログでもお知らせしていますこちらです。

去年の11月下旬、横浜中心部の高台にある市営霊園近くのお寺でtaeさんの一周忌法要が行われ
62歳で結婚し、東京の下町から横浜にお嫁に来た仲間のTちゃんと私も参加しました。

もう一人の仲間のMちゃんがその時来られなかったので、taeさんの月命日だった3月1日に3人でお墓参りに行った次第です。



山形で生まれ育ち、短大時代の二年間だけ東京に出てきていて・・・
結婚後もずっと山形に住んでいたtaeさんが、たまたまご主人のご実家のお墓が横浜にあったので
この地に眠ることになった御縁です。

首都圏に住む3人はいつでも会えるという事で、反対に中々会う約束までは行きませんでしたが
taeさんが上京する時は必ず連絡があり、私たち万難を排しても集合しました。

4人の絆が50年以上も続いたのはtaeさんのお蔭と思っています。

お昼はTちゃん宅で
お参りを終えてから、霊園のわりと近くに住むTちゃん宅で手作り料理をご馳走になり
ゆっくりお喋りを楽しむことにしていました。



結婚前はお料理教室を開いていたTちゃんの手作り料理はプロ並み・・・
手作りのお箸袋も素敵です。



この日、Tちゃんの10歳年上のご主人は入院中で居ませんでした。

彼女のもっかの不安は退院後から始まるかもしれない「介護問題」
「結婚して9年、幾ら預貯金があるかも教えてくれないから不安だらけよ」

「Tちゃん、ご主人を責めたらダメよ。感謝して褒めまくり、うんと尽くして頼りになる妻を演じなさい」
「そうしたらご主人も全面降伏で、すべての財産をあなたにゆだねてくれるわよ」
「私は舅&姑を自宅で介護したから言うけど、介護保険を上手く使えばそんなにお金はかからない」
結婚してすぐにご主人のご両親と同居したMちゃんの、流石に人生経験豊富な助言でした。

私の夫は介護する暇もなくさっさと私を解放してくれたけど・・・
「全然妻として役立たなかった立場も淋しいものよ」としか、私は言えませんでした。

目の前に迫った老後問題を3人で話している時、「主治医が話があるから奥さんを呼ぶようにと言われた」と
Tちゃんのご主人から電話があり・・・

「もう治療方法がないので退院と言われたらどうしよう、一緒に医師の話を聞いて欲しい」と言われ
私たちは女子会を急きょ終えて、バスと地下鉄を使って40分の新横浜の病院まで駆けつけました。

Tちゃんは「治療法がない難病なので、いつどうなるか分からない」と不安そうでしたが
ちょっと痩せた感じの御主人は、ベッドの上で私たちと冗談を言うほどお元気そうでした。


             

私の通う趣味の会

先週は写真クラブで羽田空港に行き撮影会、そしてコーラス、ストレッチ体操(毎週一回やっています)、
今週は着付け教室にストレッチ体操、カメラクラブ講評&作品展示、
そして今日は高校時代の友人と、春到来を感じる鎌倉散策に行ってきました。

夜は疲れ果てて、TVの前でうつらうつらが増えています。

「コーラスの会」



今日鎌倉を一緒に歩いた友人と、一昨年の秋「初島一泊旅行」に行った時にホテルでお揃いに買った
このバッグが、コーラスサークル用の楽譜入れになっています。

2年半前の夏に私は夫を突然失い、その後諸々の手続きと整理に追われ・・・
それらが少し片付いた頃、私の胸の中には大きな塊が宿り、大声を出して吐き出したくなった。

2年前のお正月明けにコーラスサークルを見つけて入会し、最初に歌ったのが「涙そうそう」

古いアルバムめくり~、ありがとうってつぶやいた~
い~つもい~つも胸のなか~

涙がぽろぽろと溢れて、鼻水たらしながら歌ったのを覚えている



毎回、季節の童謡唱歌やロシア民謡やイタリア民謡を5曲歌うが、今年の発表会用の課題は「ビリーブ」
(孫が良く知っていた!、最近では卒業式に歌う事が多いらしい・・・)

たとえば君が傷ついて、くじけそうになった時は
必ず僕がそばにいて~、ささえてあげるよその肩を~

最初に歌った時、「私にはそばに居て支えてくれる人がいない」と感じ、切ない思いになったものだ

いま~未来の扉を開ける時 悲しみや苦しみがいつの日か喜びに変わるだろう
I believe in future 信じてる

歌い込むと「これは生きて行く皆への応援歌なのだ」と、少しづつ解ってきた。
東日本大震災の後には、TVなどでもたくさん歌われたらしいこの歌に興味のある方はこちらのユーチューブで聴いてみてね。

「歌は健康にもとても良いのです」と言いながら、50代の女性音楽家が明るく楽しく指導してくれる
1時間45分のこのひとときはとても楽しい

そんな私の話を聞きつけて、ご近所仲間のK子さんとノンちゃんも今年から入会した。
私は月一では物足りなくて、去年の春から違う曜日のコースにも入り、月に二回通っているコーラスのお教室です

「ストレッチ体操」
以前は私がスタッフとして働いていた地区センターで「ヨガ体操」をやっていたが
夫を亡くした時点でやめ、我住宅地内にある近くのコミニティーハウスでやっている「ストレッチ体操」に入会した。



こちらのオーストラリアのパースで買った袋物に、スポーツタオルと上履き、飲み物を入れて月2回通っていたが
肩こりが緩和され身体が軽くなる効果あり、昨年末から月に4回に増やした。

ご近所仲間のFさんと来季から世話係をすることになり、思った以上に引継ぎが大変
一年分の研修室使用の先行予約可能な優先先として認めてもらうための「申請書」を提出するようにと言われ
頭を悩ませた。

(単なる趣味の会ではなく、地域のために役立っている会は優先的にお部屋を借りられるのです)
一緒に世話係をするFさんはPCをしないので、私が申請書の文章を考えワードで打ちました。

会員名簿やスケジュール表のひな型も全部私のメールに添付されて送られてくる
2月3月はそれらの作成に追われて、PCは使っていたがブログがすっかり疎かになってしまった次第・・・

会計の引継ぎがまだ残っているけど、苦労の甲斐あって「特別優先先」に何とか選ばれ、
一年分のお部屋確保が認められて、ようやくホッとしている所です










コメント (22)
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