花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

妙高赤倉の秋・「まるごと妙高周遊」その3

2008年10月31日 | 旅日記

10月31日は「ハロウィン祭」ですね。
どんなお祭か?詳しい事はキリスト教徒ではないので知りませんが、パンプキン(かぼちゃ)や魔女が主役と言うことは日本の「五穀豊穣祭」と似ているのでしょうか?

さて、私たちの乗った「まるごと妙高号」は地元の農産物の直売店に寄りましたが、道路脇にズラリと並んだ巨大な「カボチャ」に目を見張りました

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マウスオンでもう一枚、巨大カボチャの画像をご覧下さい
このお店でカボチャや野菜、そして天然もののナメコを買いたかったのですが、今回は自家用車では無いので持って帰れません
日持ちのするナスやキュウリの味噌漬を購入しました。



このお店に寄る前には「野尻湖畔」のレストランに案内され、各自自由に昼食タイムでした
私たちはで喉を潤し、野尻湖名物の「ワカサギのフライ定食」を戴きました。



主人の大学時代の部活の夏合宿は毎年、野尻湖畔のお寺だったそうで・・・
ここは「想い出の湖」のようです。
そのお寺は建て替えられてはいたものの、桟橋近くの同じ場所にありました。
「あの寺に泊まりながら、いつか自分で稼げるようになったらあの山の斜面に建つ赤い屋根の洒落たホテルに泊まりたい!と仲間たちで語りあっていた」とか・・・
今回も、残念ながら実現しませんでしたね。



ここで前回UPできなかった「黒姫高原・コスモス園」で一番生き生きと咲き誇っていたダリアをご紹介いたします。
世界中のダリア50種類が美しさを競っていました
non_nonさんのソースをお借りして纏めましたので、サムネイルにマウスオンしてご覧下さい

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オレンジボール
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私が子供の頃からダリアの花はわりと身近に咲いていましたが・・・
その後改良が重ねられ、より大きく華やかになったようですね。
様々な種類の世界中のダリアがこれだけ揃って並ぶと圧巻です

「まるごと妙高」号は最後に狭い山間の道(関・赤倉線)を進み、「不動の滝」を上から眺めて赤倉温泉に戻りました。


温泉からは歩いても行けそうな距離の「不動の滝」
紅葉の頃はさぞかし美しい事でしょう・・・
いつか右端に見える展望台に立って、目の前に落下する不動の滝を錦に染まった中で見たいと思いました。

こうして2時過ぎに宿のすぐそばにある「足湯公園」に戻ってきました。
コスモス園の入園料やお食事などは各自持ちでしたが「まるごと妙高号」は効率よく廻ってくれて、その上安くてとても見応えがあり満足でした。

尚、このまるごと「妙高周遊」観光バスの詳しい情報はこちらです

                                

父は火曜日には熱も下がり、今日久しぶりにお風呂に入ったそうです。
窪んでしまった目が気になりましたが、元気に歩けるようになって何よりです。
このまま収まって欲しいと願うばかりですが、取り合えず安堵しました。
所が今度は孫の菜々ちゃんが「肺炎で入院!」との連絡が先ほど息子から入りました

家族揃ってみな風邪気味とは聞いていましたが・・・
一番弱い生後七ヶ月の菜々ちゃんに災難が降りかかりましたね
中耳炎も併発していて三日間泣き通しだったそうで・・・
ばぁ~ばは可哀想で可哀想で、胸が張り裂けそうです


                                                               
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妙高赤倉の秋・「まるごと妙高周遊」その2

2008年10月27日 | 旅日記

「まるごと妙高号」の観光バスは、この日のハイライト「苗名の滝」にやってきました。
駐車場から関川にかかる吊り橋を渡って山道を15分歩いていくと「苗名の滝」があります。

「集合は1時間後です。足の弱い人は私が案内しますから着いてきてください」とガイドさんが年配の方々に呼びかけていました。
駐車場脇の案内板には「紅葉の見頃は10月15日前後」と書かれていました。



紅葉はまだほんの一部です。
長野県と新潟県の県境を流れる関川の左側、黄色く色付いた大木の下の山道を歩いていきました。
サンダルやパンプスではちょっと無理ですね・・・



「苗名の滝」が見えてきました。
長野県の北部、信濃町柏原宿に生まれた江戸時代後期の俳人「小林一茶」もこの滝を見たのでしょう。
野尻湖周辺を廻ると、晩年ふる里に帰ってきた一茶の足跡に触れる機会が多いですね。
以前、新婚の息子夫婦と野尻湖まで来た時は私たちも「一茶記念館」に寄った覚えがあります。


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マウスオンで、迫力ある滝のアップもご覧下さい
この日は前日の雨と、関川の上流部での工事の影響で水が濁っていたのが残念ですが・・・
二つ目の吊り橋を渡った先で「苗名の滝」を間近で鑑賞しました。
周りの渓谷が紅葉で染まった時は、さぞかし素晴らしい眺めが得られる事でしょう・・・
今回は一週間ほど早かったようです



「日本の滝・百選」にも選ばれている「苗名の滝」から「笹ヶ峰」まで歩けるようですが、本格的な山道が続いて・・・
その上何やら上流にある三つの滝が見られるわけでもなさそうですね。

 
その次に向かったのが「黒姫高原・コスモス園」です




黒姫高原スノーパークのゲレンデに咲き乱れる「50品種ひとめ100万本のコスモス」
10月13日で閉園ですから、最後の最後のコスモスです。



コスモスと言えば乙女のイメージですが、もう中年の風情のコスモスでしょうか・・・
辛うじて見られる

晴れていれば「黒姫山」が正面に見えるはずですが、生憎のお天気でした



こちらは紅白の「蕎麦の花」です。
バスの中から見た畑の蕎麦の花はほとんどが茶色く枯れていましたが、このコスモス園ではまだまだお花が綺麗に咲いていました。
ソロソロ新そばの出回る季節ですがね。


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マウスオンで白色の蕎麦の花をご覧下さい
信州の初秋の風景は、白い蕎麦の花が咲き乱れているのが定番でしたが・・・
近年赤いお花が増えてきて、紅白で見られるようになってきたのでしょうか?
赤いお花のお蕎麦も食べてみたいものですが、どんなお味がするのでしょう?
エエッ?「観賞用」

コスモス園で一番華やかに咲いていたのは、色鮮やかな「ダリア」でした。
その画像は次回に紹介させていただきます。

                                  

週の初めにようやく青空がのぞきましたね。
父の発熱騒ぎも原因が分り、最初に行った病院で抗生物質が投与されました。
二ヶ月ぶりに一件落着です
こんなに長引いた原因の一つに、私が風邪をひき「お年寄りにうつしたら大変!」と、2週間施設に行けなかったこともあるかと思います
まずは自分の体を大事にしなくてはと反省です。

私もようやく元気になりました。
胸の肋骨もさわればまだ痛みはありますが、咳やくしゃみをしてもさほど響かなくなりました。
そろそろ活動の開始です
休んでいた「自彊術」や「アクアエクササイズ」にも行かなくては・・・
山仲間とハイキングの計画も立てました。
ご近所仲間とは「美術館」へ・・・
そして仕事の週でもあります。
その前に、まずは「美容院」に行きましょう                            




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妙高赤倉の秋・「まるごと妙高周遊」その1

2008年10月24日 | 旅日記

一週間以上続いた「爽やかな秋晴れ」も昨日の午後から崩れて、今日は大雨注意報が出るほどの雨となりました。

今回紹介している「妙高高原・赤倉温泉」の旅に出かけた日も、朝から雨の一日でした
お天気に恵まれた3日目の「笹ヶ峰」の紅葉のUPが先になりましたが・・・
1日目は、午後の2時半過ぎに宿に着いて、のんびり温泉に浸かっただけですが、2日目は雨も上がったので、観光協会が運営している「まるごと妙高・名所巡り」という観光バスに乗って見て廻りました。

申し込みは各宿のフロントでOK、値段は一人1800円・・・
出発は泊まっている宿の目の前にある「足湯公園」に9時でした。
公園の周辺にはシュウメイギクが咲き乱れ、マユミが色付き実が生っていました。
トップの画像は「足湯公園」前のマユミの実です



ガイド兼用の運転手さんが、最初に案内してくれたのが「赤倉シャンツェ」
この夏にも「ジャンプ大会」が行われたそうです。

現地ではもっともっと高く大きく感じましたが、写真では中々それが出ませんね。
山を登っている時の写真も、いつも同じように感じます
技術的な問題でしょうか・・・?

シャンツェを初めて見たのは、札幌五輪で日本の日の丸飛行隊が活躍した札幌の「宮の森シャンツェ」です。
そこで写した赤坊の息子を抱いている写真がありますから、今から35年以上も前のお話ですね。



次ぎに案内されたのは、岡倉天心の「六角堂」です。
この中には近代彫刻界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)作の、天心像が入っているらしい・・・?



岡倉天心の「六角堂」と言えば、茨城県の五浦海岸の「六角堂」が有名で、私も訪ねた事がありますが・・・
あちらは天心が住まいとして自ら設計して使っていた所だそうです。

ここ赤倉は天心が晩年に過ごした場所で、この石碑には「天心終焉の地」と書かれていました。


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紅葉はまだ走りでしたが、それでも六角堂の周りには赤く染まったモミジなどが華やかでした。
マウスオンでご覧下さい
日がな一日、ここでユックリ絵を描くのも良さそうなポイントです



そして草むらの中には「ノコンギク」でしょうか?
詳しい名前が分かりませんが、一面に咲いていました



三番目に訪ねたのは「イモリ池」
お天気が良かったら正面に「妙高山」が見えるはず、10月7日のこの日は厚い雲に覆われていました。
残念

この日の池は泥を取り出す工事が行われていて、重機類が並んでいましたが・・・
一周10分程度で回れるので私たちは歩き出しました。

しばらく行くと「希少植物・タヌキモ採取中」と書かれた黒板の横で、作業着姿の若い女性が藻のような物をすくっていました。



こちらがその「タヌキモ」
多数の捕虫嚢があり,ミジンコなどを捕らえて消化・吸収する食虫植物だとか・・・
夏には黄色い花を咲かせるそうですが、近年ここのタヌキモはすっかり少なくなったと、採取中の係員は嘆いていました。



増えたのは「スイレン」でしょうか・・・?
葉っぱがビッシリと池を覆っていました。
咲いている時はさぞかし綺麗でしょうね~、見て見たいです。



木道の脇で主人は「赤い実」を見つけて、自信作を撮ったようです
私流にトリミングをして、このブログに使わせてもらいましたが・・・
一体これは何の実でしょうか?



その近くで私が写したのは「ガマの穂」
綿をほぐしたようにほころびて、綿毛のついた種が飛ぶのはもうすぐでしょう。
思わず「ガマの穂綿に包まれば♪、ウサギは元の白兎♪」という大黒様の歌が口からでてきました。

イモリ池にはレストラン、駐車場、そして「ビジターセンター」がありますので、色々と楽しめそうですね。

                                

マタマタ私の呟きです。お忙しい方は飛ばしてください。 

今日は、先週見つかった父の「胸膜皮厚斑」のCTスキャンの結果を聞きに行く日でした。
幸いまだ癌化は見られず合併症もないという診断でしたが、すでに胸膜や肺にアスベストが原因の石灰化が見られるそうです。
「今後は半年に一回くらい検査に来て下さい」
「ただたとえ初期の癌が見つかったとしても、手術となると大手術になりますから、高齢のお父さんには耐えられないでしょう」とのこと・・・
それではただただ見守るだけなの

ホッとする気持ちと、ハテ?ハテ?と思う気持ちが交差しながら会計を済ませたら、突然弟からTELが・・・
「親父が昨夜叉8度の熱を出したそうだから、どう対処すれば良いか聞いてきてくれ」
回れ右して再び先生に診断を仰ぎました。
先生曰く「先週は熱のないあの日のデーターを元に結論をお伝えしましたが、昨夜の熱が同じ原因かどうかは診もしないのに言えません。高いお金を払って施設に入っているのでしょうから、患者をずっと診てきたそこの担当医と相談するのがスジでしょう」とケンもほろろ

すぐに施設に行って、看護婦さんに結果報告と同時に今後の相談をしました。
「この施設は常駐の医者がいるわけではなく、2週間に一度契約医院から出張で来てもらっているだけです。Tさんのご家族様はとても熱心にお父様の病院のカバーしていただいているので、当方としても大変助かり、その先生には結果報告だけで済ませています」
エエッ~~

「今後の事はあくまでもご家族様の考えが大事で、トコトン原因を追究するか、叉は対処療法で済ませるか・・・尿道経路の炎症を調べるとなると内視鏡検査となり辛くて痛い思いをさせることも確かです。それをするかしないかはご家族様の考え方しだいです」
う~~ん、高齢者の家族は医療に関してはある種はっきりとした主張を持たないと前に進めないのでしょうか
それには知識がないと・・・
まずは勉強しなくてはいけないようで
少々パニック状態で帰ってきました。
それにしても最近の医療現場って少々「温かみ」に欠けますね


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妙高赤倉の秋・「紅葉の笹ヶ峰」その4

2008年10月21日 | 旅日記

今週に入っても爽やかな秋晴れが続いています
こんな日はハイキングがサイコーなんですが・・・
「仕事がお休みの週だからと言って遊び廻っては駄目だよ。しっかりと養生して体を治しなさい」と、仕事仲間からクギを刺されています

そして今日は主人も会社時代のOB会の集まりとかで早朝に出て行き、秩父で泊まりとか・・・
私一人の自由を謳歌していま~す。
食事の事はナ~~ンにも考えなくていい
久しぶりに気持ちが主婦から解放されて弾んでいます

この紅葉のブログを見た山仲間からがかかってきたので、妙高の素晴らしさを語り、来年の登山を決めました。
女の長電話を文句言う人もいないので、気が楽ですね~

「Yさ~ん、TELありがとう!妙高の紅葉素晴らしいでしょう!来年の秋は3人で赤倉からスカイケーブルに乗って妙高山に登ろうね!」



笹ヶ峰牧場のグリーンハウスの周りも紅葉が綺麗でした。
一枚目の写真は「マユミ」、二枚目のこちらは駐車場近くで目に付いた一角です。

レストランで山菜蕎麦とコーヒーの遅い昼食を食べました。
3時34分のバスの時間まで、まだ1時間半以上もあります。
笹ヶ峰・乙見湖休憩舎のおじさんお勧めの「ドイツトウヒの森」を歩く事にしました。


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マウスオン・クリックで、3枚のドイツトウヒの森の画像をご覧下さい
だんだん森が深くなり暗くなっていきますね。
迷子になったら大変です!
方向感覚が怪しくなったので、途中で来た道を戻りました。

笹ヶ峰には本州最大と言われるドイツトウヒ林があり、平均樹高20メートルほどのドイツトウヒが約1万本、60ヘクタールの広範囲に生育しています。
別名「欧州松」とも言われ、クリスマスツリーなどにも利用されるようですね。



こちらは休憩舎のおじさんにもらった「ドイツトウヒの松ぼっくり」
今、我が家のリビングに飾られていますが、この長さにはビックリです。
本当に親切な観光案内人のおじさんでした。



私たちが歩いてきた「妙高高原自然歩道」は、ここからまだ先があり、2時間で「苗名の滝」まで行けるようでしたが・・・
私たちは前日にこの滝は見ているので、歩きはここで終了です。
笹ヶ峰の美しい紅葉が満喫できて満足でした



午後三時半過ぎに、「グリーンハウス入り口」のバス停から「妙高高原駅」行きのバスに乗り、笹ヶ峰を後にしました。

「先に乙見湖までバスで行き、そこから歩いてグリーンハウスで時間調整した方がいいよ」と親切に教えてくれた行きのバスと同じ運転手さんで・・・
途中、野尻湖が良く見える峠で停車してくれました。
ススキの向こうに見えるのが「野尻湖」です。



途中「イモリ池入り口」でバスを乗り換えて、赤倉温泉に戻ってきました
すぐに宿から200mの所にある「野天風呂・滝の湯」に行きました。
薄い乳白色のお湯が気持ち好い~

宿の温泉には露天風呂が無いのです。ですからこの野天風呂の無料券がもらえました。
浴衣姿で夕方の温泉街のそぞろ歩きも風情がありますね。


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宿では夕食の準備が整っていました。
マウスオンで宿の外観もご覧下さい

手の込んだお料理はありませんが、この上げ膳据え膳が主婦には一番嬉しいのです
カニだけは特別料理で別途頼みました(1980円)が、お鍋と陶板焼き、お刺身と焼き魚は中味が変わって連日並びました。
この最後の3日目はステーキに、キノコ鍋だったかしら?
右端の蓋ものは、郷土料理の「ノッペ汁」でした。

お部屋は5階一番手前の三方が窓の明るいお部屋でした。
畳や絨毯は擦り切れていましたが、10畳の和室に12畳のツインベッドとソファーの付いた洋間があり、モチロントイレ洗面所付き・・・

朝夕二食付のこの宿に三連泊して、往復の新幹線と宿までのバスが付いて、一人29800円のフリーツァーです。
信じられないお値段でしょう
間の一日「妙高山」に登って山小屋に泊まっても、それでも安いと思いましたよ。



赤倉はスキー場と温泉で有名ですが、閑散期のウィークデーは高齢者の皆様がノンビリと連泊して温泉を楽しんでいる姿が見られました。
紅葉とハイキングを楽しむ我々のような方々も何人かはいましたが、あくまでも少数派でした。

                                 

主人が居ない今日一日、家事も忘れてノンビリとTVと読書とパソコン三昧を楽しみましたが・・・
夕方の5時半過ぎに主人からTELがあり「これから帰るから」と
解放感があっと言う間に消えてなくなりました。

私たち、夏の旅行も全部2人一緒で・・・
その後主人は腰を痛めて仕事を休み、二人揃って風邪をひき、挙句に私は肋骨にヒビが入り・・・
私の仕事とお互いの病院行きの時以外は、毎日毎日ほとんど朝から晩まで顔をつき合わせる日々
流石に、干渉されない自由な時間が欲しくなったワ・タ・シ
嗚呼~~






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妙高赤倉の秋・「紅葉の笹ヶ峰」その3

2008年10月19日 | 旅日記

この一週間、時々雲が広がりましたが、関東地方は爽やかな秋晴れに恵まれましたね。
ただ私は肋骨の痛みを抱えながら自分の病院と父の病院通いに奔走し、夕方からのシフトの仕事をこなしました。

我が家近辺ではまだ木々の色付きは見られませんが、妙高高原「笹ヶ峰」で堪能した綺麗な紅葉を思い出しています。
「清水ヶ池」の風景を引き続きUPいたしますのでお付き合いください。


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マウスオンでご覧下さい

私たちが到着した時には小学生の団体が休憩していましたが、彼らもすぐに出発し・・・
池は周辺の錦色を鏡のように写して、静寂の中に広がっていました



午前中は晴れていたのに、午後から雲が広がってきたのが残念です。
ここには東屋やベンチ、トイレなどの設備はありますが、売店はありません。
食料や飲み物は持っていくことをお勧めします。



大きな表示板に「笹ヶ峰」の事が書かれていました。フェーン現象の影響で「晴天率が高い!」・・・
笹ヶ峰は思っていた以上に紅葉が綺麗な所で感動しました


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笹ヶ峰牧場の周りには「トチの実」がたくさん落ちていました。
マウスオンでご覧下さい



乙見湖の休憩所のおじさんに勧められた「宇棚の清水」を目指します。
清水ヶ池の元になる清水が湧き出ている所らしいのですが・・・

歩いている途中で、突然名前を呼ばれました。
声の主は、主人のサラリーマン時代の会社の同僚の方でした
休暇村の宿に泊まって、ノンビリと絵を描いているそうです。
今日はこれから「清水ヶ池」で写生だとか・・・

カメラはほんの一瞬ですが、絵はジックリと風景を眺めて描くユックリズムの世界ですね
老後の趣味としてはこちらの方が好いような気がしますが、才能が伴わないと難しいでしょうね~?


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茂みの向こうに清水が湧き出している所があるようですが、これ以上は立ち入り禁止でした。
マウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい

水はここから清水ヶ池に流れて行き、その先乙見湖(笹ヶ峰ダム)からの水路に合流し関川に注いでいるようです。



広大な笹ヶ峰牧場の一端が見えてきました。
明るくてぼっか的な風景はどこかヨーロッパ的でもありますね。



私はしばらく牛さんたちを眺めていましたが、お腹をすかせていた主人はグリーンハウスのレストランに直行しました。

                               

ここから先は、笹ヶ峰の写真とは関係ない私の個人的な呟きです。
お忙しい方、興味のない方は飛ばしてください

夏の終わりごろから発熱を繰り返していた父を病院に連れて行き、検査に立会い、その原因は尿道経路の炎症と言うことでハッキリしたのですが・・・
胸のレントゲン写真を見るなり医師が「肺炎は無いようですが、アスベストの影響特有の症状が見られます」と言いました。
TVや新聞でのニュースでしか知らないあのアスベスト(石綿)が原因の中皮腫

「父は化学専門の技術者で、硫安や尿素を作る化学会社の工場や研究所勤務の長かった人です。直接アスベストに触れる仕事に携わっていたわけでもないのですが・・・」としか私は答えられませんでした。
子供は案外親の詳しい仕事のことは知らないものです

大正8年生まれの父は、第二次大戦末期に大学の理学部応用化学科を卒業して、戦争には行かず・・・
北海道にあった国策会社に就職して「石炭から石油を作る」という壮大な夢の計画のプロジェクトにタッチしていました。
北海道のど真ん中に、当時同盟国のドイツから輸入したプラント工場がドカン!と建っていたのです。
その頃、石綿を扱っていたのかしら?
戦後間もなく、長女の私はその会社の社宅で生まれたのですが・・・
物心がつく頃には国策会社も閉鎖となり、父の故郷の東京に戻りました。

建築士でゼネコン会社に勤める弟の方が、「石綿」についての詳しい事は知っているだろうから、調べるようにと伝えたら・・・
「石綿は断熱材として昔からどこでも使われたものだから、直接扱わなくても現代人はみんなが影響を受けていると思うよ。つい最近までは学校の校舎でもたくさん使われていたんだから・・・、直接扱っていた人々はもっと若いうちに症状が現れる人が多くて、俺の友達はもう2人もそれが原因で死んでいる。」と

「親父の勤務していた工場などの建物に石綿が使われていた可能性は充分考えられるし、89歳の今になって影響が出ているとしたら、年寄りの多くの人々にも同様の症状が出ているかもしれないね」との、弟の話にショックを受けている私です。


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妙高赤倉の秋・「紅葉の笹ヶ峰」その2

2008年10月16日 | 旅日記

「今年の紅葉はどこも10年に一度の美しさらしいよ、今那須岳あたりが見頃らしい」
私が仕事で受付に座っていると、顔なじみの利用者のおじ様が話しかけてきました。
「ホントそう思います。妙高笹ヶ峰の紅葉を見てきましたが素晴らしかったですよ」と答えた私・・・

前回紹介した「乙見池から夢見平のコース」の稲荷神社まで行って戻ってから、私たちはウッディーな休憩所で一休みしました。
そこの管理人さんが入れてくれたお茶を戴きながら軽く持参のパンを食べ、ルート情報を聞きました。
いよいよ「清水ヶ池コース」を歩きます。
そこはまさに錦色に輝く森の中の道でした



笹ヶ峰ダムから「妙高高原自然歩道」に入り、清水ヶ池からレストランとバス停のある笹ヶ峰グリーンハウスを目指します。
標高1400m位のところを歩きますが、今回行った10月8日時点で丁度紅葉が見頃でした。



熊よけのドラム缶が所々にぶら下がっています。大きく三回叩いてから歩きますが・・・
私たちの方が熊さんの居住地区に入れていただくのですから
「今ここを歩かせてもらいますよ~!、近寄らないで下さいね~」という合図なんでしょうね。

今回は山を諦めたので大雪山で買ったカウベルは持って行きませんでしたが、山用のポシェットに「加賀白山」で買ったお守りのような小さな鈴がぶら下がっていました。
それを必死に鳴らしながら歩きます。


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進むほどに紅葉の美しさは増し、カメラを向ける時間も多くなります。
マウスオンでご覧下さい
夫婦で同じ場所に立って上を見上げ、太陽に向かって写したものですが、印象は大分違っていますね。
一枚目が私、二枚目が主人が撮った画像です。

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赤いモミジやブナの紅葉、白樺などの黄葉はまだまだ続きます
今度はマウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい

ラジオをかけながら歩いていた単独行の男性とすれ違いました。
私たちも大雪山の一番熊が多い「三笠新道」を歩いた時に、熊よけにラジオを鳴らしながら行ったものです。
大自然の真っ只中に、日曜お昼のノド自慢番組が響き渡っていました



ノンビリ写真を撮りながら、およそ一時間半で「清水ヶ池」に到着しました。
森がひらけた明るい中に神秘的な雰囲気の池があり、ここは絶好の撮影ポイントでしたが・・・
丁度この頃から日が翳りだしてちょっと残念です

このような気持ちの良い季節に、綺麗な風景の中を散策するのは心身ともに良い事なんでしょうね。

                         

この旅から帰って来た時は、肩こりも癒え気持ちもリフレッシュできましたが・・・
私の咳は少々収まったとはいえ相変わらず続いていました。
そして一昨日、咳き込んでいたとき右胸にピリリと痛みが走りました
それからは咳をするたびに右脇の肋骨が痛み
今日、整形外科に行ったら「ひびが入っていますね。咳が原因というのもよくあることです」との診断でビックリしました

私はそんなにヤワなガタイだったのかしらとショックで、先生にお願いして「骨密度」も測ってもらいました。
結果は私の年齢の平均骨密度の108%
「年相応で今の所は心配ないでしょう。これからもバランスの良い食事と運動に心がけて下さい。胸の痛みが治るのは三週間後」と先生は言いますが・・・

毎年ハードな山に行く度にお世話になっていたN先生、近年はキツイ山に行かなくなりご無沙汰していました。
最後に看てもらったのは5年前・・・
白馬から雪倉~朝日と縦走し、一日9時間歩いたら股関節が痛くなりました。

その時レントゲンを撮ってもらった後に先生の発した言葉が忘れられません。
「股関節が痛くなるのは下から二番目?(詳しい位置は忘れました)の背骨が関係しているんですよ。あなたの背骨は今の所特に問題はありませんが、年相応の磨耗は見られます」と言われました




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運動会

2008年10月14日 | 

10月の第二月曜日は「体育の日」だとか・・・
秋晴れに恵まれ、各地でオリンピック選手を交えてのスポーツ教室が開催されたようですね。
私にとっての「体育の日」は、東京オリンピックが開催された初日の10月10日なのですが・・・

私たちは日曜日に、初孫の幼稚園の運動会に行ってきました。
最初主人は行かないと言っていたのですが、「今の時代はジ~ジとバ~バの参加は当たり前なのよ。どうせ車で30~40分の所なんだから運転お願いね」と説き伏せて、2人で行ってきました。

           オーエス! オーエス!
昔と変わらない「綱引き」には、見ているこちらも力が入りましたよ。
この後は、年中さんと年長さんのお父さん同士の綱引き対決もありました。



半年前の入園式の時には、泣き声の大合唱だった三歳児入園の年少さんのかけっこが始まりました。
ハー君の顔も見えています。
まだ競争の意味が判らなくて、最初にテープを切った子が走り終えると後に続いていた子も途中で止まってしまって・・・

それが年長さんになるとこんな事もできるようになるのですね。
凄い成長に驚かされます。
マウスオンでご覧下さい

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保母さんたちの熱心な取り組みに脱帽です。
2学期に入ってからは連日運動会に向けての準備で大変だったことでしょう。


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年少さんはお母さんとダンスです。
ハー君の嬉しそうな顔を、主人の300mmの望遠カメラで覗きました。

そして、お父さんとのかけっこ「チョコランタン」では、ハー君は力が余って前のデコレーションを倒してしまいました。
マウスオンでご覧下さい

「流石!ハー君! 見事にみんなの視線を集めたわね~」
隣にいた同じクラスのお友達のお母さんが、お嫁ちゃんに話しかけていました

30年以上前、息子が通っていた幼稚園の運動会で父親のリレーがありました。
参加した主人はものの見事に転んで一回転し、スクッと起き上がって叉走り出しました
それを見ていた子供達が「カッコイイ~」と呟いていたのを覚えています。
ハー君も似たのかな?



菜々ちゃんは午前中はずっとおとなしく寝ていました
2番目の子は、どんなに賑やかな中でも眠れる神経の太さが養われますね。
一ヶ月前に車のチャイルドシートから道路に転落し、病院でMRIを受ける騒ぎになったそうです
幸い頭は異常はなく、額と鼻の頭をすりむいただけのようでホッとしました。

横須賀のジ~ジも最初は孫の運動会には「行かない」と言っていたとか・・・
それがハー君から「スカジ~ジは僕の事嫌いなの?」というが入り、来る気になったそうです

2人のジ~ジとも、オーストラリアの帽子をかぶっています。
ご一緒した2年前のパースでの一週間は楽しかったですね。

お昼はお嫁ちゃんとそのお母さんお手製の豪華なお弁当を食べ、両方のジ~ジもバ~バも午後の競技が終わるまで会場にいました。

       
       

オーストラリアといえば、パースの借家の大家さんから先月末にようやく、2月に行った時の光熱費の請求がありました。
6年前に初めてのオーストラリア・ケアンズに行った時、1A$が70円ちょっとでした。
それが年々上がっていき、去年から1A$が100円を上回る事も度々で・・・
我々がパースを諦めた原因のひとつにもなっていました。

10日の金曜日に、指定されたオーストラリアの銀行の口座に振り込んだのですが、このアメリカ発の世界金融不安の中、ナント! 1A$が68円と円が強くなり
手数料とその他諸々分の7000円が浮きました。
こんな事もあるのですね~~~

海外旅行を考えている方は今の内に両替をしておいた方が良いかもしれませんね。
それには先立つものが必要ですが・・・・
   
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妙高赤倉の秋・「紅葉の笹ヶ峰」その1

2008年10月11日 | 旅日記

「今年の紅葉登山は妙高山に行こう! この新幹線利用の赤倉温泉連泊プランを利用すれば凄く安く行けそうだ!」
まだ暑い夏の頃、主人が新聞の広告を見ながら大きな声で言いました。

「赤倉温泉のスカイケーブルを利用すれば妙高の頂上まで4時間で行けるし、日帰りも可能だぜ」

そんないきさつで一ヵ月半前から申し込んでいた妙高高原赤倉温泉旅行
二人とも風邪をひき、主人は腰も痛めていて山登りどころではなくなりましたが・・・
「ノンビリ温泉三昧するのも好いかも」と、思い切って行ってきました



煩雑な日常から逃れて、連日高原を散策し、気が向いたら温泉に入り
指定された時間に食事処に行けば、テーブルにはお料理が並んでいました。
天国!天国!

新潟県と長野県の県境にある「赤倉」は木々の色が赤や黄色に色付き始めていて、秋の気配が漂っていました。
お天気に恵まれた8日は、一日に三本しかないバスを乗り継いで「笹ヶ峰」までハイキングに行きました。


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終点の手前の「乙見湖」でバスを下りると、ダム湖の周辺は丁度見頃の紅葉が秋の光をあび、青空を背景に錦色に輝いていました。
マウスオンでご覧下さい



ガイドブックに紹介されていた「笹ヶ峰・清水池」コースを歩きたいと、宿の支配人に相談したら、「時間があるから、乙見湖から夢見平のコースも是非行きなさい」と勧められやってきましたが・・・
詳しい情報は現地で仕入れるのが一番です。

バス停の前にあるウッディーな休憩所のおじさんが、地図の書かれた印刷物を渡してくれて、親切に教えてくれました。
「この夢見平コースは4時間コースと2時間コースがあり、どちらも5月から6月にかけてのお花の時期がお勧めで、今歩いてもあまり面白くないよ。湖の橋の向こうの階段を登った所からの眺めが素晴らしいから、それを見てから戻って、清水池コースをノンビリ楽しむ方がいいと思うね。丁度笹ヶ峰牧場周辺の紅葉が見頃で綺麗だから」と・・・



完全武装の登山スタイルの若者が大勢歩いていました。
聞くと「アウトドァー専門学校」の学生さん達の戸外授業だそうで、今日は夢見平遊歩道の整備だとか。
日本にもどんどん森林警備隊やレインジャーが育って欲しいものです。
頑張ってね、期待しているから


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急勾配の階段を登っている時に咳き込んでしまい、ゼイゼイと胸が苦しくなりました。
それでも上りきった所から見た紅葉した山々の姿には感激しました。
マウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい

真ん中の丸い三角の山が妙高連山の一つ「焼山」です。
火山性ガスが原因でずっと登山禁止でしたが、近年解除されたそうな・・・
右側の斜面は「火打山」の稜線だそうです。

8年位前の梅雨時に「ハクサンコザクラ」を見るために、山仲間と3人でこの笹ヶ峰から日本百名山の「火打山」に登りました。
ハクサンコザクラの大群落は綺麗でしたが、翌日大雨に見舞われお隣の「妙高山」登山は断念しました
そんな想い出が残っている「火打山」です。

そしてこの「乙見湖」は農業用のダム湖だそうで、夏のお盆の頃には水抜きをするそうです。
ですから今は水無しの湖なのです



「夢見平遊歩道」の標識を見てから戻るつもりでしたが・・・
「アウトドァー専門学校」の先生に「この先の稲荷神社まで行ってみれば」と勧められ行く事にしました。

「奥まで歩けば高妻、乙妻などの山々が見えそうね」
「春に叉来よう」と主人は言いますが・・・
そんな台詞を言った場所が山ほどありますわね



紅葉が始まった森の中を、小学生のグループが引率の先生と一緒に歩いていました。
子供の頃からこのような環境に触れて「自然を愛する心」を学んだ子らがたくさん増えて欲しいですね。


主人も学生さん達のお手伝いで、登山道に播く「木のチップ」の入った袋を2つ持っています。

途中の「蓑池」には水芭蕉の朽ちた葉がたくさんありました。
やはり春には高山植物のお花がたくさん楽しめるコースなのでしょう



15分くらい歩くと素朴な造りの「稲荷神社」が現れました。
荷物を置いて「どうか家族みんなが健康で幸せに暮らせますように」とお願いをしてから、ユックリ周囲を見渡しました。
御神木の大きな「ミズナラ」の木から実がポタポタと落ちてきて頭や体に当ります・・・
そして色付き始めたモミジが明るく辺りを照らしているようでした



高原の綺麗な風景の中を歩き、澄んだ空気を吸って温泉に入り、心身共に癒されて無事に帰ってきましたが・・・
早速、両親の所に行ったら「この所ずっと平熱でしたよ」とスタッフさんに言われた父の手がいつもより熱い
検温をしてもらうと7度7分ありました。
これからどう対応しようかと看護婦さんに相談をしたり、弟と連絡取ったり・・・
バタバタ

明日は孫の幼稚園の運動会、月曜日はTVの撮影隊が来る予定だというのに美容院にも行けないかも

高原から戻ったとたん現実の慌しさに巻き込まれ、フ~フ~言いながら家に帰ったら、主人から「TVの製作会社からTELがあり、番組自体の時間枠がカットされ、編成の大幅変更で我ら夫婦のスタジオ出演と画像撮影は無しになった」との伝言

この世界同時株安の不安な時代に、「ノーテンキな夫婦の物語」も必要なくなったのでしょう・・・
ホッとすると同時にどっと疲れを感じました。
まったく 散々振り回されましたものね



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「荒井沢市民の森」の秋の花

2008年10月05日 | 日常の日記

先週初めに「父が38度の高熱を出した」と弟からメールが入りました。
私自身がまだ咳がひどくて、声もガラガラ・・・
仕事には出ましたが、免疫力の衰えているお年寄りばかりの施設にはとても行けません

それから私はお医者様から処方された抗生物質をキチンと飲んで、必死に風邪の症状緩和に努めました。
一昨日にはようやく声もちゃんと出るようになり、両親の居る施設に飛んで行きました。


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パースに負けない青空が広がっていて・・・
施設の周辺にはコスモスが咲き乱れていました
マウスオンで、濃いピンクのコスモスもご覧下さい

解熱剤が効いていて、父は平熱に落ち着き元気そうでしたが・・・
この夏からしょっちゅう発熱があり心配です。検査は色々したのですが



コスモス畑を進んでいくと「荒井沢市民の森」に出ます。
いきなり「トリカブト」のような紫色のお花が目に付きました
正式な名前が判りません



「カエル池」の周りにはフウロに良く似た可愛いピンクの「ゲンノショウコ」が咲いていました。
フウロソウ科フウロソウ属のお花で、もっと濃いピンク色も多いそうです。



こちらは「イヌショウマ」、私好みの清楚なお花です
家の中を飾るのは「バラ」や「ラン」のように派手なお花がいいと思いますが・・・
野山で出会うお花は、控えめながら凛とした美しさが漂うお花が大好きですね。


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20日前に来た時は、丁度「タマアジサイ」が見頃でしたが、10月に入るともう終りのようでした。
9月14日に写した「タマアジサイ」を、マウスオンでご覧下さい



丘陵や台地が削られてできた浅い谷を「谷戸(やと)」といい、谷戸につくられた水田を「谷戸田(やとだ)」と呼ぶそうです。

一年中どこかに水がたまっている谷戸田は、水辺を利用する生き物にとってゆりかごのような場所でした。
トンボやホタル、カエルたちが幼虫・幼生時代を水中ですごします。
しかし、谷戸田が耕作されなくなると、ヨシなどの植物におおわれいき、しだいに水辺は失われていきます。



この谷戸田は、長い間休耕田になっていたそうです。
しかし、市民の森の整備事業が開始されたのを機会に、せっかくある田んぼをそのままにしておくのは大変残念なことだとの意見が多数持ち上がりました。
近隣の小学校からも、稲作の体験学習をしたいとの意向があり、水田が復活いたしました。
公田小、矢沢小、桂台小の三つの小学校では、毎年5年生が近隣の農家の方々の指導を受けながら稲作を体験し、出来上がったお米で給食を楽しんでいるそうです。
(荒井沢市民の森愛護会、ホームページより抜粋させていただきました)

今年も見事に実りましたね



田んぼを見ながら木道をさらに進み、階段を登って「皆城山」の登山道に入る手前の湿原に「ツリフネソウ」の大群落があります。

前回来た時はまだほとんど蕾だったので、叉出直そうと思っていましたが・・・
ちょっと遅かったようです。
9月の20日前後が見頃だったのでは?



こちらが「ツリフネソウ」のアップです。
ぶら下がった舟形提灯のようで可愛いですね~



今「荒井沢市民の森」で増えに増えている「ミソソバ」です
「ツリフネソウ」も脅かされているようで・・・
一輪一輪を見ると可愛いお花なんですが、繁殖力が強いのでしょうね。

さて・・・
私の仕事ですが、この10月から予約システムが変わり、第一週目に予約申込者が殺到する現象が起きました。
まだ勘が戻らないレジなどでトラブッタリと、私の頭の容量以上にこなさなくてはならない事が多く疲れ果てました。

明日から2~3日、腰を痛めている主人と2人で温泉旅行に行ってきますね


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パースの弟子からのメール

2008年10月02日 | パース滞在記

いよいよ10月がスタートしましたが・・・
秋雨前線に台風の影響が重なり、毎日本当によく降りましたね

私の風邪が主人にも移ったのか?(でも、主人は咳が出ない!)
2人とも家の中でウツウツと過ごすクラ~~イ日々が続いていました。
今日(1日)は僅かながらも夕焼けが見られましたから、明日はきっと晴れるでしょう

ブログ仲間の皆様には色々とご心配をおかけましたが、どうにか咳き込む事も少なくなり(夜布団に入るとまだまだ咳が止まらなくなりますが)、熱もないので月曜日から仕事に出ています。
声もガラガラ声ながら出るようになり、体のだるさも抜けました。
ただ、まだ薬を飲んでいるので思考力がなく、仕事仲間に助けられていますが・・・

風邪をひく前に行った「文楽」や映画「イントゥー・ザ・ワイルド」の紹介記事をUPする予定でしたが、主人からはPC禁止令が出てしまい・・・
叉感想をまとめる気力も沸いてこないので、パ~~っと明るいパースの「キングスパーク」の風景を並べて載せたいと思います。
今は、この明るさが思いっきり欲しい気分なんですよ


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マウスオンで、クリケットをしている中学生達をご覧下さい

「キングス・パーク」はパースシティーから歩いて20分、Mtエリーザ全体に広がる自然公園です。
園内には自然遊歩道や、サイクリング、ジョギング向けの小道が整備され、家族連れのためのレクリエーション設備が整い、バーベキューエリアも完備。

このブログでも何度か紹介していますがこちらです
眼下にスワン川とパース中心街を見渡すパノラマは絶景で
ツァーでも必ず展望台には案内されますが、今回の画像はツァーでは行かない、地元の人たちが楽しんでいるエリアのご紹介です。


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マウスオン・クリックで3枚の画像をご覧下さい

池の中ほどにこじんまりとした展望台があり、小さな子供達が楽しむ遊具も揃っていました。
この日はストロング光線が鋭く射すようなピカピカお天気の日で、さすがに遊んでいる幼児はいませんでした。

でも日影に入ると爽やかな風が感じられ、噴水の水の奏でる音が心地よく感じました



小学生の子供達はバーベキューのお昼ご飯でしょうか・・・?
先生らしき若き男性が2人、お肉やソーセージを焼いていました。
私たち夫婦も、木陰でオムスビのランチタイムです

午前中は主人の弟子のGさんが造園したジャパニーズ・ガーデンのチェックに出かけ、その帰りに寄った「キングスパーク」の一角の風景です。



先日、そのオージーの弟子のGさんからメールが届きました。
今年の2月、パースで最後に逢った時に「9月には家族で叉日本に行きます。今度は日本庭園のある旅館に泊まりたい」と熱心に語っていたので、その後どうなったのかと気になっていたのですが・・・
(風邪で寝込んでいるときに突然来られても困るなァ~とも思ったり)

留学経験のあるお嫁ちゃんにも目を通してもらって読んだ英文のメールはナント
「自宅の敷地内に、一日限定二組のお客様が泊まれるような日本庭園がメーンの和風旅館を作る予定で、今、当局に申請を出している」という内容でした

「部屋と庭の製図も添付されているという事は、俺に来てくれと言うことに違いない」と主人は言いますが・・・
「許可が降りるには、公道からちゃんとした道路を引き込んでからでないと駄目かもとも書いてあるわよ」
アワテナイ!アワテナイ!


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真夏のパースは南国のお花が綺麗に咲いています
マウスオンで、夏の代表的な「キャット・ポー」のお花もご覧下さい

Gさんの家は、パースから車で40分以上もかかる自然豊かな丘の上にあります。
日本人の観光客相手の宿ではなく、現地のオージー対象に、たっぷりと日本文化が体験できるというふれ込みの宿を考えているのでしょう・・・
社名も「匠」から「ワビ・サビ」に変更したそうです。



こちらは公園内のワイルドフラワーが見られるゾーンです。

子供の頃からこのように広い公園を自由に駆け廻って育ったオージーに、こじんまりとした和の美しさが判るのでしょうか・・・
第一、この乾燥した地では苔が無理なので、お庭は枯山水が中心になるのかな?

それならもう立派な日本庭園がGさんの家には出来ているので、それを生かせばいいはずです

それに鉱物資源が豊かな西オーストラリアは今バブルで、パースの人口もうなぎ登りとか
景気が良いので、旅館としての商売が成り立つかもしれませんね。
でも・・・
アメリカの金融不安の影響で世界同時株安のニュースが流れ、今後一体世界の経済はどうなっていくのでしょうか?


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