連日暖かい日が続き、こちら関東南部はこの週末で見頃も終わるようです。
急激な季節の変化に身体も気持ちもついていかない感じ
自律神経が乱れがちで、花粉症も久しぶりに今年は目にきました。
年度末で趣味の会の世話役の引継ぎなどもあり忙しくて、その上体調もイマイチで
このブログも2週間以上のご無沙汰でした。
例年より早く咲き出した我が家の庭のヒュウガミズキやハクモクレンも、お彼岸の雪で
ゆっくり鑑賞する間もなく終わってしまい・・・
代わりに二輪草やラッパスイセンが咲き出しました。
昨年暮れに息子がバッサリと樹木を切ったお陰で日当たりが良くなり
「ハナズオウ」の木の根元に咲く今年の二輪草は大株になって嬉しい限りです
春満載の我が家の庭ですが、同時に雑草も茂りだし、腰をいたわりながら朝の15分草取りを始めました。
雑草の中に、今年はやたらと薄紫のスミレがあちこちに見れらます
こちらは隣家が我が家との間に植えた「桃ノ木」
花盛りとなり「春」の気分を更に高めてくれます。
この桃の木の手前の我が家側のフェンスの脇にはドウダンツツジを植えていますが
今朝見たら白いベル状の可愛いお花が咲いていました
3月に入り、春の陽が燦燦と注ぎだした我が家の中の出窓では
淡い黄色の「シンピジューム」が三本立ちで咲いています。
家の中も外も「春爛漫」の風情ですが・・・
先週のお彼岸の中日の水曜日は、こんな風景となっていましたよ
先々週は趣味の会が続いて、ご近所仲間と4日連続でコミニティーハウス通い
合間に歯の治療と、内科でお薬も処方してもらったりで大忙し
親しいご近所仲間3~4人が顔を合わせれば常に「あそこに行こう」「ここに行こう」と話が広がります。
それで実現したのが、着付けの仲間の3人で雪が積もった前日に行った「吊り雛見学」
個人宅での「吊り雛」見学(3月20日)
「隣の区の個人宅で、3月いっぱい吊り雛が公開されているとタウン誌で紹介されているから見に行かない?」
と、元スッチーさんのFさんが誘ってくれました。
私と一緒に着付け教室に通っているFさんとノンちゃんは手が器用でチクチクの針仕事が大好き
2人で着物地でのリメーク教室にも通っています。
ですから2人は吊り雛には興味津々、不器用な私はカメラ係と言うことで同行
冷たい雨の降る中、バスで20分歩いて10分の鎌倉に近い住宅地まで3人で行きました。
私たちと同年輩の奥様が、欄間のある二部屋続きの和室に並べられた作品を紹介してくれました。
ご主人様の出身が山形の「酒田市」で、そのご実家に行くたびに「吊り雛」に魅せられていったとか
吊り雛の三大産地は伊豆の稲取と、山形県の酒田、そして九州の柳川です。
私は主人とのドライブ旅行で、伊豆の稲取の吊り雛は何回か見ていますが・・・
酒田の方は上の吊るす部分が赤い生地や蛇の目傘で飾られ、とても艶やかで
子孫繁栄を謳っているので、吊るす小物も独特なものがあるとか
吊り雛以外にも手作りのお正月の鏡餅やお雛様なども並んでいました。
お嫁に行ったお嬢様のウエディングドレスも、着物用の白地を使っての手作りの作品だそうで・・・
そのお嬢さまの所に生まれたお孫ちゃんが男の子だったので、兜や鯉のぼり
そして吊り雛の頭は赤ではなくて、渋い緑色の博多の兵児帯でした。
ご主人様の故郷の酒田でたくさんの作品や材料を見て学び、独学で始めた吊り雛作りを教えだして10年だそうです。
横浜の地で山形「酒田」の文化を伝えている一主婦の頑張りも素晴らしいものがありますね
音楽をやっていたお嬢様のグランドピアノの上にもたくさんの作品が並んでいました。
一時間ほどたくさんの作品を見せていただきおいとましました。
不器用な私には無理ですが、手仕事が好きなノンちゃんとFさんは刺激を受けたようです。
マックで軽くお八つにしましたが、二人は早速着物地での袋物造りの日程と時間を決めていました。
「naoさんも一緒にやりましょうよ」と誘われますが、私は二人がやらないアウトドァー活動で忙しい
お彼岸はお墓参りの日々
彼岸の入りの3月18日は父の4年目の祥月命日です。
我が家の庭のハクモクレンが満開の日に父は亡くなりました。
あの日以来私はハクモクレンが咲き出すと、父との最後の日々を思い出します
こちらでその時心境を記しています。
今年の3月18日は日曜日でした。風が強かったもののコートは要らない暖かさで
我が家の庭のハクモクレンはすでに見頃を過ぎていました。
午前中一人で、我が家から車で北に15分の地下鉄舞岡駅近くのお寺に眠る両親のお墓参りに行きました。
18日は夫の月命日でもあります。
午後には夫が眠る北鎌倉のお寺にお墓参り・・・
どちらのお墓も三々五々、家族連れがお墓参りに来ていました。
息子一家を誘おうとも思いましたが、転勤したばかりで死ぬほど忙しいと言っていた彼に声をかけるのもはばかられ
孫も塾やチァーダンスのお稽古で忙しい
我が家のお墓参りは元旦と、夫が亡くなった夏の旧盆に皆揃ってお参りする事が多くなりました。
夫の実家のお墓参りに高尾の東京霊園へ(3月23日)
夫を亡くした3か月後、義姉を誘って夫の両親と兄が眠るお墓参りに行って以来
年に二回のお彼岸に、兄嫁と夫の姉二人の未亡人ばかり4人で毎年お参りに行くようになりました。
実家のお墓までは我が家から2時間半以上かかります。
快晴に恵まれた空を見上げ、私はバスには乗らず歩くことにしました。
JRの中央線の高尾駅から歩くと、途中桜で有名な多摩森林科学園の前を行きます。
入り口付近に早咲きの桜が咲いていました。
去年から高尾のお墓参りに義弟夫婦も参加するようになりました。
皆でお掃除をしましたが、兄嫁の話では18日の日曜日に同居している長男夫婦がお墓参りに来たそうで
植えられているツゲの木が綺麗に刈られていました。
順番にお線香を手向けてから、義弟の7人乗りの車で高尾山口のお蕎麦屋さんへ・・・
ケーブルカー駅に向かう参道にはお土産屋さんやお蕎麦屋さんが並びます。
大木の小彼岸桜(?)が満開でした。
2014年には2月に夫の兄、4月に上の姉の連れ合い、そして8月に我が家の夫が亡くなり
僅か半年で三回のお葬式を出し(私は父のお葬式もありで4回)、3人が未亡人となりました。
あれから4年が経ち、唯一夫婦で残っている義弟も亡くなった夫と同じ年齢となり
白くなった頭や喋り方など、一回り小さな夫を見ているような感じがしました。
毛筆の腕が認められている上の姉は、78歳の今でも週に2日はスーツにパンプス姿で
銀座「和光」に仕事で出かけています。
この「キノコそば」も義姉の奢りでしたよ。凄すぎます
2時過ぎまで語り合って、それから2015年に新しくできた「TAKAO 599MUSEUM」で、
高尾山の自然と動物を学びました。
八王子市の公的施設で、とてもお洒落な建物で入場無料です。
お時間のある方は是非お勧めですよ。
高尾へのお墓参りの翌日は地方在住の知り合いを案内しながら葉山の「神奈川県立近代美術館」へ
そして今週初めにはOL時代の仲間と外房の「ホキ美術館」まで、片道2時間半の遠出をしました。
この週末はご近所仲間と「音楽会」に出かけます
今週は芸術三昧の日々で心満たされていますが、「体力的に持つかしら?」とちょっと自信のない私です。