花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

山のお天気と「九州・鶴見岳」

2011年07月31日 | 旅日記
新潟・福島両県を襲った記録的な豪雨も、ようやく峠を越えたようですね。
今朝(31日)、新潟市の万代橋からのTV中継では青空が広がっていました

それにしても今年の東日本は、地震と豪雨のダブルパンチで、
自然界がまるで牙をむいたように襲い掛かってきて恐ろしいです

被害に遭われた皆さまには心からお見舞いを申しあげます。

豪雨のニュースに不安となり、「立山三山登山」をキャンセルした私たち・・・
行く前の緊張感がプッツンして気落ちし、ドット疲れてしまいました


本来なら立山の室堂から雄山~真砂~別山と縦走し劔御前小舎まで行くはずだった30日は
朝の散歩に出る気力も無く、午前中はぼぉ~と過ごしました。
(午後からは父の施設に行きましたが)

立山・室堂のライブカメラの画像情報を見て、ガスで覆われ何も見えない風景に
「行かなくて良かった」と納得したのですが・・・
気分的に消化不良と言うか?欲求不満と言うか?

「山は逃げないけど、私の体力はドンドン逃げて行く」という焦りもあって、
空しい気持ちになりましたね。

一緒に行く予定だったHさんは昨日の朝、眩暈に襲われ薬を飲んだそうです
思考力も無くなったので、気持ちを立て直すためにお嬢さんと
温泉&お食事&カラオケで弾けてくると言っていました。

いぃなぁ~、いぃなぁ~
付き合ってくれる身軽で優しい娘さんが居て羨ましぃ~と、ひがんでいた私です


落込んでダラダラ過ごすよりは、朝の散歩をした方が気分爽快になる・・・
今朝、梅雨寒のような涼しい中をカメラを抱えて歩いたら、
月見草の群落に出会いました
雨で花弁が濡れていました。

この先いつまで元気に歩けるか
母の姿をずっと見ていますから、「老いると言う事」がどういう事か予測できます。
私の年齢からいっても、もうそんなに時間的余裕があるわけではありません

元気で居られる一日一日を、無駄に過ごさぬようにしなくてはと思っています。

もうコスモスが咲いていました道端にはイガグリも!秋間近?

このまま秋に突入はないですよね~

散歩から帰ってきて室堂のライブ画像を見たら(未練がましい私です)
前日より視界が広がっていましたが、山の中腹まで雲が垂れ込めていました。

でもナント、キャンセルした「劔御前小舎」のホームページには
「7月最後の日曜の朝は久しぶりに青空が広がり、劔岳が見えています」と記されている
雨雲が小屋よりも下だったのでしょうか(大雪山を縦走した時がそうでした)
山の天気はサッパリ判りませんね~

晴れていたのに登らなかった「山」があります


今年の4月に旅した九州の「由布岳」です。
ご覧の通り、湯布院の駅前通りから綺麗に見えていました。

今考えると「惜しい事をした」と思っていますが・・・

九州旅行「鶴見岳」(4月14日)
本来ならば「立山・夏山紀行」となるべきところ、天候不良にてキャンセルしましたので
急遽、春に旅した「九州の山」のご紹介と致します。

恥ずかしながらこの「九州・やまなみハイウェー旅」も、
1日目「長者原高原」、2日目「久住山登山」、
3日目「阿蘇」、4日目「黒川温泉」で中断したままでした


さて前日「黒川温泉」温泉三昧を楽しみ、すっかり湯疲れしてしまった私
(何しろ一日に5ヶ所の温泉に入りましたものね)
翌朝は9時に宿を出て、別府方面に向いました

この日登る予定だった「由布岳」が車の正面に見えてきました

豊後富士とも言われ、その姿は優雅で美しいの一言です。
標高1584mの独立峰で、東峰と西峰の二つのピークを持っている双耳峰。
標高差800mの登りがいのある山と聞きました。

こんなにお天気が良いのに登れないなんて・・・
「大分空港の近くにあるのだから、最初の日に登るべきだったと思う」
「黒川温泉で身体がふにゃふにゃになってからの登山だなんて、スケジュール的に変!」と
思わず計画を立てた夫に文句を言いましたわ


「由布岳」はコンディション的に無理と諦めて、行った先は別府温泉の西方にある「鶴見岳」です。

別府高原駅から山頂まではロープウェイが運行していて、およそ10分で山頂駅に登れます。。
鶴見岳ロープウェイの別府高原駅前公園では丁度が満開で、とても綺麗でした

大型ゴンドラからは別府湾が一望。およそ10分で標高1300mの山頂駅です。


山頂駅からは、九州の屋根と言われる「九重連山」が見えました。


最初の日に泊まった「西鉄・長者原ホテル」の目の前が「三俣山」でした。
二日目に歩いた「久住山」はその向うでしょうか・・・?

山上広場には、鶴見山上権現一の宮や展望台等があり、パノラマの絶景が楽しめました。


七福神が並ぶ遊歩道を、頂上に向かって登って行くと、
存在感の有る「由布岳」が目の前に現れました。

深田久弥がこの「豊後富士」を百名山に選ばなかった事を後悔したと言う山容は
ほぼ直登の、登りがいのありそうなお山でした。


およそ15分で電波塔が賑やかな、標高1375mの「鶴見岳・頂上」です。
ザックも登山靴も無しで、カメラだけを抱えて簡単に登ってきました。


春霞にけぶった「別府湾」を望みながら、一周40分の遊歩道を下り
ロープウェー駅に戻りました。




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良いお天気になぁ~れ!

2011年07月26日 | 私の呟き

先週、台風6号の置き土産のような雨の中、三つ目の「月下美人」が咲きました。


手折って花瓶に入れ、室内でその芳醇な香りを楽しみました。
このお花をベッドの横に置いて寝たら、甘い匂いに包まれ夢の世界に導かれた感じです

翌日は花びらをサッと湯がいて・・・畑で採れた野菜と一緒に食しました。

マイブログにお出で戴いている324様が教えてくださったとおり
月下美人の花びらを
「沸騰したお湯に酢をいれて茹でざるに取り、冷ましてきゅうりの三杯酢に入れて食べました」

ヌメリが出て、コリコリ感もあり、まるで「ホヤ」のような食感でした

キュウリの他にも、今、畑ではゴーヤやモロヘイヤ、トマトも毎日採れて食べています。
お陰で「夏バテ」もなく、元気いっぱいですが・・・


今週末から、山仲間と2人で「立山・登山」に出かける予定です。
一昨年行って雨に会い、断念した「立山三山」を登る予定ですが
デモデモ、この所のお天気はどうした事でしょう・・・

猛暑がなくなりしのぎ易いのはいいのですが、
土曜日まで不安定な空模様が続き、各地でカミナリ雲が発生との予報

金曜日の夜出発の「室堂・直行夜行バス」の予約も済ませました。
「剣御前小舎」へ宿泊の予約も入れました。
でも、雷の恐怖の中で室堂から6時間歩く決心は付きません
どうしよう

久しぶりの「登山」なので準備は怠り無く続けていますが・・・


今年の夏の登山用衣類は、6月に横浜ベイサイドのアウトレットモールでそろえました。
ポロシャツにズボンとウィンドブレーカー
お洒落な山ガール達にも派手さでは負けないようにと、明るい色を選びました。

アウトドァーのお店の衣類は速乾性と軽量性に優れているので、
カメラ教室の「撮影会」や、日常の散策ドライブ旅行でも重宝していますよ。

そして最近は毎朝、自分の体調を点検するために疲れない程度に30分ほど歩いています
先日は、家庭菜園の脇を通って裏の「里山」に登りました。

畑の周りにはコンフリーの花が・・・そして色鮮やかな「ヒオウギスイセン」も・・・



里山に通じる道には神奈川県の県花「ヤマユリ」のお花も残っていました。


登りきると正面に「富士山」が姿を現します。
階段の下には孫のハー君が通う「小学校」も見えていて、時計が午前6時近くを示していますね。


右手の北側には「大山」から続く「丹沢の峰々」です。

そして長い階段を下ると、隣の区の住宅地に出ますが、
う~~ん、下り階段は膝に響く


又ある日は、住宅地の真ん中を通る幹線道路を渡って、南側の公園に向いましたが
信号を急いで走って渡ると、左股関節に違和感があるはぁ~

体調が悪かったら「雄山を往復するだけにしよう」という話しにはなっていますが・・・
雨になったら、その雄山さえも登るのは困難なのですよね一昨年がその状況でした。


公園には見事なヒマワリ咲いています。私の顔より大きなお花の「芙蓉」でしょうか

そして今日は雨が落ちてきそうな中「庚申塚」の建つ古い道を行きました。

鎌倉時代、この辺りのお百姓さんたちが「イザ鎌倉と言う時に駆けつけるための
古道がたくさん残っていると聞いています。

これらのコースは、以前飼っていた愛犬ジュン君と散歩した懐かしい道ですが
ジュン君が死んで10年以上が経ち、私もすっかりガタがきています。実感


結婚前に「白馬岳」には登ったことがありますが、普段はハイキングを楽しむ程度で
本格的な登山を始めたのは、40過ぎにこの横浜に家を建てて住み着いてからです。

ご近所に山登りを趣味とするご夫妻がいて、引越してすぐに親しくなり
2組の夫婦で「中央アルプス・木曽駒ヶ岳&宝剣岳」に登りました。

ここはロープウェーで標高2800mの千畳敷までいっきに行けるので、
木曽駒頂上までは歩いて2時間
さして苦労もなく雲上の楽園漫歩が楽しめます。

頂上小屋に泊まった翌日は見事に晴れて、写真の左手には木曽の御嶽山
右手には乗鞍岳、そしてその奥には北アルプスも見えました。
その上、可憐な高山植物に魅せられ、すっかり山の魅力に取り付かれました。


翌年、山に興味のある仕事仲間の3人で、いきなり北アルプス「蝶ヶ岳~常念岳~燕岳」
トレッキングツァーに参加しました。

3人とも山は初心者でしたが、まだまだ元気な盛りの40代前半の私たち
「槍・穂高」を見ながらのパノラマコースは兎に角素晴らしくて・・・
その時実は常念小屋で台風接近に遭い、一日停滞しましたが、
翌日の台風一過のピカピカお天気の中の歩きは更にダイナミックな山岳美が楽しめて
私たちはその後アルプス登山にのめり込んで行きました。

あの初めての登山がもしお天気が悪くて苦しいだけだったなら、
山登りは続けなかったと思います。
晴れた中を歩いてこそ、その醍醐味が味わえる「山登り」

とにかく山は「良いお天気の中を歩きたい」

一緒に行く友人はお琴の先生、演奏会が詰まっていて、
その上同居している彼女のお母様をショートスティに預ける予約をして
ようやく作り出した日程で、動かせません。

さぁ~て、どうしよう・・・
まずはテルテル坊主を作るしか手はないかしら

7月28日・PM8時、加筆
テルテル坊主の効力だけでは中々スカッと晴れず
ネットで調べた今週の立山方面の土日の天気予報もイマイチ冴えません。

一緒に行く山仲間と電話で話し合い「立山三山登山」は延期としました。

夜行バスの予約取消料として料金の4割は取られますが・・・
「室堂での温泉&高山植物三昧も2年前に堪能したから、今回はあくまでも劔岳を仰ぐのが目的」
スッキリサッパリと晴れなくては行く意味が無いという結論に至りましたので
ここでご報告いたします。



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「京急・油壺マリンパーク」で撮影会

2011年07月23日 | カメラ教室
妙なコースをたどった「大型台風・6号」の影響で、今週は3日間雨が続き
そして最高気温が10度も下がって、体がビックリしています

そのせいか?一昨日、お嫁ちゃんが40度近い高熱を出してダウン
私は息子宅にオサンドンに通い、孫達の食事作り&遊び相手をして過ごしました。

少し落ち着いたので、今朝久しぶりに裏の里山を散歩しましたが、
まるで標高2000mの高原に居るような涼しい風が吹いていました。
この2~3日、しのぎ易くて良いのですが、夏はどこ~といった感じですね。


今月の「カメラ教室の撮影会」は7月13日(水)に「京急・油壺マリンパーク」で行われました。
35度を越える酷暑の日で、湘南の海が眩しく光っていました


京急の「三崎口」から「油壺」行きのバスで20分、
神奈川県三浦市に「京急・油壺マリンパーク」があります。
詳しい情報は公式ホームページをご覧下さい。

水族館の入り口には2500万年~400万年前にいた体長13メートルにもなる
巨大なサメの歯形の復元模型が出迎えてくれます。

その横に一同集まって、先生のお話しを聞きました。

「暗い中でお魚が動き廻っている水族館での撮影は難しいです。皆さん頭を使って下さい」
「ISOを最大限にあげて、今まで身に付けたカメラ技術を駆使して写してみてね」


最初に「サメの遊泳」を狙います。
ISOを一番上の1600にし、シャッタースピード優先で100分の1秒で撮ってみるけど、
暗くてさっぱり写りません。

露出補正を最大のプラス2にしてもまだ暗い
シャッター速度を50分の1秒に落としたらわりと明るくなりますが、画像はブレてボケぎみ


私のカメラ技術では、明るいところで動かないお魚を撮るしかありませんね~

今回は施設の中と言うことで三脚も持ってきませんでしたが、
杖のような1脚を使用している仲間が数人いました。

明るい色のお魚にモデルになってもらいます。動きの少ないお魚を撮るしかできない

近くに「八景島シーパラダイス」や「新江ノ島水族館」ができたせいか?
ここはガラガラで撮影には良いのですが、このご時勢で薄暗くてほとんど冷房も入っていない
思うように写せなくて冷や汗だらけ、
暑さに焦りも加わって、だんだん私も思考力がなくなっていきました。


2Fの巨大ドーナツ型の「大回遊水槽」です。
1周80メートルもあり、中にはサメをはじめ18種、約1000匹の魚たちがいるそうです。

先生に「どうしたら明るく写せるでしょうか?」と聞きました。
「ISO感度3200、露出補正+3、シャッター速度は最低でも125分の1秒にしないとブレるわよ」
そう言わても、私の3年前の古い初心者用の一眼レフカメラでは、
ISO1600、露出補正+2までしか設定できませ~ん

「これなら大丈夫かしら?」と、予備に持ってきた主人の中級者用のカメラをザックから取り出すと
「私も以前この40Dを使っていたけど、これもISOは1600までよ」
「水族館の中での写真が撮れないので、最新のカメラに買い換えたのよ」
と・・・
上手く写せないのはカメラのせいだ


お魚のエサやりタイムが始まりました。
あぶくがキラキラと輝いています。
「このような明るいところを狙って写すのね」と、先生の答えも私が考えた事と同じでした


結局私は、明かりのある中でノンビリ泳ぐお魚さんにモデルになってもらうしかありません。

先生は「デジカメは電化製品ですから年々改良されます。一生物ではないです」
と言われますが・・・
今更プロになる気も無い1主婦が、次々と性能の良いカメラを買うのもためらわれます。


10年前、主人の義理の兄(姉の夫)が定年退職後、趣味のカメラを本格的に始め
山男だった義兄は、仲間と3人で「山の風景写真展」をよく開いていました。

その義兄は67歳の時、胃癌で亡くなりましたが、主人の姉の話では
「ガン保険に入っていたはずが、全部高級カメラと作品展に廻ったらしくて・・・」
「知らない間に全部解約されていて、肝心の時に使えなかった」という
恨み節を何度も聞かされました。

私も同じ徹を踏まぬよう、気をつけねばと思っております。


レストランで三崎名物のマグロ丼のランチを仲間達と戴いてから、
午後1時から始まるファンタジアムでの「イルカ・アシカショー」を観覧しました。
八景島のシーパラは外の会場でしたが、ここは屋内でのショーでした


ショーは1日2~3回行われ、1回約35分です。
観覧席には遠足で来ていた小学生の姿が多く見られました。

私は200mmの望遠レンズに取り替えて、イルカの迫力ある演技を狙いましたが
屋内撮影では、やはりブレブレですね

イルカの素晴らしいパフォーマンスアシカの曲芸も楽しい・・・

お客さんの輪投げだって僕受けちゃうよハイ上手に出来ました。



外なら少しはまともな写真が取れるかしら?と、屋外のペンギンプールに行きました。
ペンギンは目の前で見ることが出来ます。

気持ち良さそうに水の中でスイスイカンカン照りの中、高い所が好きな子も



「カワウソの森」の大きなクヌギの切り株のそばには、
オスメス2羽のフクロウたちが暮らしています。

オジサン、オバサンたちに囲まれて、
カメラのシャッター音にお昼寝の邪魔をされてキョトンとしていました。

こうして今回も三時間かけて250枚ほど撮りましたが・・・
この中から叉10枚セレクトするのがとても難しいです。
駄作ばかりですが、ブログ仲間の皆様が薦めてくださる写真はありますでしょうか?

             

「油壺」は三浦半島の先端近くの西側にあります。
そして我が家は三浦半島のほぼ付け根・・・

「油壺」へのバス便が有る「三崎口」行くには、我が家から「上大岡」までバスで行き、
そこから京急の快速電車に乗って40分くらいでした。


三浦半島と言えば先日、政府の地震調査委員会が
「東日本大震災の影響によって、三浦半島断層群での地震発生確率が高まった」と
発表しましたね。
詳しい内容はこちらをご覧下さい。

横須賀市や三浦市などに加え、鎌倉市や藤沢市、横浜市の一部でも震度6強
東京でも震度6弱の揺れに襲われる可能性があると言われています。

それとは別に「東海地震」の危険も指摘されていますし・・・


3月11日の「東日本大震災」時にそろえた緊急用のカップめんやレトルト商品の
賞味期限が切れだしました。(案外短いです)
これを機会に、我が家のキッチンの隅にある食品庫の保存用食品の充実に力を入れています。

最低一週間分は必要と言われていますから、これではまだまだ足りませんね。


飲み水と非常用持ち出し袋は、常に食卓台の下に置いてあります。
無駄かも知れませんが、「備えあれば憂い無し」ですものね。


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「フラワーセンター・大船植物園」の蓮の花

2011年07月18日 | 花シリーズ

ワールドカップ「女子サッカー・日本代表」(ナデシコジャパン)の優勝、
おめでとうございます。

いやはや凄い試合だったようですね。

私は夜中の3時過ぎに1度目覚めたのですが、すぐに叉寝てしまって
今朝起きたのは5時半過ぎ
決勝戦の結果を知ろうとTVを点けると、まだ試合はやっているではありませんか

延長戦で、2対1で負けている・・・
でもドラマはそこから盛り上がりました。
澤のシュートで同点とし、そしてPK戦を制して見事世界一
美味しい所だけをライブで楽しみましたよ。

夜の7時からのBS完全録画版を改めて観ましたが、
前半はアメリカの猛攻をひたすら耐え忍んだようですね。

彼女達からどんな困難にも負けない不屈の精神を学びました。
まさにネバーギブアップで、金メダルに輝きましたね

ナデシコのお花の画像が手元にありませんので、
今日見てきた「ハスの花」を捧げたいと思います。


ナデシコジャパンに優勝トロフィーが与えられ、歓喜に沸く姿をTVで見てから、
私は車で17~18分の所にある「フラワーセンター大船植物園」に向いました。

今丁度「ハスの花」が見頃で、この三連休は朝の6時から開園と
TVのローカルニュースで紹介されていたのです。

朝7時、門を入るとすぐに古代ハスで有名な「大賀ハス」が見られました。


ハスの花は早朝に咲きます。
開花1日目は午前5時頃から開き始め、8時頃には閉じ
2日目のお花は午前7時から9時頃までにおわん型に開き、お昼頃には閉じます。

こちらは開花して2日目の「大賀ハス」です


「1番美しいのは、咲き始めて2日目の朝の花」と言われています

今朝初めて咲いた1日目のハスこちらは3日目のハスの花・・・

花の色も最初は濃くて、シベの様子や中の花托の色も違いますね。
3日目の花托は緑がかってきます。

そして、4日目は早朝に完全開花した後散り始め、午後に花托だけが残るそうです。
園の職員さんが詳しく説明してくれました。


手前が2日花、奥が3日花です。

大賀ハスの他にも、古くからのハスが並べられていました。

白い花弁に紅色が混じる天竺斑八重の紅富士?

ハスの花は中国やインドにおいても、文化や仏教と深いかかわりを持っていました。
庭園に植栽される他、装飾品に描かれたり多くの仏典にも登場します。
お釈迦様は蓮華座に座していますものね。

「ひらいたひらいた、何の花がひらいた♪、れんげの花がひらいた♪」という歌の
れんげとは蓮華=ハスの花のことを示しているそうです。(同園のパンフレットより)


古代ハスは噴水池の手前で鑑賞できますが、その向うにお花畑とハス田があり
中を歩いてひと回りできました。


ハスは熱帯から温帯のインド・中国・日本・オーストラリアに分布する多年草の水生植物です。


花弁は白~紅色でシベは黄色

葉は1m以上の長い葉柄葉の大きさは直径30~50cmの円形

独特のシベと花托が目を惹きます。ハスの花托の最後の姿です。


日本では、この大きくて優雅な花を観賞するために、寺院や公園の池、
城の濠などに植えられたりしました。


今では花色や花弁数の違いなど、多くの園芸種があるようです。


叉ハスは食用の蓮根(レンコン)としてもなじみ深い植物ですね。
食用蓮根は地下茎が太くなる系統で、中国から渡来したと言われています
(同園パンフレットより)

ハス田をひと回りしましたが、裏手には「三脚使用、可能」なゾーンがありました。
「車で来たから、ダメモトで持ってくれば良かった」と後悔しましたよ。
以上の全部が、三脚無しで標準レンズ(17~85m)1本で写した「蓮の花」の画像です。


県立「フラワーセンター・大船植物園」の前身は神奈川県の「農林試験場」だったそうです。
ここで品種改良されたシャクヤクやシャクナゲ、花菖蒲なども見応えがあり
バラ園も楽しめるようです。

この様な「森の小道」もあり、山野草も植えられていました。

我が家から車で20分もかからないところに有る植物園・・・
有料駐車場も100台分ありますので、これからの私の散策場所の一つに加えたいと思います。


朝8時、広い芝生で、ファミリー同士が朝食持参で集っていました。
ここなら小さな子供が走り回っても危なくないですね。

奥に見えるのは観賞用温室です。
ドーナツ型のユニークな温室の中央部には「オーストラリア園」があり
オセアニアの珍しい植物が見られるようです。

是非、叉来たいと思いました。
尚、この植物園の公式ホームページはこちらです。

         

大型台風が襲来するようですね。被害が無い事を祈ります。

(7月17日AM7時撮影)
例年より早目に梅雨が明けて10日経ちましたが、連日晴天の真夏日が続きました
「梅雨明け10日」とはよく言ったものですね。

昨日などは、朝夕に我が家から富士山も見えて・・・
「この時期の夏山はサイコーなのに」と思いを馳せました。

ようやく夏休みモードになってきた時に「大型台風襲来」とは
今後の空模様が気になりますね。

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真夏の夜の夢「月下美人」

2011年07月14日 | 花シリーズ

7月11日の夜、我が家の「月下美人」の花が咲き、一晩だけのファンタジーを楽しみました

トップの画像は午後11時、満開の「月下美人」です。

午後4時半「今夜こそ咲く」と確信しました。午後6時半、蕾が更に大きく膨らんできました。

早速撮影用に白熱灯の電気スタンドを2本準備し、
外のデッキに置いてある「月下美人」の鉢の横にカメラの三脚を立てました。

午後8時過ぎ、蕾が開き出しました。中のシベが見えています。

「月下美人」はサボテン科の多肉植物で、原産地はメキシコなどの中南米
夏の夜、白い大型の花を咲かせますが・・・
花を付けるまでに3年くらいかかります。

我が家の「月下美人」は4年前に、「自彊術」の仲間から株分けしたものを戴きました。
去年、初めて小さな花を咲かせましたが、気がついたのはお花が終った後でした
今年こそは見なくては

午後9時半、大分お花が開きましたね午後10時、満開に近づきました。


午後10時半、満開になりました
芳純な香りが辺りに漂っていましす。
「月下美人」という花の名前がピッタリですね。


昭和天皇が皇太子時代の1923年に台湾を訪れたとき、「この花の名は?」と質問し、
隣にいた田(でん)台湾総督が「月下の美人です」と答えたことからこの名前が定着したそうです。


お花の直径は15cmくらいあります。

「孔雀(くじゃく)サボテン」の一種で、姿かたちも良く似ています。
昼に咲くのが「孔雀サボテン」、夜咲く花が「月下美人」ですね。

日本に流通する「クジャクサボテン」はこう配種が多いけど、
「月下美人」は原種のままだそうです。


白熱灯の光の中、フラッシュ無しで撮りましたので、少々ベージュがかって写りましたが
陽の光の下で見たならば、妖精のような真っ白なお花のはず・・・


午後11時屋根に隠れていた月が見えてきました。
この日の月はカレーパンの形をした上弦の月でした。


午後11時半、まだまだデッキには良い香りが漂っていました。

充分堪能した「月下美人」、寝る前の12時半に見納めとしましたが、
その時もまだまだ闇の中で不思議な魅力を振り撒いて咲いていましたよ。

翌朝見たら、シンナリとしぼんで垂れ下がっていました。
この花弁は食べられるらしい・・・
天ぷらが美味しいと聞きました。
食べたら美人になれるでしょうか

翌日も2つ目の、少々小ぶりの「月下美人」のお花が咲きました。
良く見ると小さな蕾みがもう一つあり
まだまだ真夏の夜の夢のような時間が楽しめそうです。

        

梅雨が明けて以来、毎日ギンギンの太陽が照りつけ、酷暑が続いています

家中で一番風通しがよくて涼しい場所は和室の廊下と知り、
ここにミシン用のテーブルを買ってきて置きました。

南側ですが、藤棚の葉が茂って太陽の光を遮ってくれるのです


仕事を辞めて、新しく二つのお教室に通い始めました。
二つとも第二週目にあり、従来から続けている「ヨガ教室」も同じで
今週は暑い中テンヤワンヤです。

カメラ教室の他に何を始めたかって・・・・?
ごく実用的な断捨離目的の、ミシンを使うお教室に入りました。

お稽古が無い日の午前中、掃除洗濯の後はここでもっぱらミシンをかけ、
午後から親の施設や病院に顔を出し、買い物や銀行周りをして家に帰るのが4時半過ぎ・・・

それからようやくクーラーのスイッチを入れて、
暑い中の外仕事でヘロヘロになって帰ってくる夫のために部屋の中を冷やします。

こんな生活でこの夏は無事に越せるのでしょうか?


我が家の庭では、真夏の太陽の下で燃えるようなオレンジ色の「ヤブカンゾウ」
にぎやかに咲いています。

二階の私の部屋は三方に窓があり、日当たりが良すぎて日中は灼熱地獄
パソコンも1Fのミシンの机に持ってきましょう。

去年は暑さにやられて、PCを2度も直しに出した経験がありますので、要注意ですね。

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帝劇で「風と共に去りぬ」を観劇

2011年07月08日 | 映画、観劇
気象庁は8日、「四国と中国、近畿、東海が梅雨明けしたとみられる」
発表したようですね。
例年より10日前後早いらしい。

関東も一両日中に梅雨明けとなりそう・・・?
昨日今日と曇り空で、真夏日にはならないものの相変らず蒸し暑い日が続いています。

先日らいのカンカン照りの中の散策で、すでに日焼けが気になりますが
ワタクシいつも「山姿」で、カメラ入りのザックを背負い自然の中を徘徊しているわけではありません。

たまには「シティー・マダム」に変身して、
スカートにパンプス姿で都会のど真ん中を闊歩することもあるのですよ。

先日は夫婦で、丸の内にある「帝国劇場」で観劇を楽しんできました。


出し物は帝劇開場100周年記念公演と銘打った「風と共に去りぬ」です。

ご存知マーガレット・ミッチェル原作のベストセラー
1860年代のアメリカ南北戦争動乱期、時代の波に翻弄されながらも、
力強く生きた一人の女性の半生を描いた感動の物語ですね。

今回のスカーレット・オハラ役は米倉涼子、そしてレット・バトラーは寺脇康文です。


明治四十四年に開場し、関東大震災で炎上した帝国劇場は、
「今日は帝劇、明日は三越」の宣伝文句にみられるように、
最も大正時代の雰囲気を反映させた劇場であったようですが・・・

私が知ったのは、1966年に学校を卒業して就職した時です。
詳しくは、1966年の秋に帝劇ビルとして新しく建て直された社屋の4Fから9Fまでのフロアーに
私が勤めた会社の本社が入居しました。

結婚退職してもう40年以上になりますが、「帝劇ビル」の姿はあの時のままですね。


新装なった「帝劇」が1966年の秋に開場されると同じ時に、
私の勤める会社もこの9Fに美術館をオープンさせました。
ここが私の仕事場になりました。

この日、観劇の前に懐かしい美術館に寄って見ました。
目の前が皇居の「桜田門」
美術館のロビーからの眺めが最高なのです


「桜田門」の左側には刑事ドラマによく出てくる「警視庁」
私がここで働いていた頃は、レンガ造りの古い建物でしたね。

手前の今でも残る古いレンガの建物は「法務省・旧本館」
本格的なドイツ・ネオバロック様式の外観に特徴があり、都市の景観上貴重で歴史的価値が高いため、
1994年(平成6年)に重要文化財の指定を受けたそうです。

私が勤めていた頃に比べると、周囲に大きなビルがずいぶん増えました。


この7月5日は、真夏のようなカンカン照りの日でしたが
右側の「武道館」方面に目をやると、巨大な積乱雲がモクモクと発達していました。
この日はあちこちでカミナリが鳴り響いたようですね

美術館閉館の5時までここで美術品や風景を眺め、ロビーで冷たいお茶を飲んで一休みしてから
そのまま5時開場の帝劇に移動しました。

尚、美術館の催し物などの詳しいことはこちらでどうぞ。

「帝国劇場」
入場するなり、レット・バトラーとスカーレッド・オハラの等身大のパネルが出迎えてくれます。

米倉涼子さんも寺脇康文さんも背が高いから、とても舞台栄えがしましたね

米倉さんは気が強くて自己チューで、それでいながら時々見せる可愛いスカーレットが良く出ていました。
寺脇さんはどうしても台詞がTVドラマの「相棒」の薫ちゃんとダブリ
人が良くてちょっと軽いレット・パトラーでしたね。

やはり私の中のレット・パトラーは、男の色気がムンムンのクラーク・ゲーブルしかいないわ


ロビーは100周年とあって華やかに演出されていました。

45年前の、新しい帝劇のこけら落としの演目も、この「風と共に去りぬ」だったような?
私たちは招待されて、仕事仲間と一緒に皆で見た覚えがあります。

あの時のスカーレットは有馬稲子さん(ふるっ)でした。
レッドバトラーが誰だったかサッパリ思い出せず、
今回調べたら、宝田明さんだったらしい・・・

当時は本物の馬が舞台に登場して話題を呼びました。
今回は出てきませんでしたが・・・

その後、大地真央さんのスカーレットで、舞台劇とミュージカルが上演されたことがあるようです


今回はミュージカルではなく、45年前の菊田一夫製作・脚本・演出に沿った舞台劇でした。

スカーレッドが憧れ続けるアシュレイは岡田浩暉さん、上品な優男でしたね
そのアシュレーと結婚する清くて優しい貴婦人メラニーは
宝塚の男役だった紫吹淳さん、凛とした姿で好演でした


この日の夜の部は、6時開演で間に25分間の休憩がありました。
私たち夫婦はデパ地下でお弁当を買っていき、席でと一緒にいただきましたが
殆んどの人は、ロビーで売っているサンドイッチやオニギリでした。

幕間に関しては歌舞伎座ほどの粋な華やかさはありませんね。

今回は我が家の夫も加入していた「都民劇場65周年記念」の協賛もあり
客層も中高年が多くて地味目なのかもしれませんね。

一昨年ここで観た「レ・ミゼラブル」」ほどのスタンディング・オーベーションの盛り上がりはありませんでしたが
それでもこの日は「満席」でした。


物語の舞台は南北戦争時代のアメリカ南部、
父親の時代にアイルランドから移住してきて開墾に成功し、
タラの土地に広大な綿花畑を持つオハラ家の長女スカーレットは行動力に富むヒロインです。

美人で勝気で、男たちの憧れの的だったのですが、
思いを寄せていたアシュレイメラニーと結婚。
自暴自棄になったスカーレットは、打算で好きでもない男と結婚を繰り返し、
その夫は2人とも戦死

南軍は戦争に負け、戦乱のアトランタの街からメラニー母子を伴い、レット・バトラーの力も借りて、
オンボロ馬車で逃れてきたスカーレットは、焼け野原となったタラの大地に立ち、復活を誓います。
第1幕の最後が、この物語の最大の山場ですね。

そして彼女は土地を守るためなら、他者から何を言われようとあらゆる手段を考えます。

レット・パトラーに借金を申し込みに行くシーンの、緑のカーテン地で作ったドレス姿は
映画でのビビアン・リーを思い出ださせてくれました。
「気高さ」の点では叶いませんが・・・

米倉涼子さんはバトラー船長への愛に気がつき、タラの赤い大地に立っての幕切れまで
強く激しく、そして可愛いスカーレットを魅せてくれました

ただ私としてはバックミュージックにやはり「タラのテーマ」の演奏が流れて欲しかったなぁ~
著作権の関係で無理なのでしょうが・・・

音楽はこちらのユーチューブでお聞きください。
あわせて、映画のヒロイン&ヒーローの画像もご覧下さい。

学生時代にリバイバル作品として観た映画「風と共に去りぬ」(1939年製作)は
とにかく感動し、サウンドトラック盤のレコードも買って、家で何度も聴いた思い出があります。

       

久しぶりに履いたパンプスが腰と足に負担をかけたのか
夜中に何度もふくらはぎの筋肉が硬直し、こむら返りが起きて辛かった

普段使わない筋肉を使ったのか?、翌日は足の筋肉痛と股関節の痛みが出ました。
だんだんお洒落をするのもきつくなりますね


我が家の「ハイビスカス」が鮮やかに咲き出しています。
この色はスカーレット・オハラが好んで着た色・・・

傲慢で勝気なスカーレットを映画の大画面で最初に観たときは「何て嫌な女!」と思いましたが
戦乱に巻き込まれてもくじけない芯の強さはアッパレと、
私は自分が大人になってから、ようやくスカーレットの魅力に気が付きました。


洗濯物を干しているとき、良い香りがして庭の隅に目をやると
白い「クチナシ」が咲いていました。

こちらはメラニーのイメージでしょうか?
自分の夫に愛の告白をするスカーレットを、彼女は最後まで姉のように慕い信じます。
まるで聖女のような女性ですね。

ふと見ると、デッキに置いてある「月下美人」の蕾が二輪膨らんでいました。(7月6日写す)

去年は気が付かないうちに花が咲き、終った姿しか見ていません


7月8日の今日はいっそう蕾が膨らんで大きくなっていました。
今年こそは見逃さないようにしなくては・・・

真夜中に咲く「月下美人」、一体いつ花開くのでしょうか





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半化粧咲く「舞岡公園」

2011年07月04日 | 舞岡公園

「7月2日は暦の上で半夏生! 我が家の庭に半化粧が咲いています」
との写真入のメールが、山口の高校時代のクラスメートから届きました。

私も偶然前日に我が家近くの「舞岡公園」で写真に収めていましたよ

夏至から数えて11日目の日を「半夏生」と言い(7月2日のことが多いが、年によって1日のこともある)
その頃に、花が咲くことから「半化粧」(はんげしょう)、
ドクダミ科・ハンゲショウ属 のお花です。
 
叉、葉の半分ほどが白くなることから「片白草」(かたしろぐさ)とも呼ばれているらしい。


ウィキペディアによると、この暦の上での「半夏生」は農家にとっては大事な節目の日で、
この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もあるらしい。

この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、
この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりしたそうです。

「半化粧」のお花は山の水辺に群生することが多いようですが
「舞岡公園」では古民家の裏側の水路の回りに咲いていました。


両親の顔を見に行く時も、買い物や銀行周り、はたまたお稽古事など
どこに行くにも車を使うことが多い私週2日は思い切り歩きたくなります。

腰や膝のことを考えれば、できるだけ緑の中の「土の道」が好い・・・
そこで私が選んだのが我が家から車で7~8分の所にある「舞岡公園」です。

暑い中でも自然の風を受けながら、緑の木陰を歩けば運動にもなるし、
第一家のクーラーをかけずに済み、電気の節約も兼ねられ一石二鳥
と思いました。
熱中症は要注意ですが・・・)

電力不足が叫ばれる昨今、この夏をどう過ごそうかと思案中
取り合えず7月1日の午前中と7月3日の午後3時過ぎに、実験的に歩いてきました。


「舞岡公園」は横浜市が管理していますが、地元市民団体によって運営されている自然公園です。

周辺の市街化が激しい中で、約30ヘクタールの公園区域内には豊かな緑と湧水があり、
市内でも残り少なくなった昔ながらの田園風景が残されています。

このブログでも何度か紹介していますが、アクセスなどはこちらのサイトを参考にして下さい。
有料駐車場もあります。

この日の午前中は「夏雲」が湧いていました。
人の姿も少なくて、時々ウグイスとホトトギスが競うように鳴いていました


横浜の特徴的景観である谷戸の地形を生かした田んぼの中に「アオサギ」の姿が・・・
ドジョウを食べているようです。

「舞岡公園の古民家」

市民が「ふるさと」をしのびながらの散策・休養や、水田・畑づくりなどの
農体験への参加が利用の中心となる公園ですが、
利用の拠点として明治初期の古民家(旧金子家住宅主屋)が移築復元されています。


田舎を持たない私は、このような家で生活した経験はありませんが
開放的で風通しが良く、この時期に暮らすには打ってつけの間取りですね


縁側に腰掛けているだけで、心地よい風が吹き渡り、私は暑さを忘れて眠くなりました

実際に7月3日の日曜日に再度訪ねた時は、父子で将棋をしていたり(自由に中で遊べます)
ファミリーでお昼寝中の家族も居ましたよ。

クーラー要らずの住居でした。


私は父の会社の「社宅住まい」が多かったので、この様なカマドの台所に立った事はありませんが
母方の伯母が嫁いだ佐渡の家は、昭和30年代中頃まで、こうした土間の台所だったような・・・

軒の広い家は落ち着きますね。廊下に置かれた「駒」などの昔ながらの玩具で遊べます

昔の農具も並べられていました。「納屋」に吊るされた新玉ねぎも風情が感じられますね。

60代後半より上の方々には胸がキュンとなるような風景かも知れませんね。
特に仕事をリタイヤをした殿方は、ふる里に帰りたくても妻子がウンと言わず
望郷の思いは募るばかりと聞きます。
(そういう方、高校のクラスメートにも居ましたね)

ここはそんな元企業戦士だった殿方たちが嬉々として、ふる里体験をしている場所なのです。


更に歩いて行くと「リョウブ」の木にたくさんの蝶が乱舞していました
蝶の名前はサッパリ判りませんが、こちらは「ツマグロヒョウモン」でしょうか?


そしてこちらは「クロアゲハ」?
我が家近辺でもたくさん見られる蝶です。

古民家の周りや田んぼの周りには夏の花々が咲き出していました。

ウツボグサもう「萩」の花が咲き出した!

ムラサキシキブの花?オカトラノオ



「あそこにカワセミがいるよ」
大きなレンズのカメラを向けているオジさんが教えてくれました。

私の200mmの望遠レンズではこれが限界・・・
瑠璃色が辛うじて分る程度でした。

2台のカメラを入れたザックを背負い、山用のポロシャツに山用ズボン姿の私・・・
家事の時も畑作業の時もこのスタイルが一番楽で便利です。
色気もヘッタクレもありませんけど


3日の日曜日にウシガエルの声がする「池」まで行ったら、ズラリと大砲のようなカメラが並んでしました。
前々日にカワセミを教えてくれたおじさんも居て、今回も「あそこ!あそこ!」と示してくれましたが・・・
私のレンズではとうてい無理

でもその中に混じって見ている私は、だんだんオジさん化してきている感じ


梅雨が明けたらいよいよ「夏山シーズン」到来です。
今年の私は山に登れるのかしら?と不安がいっぱいですが、
先ずは体を作らねば・・・

それには体重を2kg減らして、せっせと土の道を歩いてトレーニング

父がお世話になっている施設の近くには「荒井沢市民の森」もありますし
週に2回は「自然公園歩き」を実行したい

計画停電は二度と経験したくありません。
運動と電気節約を兼ねた私の夏の「自然公園散策プラン」
一体どうなりますか・・・?


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