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穏やかな日和に恵まれた2月22日(金)、カメラ仲間のSさんを誘って
鎌倉の「春」を求めて出かけてきましたが・・・
どこも「梅」が見頃の時期でした。
2人ともこの2週間前には、バラギ高原のブリザードの中での撮影会で寒さに震えましたものね

私は「取扱説明書」持参で、新しいカメラの慣らし撮影です。
英勝寺
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浄土宗のこのお寺は、かって水戸徳川家につながる尼寺で、太田道灌の居館の地であったといわれています。
今は鎌倉唯一の尼寺で、尼寺に相応しい佇まいを見せている寺です。
仏殿にはご本尊の阿弥陀三尊像が収められていました。
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作業をしていたお寺の方に、仏殿の周りに十二支の彫刻が施されていて
ご本尊の両脇には「せみ」がいるので探してみてと言われました。
十二支は軒下にぐるりと並んでいて、すぐに分かりましたが・・・
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「せみ」の方はいくらキョロキョロご本尊様の周りを見渡しても見つかりません
ギブアップです。
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結局、仏殿入り口の観音開きの扉の両方の金具に、2匹いましたよ。
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周囲にはミツマタがたくさん咲いていました。
「春は黄色から・・・」という感じですね。
でも慣れないレンズはピントが難しい・・・
崖下のやぐらに向かう左手に、狭い穴倉のようなものが掘られ、4~5段下る階段が見えました。
お寺の作業員さんに「入ってごらん」と勧められ、恐る恐る真っ暗な中をいくと・・・
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何度も訪ねているお寺ですが、まだまだ新しい発見がありますね。
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そして境内に咲いていた薄紅色の一重の「梅」が、楚々として風情があったので・・・
Sさんと、逆光の「玉ボケ」を狙って撮りました。
大玉が辛うじて入っているかしら?
同じ梅を写したトップの画像の方が、「玉ボケ」が良く撮れていますね。
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「英勝寺」と言えば竹林です。
去年の春に来たとき、行きずりの方から撮影の講義を受けました

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今回は2人で「光芒」を狙います。
レンズが違うと、輝きの光の数も違ってくるのですね。
今までのレンズだと6つの輝きでしたが、倍以上になった感じ


「海蔵寺」の福寿草
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花の寺「海蔵寺」も、今見られるのは梅と福寿草が主でした。
コケの中は立ち入り禁止ですからズームで撮りましたが、とても難しい・・・
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三脚を使うのが良いのですが、鎌倉のお寺はどこも禁止です

鶴ヶ岡八幡宮の「ぼたん園」
今回、Sさんが「ぼたん園の見学券」があると言うので、午前中に鶴ヶ岡八幡宮に行きました。
色鮮やかな「寒牡丹」が柔らかい陽射しの中で咲いていました。
どれもピンアマで恥ずかしいのですが・・・
フォトブックに纏めましたので、お時間のある方はご覧になってください。
デジブック 『寒さの中で鮮やかに♪』
鑑賞は今月いっぱいなのでそろそろ終わりですが・・・
まだまだ艶やかな女性を思わせる「ぼたん」が見られました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花」という
美しい女性の形容もありますものね。
一日歩いて撮影して、途中小町通りのこじゃれたお店てランチ・・・
帰路には横浜に出て、写真仲間が入選した写真展も鑑賞。
Sさんと過ごした有意義な一日でした。