花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

バラの香りに酔いしれて・「港の見える丘公園」

2014年05月27日 | 我が街・横浜
中学時代の友人のtomoちゃんが、父を亡くしてガックリきている私を慰めたいと
5月19日に八王子から横浜まで出向いてくれました。


横浜線で乗り換えなしで1本で来れる「桜木町」で待ち合わせ、
観光地を巡る赤い靴号のバスで、丁度バラが見頃の「港の見える丘公園へ行きました。


私は2年前の同じ5月19日に、一人で撮影に来て以来の2年ぶりこちらです。
ベイブリッジがバックに望めるこのショットがお気に入りです

2年前は利き手を骨折しギブス姿
古いカメラで片手で写しましたが、2年前の方が上手く撮れているわ


バラが横浜市の花として制定され
その制定記念として1991年(平成3年)5月にバラ園がオープンしたそうです。

可愛い感じの「ピエール・ドゥ・ロンサール」今年は2年前よりもお花は早く咲いた感じ?




横浜のバラ「はまみらい」


約70種、1500株ものバラが咲き誇って公園を彩っています。



イギリス館前のローズガーデンは甘いバラの香りが漂っていて
今回は撮影というよりは、友とお喋りしながらの散策を楽しみました。


本物の花嫁花婿さん?
それとも撮影用のモデルさん?

来る途中、レンガ倉庫前にもウェディングドレス姿の花嫁さんをバスの中から見ましたが・・・


イギリス館の反対側は芝生のお庭になっています。
tomoちゃんとイギリス館の中に入って見ました。

西洋館には必ずサンルームがありますね題して「春の窓辺」、今月の私の1枚です




こちらは港の見える丘公園の一番南にある「山手111番館」
ワシン坂側に玄関がありますが、裏手に回るとテラスが設けられています。

山手本通り沿いに店舗を構える「えの木てい」が喫茶室を設けていて
ここでのんびりとお茶を楽しみながら「ローズガーデン」を眺めて過ごすのもいいですね。

ただ私たちは4月4日に主人と来た「ポートヒル・ヨコハマ」のレストランに予約を入れていたので
そちらに向かいました。


前回来た時は4Fの会場での特別ビュッフェでしたが、この日は1Fの窓辺に並ぶ席で
ランチ料理をいただきました

プレート料理を頼み、ワインで乾杯です

他にトマト味のスープとデザート&コーヒーが付きました


tomoちゃんとは小学校は違いましたが、6年生の時に参加した新潟大学教育学部のサマースクールで知り合い
中学生での3年間、同じクラスで学びました。

時々我が家にも遊びに来たので、母とは顔見知りでしたが、父とは会っていないのですから
「お香典などは無しにしてね」と言ったのに、気を遣ってくれちゃって・・・
ランチまでご馳走になりましたよ。


食後外人墓地を見て、元町公園前の洋館「山手234番館」を見学
横浜らしい電話ボックスが絵になりますね。
(平成生まれは、このカード式の公衆電話は使い方が分からないそうですが)

左手に見える建物が外人専用のアパートだった「山手234番館」です。

見終わってから、赤い靴号のバスに乗り再び桜木町に戻りました。

ラウンドマークタワー展望台
3時のお茶は私におごらせて!と、tomoちゃんを連れて行ったのはラウンドマークタワー


本当はここの「ロイヤルパークホテル」の70階のラウンジでお茶する予定でしたが
今は土日しかティータイムはやっていないそうで

急きょ代わりに登った69階の展望台からは360度の眺望が楽しめます。


私が4月6日に桜の中を歩いた汽車道からレンガ倉庫までが見えています。

その先が大桟橋、氷川丸が係留されているところが「山下公園」
右手奥の緑の森が元町のフランス山で、その上がバラと食事を楽しんだ「港の見える丘公園」です。


西側は霞んでいて、丹沢や富士山は見えませんでしたが、ソファーに座って
ソーダフロートを飲みながら、2時間以上もお喋りを楽しみました。

tomoちゃんは母の時も今回も「お線香を上げたい」と言ってくれましたが
ご両親の仏壇を守っている一人っ子の彼女と違い、我が家には仏壇がありません。

実家に住む弟が守っていますが、平日は皆留守でお連れできないのが残念です
お気持ちだけで嬉しいわ、ありがとうございます。

綺麗なバラを見て、幼馴染とたくさんお喋りも楽しんで、私の心も晴れました






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ワインに酔いしれて(1)・ロッシーニの夕べ

2014年05月21日 | 
アウトドァー派の私に欠けているものの一つに「生の音楽鑑賞」があります。
CDなどで聴くことは好きなのですが、中々生の音楽に触れる機会がありませんでした。

そんな中「生のオペラを聴きながら、お食事を楽しむ会があるのですが行きませんか」
お嫁ちゃんのR子さんが声をかけてくれました。


話はGWの頃の話題に戻りますが、R子さんの友人が企画したこの催し
売り出しが遅くなり、チケットがまだ余っているそうです。

主人も誘いましたが「俺はパス、2人で行って来い」と、スポンサーになってくれましたよ

孫たちは同じサッカー少年団のお母さんで、今回の企画のポスターやチラシつくりに協力した
もう一人の友人のご主人が預かってくれるらしい・・・


場所は川崎駅近くのラ チッタデッラ(LA CITTADELLA)にあるイタリアンレストラン

ここはイタリアのヒルタウン(丘の上の街)をモチーフに作られた商業施設で、
首都圏最大級のシネコン「チネチッタ」と大型ライブホール「クラブチッタ」を中心に、
ショップ&レストランや、美容・リラクセーション、保育施設、ウェディングなどのサービスが集まる
楽しみいっぱいのエンタテイメントの街なのだそうです


ラ チッタデッラ3Fの「イルピノーロ川崎」が、この日の会場です。

お店はネットで調べて来ましたが、ここのチネチッタには以前何度かご近所仲間と
映画を観に来ているので迷いませんでしたが・・・

会場セッティングのお手伝いがあり、早めに家を出たR子さんと友人は散々迷ったそうで
「お義母さん、こんなお洒落な場所に来たことがあるなんてすご~い」と
妙に感心されてしまいました。

そう・・・
夫たちがまだ現役のサラリーマンだった頃、私たちご近所仲間は
映画・歌舞伎・文楽・美術館と良く行きましたわ。


綺麗なフラワーアレンジメントの飾られたテーブルセッティングの会場で

まずはグラスにシャンパンが注がれ
ヴェルディー作曲オペラ「椿姫」より♪乾杯の歌♪で宴は始まりました。

前菜はゴマをまぶした地鶏のインボルティーニパスタは「青さノリのタヤリン」に白ワイン付


オペラ「セリビアの理髪師」や「ウイリアムテル」などで有名なロッシーニは音楽で大成功を収めますが
やがて料理に専念し、トリュフを探す豚を飼育する為に作曲活動を引退してしまう程の食通でした。

彼はパリでレストランを経営しますが、彼の生まれたイタリアのお料理は実はフランス料理の先祖だった
と言う様なお話が、支配人兼ソムリエの女性から紹介され宴は進みます。


ソプラノ・テノール・バリトンのオペラ歌手とバイオリンとチェロの演奏で
ロッシーニ作曲、オペラ「セリビアの理髪師」より♪蔭口はそよ風のように♪

ヴェルディー作曲、オペラ「リゴレット」より♪女心の歌♪
モーツァルト作曲、オペラ「フィガロの結婚」より♪もう飛ぶまいぞこの蝶々♪などが披露されます。

そしてお料理のメインディッシュは牛フィレ肉フォアグラのオーブン焼き

ロッシーニ風のメインディッシュは赤ワイン付ガトーショコラ、ジェラート添えのデザート

声量豊かな聞き覚えのあるオペラの音楽を鑑賞しながらいただくお食事とイタリアワインは
まことに贅沢なひと時でした。


この方、バリトンの刈野賢一さんはオペラ界では名の知れた方だそうです。

プッチーニ作曲、オペラ「トゥーランドット」より♪私の太陽♪と
♪誰も寝てはならぬ♪を熱唱しフィナーレでした。

嫁と姑で楽しんだ夜でした♪同じ席に座った者同士も打ち解けて・・・

お隣の席のご夫妻は我が家近くの小学校の校長先生をしていた方で
お嫁ちゃんの横須賀の実家近くに住んでいるとかで、偶然R子さんのお母さんの知り合いでした

最後に各テーブルのフラワーアレンジメントが抽選となり、R子さんも引き当てましたよ


夢のような宴が終わり、後片付けを手伝っていくというR子さんと別れて
イタリアの街角のような雰囲気の中を歩いていると・・・

聴いてきたばかりの「トゥーランドット」の音楽が流れてきました。

水と光と音楽の織り成すショー噴水です幻想的なムードに包まれ、とてもロマンティック

最高15mまで吹き上がるショー噴水は一見の価値がありました。

そんなこんなで寄り道をしてから電車に乗ったら、R子さんとお友達にバッタリ・・・
結局3人で最寄りの駅からタクシーで一緒に帰りました

息子一家も我が家近くに家を建て、越してきてから5年になり
R子さんも子育てしながら地元に馴染んで、ママ友もたくさんできたようです。
地域の情報などは私より詳しくなりましたね。


            


孫のハー君の「端午の節句と誕生日」祝い(5月3日)
オペラ音楽とイタリアン料理を楽しんだ翌々日は息子宅でハー君のお祝いです。
いつものように両家のジィ~ジとバァ~バが集まりました。


「ロッシーニの夕べ」の宴のテーブルに飾られていた生花も彩を添え
まずはシャンパンで乾杯しました。


我が家が持参した「フランスワインの白」も開け、濃厚な香りと味も楽しみました。

いつものように午前中はハー君とトイザラスに行き、希望の誕生祝を購入
去年はラジコンヘリで、今年は大きなラジコンカーでしたね。


生クリームがあまり好きではないハー君の希望で、今年はバースデーケーキはやめて
一個一個のアイスクリームになりました。

ろうそくの点火がないないのはちょっと寂しいけど、それだけハー君も大人になったということでしょう。


10歳の誕生日を迎えた初孫に、ジジババも感慨深いものがありますよ。

最近は地域の少年サッカーチームに入って土日は練習や試合の日々
4年生になったので学校のクラブ活動も始まり、バスケ部に入ったとか・・・

水泳やテニスも習っているので、スポーツ漬けの毎日
それだけ元気だということで、バァ~バも嬉しいです。

いつか勉強に目覚める日も来るでしょう・・・
その日まで、まずは体力をつけることが大事だと思います。



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ブログ友宅に招かれて、ジャーマンアイリス観賞

2014年05月16日 | 花シリーズ
ブログ仲間のラッシーママさんから「庭のジャーマンアイリスを見に来ませんか」とのお誘いを受け
同じブログ友の銀河さんと5月15日に、八王子のラッシーママ家に行ってきました。


ラッシーママさんのジャーマンアイリスにかける情熱は並大抵のものではありません。
毎年この時期に紹介される数多くのジャーマンアイリスの画像を拝見し、感嘆していた私です。


日本語に訳すと「ドイツあやめ」・・・
でもあやめに比べると華やかで、中心部の筋も網状ではなく、まるでブラシのようです

真ん中の花びらが2枚立っているのが特徴で露に濡れている風情も優雅です


この日は朝から雨でしたが、ラッシーママ家に着いた頃は雨も上がってラッキー
花々もしっとりしていて瑞々しい感じでした。


それぞれに名前が付いているらしいのですが、聞いてもすぐに忘れる私です


ラッシーパパさんの作った堆肥がとても役立ったようで、今年は今までにない最高のお花の数とか・・・
今週初めには118個のお花を付けたそうですが、私たちが行った日は78個だったそうです。
それでも凄い数

ママさんのように手をかけ愛情を注ぐと花々も応えてくれるのですね。



オダマキも大きくて50~60㎝の高さです。私の好きなアグロステンマも生き生きと咲いている




他にもたくさんの花々が咲き乱れ、道行く人々の目を楽しませてくれるお庭です。


ラッシーパパさんの土つくり、ママさんの頑張りと愛情を注いだ結果の見事なお庭ですね


裏庭は「山野草園」になっていて、キエビネの大きいこと
去年我が家も分けていただきましたが、我が家で咲かせたお花の2倍の大きさですね

こちらは楚々としたチョウジソウ二人静も4本のお花が咲いて勢いの良いこと



こちらの小さなお花は何でしょう・・・?最近はあまり見られなくなったウラシマソウも・・・


他にもたくさんの山野草が植えてありましたので、ラッシーママさんのブログで見て下さいこちらです。

昼食は手作り料理が並び、すっかり顔馴染みになっているパパさんも一緒のテーブルで頂きました。


話し上手、勧め上手なパパさんとお昼から乾杯

伊豆の細野高原での山菜採りで収穫してきたというワラビの卵とじとお浸しの美味しいこと
デザートもママさん手作りの干し柿と栗の渋皮煮、そしてピール・・・

銀河さんの手作り野菜料理も加わって、超ヘルシーなお料理が並びました。

ワラビを一度にこんなに食したのは初めてです。
タコ飯と、潮干狩りで採取したアサリのお吸い物


どれもこれもが美味しくて、タコ飯も完食しましたよ。

ブログ仲間って、その方の生き方をブログを通して知っているので余計な説明なく話が進みます。

皆さん行動的に生活していますが、ラッシーママさんは持病を抱えていらっしゃるし
銀河さんも以前大病を患いました。

元気!元気!と言われている私も、あと数分緊急手術が遅れたら命が危なかった
という経験もしています。
だからこそ毎日を楽しく有意義に生きていく事が大切と知っているのですよね。


たくさん食べてたくさんお喋りして、気が付いたら4時半を廻っていました。
楽しい時間はあっという間に過ぎますね。


玄関にはラッシーママさん手作りの作品が並んでいます。
フクロウのお人形をお土産に戴きました。

そしてリニューアルなった玄関わきの手芸部屋には・・・

ママさん渾身の作品の吊り雛が華やかに吊るされていました。


いつも向上心と実行力に満ち溢れたブログ仲間の皆様に、たくさんの刺激をいただいております。
ラッシーママさんご夫妻と銀河さん、楽しい一日をありがとうございました。



               


我が家の家庭菜園の絹サヤとスナックエンドウが連日採れすぎるくらいの収穫です。
昨日も朝採りして、軽く茹でてラッシーママさん宅に持っていきました。

スナックエンドウはマヨネーズをかけていただくだけでも甘くて美味しいです

          

先日の日曜日、カンカン照りの中気になっていたトマトやキューリなどの夏野菜をようやく植えました。
眩しくてサングラスをして菜園作業をしたのですが・・・

途中で暗い物置に肥料などを取りに行きサングラスを外したら、目がおかしくなりました。
まるで水の中から見た風景のように、15分ほど目がかすんで周囲が見えなくなったのです

急きょ休日でもやっている眼科病院に行くと
「片目だったら血栓が原因と考えられますので、内科のある大きな病院に行ってください」
「でもお話を聞くと両目のようなので、いわゆる立ちくらみのような症状と思われます」との診断・・・

その夜、母の日で息子一家がレストランでご馳走してくれた際にその話をすると
お嫁ちゃんのお父様が同じような症状で、原因は「眼底出血」だったそうです。
主人からは「PCのやり過ぎ」と言われ、PC禁止令が出されてしまいました

ヨガの先生は「親族を3人も見送るということは大変なエネルギーを要したはず」
「目はそれが原因のストレス性の症状だと思います。今はとにかくノンビリすることが大事」

「畑作業などはやめなさい。まさか山などは行っていないでしょうね」(ドキッ!)
「いくら気分転換になるといっても、無理をすると命を縮めることになりますよ」
と脅かされてしまいました





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ヤマツツジ咲く「南高尾山稜」新緑ハイク(2)

2014年05月10日 | 山シリーズ
ゴールデンウィークも終わり、私の大好きな入梅前の爽やかな明るい季節の到来ですが
朝晩は結構肌寒くて、暖房が恋しくなるような日々もありました。

父の四十九日も終え、あちこち友人たちからお声がかかり、お出かけする機会も多くなりました。
今週は習い事も重なり大忙しでしたが、誘われる内が花と思っています

「南高尾山稜」中沢山から草戸山、そして高尾山口へ(5月4日)
GWのさ中、大垂水峠から歩いた南高尾山稜ハイキングの後半をご紹介します。


大垂水峠から休憩時間を入れて1時間半でたどり着いた中沢山から下り、
植林の中の緩やかなアップダウンを進むと、ベンチが並ぶ展望の良い平地に出ました。
ここで10分の休憩を取ります。

眼下には津久井湖の湖面が広がり、丹沢山塊の眺めが素晴らしい・・・
見えているのは丹沢山から蛭が岳方面でしょうか?


左手に目をやると、大山がそびえていました。


しばらく南斜面を進み、尾根上に戻った先が西山峠
1.2km先の三沢峠を目指します。


再びオレンジ色のヤマツツジの群落の中を歩きましたが・・・
この先でナントサルに出会いました(カメラが間に合わなかったのが残念


新緑の萌黄色とヤマツツジの鮮やかなオレンジ色のコントラストが輝いて見えますね

足元には可愛い春リンドウの花が・・・青紫のタツナミソウも咲いていました。


他にも大きなジュウニヒトエがたくさん見られました。


花々を楽しみながらアップダウンを繰り返して12時半近くに「三沢峠」に到着
休憩時間を入れて中沢山からおよそ1時間10分の行程です。

私たちは梅の木平方面に行く「関東ふれあいの道」から分かれて草戸山に向かいます。

流石にお腹が空いてきたので、この先のベンチで昼食タイムを取りました。
心配していた私のお腹の調子も大丈夫そうなので、おにぎりを一個食べて一休み
ポットの温かいお茶が美味しい

朝の6時、家でおにぎりを一つ食べて出ましたが・・・
お昼過ぎまで、ウィダーインゼリーだけで体力を持たせましたものね。


急な階段を登ると大きな展望台が現れ、ベンチもあちこちに置かれていて
大勢の人が休んでいました。

私は右足の小指にできたタコをかばって歩いていたせいか?
右膝の外脇が痛くなり、ベンチに座って膝用のサポーターを巻きつけました。

そしてそのまま真っ直ぐ進むと「城山湖」が間近に見えてきました。
以前にここを歩いた記憶があります。

杖を頼りに膝をかばい、急な階段を下って10分行った所で道が違っていることに気が付きました。
このまま行けば「城山湖」に出てしまいます

さっきベンチがたくさんあり「松見平休憩所」と書かれていた所が「草戸山」の頂上
高尾方面は左手の登山道でした

下った階段を登り返して戻ります人が大勢でこの標識を見落としました


往復20分のロスをしてしまいました


頂上は東屋やベンチが並ぶ明るい台地で、展望台からは橋本周辺の街が良く見えました。

この草戸山は町田市の最高地点だそうで、ファミリーが城山湖方面から大勢登ってきているようでした。
6年前、Yさんと橋本の「カタクリの里」から城山湖経由で、ここまで歩いて来た時の写真をご覧くださいこちらです。


ここからは左手の登山道を行き、高尾山口を目指します。

北側の樹林帯の中を下り、小さなこぶを上下すると草戸峠でした。

北側に高尾山が見えていました。私も膝が痛くて一休みです。




標識は整備されていますが、「関東ふれあいの道」のようなキロ数が書いてありません。
道も煩わしい上り下りが続きます。


再びヤマツツジの群落が現れて、心癒されました

オレンジ色のトンネルの中を下りますこんなに多くのヤマツツジを見たのは鷹巣山以来




右ひざの痛みをこらえながら下ります。

更に急な下りを行くと、高尾山口の賑わいの音が聞こえてきて四辻に出ました。
ここで休憩しアンパンを食べて、最後の下りに備えます。

四辻から10分、3時半近くにようやく高尾山口に到着しました。
歩き出してから5時間半以上かかっています

歩数でいうと先月歩いた高尾山(稲荷山コースで登り、高尾山~城山~小仏)と同じように
23000歩ちょっとでしたが・・・

今回は長い上り下りはないものの、アップダウンの繰り返しが多く前回よりも疲れました。
私は体調が良くなかったので当然ですが、前回も一緒に歩いたYさんも同意見です。

危険な所は一切なく、ファミリーでも歩ける低山の初級コースですが、
大垂水峠からは思った以上にアップダウンが多くロングでした。

翌日はシップを貼って膝痛を鎮めましたが、腰まで重くなって体力低下を痛感している私です


            

我が家の家庭菜園

畑の絹サヤとスナップエンドウが採れだしました。
赤紫の絹サヤのお花はスィートピィーによく似た可愛いお花です

白花はスナップエンドウで・・・採りたてを茹でてマヨネーズで食べると甘くて美味しい


連日収穫を楽しんでいますが・・・

ゴールデンウィークの頃は夏野菜の苗の植え時です。
トマトやキューリの苗だけ買ってきましたが、時間がない上に
腰も膝も痛くてなかなか植えられずに焦っていますよ

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ヤマツツジ咲く「南高尾山稜」新緑ハイク(1)

2014年05月05日 | 山シリーズ
ゴールデンウィーク後半の4連休、土日はお天気に恵まれましたが、
5日の子供の日は午後から雨になりました

3日は孫のハー君の端午の節句&お誕生日祝いで、両家の親も息子宅に集まり
4日は山仲間とハイキング、そして5日は休養日としていましたが・・・

早朝の地震ですっかり慌てました。

「南高尾山稜」・大垂水峠から中沢山へ(5月4日)
山仲間3人のスケジュールが合った5月4日、三ツ峠近くのクマガイソウが咲く「倉見山」に登る予定でしたが
ネットで調べると、クマガイソウはまだほとんどが蕾とか

「代わりにどこに行こうかしら」と、前日の夜9時を過ぎても決まりませんでした

コンセプトは新緑の中のハイキング
結局、前回の高尾山歩きに参加できなかったKさんが足馴らしとして「南高尾山稜」を選びました。


JR「高尾駅」北口からタクシーで20分(料金は2710円)、国道20号線の「大垂水峠」で降りました。

目の前の陸橋を渡って登山道に入ります。
お天気は上々、萌黄色の新緑が眩しいばかりに輝いていました。


左手には「高尾山」からの登山道が合流します。
新緑の中に薄紫の「ヤマフジ」の花が見えていました。


整備された「関東ふれあいの道」の中の「湖の道」を最初は歩きます。
午前9時40分、上着を脱いで身支度を整え歩き始めました。

新緑の中、階段状の登りが続きます可愛い「チゴユリ」が出迎えてくれました


私は毎回、一番後ろで撮影係ですが・・・
風邪がまだ治りきらず、この日はお腹の調子もイマイチで不安が募ります。

思わずKさんに「14年前の同じ5月4日、二人で三ツ峠に登った時と同じ状況だわ」とこぼしました

あの時は富士急行の三つ峠駅で下車し、そのまま三ツ峠の正面コースを登り、頂上で一泊
翌日、三ツ峠から清八山~本社ヶ丸~鶴ヶ鳥屋山と縦走したのですが

前日に、結婚して一年目の息子夫婦とお嫁ちゃんのご両親と、三崎港のマグロ料理の店で
お食事会だったのです

疲れが溜まると胃腸の働きが鈍る私
三ツ峠登山はお腹に力が入らずに、辛い登りとなりました。

今回も、前日同じように皆で集まりましたね
三ツ峠に比べればずっと楽なハイキングでしたが、身体の状態はあの時と同じような感じでした


「ジュウニヒトエ」でしょうか?
薄紫やピンク、白いこのお花がこの先もずっと咲いていました。

30分間ほど登ると稜線に出てベンチがあり
そこでエネルギー補給の時間を持ちましたが、私はウィダーインゼリーを流し込むだけ・・・

ベンチの周りにはチゴユリの群落や一人静の蕾がたくさん見られました。

そこから100m進むと「大洞山」頂上です。今年初めての3人でのハイキング・・・


今年初めてというよりも、去年の5月に登った「滝子山」以来一年ぶりの3人での山行です。
「標高差1100mを下った滝子山のような山はもうパスだわ」という声が今回は出ました。


高尾周辺は東海自然遊歩道関東ふれあいの道などが交差し
スタート地点でもあります。

木々の間から辛うじて富士山が見えましたそして右手には南アルプスでしょうか・・・


大洞山頂上にはベンチとテーブルもしつらえてあり、休憩するには丁度良いところでした。


眩いばかりの新緑の中を進みます。

右の相模川側はイタヤカエデ、ミズキ、イヌブナなどのすがすがしい自然林が広がっています。

大洞山からは木段道の急な上下の連続です正面にオレンジ色のお花が見えてきました。


ヤマツツジの群落でした


新緑の中に目立つオレンジ色のヤマツツジ、思いがけなかっただけに感激もひとしおです。


わずか18日前には、お隣の高尾山から城山にかけての縦走路で
「三つ葉ツツジ」の大群落に出会い、感激したYさんと私

「今年はツツジの当たり年ね」と、思わずつぶやきました


新緑のシャワーの下、オレンジ色のヤマツツジの写真を撮りながら30~40分進むと
ベンチが置かれた三叉路に出ます。


左側の階段を2~3分登ると「中沢山」の頂上です。
ヤマツツジの咲く中に「弁天様の銅像」が建っていました。


振り返って見ると正面に、丹沢の山々が見渡せました。
沢にはまだ雪が残っているようです。

あの丹沢の主峰の峰々を縦走したのも12~13年くらい前のゴールデンウィークでしたね。

ヤビツ峠から塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳といっきに目指し、蛭が岳の小屋に着いた時は
3人ともヘロヘロ状態でした

あの時初めて体力の限界を感じました。
後は坂道を転げ落ちるように脚力が弱っていった感じです

今ではせいぜい高尾山近辺で満足している私たちですが・・・

この日は爽やかな風が気持ちよく、新緑が綺麗で、
その上オレンジ色のヤマツツジのトンネルの中を歩く素晴らしさででした。

孫の誕生会の模様や、その前のオペラを聴きながらのお食事会の様子などは後回しにして
まずは新緑の南高尾山陵歩きの案内を速報でUPいたします。

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葬儀と四十九日法要と我が家の花々

2014年05月02日 | 花シリーズ
風薫る5月がスタートしました。
我が家の庭の垣根に這わせた白いモッコウバラが見頃です


ゴールデンウィークの谷間の30日は一日中雨が降りましたが、
翌日の午前中には晴れて初夏の陽気となりました

寒暖の差が激しかったこの一週間・・・
主人は風邪でダウンし、私もちょっとノドと節々が痛くて体調がイマイチでした。

フェンスいっぱいに広がるモッコウバラ雨の雫の水玉が光っています


室内に目をやれば出窓に置いた白いシンピジュームがそろそろ終わりです。


3月の父が危篤になった頃からほころび出した「スパニッシュケープ」
辛い日々の慰めとなりました。

そしてようやくこの4月29日に父の四十九日法要と納骨を済ませほっとしております。
父が入退院を繰り返していたあの怒涛のような5ヶ月間が
遠い昔のような?、まだ引きずっているような?

どっと疲れが出て胃腸薬のお世話になり、歯医者通いが始まり
週に2回はマッサージに行かないと身が持たない感じのこの一ヶ月半でした。


その上、4月中旬には主人の義理の兄(姉の夫)が亡くなり、
父と主人の実の兄の四十九日法要があり、4月だけでも喪服を着ること4回


主人の義理の兄の葬儀は無宗教で行われました。

ピアノの生演奏でショパンの「別れの曲」が流れる中、親族一同献花をし、
写真で綴った義兄の一生をスクリーンにスライドショーで流し、
バックミュージックは義兄の好きだったポップスにジャズ

娘である姪が仕切ったそうで、会場全体が暖かい空気に包まれました。
主人も「俺の葬式はこの形式でやりたい」と言い出しましたよ。


室内に入れていたピンクの「ギンギアナム」は3月に咲きましたが
日当たりの良いベランダに出していた白の「ギンギアナム」が今咲いています。

今回は我が家の白いお花を中心に、私の呟きとともにご紹介いたしましょう・・・


20年くらい前にご近所の友人からもらった白いカラーのお花が、いまだに毎年咲き続けています。

4年前の真夏の暑い日、新宿を歩いていて突然脳幹出血で倒れ首から下が麻痺した義兄を
最初は主人の姉が張り切って自宅で介護していましたが、その内姉も共倒れになりそうで
義兄は自宅と病院と施設を行ったり来たりだったそうです。

介護はもちろん、葬儀の間中も母親につきっきりの長女の姿を見て羨ましく思いました。


和室前の藤棚も4~5日前には満開となり、蜂がぶんぶん飛んで怖いくらいです

我が家は息子一人しかおりませんので、我が家の葬儀の時はくれぐれも息子の力になってねと
姪や甥たちに頼みました

何しろマイペースな我が家の夫は、危篤状態に陥っていた父が亡くなったその日に
2泊三日の「伊豆研修旅行」を入れていた人です

当日「どうしよう!」と夫は迷い、「すぐに葬儀ではないので行って来れば」と
私と義妹(弟のお嫁さん)に言われ、結局旅行に行ったのです。

ツツジは4月のお花?そろそろ終わりです紅白で咲いて庭を明るくしてくれました


ピンクの花ズオウが散り、二輪草やエイザンスミレも終わりましたが・・・


白いスミレが庭のあちこちで見られます。原種に近いのでしょうか?

父を亡くしたその晩、弟夫婦と葬儀の大まかなことを取り決めて私は早めに帰宅しました。
淋しさを感じながら一人でぼんやりしていると、親しいご近所仲間のK子さんが果物を差し入れてくれました。

彼女は我が家の夫の行動が信じられない様子
夫は冷たい人ではありませんが、実にアッケラカンとした自由人なのです。

タツナミソウも白が断然多い青紫をようやく見つけました。


その夜の9時過ぎに、「お袋、一緒に飲もう」と
息子がビールとサワーを抱えてやってきました。

飲みながらおじ~ちゃんの思い出を語り合い、息子は我が家に泊まっていきました


去年ブログ仲間のラッシーママさんから戴いた、小さなピンクの「スズラン」
なんて可愛いのでしょう

夫は5人兄弟の下から2番目で、家の事はすべて上3人がやってくれていましたから
我関せずで育ったのでしょう。

その点、我が家の一人息子は親に対しての心遣いがちゃんと育まれたようで良かったです。


同じくラッシーママさんから戴いたエビネも咲きました。
朝まで降っていた雨がやみ、雫が光って前のお宅の屋根がさかさまに映っていますね。

昔は野山にたくさん咲いていたエビネキエビネも咲きだして、今は貴重な貴重なお花です。


これらの花々にたくさんたくさん癒されています。
ラッシーママさん、ありがとうございました。

父の四十九日が終わったら疲れがどっと出て、体調は更に悪かったのですが、
昨日は息子のお嫁ちゃんに誘われて、友人が企画したという「音楽とお食事の夕べ」に行ってきました

四十九日法要が終わるまではきらびやかな席に身を置く気にはなれませんでしたが、解禁です。
あ~ら不思議、今日は肩こりやだるさもなくなりスッキリさっぱりしているわ

明日からはGW後半が始まります。天気予報は概ね良さそうですね。

私もこれからは健康に留意し、大いに楽しまなければと思っている次第です。



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