花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

静岡県側から見た富士山

2016年02月29日 | ドライブ
家にこもりがちだった2月も今日で終わりです。
カメラが趣味の古い知り合いが「富士山を撮りに行こう」と誘ってくれました。


こちらが我が家から眞反対の、静岡県側から見た富士山
頂上の剣ヶ峰が真ん中で尖っていて「山」という字に見えるそうです。

「宝永火口」は右手の雲の中・・・


こちらが東名高速道路の神奈川県側から見た富士山、宝永火口は一番左端です。
山梨県で見る富士山は、コレ又少し違って見えるはず・・・


東名を降り海岸線の道路を走ると「浜石岳」が見えてきます。

2000年の12月に仕事仲間6人で登り、あのパラボラアンテナが立つ頂上で
富士山と南アルプス、そして弧を描く駿河湾と伊豆半島の360度の眺望に感嘆した覚えがあります。

あの時、頂上でおにぎりを食べた後、左手南に進みミカン畑を下ってさった峠に出ました。

さった峠
今回最初に目指したのが目の前に駿河湾が望めるその峠です。


由比町と静岡市の境、駿河湾に突き出した山の裾にある峠で
歌川(安藤)広重の 東海道五十三次「由井宿」にも描かれており、昔は東海道の難所でした。

午前10時、雲が湧き富士山は頭だけ見えていてちょっと残念
この日は春の日差しが眩しい暖かい日和でしたから、霞もかかっていたのでしょう・・・


富士山は愛鷹連山の上に浮かんでいるように見えています。

眼下は東海道本線、国道1号、東名高速道路が通る日本の大動脈
ここは写真撮影の名所として知られています。


東海道線の電車が通過していきました。
一番左端の線路の上を走る銀色の電車が分かりますか?
オレンジ色と緑のあのお馴染みの車体ならもっと絵になるのに・・・

こちらが駐車場から歩いてすぐの展望台です


オバサマが描いていた富士山は、広重と同じような実物よりも尖った富士山でした。


この場所は歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」の作品の中で
当時と同じ風景が望める、唯一残された場所とも言われています。


季節感を出すならミカンの木を入れた方が良いかしら・・・
もう一度ファインダーを覗いてシャッターを切りました。

旧東海道由井宿で、ランチ&散策

狭くて急な来た道を戻り、少し早いランチです。
由井と言えば駿河湾でしか獲れない「桜エビ料理」ですね。

アジ丼と桜エビの天ぷらはシェアー桜エビの釜めしも美味しい・・・


他にサラダと菜の花のおひたしもあり、お腹がいっぱいになりました。


由比宿は、本陣1、脇本陣1、旅籠32軒の宿場だったそうです。
宿内の総戸数は160軒、難所であるさった峠を控えた宿場として、
ここに泊まる客も多かったようですね。

この本陣跡には広重美術館があり、浮世絵師歌川広重の作品を中心に
1300点余を展示しています。  


正雪紺屋と暖簾の掛かった旧家は、由比正雪の生家と言われている所です。

江戸で多数の旗本や大名家臣に軍学を教えていた正雪は
三代将軍家光が死去すると、幕府転覆を企てた。世にいう「慶案事件」です。

当時、改易等で浪人が20万人にも増えており、それを憤った正雪は「浪人救済」を掲げ、
慶安4年(1651年)に江戸、駿府、京都、大坂で騒乱を起こすことを計画したが
密告で発覚、府中で自決しました(お店のチラシより)

由井宿の風情ある佇まいが気に入りましたわ

普段の年なら3月中旬に咲くミモザ今年のお花は何もかもが早いですね


田貫湖に向かおうと、富士宮市内に入ると富士山が綺麗に見えていました。
トップの画像の富士山は、この時車の中から撮った写真です。

山宮浅間神社
富士山世界文化遺産の構成資産の一つ、静岡県富士宮市にある「山宮浅間神社」に案内されました。


辺りは鬱蒼と大木に覆われ神秘的な雰囲気が漂っています。

ただ駐車場とトイレは綺麗に整備されていましたが、あちこち工事中でした。


鳥居から参道を進むと、大きくて立派な建物が現れます。
これは本殿ではなく「籠屋」と呼ばれる建物。昭和8年に再建されたもので・・・

大きな門のような形をしていて、くぐると砂利道の参道が続いています。
参道の先は50段ほどの石段ですが、こちらも工事中で迂回路を登っていきます。


石段の上は本来なら本殿がある場所ですが、ご覧の通り!

塀で囲まれた四角い場所に、空に向かって大きく伸びた大木・・・
そして正面に富士山が

富士山そのものを神として拝む所なのですね。

ここは噴火を繰り返す富士山を恐れて、富士山の平安を祈った「遥拝(ようはい)所」
古い富士山信仰の形を残した貴重な神社のようです。


日本で唯一ここだけ! 富士山自体を「神」として祀った「山宮浅間神社」。
古代からの富士山信仰を留めた神聖なる神社です。

この日は日曜日、東名高速道路の上り線がそろそろ渋滞しだすころ・・・
田貫湖行きは諦めて、帰路に着くことにしました。

今回は満足な写真は一枚もなし


こちらが今回のテキストですが、正直富士山の撮影はとても難しい
まず富士山自身が気まぐれで、姿を表したり隠れたり

気象条件・時間・光の具合・雲などを考慮し・・・
じっくりと時間をかけて狙わなければ良い写真などは到底無理

観光気分で芸術写真が撮れるはずないですね~



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早春の花を求めて鎌倉へ(2)

2016年02月25日 | 鎌倉散策
春を感じる日和が続いて、我が家の庭のツバキやマンサクが咲きだしましたが
またまた冬に逆戻り、昨日今日の寒さに震えました。

八王子などでは夜中の雨が雪になったようですね

おんめさま「大巧寺」のツバキ(2月18日)
(沖の波)
鎌倉駅から徒歩3分、八幡様に通じる若宮王子の信号を渡ると「大巧寺」があります。
いつ行っても何かしらのお花が見られるお寺ですが・・・

一週間前に行った時は椿がたくさん咲いていました。


安産祈願のお寺としておんめさまの愛称で呼ばれ、多くの参拝客が訪れるお寺です。

(鮮やかな緋色の緋縮緬)
前回ご紹介した「宝戒寺」~「浄妙寺」と歩いた日、最初のスタートが「大巧寺」
鮮やかなツバキが見頃を迎えていました。

(優雅な羽衣)
お花を愛で、カメラに収め、お寺を三つ訪ねて歩いて一万歩強
山道で転んで怪我した後の、最初の一人歩きには丁度良い・・・

「naoさんはどうしてそんなに頑張ってせっせと歩くの?」と
ご近所仲間のノンちゃんに聞かれました。

私ね、33歳の時に大病して、その1年半後に主人の転勤で札幌に引っ越したんだけど
最後の段ボールの中身を押入れに納めた途端、目が回りだし・・・

「心臓ドキドキで夜は眠れずで、医者に行ったら自律神経失調症と言われたのよ」
そこで処方された薬が精神安定剤

(ロゼフローラ)
桜の咲いた東京から吹雪の札幌に引っ越し、気温の変化でホルモンバランスが崩れ
引っ越し疲れと、新しい土地での生活の不安感が原因と・・・

「医者には家に籠っていないでせっせと出歩けと言われたの」
でも・・・
お稽古事に出かけても、とかくサボってしまいがち

それで月に12日、何が何でも外に出て歩かねばならない大手洗剤メーカーの
市場調査の仕事を始めたのよ・・・

そしたらどんどん元気になっていったわ
やりがいもあったし、お小遣いも入ったし、仕事仲間の友人もできて
私の札幌での4年間は、とても充実していて楽しかった

(銀閣寺ヤブ)
「夫を亡くして又同じような症状が出たから、35年前を思い出してせっせと歩いているの」

ただあの時と違って孤独感がつきまとい、淋しくて涙が出て
それでワンゲルの会や防犯パトロールに入会し、お仲間さんたちと歩くことにした次第よ。

「そうだったんだ~」と感心されましたが、そういうノンちゃんも
健康とダイエットを目的に毎日20000歩近く歩いたら、膝をやられて手術したんだもんね。

もう若くはないのだから何事も無理は禁物

(ヒマラヤユキノシタも咲いていました)
ただねぇ~、晴れていれば出かけようとも思うけど
今週のように寒くてハッキリしないお天気が続くと、家から出る気になれず
気分が落ち込み、不定愁訴が襲ってくる・・・

ご主人が心臓で検査入院中、「私も落ち着かなくて眠れないのよ」と彼女
「季節の変わり目は特に要注意、お互い鬱には気をつけようね」
ストレッチ体操の後、サンドイッチとコーヒーのランチしながら話しました


宝戒寺ではたくさんの葉を付けて咲いていた「福寿草」
この大巧寺では葉が見当たらない・・・
種類が違うのでしょうか?

(みなとの春)
こちらのツバキは名前が気に入りました。

            

お隣さんから山のような「柚子」をいただきました。
カチカチ会のお仲間に配って、まだこれだけ残っています。

この中から半分を一緒にストレッチ体操のお教室に通っている
ご近所仲間のノンちゃんとFさんにも配りました。

我が家の庭の柚子は年が明けたら全部「タイワンリス」に食べられてしまった


シーズン最後の水気の少なくなった柚子ですから、もっぱらお風呂に入れて使っています

顔にもせっせと塗り込んだので、その成果が出たのか
頬の内出血も大分目立たなくなりました

怪我をして以来、毎日のように電話やメールで励ましてくれた写真仲間のSさんと、
先週、薄暗い居酒屋さんの個室で、今年初めて二人で飲み会をしました

サラダとチヂミと豆腐ハンバーグお刺身も頼んで5時間お喋り


ビールもお代わりして、瞬く間に時間が過ぎました。
私もマスクを外して、彼女に「ほとんど分からないわよ」と言われて勇気が出ました。

お陰様で今週のストレッチ体操も素顔をさらして参加できましたわ。

怪我以来私は落ち込んで、メンタル的に危ないと思ったのでしょう・・・
Sさん、忙しい中付き合ってくれてありがとう




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早春の花を求めて鎌倉へ(1)

2016年02月20日 | 鎌倉散策
今週は好天気が続きましたが、週末は雨になりましたね。

そろそろ梅以外の早春の花々が咲き出しいるはずと
春風に誘われ、18日(木)にカメラを抱えて鎌倉に行ってみました。

「宝戒寺」の福寿草
萩寺で有名な「宝戒寺」ですが、この時期は梅と福寿草が見られます。


福寿草が見事に咲いていました


福寿草を写真に収めていると、15~16人の団地様ご一行がやってきて
講師の女性が「お釈迦様の命日が2月15日ということで、各お寺では涅槃図を掲げますが」
「この宝戒寺さんではまだ観られますので、本堂の中に入ってゆっくりご覧ください」と・・・

私はすでに本堂前でお参りを済ませていましたが、御一行様と一緒に中に入りました。
撮影禁止ですが、確かに入り口の目の前に「涅槃図」が掲げられていました。

「中央の宝台の上に、頭を北にして横たわるお釈迦様が描かれています」
「これが北枕の由来ですね」
「右脇を下にしているのは、西方浄土に向かうという意味だとされています」

フムフム・・・
こうした説明付の案内を受けると良く解りますね。


本堂前の梅はそろそろ終わりのようで、境内には多くの梅の花びらが足元に散っていました。
枝垂れがこれからのようですが・・・


本堂右横にある大聖歓喜天堂前の紅梅が目を惹きました。
(扉のガラスに写っている梅が分かりますでしょうか?)

前回来たのは丁度2年前の2月17日、雪の中に咲く福寿草を見に来ましたこちらです。

あの時は父の危篤状態が続き、連日の病院通いがあり
その合間にカメラを持って心癒しにきた覚えがあります。

2年前は梅が花盛りでしたが、今年は散り始めていて・・・
やはり暖冬ということで早かったのでしょうか?


2年前に比べると、福寿草はずいぶん増えてあちこちに咲いていました。


お目出度い名前のお花が増えるのは嬉しい事です

他には「椿の花」が目立ちました。


こちらは大きなフキノトウ、春の香りが味わえますね。

「浄妙寺」のセツブンソウ
宝戒寺の福寿草を堪能してから、歩いて15分の「浄妙寺」に向かいました。

日差しはもうすっかり春の光です
厚手のダウンを着ていたので汗がにじみました。


4年前の梅の時期に行った時、浄妙寺の本殿前に「雪割イチゲ」が咲いていたのですこちらです。
4年前は3月12日に行っているのでまだ早いかなぁ~?

それにしても以前の記事を読むにつけ、私にとっての鎌倉は親の介護の合間の癒しだったと実感です。

今回は浄妙寺の山門から本堂までの梅もまだ5分咲き程度で、ちょと寂しかったですね。
宝戒寺の梅とは種類が違うのでしょうか?

本堂前の梅の木の下で見た「雪割イチゲ」を目を皿のように探したら、
しおれて倒れている無残な姿でした


その代り思いがけずに楽しめたのは「セツブンソウ」


4年前は2~3輪しか見られなかったのに、今回は群落で咲いていました。


15~16年前に、バスツァーで秩父の小鹿野町両神地域(旧・両神村)の
セツブンソウ自生地に行ったことがあります。

あそこの群落には到底叶いませんが、鎌倉のお寺でこれだけ楽しめたのは初めてでした


年によって、咲く時期もお花の順番も違ってくるのですね。
お花の撮影会や旅行を決めるのは本当に難しいといつも思います。

前回は見頃だった山門前の梅もまだチラホラ」緑の梅の「青軸」です


大部収まってきたものの、まだ私の頬の内出血は残っていますが・・・
この日は最初からマスクを外してカメラのファインダーを覗きました。

この2週間、マスクをして趣味の会や防犯パトロールには参加していましたが
飲食を伴う友人との遊びはパス、そろそろ限界です

もう気にしないことにして・・・

怪我をしてから初めて、友人と食事の約束をしました。
まずはちょっと薄暗いお店を探す事に致しましょう・・・



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親友の想いを受けとめて・・・

2016年02月17日 | 日常の日記
シンピジュームが次々と咲きだしました。
我が家には12鉢のシンピジュームがありますが・・・

お正月飾りに間に合った、薄いピンクのシンピが咲き終わる頃、
黄色とピンクが咲きだしました


毎年夫がお正月の玄関飾り用に、新横浜の「ヨネヤマ」から購入してきたシンピジューム
風水的に北玄関には黄色やオレンジ色が良いと言われ、この色が数鉢あります。

        

ハイキング中に転んで頬を強打してから10日が過ぎました。

腫れがひき、擦り傷のカサブタが剥げて、顔は少しスッキリしましたが
左目下の頬の内出血は小さくなったもののまだ消えない・・・
鏡を見るたびに落ち込みます

目じりのシワやたるみ、そしてシミそばかすが気になるお歳頃なのに
醜い内出血が加わるなんてもうショック

美白化粧水やローヤルゼリー入りの美容液を塗りたくっても効き目なし
女の誇りも吹き飛び、外出時は常にマスクで隠します。

嗚呼、夫を亡くして1年半、そろそろ私も第二の青春を楽しもうと
少し前向きになっていた矢先の災難です


そんなわけで、趣味の会には参加していますが
写真仲間の殿方たちからの撮影会や飲み会のお誘いもお断りして・・・

足は何ともなかったので、マスクをして夕方のうす暗い中での防犯パトロール(6500歩)と、
空いている時間は駅前のデパートやショッピングセンターに出かけるのみ

ワタクシこの10日間、半径2㎞以内で生活していましたよ。

そんな中、昨年12月に亡くなった学生時代の親友taeさんのご主人から
仕事で上京するとかで、我夫のお墓参りに是非伺いたいとのお電話

山形のtaeさんのご主人と、我夫のお墓参り(2月16日)
「お忙しい中わざわざご足労おかけしては申し訳ない」とお断りしたのですが
「泊りのホテルは横浜の関内ですし、taekoに頼まれていましたから」と・・・

これはマスクをしてでも受けねばと思いましたね。
(夫同士はもう一人の仲間のチーちゃんが62歳で結婚した時、3夫婦で会っているのです)


朝10時、鎌倉の空は快晴となりました
ご主人曰く「taekoは晴れ女だったから」とのこと

墓所のあるお寺の梅も咲きだしていました。

ご主人は小さな我が家の墓前にお線香を手向けてくれて・・
「これでtaekoから頼まれていたことの一つが果たせました」とニッコリ

taeさん、貴女の想いを受け取りましたよ、ありがとう

taeさんは、白血病の治療中ながら時々電話をくれて、
「横浜の主人の実家のお墓参りと、naoさんのご主人にお線香をあげに是非伺いたい」と
常々言っていましたね

結局彼女の願いは果たせず、亡くなってから横浜のご主人様のご実家のお墓に埋葬されました。
先月の23日には私も49日法要と納骨に参列させていただきましたこちらと、こちらの後半で紹介しています。


「僕は仕事で哀しみを紛らしているけど、それでも家での一人は淋しいです」
「naoさんの辛さは、自分も一人身になってとても良く分かりますよ」と・・・

taeさんの闘病中の二年間は殆ど彼女のそばに付き添っていたご主人さま。

「仕事はスタッフ任せだったので、久しぶりに店頭に立って疲れました」と仰っていて
午後は八王子とのことで、お参りが済んだらそのまま大船駅まで車でお送りしました。

相方を失った者同士、本当はゆっくりお食事でもしながら語り合いたかったのですが、
私もマスクをはずす勇気もなかったしで、悔やまれました。

大船「常楽寺」

taeさんのご主人をお見送りした後、私はtaeさんを想い、夫を想い
涙が止まらなくなり・・・

心を沈めるために近くの名刹「常楽寺」に寄ってみました。


鎌倉幕府三代目執権の北条泰時が建立したお寺のようです。


オジサンが長い間、御本尊の阿弥陀如来さまからパワーをもらっているのか?
仏殿の前から動きませんでした。

仏殿の左手には文殊堂があり紅白の万両があちこちに見られます。


仏さまを拝みながらも私はまだまだ修業がが足りず・・・

あれだけ見事に転んだら「頸椎や脳にだって衝撃があったはず」
「最近指の関節もこわばりがちだし、会話中に名詞がすぐに出てこないのはそれらの影響?」
などと、あれこれ不安になります。


この日は週末の23度の暑さの後の冷え込みでしたが
鎌倉は風もなく、力強い日差しに春を感じました。

この常楽寺から我が家のお墓があるお寺経由で、今泉観音を経て六国見山へのハイキングコースがあります。
墓友になったSさんと1月に歩く計画がありましたが、悪天候で延期

そろそろ私も早春の風を受けながら、近くの鎌倉から歩いてみようと思いました。
まずは顔も晒して前向きにですね。


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吾妻山の菜の花と、私の災難

2016年02月10日 | ハイキング・散策
山仲間3人での初歩きは「大磯鷹取山から湘南平」の5時間コースと決めました。
出発は東海道線「二宮駅」からバス

「吾妻山」の菜の花と富士山(2月7日)
この日は朝から真っ白な富士山と丹沢が、我街からも綺麗に見えて・・・

「二宮なら目の前が菜の花と富士山とのコラボで有名な吾妻山じゃない」ということになり
(私は夫と一回、写真仲間との撮影会でも行っているのですが)
仲間の二人は初めてということで寄ってみました。


朝9時半、吾妻山の頂上に立った時は雲が上がって、富士山は辛うじて見られましたが
雪の丹沢は雲の中


二宮駅には大きく看板に「吾妻山公園・駅から5分」と書かれていますが
この入り口までが5分ということで・・・
ここから階段を登って、頂上までは20分程度です。


そろそろ終わりの水仙が残っている中、ひたすら登ります。
パンプス姿の方や、杖を突いたお年寄りにはちょっと辛いかも・・・


富士山の眺望の良い所には必ずと言っていいほどおあします「浅間神社」

帰路この神社に裏から入ってお参りしましたが、ベレー帽をかぶったままだったのが
神様の怒りに触れたのか?エライ目に合いましたわ

反省しております


箱根方面も雲で覆われていてちょっと残念・・・
2月14日まで「菜の花まつり」をやっていますが、その菜の花もそろそろ終わりのようでした。


「富士山は何処?、何処?」隠れちゃったぁ~


吾妻山からの眺望はイマイチでしたが
今年に入って初めて会った3人は頂上で、おやつを食べながらお喋り

帰路には途中で「甘酒」も飲んでノンビリ・・・

もうお隣の「大磯鷹取山」から湘南平まで、5時間もかけて歩く気力もなくなり
「電車で一駅の大磯に出て、湘南平から去年歩いた道を逆に行こう」となりました。

去年はKさんが都合が悪くなり、Yさんと二人で高来神社~高麗山~八俵山~浅間山~湘南平と
2時間のミニ縦走をしたのですこちらです。

大磯から湘南平へ

現地の方に登り口を聞いて案内されたのがここ・・・
去年下った道と違っていました。


そして現れたのが「谷戸横穴群」


古墳時代後期のものらしい・・・

ワンゲルの会で1月24日に歩いた逗子の桜山には前方後円墳があったし・・・
首都圏近辺には古い遺跡が思いのほかたくさん残っているのですね。

ここから更に山道を15分くらい登っていくと、浅間山と湘南平の分岐に出て
やがて大きな電波塔横に出ます。

湘南平からの眺めは去年(2月1日)が素晴らしかったので、その時の画像を載せますね。


今回は富士山はすっかり隠れてしまって見えず


丹沢にも一部雲がかかっていて・・・
私のコンデジのバッテリーもなくなり画像はありませんが
(最近予備をどこかで落としたようです)


東京方面を良く見ると、スカイツリーが分かり
「細くて高いあれがそうね」となりました。

私のアクシデント
日当たりの良い湘南平でノンビリおにぎりを食べてから、去年歩いたコースを逆に
浅間山から高来神社を目指しました。


昨年の画像ですが、今回丁度この辺を気持ち良く歩いていた時、
私は突然木の根に足を取られ転倒、左頬を強打

「擦りむいて血がにじんでいる」と、Yさんが消毒薬をティッシュに浸してくれて
Kさんがマスクを取りだしてくれましたが・・・

私は一瞬何が何だか分かりませんでした。

それでもあまり痛みは感じずに、八俵山~高麗山~高来神社と50分歩いてバスに乗り
平塚に出て大きめのバンドエイドを買いました。

喉も乾いていたので3人で1時間半ほどクリームあんみつなどを食べながらお喋り
そのころから頬が腫れ出し、家に帰って食後鏡を見てギャー
左目の下が内出血で赤黒くなっていましたわ

翌日医者に行ったら「骨折はないようだけど、内出血が消えるまで3週間」と
言われてしまった

外出時にマスクは必需品
昨日のコーラスの時はバンドエイドを貼り、更に眼帯をして行きましたが
かえって目立ってしまったようで

慌てて古い大きめのサングラスを探しだしました。

ですから当分お食事会などはパスせざるを得ませんね。
こんな顔では人前には出られませんもの・・・


            

転ばぬ先の杖
我が家は門から玄関までが階段です。
雪が降った時が怖いので、手すりを取り付けてもらいました。


「naoさん、介護保険を使えば補助が出るはずよ」とご近所さん言われましたが
「要介護」になるまで待ってはいられません。

10万円以上かかったのは痛かったけど、転ばぬ先の杖です。

おっと今回のアクシデントは2時間の簡単コースに変更したので
杖は持って行ったけど使いませんでしたわ。

そろそろ危ない山登りなどやめて、ゲートボールにしなさいと
神様のご訓示でしょうか




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農家レストランで新年会、そしてグランドゴルフ初体験

2016年02月06日 | 日常の日記

立春の日に庭に出てみると、この家を建てた時に私の実家から持ってきた
「紅梅」が咲きだしていました

夫が大事にしていた白梅は先月から咲いていましたが、
その後寒い日が続き、この「紅梅」は例年並みの咲き具合でしょうか・・・

出窓に置いた「ギンギアナム」も咲きだして同じ鉢の中に「カタバミ」が・・・


春の風情が感じられますが、今夜は又マークが
今年の冬はまだまだ雪を見る日が多そうです。


「道の会」の女子新年会
自治会の外郭団体「道の会」(防犯パトロール)の女子だけの新年会が
1月末に催され参加してきました。


場所は我家から歩いて15分の農家レストラン「カフェ・こやぎ」
看板娘のメルちゃんが出迎えてくれます。

参加者は日ごろ一緒に歩いている女子仲間の10人


我住宅地の外れの里山の向こうには、ここが横浜か?と思われる
畑が広がっていて・・・

竹林や雑木林のすぐそばの地主さんお宅の一部屋が
「農家レストラン」として営業されているのです。


プレートに盛られた自家製野菜いっぱいのお料理が運ばれます。
この日のメインディッシュはエビフライとサバの竜田揚げ

フロフキ大根や、高野豆腐と根菜やさいの煮物も一緒に盛られた和洋折衷料理です。

アクセスやメニューなどの詳しい情報はこちらです

新潟の「瑞穂の光」のご飯と、小松菜の味噌汁、ワラビ餅と果物のミニパフェも付きます。


このランチコースで1500円、女子会ですからアルコールは無し
一人一人がご挨拶をし、12時から14時過ぎまで歓談しました。

毎夕1時間、6500歩をカチカチと主に殿方が拍子木を打ちながら、
我住宅地を廻っています。

「この会に入ってからは心身ともに元気になり、風邪をひいて寝込む事がなくなり感謝しています」
と私はお礼を言いました。


野菜や柚子、キンカンなどが販売されています。
春や秋のお天気が良い日は外でお料理やお茶も楽しめるとか・・・

「道の会」(通称カチカチ会)は地元の警察からもたくさんの感謝状が渡されていますが
高齢化が進み参加者が減っているのがこの会の悩み

NHKTVの認知症特集でも「週に3回、早足で1時間歩くことが認知症予防になる」
と紹介され、参加者が増えるのではと期待されましたが
寒い季節は特に参加人数が少なくなっています。

「地震対策講習会」に参加
防犯パトロールで自治会の方々と歩くと、たくさんの情報も得ることになります。

新年会の翌日の土曜日は、コミニティーハウスで防災の講習会と非常食の試食会があるので
「是非参加して」と、お仲間さんから頼まれました。


昨日も横浜が震源地の地震がありましたね。
一人身になってから、特に怖いのが地震などの災害です。


災害時はご近所同士の連帯が大事

防犯パトロールで親しくなったご夫妻のご主人さまは私が役員の時の会長さん
組も同じで、今は防災事務局長・・・

イザという時は心強い限りです。


たくさんの種類の非常食も美味しゅうございました。
パンもフカフカ、混ぜご飯類もモチモチ

そして道志川の水が使われているこの非常用の水「はまっこどうし」は7年持つとか
早速水道局に注文しました。

初めてのグランドゴルフ
その翌日の日曜日は自治会の「グランドゴルフ大会」でした。


「naoさんゲートボールはパスだけど、グランドゴルフは興味あると言っていたわね」と誘われ
私は「どんなスポーツだか全く知らないので見学に行くわ」と答えていたのに
「参加者として登録したから出てね」と言われビックリ

恥をかきに行ってきましたわ
結果はブービー賞


でも楽しかったわ、誘ってくれてありがとう。

「グランドゴルフは年に三回しかないのよ」
「ゲートボールは週に3回、暇な時はいらっしゃいよ」と
私より4歳も若い防犯パトロールのお仲間さん2人が熱心に誘います。


「グランドゴルフは個人競技、ゲートボールは団体競技」なのだそうです。

「ゲートボールという名前に拒絶反応があるなら、ゲートゴルフと替えるから来てよ」
と言われ笑っちゃいました

我が家から歩いて5分の公園でやっているから、今日はどこも出かける所がなくて
淋しいと思った時は行ってみようかなぁ~という思いにかられることもありますが・・・

行ったら心弱い私は入会することになるのでしょうね~~~


参加費は無料、ブービー賞の商品は百均の日用品

この1年半、夫を亡くして以来ずっと私を見守り淋しい時は話し相手になってくれた
カメラ仲間のSさんに、そんなこんなの話をしたら

”次々と誘われるのは、貴女の人がらでしょう。昨夜の電話の声も生き生きとしてました。
本当に良かったです。私も嬉しいです”
とのメールが届きました。

そしてこのブログを読んでくれている、古い友人から
「naoko、あなたを褒めてあげる、必死に外に出ようと良く頑張ったね」
「突然ご主人を亡くした私の周りの未亡人は皆落ち込んで、人と会うのが嫌という人が殆どよ」
との電話がありました。

私もまだまだメソメソする事が多いけど、周りの皆に助けられているから
カラ元気出していますわ。




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逗子の「桜山」から、葉山の「大峰山」へ(その2)

2016年02月02日 | ハイキング・散策
今年も早2月に入りました。
29日の冷たい雨が降った金曜日から、ずっと太陽も隠れたままの寒い日が続きましたが・・・
今日2月2日の午前9時過ぎに、ようやく太陽が顔をだし
富士山も見えてきました

明日は節分、明後日は立春
暦の上では春ですが、暖冬と言われる今年はいつもの年と違っていて
太平洋側もお天気が悪い日が多く、雪を見る日がまだまだありそうです

私も不安から、ちょっと神経がもろくなっているような気がしますが
「強くならねば」と、呟いていますわ

葉山「大峰山」(三ヶ岡山)から御用邸へ
1月24日(日)に歩いた、逗子・葉山のワンデリング後半のご紹介です。


新逗子駅~六代御前の墓~桜山と歩き、真名瀬海岸から相模湾越しに
富士山と江ノ島を仰いだ私たちは、熊野神社に向かいました。

ここから「大峰山」(三ヶ岡山)を目指します。


この辺一帯は葉山の山岳信仰の中心であったとも言われているそうです。

「真名瀬コース」は急な階段が続きますはぁ~はぁ~と、ひと汗かきました


葉山は海だけでなく緩やかな規模の丘陵地が連なる山の町でもあります。


森戸神社がある森戸崎から眞名瀬漁港がある海岸線の背後には大峰山(三ヶ岡山)という
標高143mの山があり、「はやま三ヶ岡緑地」として整備されています。


私たちは長い階段が厳しい「真名瀬コース」を登り、山頂広場で昼食の予定でした。


展望台があり、富士山眺望の名所の一つに数えられているそうですが・・・

この日は冷たい風が強くて、あちこちに雪雲も見られ
ここでは富士山もスッキリ・クッキリとは見えませんでした。


雪の丹沢主脈の山々の右に、今年の1月7日に登った「大山」が見えていました。
あれ以来、標高差1000m近くの下りにはに自信がなくなりましたわ


正午を過ぎてお腹が空きました。


ベンチや東屋が整備されている山頂で、コンビニで買ってきたおにぎりを食べました。
ポットに入れた温かいお茶が美味しい・・・

メンバーの半分が日当たりの良いベンチ、残りの半分が風よけになる東屋で休憩でした。
休憩時間はゆっくりと余裕がありましたが、寒さが堪えますので食べ終わったら早めに出発です。


ツツジコース(菖蒲が沢)を下るようです。

途中春を告げる「スミレ」がたくさん咲いていましたが・・・
風が強くて揺れていて、ブレて画像はありません


1時前に、国道134号線に下りました。
登って来た「大峰山」(三ヶ岡山)を下から撮りました。

リーダーから「これから葉山の御用邸に向かいますが、カメラを向けて立ち止まったりすると
守衛の方から拡声器で注意されますから気をつけて下さい」と注意がありました。

天皇陛下や皇后陛下が御用邸にいらっしゃる時の警備は、確かにすさまじいものがあり・・・
各道路の神奈川県警さんの動きが半端でない感じですわ


御用邸前の海岸は砂交じりの強風で、立っているのも大変でしたが
富士山の周りの雲もとれて、良い眺め


逆光ですが、全部の姿を表した富士山バックに参加者が並んで記念撮影です。
上の富士山とこの画像は山小屋さんが撮った分を使わせていただきました。
有難うございます

私はコンデジの予備のバッテリーを忘れて、この海岸での撮影はできずじまい


風が強いので雲の流れが早くて、富士山も刻々とその姿を変化させています。


普段は穏やかな相模湾も白波がたち迫力満点の風景です。
今回歩いたコースは終始「江ノ島」と背景の丹沢の山々が楽しめました。

上の画像と合わせての2枚はお仲間のS氏から送られた画像を使わせていただきました

トイレ休憩で一休みしてから、バスに乗りJRの逗子駅で解散しました。

雪の予報が出ていた日曜日でしたが、何とかお天気も持ち、
寒いながらも美しい富士山が堪能できて、楽しいワンデリングでした。


          


あれから一週間、私は自治会関連の行事参加が続き、楽しいながらも疲れました
今夜は連合関係の方々から、私的新年会にも誘われましたが・・・

流石に体力的にも気持ち的にもしんどくてパス

いくらお酒が飲めるからと言っても、高い会費払って地元のお偉いさん相手に
気を遣って飲んだり食べたりは美味しくない

胃にもお財布にも負担がかかる
最近は楽しい事だけに参加することにし、義理的な無理はしないことにしました。

でもポカッと空いた時間はイマイチ淋しくて・・・
所用もあったので夫の弟に電話したら、2時間話してしまいましたわ。

彼は私と同じ歳、

一昨年2月に長兄を亡くし、8月に次兄(夫)を亡くし
彼自身は同じ年の3月にサラリーマンをリタイヤし、4月に心臓の手術

すると途端に奥さん(義妹)が鬱症状になってしまったそうです。
これって「夫源病?」、遊ばない真面目な人ほどなりやすいとか?

「11月の主人の納骨式に来てくれた時は元気そうだったけど、その後どう?」と問うと
「彼女人前では元気なんだけど、家ではタメ息ばかりついている」とのこと・・・

最近は私の周りでも、心の風邪をひいてる人が多くなり驚いていますわ





コメント (23)
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