花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

紅葉の奥利根ゆけむり街道3・「照葉峡」と「湯の小屋温泉」

2010年10月30日 | ドライブ
今日から11月、カレンダーの残りもわずか2枚となりました。
年とともに、1年の過ぎる速さが増しているような気がします。

10月は残暑のあとに冬のような寒さがやって来て、はた叉台風まで接近し、
太陽が久しく顔を見せない日々が続きました。

紅葉は青空の下で見ればこそ、その鮮やかさがより素晴らしくなるのですが・・・
この11月の「秋日和」に期待したいと思います。

私たちが紅葉狩りを楽しんだ国境の山々も、先週すでに雪を見たそうで
今頃は「奥利根ゆけむり街道」の紅葉も山から里に降りていることでしょう。

10月22日・「照葉峡」

さて、私たちは谷川岳の風景を楽しみ宝川温泉で汗を流した後「湯の小屋温泉・洞元荘」に一泊しました。
そして翌日は雲が多いながらも、待望の朝日が輝きました

朝一番で温泉に入り、宿の周りを散歩しましたが、この辺りの紅葉はまだ少し早めでしょうか・・・
(11月初めの今頃が丁度見頃となっているかもしれませんね)


こちらが秘湯の雰囲気が満載のタヌキのお宿「洞元荘」の正面玄関。
「照葉峡の紅葉は今が丁度見頃ですよ」と宿の方に言われて、朝八時半に出発しました


「湯の小屋温泉」から少しずつ標高が上がって行き、この標識が現れた所から紅葉のトンネルが始まりました


水上から尾瀬入り口の片品に通じる「県道水上・片品線」沿いを流れる「木の根沢」の下流「潜龍の滝」から
上流の「ひぐらしの滝」までが照葉峡(てりはきょう)と呼ばれています。


関東の奥入瀬と云われ、俳人・水原秋桜子は点在する11の滝に名前をつけるほどこの渓谷を愛し、
たびたび吟行に訪れ句を残したそうです。


私たちが行った10月22日はまさにこの「紅葉園地」の辺りが紅葉の最盛期でした


冬期は通行止めとなる狭い県道には、所々駐車スペースが設けられていますが・・・
紅葉の最盛期の土日は渋滞もあると聞いていますので平日のお出かけがお薦めですね。

坤六峠山頂に向かうあいだに広がる秘境の渓谷。
太陽の光がもっと欲しいところですが・・・
まさに織り錦の美しさです。紅葉のトンネルの中を坤六峠へと進みます。


この先は既に紅葉も終わりに近かったのですが「武尊山」を中心とする山々の斜面の紅葉が美しく
まるで日本画を見ているような感動を覚えます。


坤六峠を越え、尾瀬の山々を見ながら進むと「鳩待峠」への分岐に出ます。


ここから「戸倉」までの紅葉が叉素晴らしくて
太陽の光が輝き出した時と、駐車スペースがうまくかみ合った時には車を止めて、
何度も撮影タイムを取りました。


札幌に4年住んで、北海道の雄大な紅葉を見て廻った私たち夫婦・・・
関東近辺の紅葉はさほど期待はしていませんでしたが、この「奥利根ゆけむり紅葉ライン」は、
札幌・定山渓温泉の中山峠からにニセコ方面に抜けるコースに匹敵する程の素晴らしさでした。

それともう一つ紅葉がお薦めのコースがあります。
10年以上前に行った「奥只見湖」(銀山湖)から尾瀬の北側を通り「桧枝岐」に抜ける国道352号線も、
紅葉の規模が大きくて良かったですね

湯の小屋温泉「洞元荘」

さて、今回のドライブで利用した宿もお薦めですので、順序が逆になりましたが改めて紹介したいと思います。

まず温泉の露天風呂が気に入りました
宝川温泉のように規模は大きくありませんが、素朴で落着いて入れます。
マウスオン・クリックで、三つのお風呂をご覧下さい

<
1枚目が女性専用の露天風呂「美人の湯」
私は明け行く空の移り変わりを見上げながら、自然の冷気の中朝一番の6時に浸かりました。

7~8年前の3月に、ご近所仲間の3夫婦で行った時は雪景色の中を女三人で入りましたよ
雪見しながら竹筒入りの「かっぽ酒」も飲んで・・・
九州出身の仲間が大感激していた思い出があります。

あれからこの宿もリニューアルされて、清潔で綺麗なお部屋に生まれ変わりました。

2枚目が女性用の内風呂
3枚目が混浴の「夕立の湯」です。

宿のお姉さんに
「今は誰も入っていないから奥さんバスタオルを巻いてご夫婦で入ってください」と薦められ・・・


「マス酒」(700円)のタライを抱えて夫婦二人で入りました

私はすぐにフラフラになって上がりましたが、
その後主人がコンデジカメラを温泉の中にポチャ~ン

チップは大丈夫でしたが、カメラはうんともすんとも動きません

この宿のお薦めの二つ目は「リーズナブルなお値段」というところですが・・・
コンデジを買い換えたら高いものに付いてしまった~


こちらが夕食のお膳です。
今まであちこちと泊まった経験上、同じ宿でもお値段は
「眺めの良し悪し」「お食事の内容」で違うことを知りました。

今回は前日の夜の9時近くに20%引きの直近割引を利用して、ネットで予約しました。
(川の見える側の12.5畳の部屋・一人11800円)
もっとも1Fだったので殆んど川は見えず、窓の向うは草原だけでしたが、明るいお部屋だったのでヨシとしましょう。

山の中の宿のお食事ですから贅沢は言いませんが、
主人の希望で「マツタケの炭火焼」(1000円)と「マツタケの土瓶蒸し」(800円)を追加しました。

お薦めの三つ目は夕食朝食共に、部屋食でいただけるという所です。
気が楽でお子様連れには嬉しいですね。

野生のタヌキの観察室もあり、ファミリー向きの宿と言っても良いのかもしれません。


頼んだお酒は今回のドライブ旅行に相応しい清酒「谷川岳」
日本酒に弱い私は、食後すぐに良い気持ちとなってバタンキューでした

この宿を初めて知ったのは、10年以上前のこと・・・
新潟の中学時代の仲間と4人で、上越新幹線の上毛高原駅で落ち合い、
レンタカーを借りて秋の水上高原を満喫した時です。

50代前半のアダルトな我々に相応しく、宿は水上高原プリンスホテルでしたが、
温泉はやはり情緒豊かな所が良いと、ここまで入りに来ましたね。

今私の手元には、川の眺めが素晴らしい大自然の中の「仁王の湯」
仲良く浸かっている4人の熟女の笑顔が並んだ写真がありますわ。

尚、この「湯の小屋温泉・洞元荘」の詳しい事はこちらをご覧下さい。


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紅葉の奥利根ゆけむり街道2・「一ノ倉沢」と「宝川温泉」

2010年10月26日 | ドライブ
谷川ロープウェー駅の先の、ブナやカエデに囲まれた狭い舗装道路を車で行くと、
突然現れる「一ノ倉沢」のスケールの大きさに驚かされます。


「うわぁ~凄い迫力
この「一ノ倉沢」を見上げるたびに必ず出る歓声です。

大岩壁は稜線までの標高差が約1000mあり、見る者を圧倒するように迫ってきます。

この日はガスがかかり上の方が見えませんでしたが、
それでも思わず「わぁ~!凄い!」と叫んでしまいました。


「日本百名山」の作者・深田久弥はこう記しています。

”こんな手近に、こんな見事な岩壁がある以上、
岩登りが好きな連中がここに集まるのも無理はない。
そして「谷川岳」の遭難の大半はこの岩壁であった。”
と・・・

ここがまさに「魔の山」と言われる所以なのですね。


この日は高校生の団体がにぎやかなので、遠くからの撮影でガマンしました。

私たちは4年前の11月2日、今回と同じ様に「谷川岳」登山をガスで断念し、この「一の倉沢」に来ています。

あの時は最後の紅葉が楽しめて、その紅葉越しに「一ノ倉沢」の写真を撮りましたが、
やはり上部にガスがかかっていました。

太平洋側と日本海側との間に立ちふさがっている国境の山は、
異質の風がぶつかり合うため、、お天気が中々安定しないのでしょうね。



今年の10月21日の「一ノ倉沢」の紅葉はこの程度でした。

太陽が照っていればもっと鮮やかに見えたでしょうにと、ちょっと残念です。


新潟県と群馬県の県境にある「清水峠」は、古くから交易の要衝でした。
明治中期に開通した「清水峠越え新道」と呼ばれた旧国道の群馬県側は、
今ではマチガ沢や一ノ倉沢、幽ノ沢など、谷川岳東面の大岩壁を間近に見ながらトラパースしていく
散策路になっています。

シーズン中の土日は交通規制があって車は入れませんが、平日は一ノ倉沢の駐車場まで車で行けるのです。


「谷川ロープウェー・土合口駅」から一ノ倉沢まで歩くと丁度1時間です。
ここから更に未舗装の林道をたどれば、20分で明るく開けた「幽ノ沢」に出ます。
その先の分岐から湯檜曽川沿いの新道で土合まで戻る歩いて3時間のハイキングが楽しめます。

「谷川岳」に登らなければ、ここをハイキングするのも良いかなぁ~と思っていましたが
(実際に歩いているグループが何組か見られ、ツァーらしき団体もいましたね)
「車が通る道を歩くのは好みでない!」という主人の返事もあり、
車で行った私たちです


「一の倉沢」も晴れていればこのように見えるのですが・・・
雨もパラついて来たので、来た道を戻りました。

今回は紅葉にも早かったので、車の中からこの旧道の写真は撮りませんでしたが、
4年前に行った時の画像がありますので載せたいと思いますます


2006年の11月2日、紅葉がそろそろ終りの頃でしたが、今年は一週間遅れていると聞きました。
文化の日頃には丁度良い紅葉の中を歩けるかもしれませんね。

「宝川温泉」
さて・・・
山を歩かなかった私たちは、このまま予約している宿に行くのは早すぎるので
日本一の露天風呂で有名な「宝川温泉」で汗を流していく事にしました


宝川沿いに4つの大露天風呂が楽しめる野生的な「宝川温泉・汪泉閣」の日帰り入浴料は一人1500円

紅葉の季節の休日は駐車場に入るだけでも行列が出来ると聞いていますが
この日は小雨模様のウィークデーでしたので、すぐに車は停められました。

中は撮影禁止ですから詳しい画像と情報はこちらの「宝川温泉・汪泉閣」のオフィシャルサイトをご覧下さい。

とにかく露天風呂の規模の大きさには圧倒されます


こちらが今年の10月25日の「宝川温泉」の紅葉の様子です。(画像はネットよりお借りしました)
まだ少し早いようですね。

25年前のお正月に、新潟の中学時代の友人から突然がかかってきました。
「今年は宝川温泉で集まりましょう。紅葉が見頃の10月25日に予約を入れたから」と・・・
「宿泊費は一人35000円」と・・・

あの頃の日本は高度成長期で、右肩上がりのインフレ状態。
ひたすらバブルに向っている時代でどこも商売は強気、温泉の予約を入れるのも一苦労でした

その後ご近所仲間の三夫婦で日帰り温泉巡りをし、雪の中を箕の笠かぶって浸かった事もありました
夫たちが出た後、女三人でバスタオルを巻いて「団子三姉妹」(その頃流行っていた歌)のようにくっついて
川沿いの混浴の「摩訶の湯」にトライ・・・
忘れられない思い出です。


同じくこの10月25日の「宝川温泉」の様子です(こちらもネットよりお借りしました)

今回私たちが行った時、女性専用の「摩那の湯」が一時まで清掃中ということで
「子宝の湯」が女性専用になっていました。
でも1時までは残り15分しかなくて、誰もいないのです。

「30分延長するからゆっくり入って下さい」と係りのおじさんに言われて入りましたが、
橋の向こう側の入り口で、短いタオルを前にあてただけの外人男性二人がウロウロ
落着いて入ってはいられませんでした

その後ようやく本来の女性専用の「摩那の湯」が解放されて、ユックリ温泉に浸かることができましたが・・・

主人は「どこもバスタオルを巻いて入ってくる女性が多くて落着かない!」
「男性専用がないのは逆差別だ!」と言い出してさっさと上がってしまいました。
それって意識のしすぎじゃないの~

後姿がスッポンポンの男性がウロウロしていて、うぶな女性は目のやり場に困りますが
最近の混浴では大判タオルを巻いて入れる女性の方が堂々としているようですね。

主人には1500円分の温泉を堪能してもらいたかったです。 


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紅葉の奥利根ゆけむり街道1・「谷川天神峠」

2010年10月23日 | ドライブ
今日の土曜日、久しぶりに青空が広がりました
この週末、紅葉狩りにお出かけの方は絶好の行楽日和に恵まれそうですね。

我家は一足早く行って来ましたが、嗚呼!この太陽がもう二日早く照ってくれていれば!、と悔しい思いです。
今日は洗濯物の山を片付けましたよ。

でもノンビリマッタリと温泉三昧・紅葉三昧を楽しんできましたから、ヨシとしましょう。


いつものように主人が突然「21日・22日と仕事が空いたから紅葉を見に行こう」と言い出しました。
でもお天気が悪そうなので「温泉三昧だわね」と・・・

私が選んだ先は温泉も紅葉も両方タップリと楽しめる「奥利根ゆけむり街道」です。

トップの画像は紅葉で有名な「照葉峡」
まさに見頃の紅葉が楽しめましたよ


今回は照葉峡の手前の「湯の小屋温泉」に宿を取りました。

関越自動車道の水上インターから「谷川ロープウェー」駅を目ざし、それから「一の倉沢」を見て
県道「水上片品線」から宝川温泉、湯の小屋温泉へと続く「ゆけむり街道」を走りました


翌日は「照葉峡」から尾瀬の戸倉を通って片品に出て、国道120号線(ロマンチック街道)を行き
日光の金精峠を抜け、イロハ坂を下って東北自動車道で帰ってきました。

尾瀬の鳩待峠や日光の金精峠の紅葉は終わりに近く
日光の「湯の湖」から「竜頭の滝」あたりが見頃でした。

今年は例年より1週間ほど紅葉が遅れているようで、
日光イロハ坂や、水上の上毛高原などはこれからが見頃ですよ~
文化の日頃まで楽しめそうですね。


10月21日・「谷川天神峠」へ
<>

朝5時過ぎに出発、最初に目ざした「谷川岳・ロープウェー駅」に到着したのは8時半過ぎでした。
まだ周りはほとんど紅葉していません。

係りの人に聞いたら「天神平周辺はもう紅葉していますよ」とのことです。
マウスオンでご覧下さい

ロープウェーが上がるにつれて、木々の色が鮮やかに染まり出しています。
まさに錦絵のような美しさでした

家を出たときは雨でしたが、群馬県に入った頃は曇り空となり
途中車の中から「榛名山」「赤城連山」「荒船山」も見えていたので、もしかしたら・・・
という期待もあり、登山姿に着替えてロープウェーに乗った私たちです。


「谷川・天神平」駅からは、残念ながら目の前の「武尊山」「守門岳」も見えませんでしたが、
周辺の紅葉が見事でした。


ここから更にリフトが運行されていて、上の「天神峠」までは歩かなくても簡単に登れます。

山ガールが2人、買ったばかりの杖の調子が悪いと声をかけてきました。
親切なオジさん(主人の事)が見てあげましたが直りません。
2人は諦めて、「谷川岳」の頂上目指して登山道を登り始めました。

「谷川岳の上は草原歩きだけど、下は樹林帯が続いているから紅葉のトンネルが楽しめるはず」
と思い出し、我々も後に続きました。

<
ミニスカートにキュロット姿のお二人、山のスタイルも変りましたね。
マウスオン・クリックでオジさん、オバさんの姿と比較してください

オジさんは15年前のカナディアンロッキー登山の時と同じ、チェックのシャツを着ていて・・・
そしてそのカナダのレイクルィーズのホテルで買ったフリースを着ています。
いつも被っているカンガルーハットがちょっと、他の登山者と違う所ですがね。

オバさんは、チェックのシャツはやめにして、最近はもっぱら山用のポロシャツですが
膝を頑丈に保護するタイツは買ったものの、ミニスカートをはく勇気がないですね~


登るにつれて様々な色合いに出会えます。


霧が流れて幻想的な風景も見られました。

綺麗な紅葉もこの辺りが限界のようで、枯れ葉が目だち始めています。
霧雨も落ちてきたので引き返すことも考えましたが、濡れた木道歩きは登りの方が楽なのです。
その内にやむでしょう・・・


山を歩きながら、いつも日本の自然の美しさに感激しています。


分岐に出ました。
ここから右に3.5KM、およそ2時間の登りで頂上です。

晴れていれば「谷川岳」(1963M)に登ろう、と思っていましたが、
雨は収まったものの、このガスでは登っても何も見えません。

主人も仕事の忙しい時期ですから、無理をして怪我されても困りますのでやめにします。

左の「天神峠」方面に進みました。


やがて木々がなくなって見晴らしが良くなり、振り返ると「谷川岳」が時々見えていました。

「魔の山」と言われる「谷川岳」ですが、ロープウェーを使って「天神平」からの「天神コース」を行けば
標高差500M、往復4時間で登れるわりと簡単な百名山です。

私は中学時代に父と一緒に、父の会社のハイキング部の方々に連れられて登った覚えがあります。


そして40代の後半で友人と登った時は、お花の綺麗な初夏だったので好印象の山の一つになりました

トマの耳とオキの耳の2つの頂を持つ双耳峰の山ですが、
この釣り尾根に高山植物がたくさん咲いていましたね。

でもそこから「マチガ沢」を覗き込んだ時、流石に「魔の山」の一端を見たようで足がすくみましたが・・・


雲が流れて、奥のオキの耳も見えてきたような・・・?


正面にリフトの天神峠駅が見えてきました。

ここから谷川岳の頂上を目指す三組の方々とすれ違いました。
「もう登ってきたのですか?」とビックリされましたが
「いえいえ下の天神平から紅葉の中をノンビリ写真を撮りながら、上がって来ただけですよ」と・・・

僅か30~40分の歩きだけでも十分満足した私たちでした。



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幼稚園の「運動会」と孫娘

2010年10月19日 | 
もすっかり深まってきて、朝晩は寒いくらいですね。
この所、関東南部はハッキリしないお天気が続いています

まだまだ夏の残暑が厳しかった今月初めの土曜日
初孫のハー君の通う幼稚園の運動会が行われました。


昔と変らない「カケッコ」があり・・・


園児全員の「大玉送り」もあり・・・
自分自身や我が子(息子)の子供時代の運動会を思い出して、懐かしくなりますね。


♪青い青い空だよ、白い白い雲だよ♪
♪サモアの島、常夏だよ♪


年少さんの可愛いダンスが始まりました。
2歳半の孫娘、菜々ちゃんの目が輝き出します

この歌知ってるよ♪と、体が自然に動きますワタチも一緒に踊ろうっと・・・♪

女の子を育てた事がない私は、この孫娘の一挙一動に興味が沸きます。

「可愛い?」って聞くのが口癖で、
「とても可愛いよ~と答えると喜びます。
キラキラしたボタンや刺繍が大好きで、この日も私が着ていたポロシャツのハートのキラキラマークに興味深々でした。

もっぱらミニカーに興味があった、息子やお兄ちゃんのハー君とは全然違う孫娘です。

大げさに言えば、フランスのボーボワールが「第二の性」の中で書いた
「女に生まれるのではなく女になるのだ」という言葉も、
菜々ちゃんを見ているとハテナ?と思ってしまう私です。

女の子と男の子は、生まれながらに違うような気がしますね。


年長さんのにぃにぃとオカータンのダンスが始まりました

とてもお転婆な菜々ちゃんですが・・・「菜々もオカ~タンと一緒に踊りたい!」と大泣きです。



それでもオトータンと「未就園幼児のカケッコ」に参加して
絵本や塗り絵をもらってご機嫌は直りました
「良かったね」

来年は菜々ちゃんも三歳児入園です。
3月生まれだからハンデがありますが、にぃにぃに鍛えられているから大丈夫ね

青空の下で食べるオニギリも美味しいねどこのお父さん達も、我が子の撮影に大忙しです


<>

午後の一番は年長さんによる恒例の「組み体操」
マウスオンでご覧下さい

<>

こちらもマウスオンです

クラスで一番背が高いハー君は後の方でよく見えませんが・・・
こんなこともあんなこともできるようになりました。
みんなよく頑張ったね~

まだまだ幼かった年少さんの時は、港北ニュータウンの「仏教系の幼稚園」で、
小学校の校庭を借りての大々的な運動会でした。

そして去年は我家近くに引越してきて、
新しい幼稚園に転入してすぐの運動会でしたね。

今年はすっかり逞しくなって、見事な「組み体操」を披露してくれたハー君・・・

「何だかジ~ンとくるなぁ~」
オトウタンもオカアタンもウルウルしながら見ています。
そんな中、孫娘は・・・?

カッコイイにぃにぃの写真、ワタチも撮ったのよ
ばぁ~ばぁ~たちもハイ!ポーズ♪
でも見ているだけじゃツマンナイわワタチだって上手いのよ

元気いっぱいの菜々ちゃんです。

一昨年は終始乳母車の中で寝ていたね。
そのすぐ後「肺炎」を患っての一週間の入院は皆がとても心配しましたね。

そして去年は「運動会」の意味も判らず、ママやバ~バの化粧ポーチを手に
クリームと口紅を塗りたくっていた孫娘・・・
途中で横須賀バ~バに抱っこされて「お昼寝」に帰りました。

今年は元気いっぱいに応援席で動き回っていましたよ。

息子夫婦は私に似ているといいますが、下がり気味の眉毛は主人ソックリ・・・
「お転婆さんの菜々ちゃんは、山ガールになりますか?」

<>

競技の最後は父兄による「クラス対抗リレー」
マウスオンでご覧下さい

皆さん力が入っていますが、狭い園庭でのカーブ続きのコースは転ぶ人が続出です
お怪我はなかったでしょうか

こうして朝の9時から午後2時半までの「幼稚園の運動会」は、快晴に恵まれて無事終了しましたが
この後、私は仕事に駆けつけての大忙しで疲れ果て、すっかり風邪をひきました。

それでも次の週には山と紅葉に癒され、ヨガのストレッチも効いて、
体調もすっかり良くなりましたことをご報告いたします。

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紅葉登山2・酸ヶ平から「東吾妻山」へ

2010年10月14日 | 山シリーズ

「一切経山」「東吾妻山」との間の高台には酸ヶ平・鎌沼・姥が原が広がっています。

一切経山を下ってきた私たちは、酸ヶ平の非難小屋でトイレ休憩が与えられ、
この分岐で集合しました。(簡易水洗の立派なトイレでしたよ)

ここから「鎌沼経由で東吾妻山頂上」を目ざします。
夏には特産種「アズマホシクサ」や「ワタスゲ」「コケモモ」などが見られる湿原は秋色に染まっていました。


草紅葉の中の木道をおよそ400m進むと、カマの形をした「鎌沼」の淵に出ます。
この頃から空模様が怪しくなってきました。

「姥が原の分岐」で全員が雨具を着装しました。
ゴツイ登山靴を履いていますから、ズボンをはくのが一苦労・・・
ビニール袋があると便利です。

「ここからいよいよ東吾妻山への45分の登りが始まります」
「今回のコース中で一番の急な登りなので、自信がない人はこのまま浄土平に下っても結構です」
とガイドさんが声を張り上げました。

一瞬「心臓は大丈夫かしら?」と不安がよぎりましたが
「お守りのニトロもあるし、45分ならどうにかなりそう」と、登ることにしました。
風邪気味だった体も、この日は案外軽く、調子よく歩けましたし・・・

結局、脱落者は一人もいなくて、26人全員で頂上に向って登りました。


雨の東吾妻山頂上(1974.7m)から、裏磐梯の「小野川湖と桧原湖」がうっすらと見えていました。


晴れていれば、湖沼群を従え天を突く「磐梯山」が左手に見えるのですが
この日は残念ながら雲の中でした。


反対側の、登ってきた登山道の向こうに目をやると、歩いてきた「一切経山」と「鎌沼」が見えています。

画像はありませんが、この左手に続く山々が「吾妻山主脈縦走路」・・・
20km先の主峰「西吾妻山」(2035m)に続いています。

百名山の標識が建っているのは標高が高い「西吾妻山」ですが、展望は「東吾妻山」の方が断然勝りますね。
10年以上前の秋に、主人と山形県側の「白布スキー場」から「西吾妻山」登りましたが、
ケンカしながらの登山でした
古い写真が残っていますので機会があったらUPしたいと思います。


登った登山道を再び下り「姥が原」に戻りました。

「東吾妻山」への登山道は樹林の中の暗くてうっそうとした一本道で、
ガイドさんのお話では「大雨になると水が大量に流れて、川のようになるので要注意」とか・・・

そのため結構荒れていて、ゴロゴロとした赤石の中に倒木などがあり瞬間撮影は無理でした。
手を使っての上り下りが要求されますが、迷いそうな箇所はありません。

私は下りで突き出ていた樹の幹にしたたかオデコをぶつけましたよ


幸い雨は小康状態・・・
湖沼の点在する「姥が原」の木道歩きは(滑りやすいのが難ですが)、
清々しい景色が続き、気持ちの良いところでした。


そして下るに従って、目にも鮮やかな紅葉が広がってきます。


「吾妻小富士」が見えてきて、撮影タイムが設けられました。


「浄土平」の大駐車場も見えていて、ゴールも間近です。

ここから先は、皆それぞれ携帯電話のカメラであちこち写している人も出てきて、お互い譲り合って進みます。


最後に紅葉のトンネルを抜けると、レストハウスやビジターセンターの建ち並ぶ「浄土平」に到着です。
時計を見ると11時半・・・
朝6時に出発して5時間半の軽登山を楽しみました

>


足元の周辺が真っ赤に染まっていました。



「ヒメシャクナゲ」が、来年用の蕾みを付けていましたよ。

「磐梯吾妻スカイライン」浄土平の周辺の木々の紅葉や草紅葉も見事です

「浄土平」のレストハウスで各自お食事を済ませてから、12時45分に出発です。
スカイラインを下って「新野地温泉」に向いました。

目的地手前で、「鷲倉温泉」の建物を見て、Yさんと懐かしみました。

女三人で「安達太良山~箕輪山~鬼面山」と縦走してヘロヘロになり
ようやくたどり着いて泊まったのがここだったのです。

「50代前半の頃は山と言えば縦走が当たり前で、私たちも元気だったわね~」
「翌日は磐梯山にも登ったものね~」


「新野地温泉・秘湯の湯」では、与えられた1時間で、風情ある内湯と野天風呂を満喫しました。


湯の花が浮ぶ純粋かけ流し
目の前で噴出する湯煙を見ながらの温泉はサイコーです
湯上りのもこたえられません
後はシャンデリアが輝く豪華バスの中で寝ていくだけ

こうして「夜行日帰り」の弾丸ツァーは無事終了となりました。


gooさんの「新規投稿」画面の大幅なリニューアルにより、
今まで使っていたマウスオンのソースが作動しなくなりました。
よって10月16日、画像を2枚追加しました。





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紅葉登山1・浄土平から「一切経山」へ

2010年10月10日 | 山シリーズ
浄土平「吾妻小富士」

全国的にお天気が崩れて大雨になるという予報の10月9日(土曜日)
ツァー登山に参加して「紅葉の一切経山と東吾妻山」に登ってきました。

関東以北にお住まいでドライブ好きな方なら、一度は通った経験がおありかと思う
「磐梯吾妻スカイライン」の浄土平が今回の登山の発着地点です。

東北・福島県の「浄土平」周辺の紅葉は、まさに見頃を迎えていましたよ~

我家も二度ほどここは車で走っていて、10年前にはこの浄土平から往復30分の
大きな火口を持つ「吾妻小富士」に、主人と2人で登った覚えがあります。


この日は西からやって来る雨雲との競争でした。

最後に降られましたが、今年は夏の猛暑で秋のお花もすべて遅れているし、
「紅葉はまだ早いに違いない」と思い込んでいましたから・・・
この織り錦の中を歩けるなんて全然期待はしていませんでした。

「お天気が悪くてもこれだけ綺麗な紅葉が見られて大満足」と思いましたよ。


地図の青い線が今回歩いた4時間のルートです。
休憩を入れて5時間半の行程でした。

前日(金)の23時半、東京駅の北口からバスに乗り、朝6時から登山開始の
「夜行日帰り」弾丸ツァーです

朝5時、バスの車内で持ってきたおにぎりを食べ
浄土平の駐車場内にある大きくて綺麗なトイレで洗面、身支度を整えます。
私は前日から風邪がぶり返していたので風邪薬を飲みました。

6時、軽い体操をしてから参加者24名、ガイドさん2名の総勢26名で出発。
最初に「一切経山」を目指して歩き出しました。

標高1580mの早朝の「浄土平」は朝霧に包まれていました。


レストハウスやビジターセンター、天文台の横を通り抜け尾根に取り付き
噴煙を上げる「八幡焼け」と呼ばれる噴気孔の南縁を登っていきます。


「安達太良山と同じ様な赤い土ね」と、同行の山仲間Kさんと話しながら、
色付いたナナカマドやカエデなどの紅葉の中を歩ける嬉しさに心は弾んでいました。

ガイドさんを先頭に、浮石の多い急坂をユックリユックリ進みます。


足元にはサロメチールの匂いがする「シラタマ」の実がたくさん見られました。
団体行動ですから、ちょっとでも足を止めると「リズムが乱れる!」とクレームが出ます。

一番後ろに下がって「写真を撮ろうかなぁ~」と思っているうちに、5分の休憩タイムとなりました。
「シラタマ」の写真を撮り、スポーツ飲料を飲みます。
心配だった腰痛も気になりません。ホッ


およそ50分でようやく平らな木道に出ました。
「ここから登る予定でしたが、通行禁止なので酸ヶ平まで行き、そこから一切経山を目ざします」
ガイドさんが立ち止り、綱の張られた道を指差しながら説明してくれました。
有毒な火山ガスの影響でしょう。

有毒ガスにヒヤヒヤ・ドキドキしながら、山仲間と3人で歩いた「安達太良連山縦走」を思い出しました。
個人で来たなら慌てて地図を見るところですが、ツァーはガイドさん任せで気楽なものです。

「一切経山」頂上

酸ヶ平の非難小屋の脇を通り、砂礫のダラダラ道を30分登ると「一切経山」の頂上に到着です。

大きなケルンの立つ頂上は草木のない砂礫の台地で、霧の時には迷いやすいので要注意
この日は強い北風が吹きつけ、雲が激しく流れていました。


頂上からわずかに北へ移動すると「吾妻の瞳」と称される
神秘的なコバルトブルーが美しい「五色沼」が眼下に見えました


「霧の摩周湖みたいで素敵だわ~」
ピンカーンの時よりも、霧のカーテンで見えたり見えなかったりする時の「摩周湖」の方が感激が大きいのです。
冷たい風にさらされながら、全員が乙女の瞳のような「五色沼」にしばし魅入っていました。


同じ道を下ります。午前8時近くでしたが、雨はまだ降っていませんでした。

晴れていれば西の「吾妻連峰主脈」や「飯豊連峰」が望めるようですが・・・
私たちは色付いた近くの山々と「五色沼」が見られただけで満足でした。


今度は眼下に「鎌沼」と、その右手にこれから向う「東吾妻山」が見えてきました。
「カメラ、カメラ」とポケットの中を探っていると
「ハ~イ!撮影タイムです」とガイドさんが一時停止してくれました。

「鎌沼」の手前の「酸ヶ平」の草紅葉が赤く染まっています。


「あの下に見える非難小屋のトイレを使ってください。後は駐車場に戻るまでトイレはありません」

浮石の目立つ登山道を注意深く下ります。
雲が切れて、私はポケットからコンデジを取り出し歩きながらの瞬間撮影
危ない、危ない

「酸ヶ平」

登ってきた「一切経山」を「酸ヶ平」の分岐から見た風景です。

頂上は賽の河原のような砂礫の台地でしたが、
山の斜面はクマザサと針葉樹の緑の濃淡の中に点在する紅葉がポイントをなし・・・
そして「酸ヶ平」の赤い草紅葉の広がりがいっそう山の美しさを際立てていて、
まるで一福の「絵」のようでした。

風邪も腰痛も、大自然の中で癒され吹き飛んでしまったようです。
私は清々しい気分に浸っていました。

コメント (36)
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秋のお花を求めて鎌倉へ・・・

2010年10月07日 | 鎌倉散策
ピンチヒッターで呼ばれて、一ヶ月に2週間ほど、横浜市の公的施設の受付業務の仕事をしています。
月末・月初めの忙しい週をこなしていたら、ちょっと腰に違和感が・・・

この週末のカンカン照りの中、孫の幼稚園の運動会で4時間カメラを抱えてウロウロしていたら
ますます腰が重くなり、どっと疲れました

翌日、町内会の防災訓練に参加した頃には頭や喉まで痛くなって・・・
それでも朝見たTVで「鎌倉の宝戒寺の萩が満開」と聞き、行ってみる気になりました。

「宝戒寺」の萩

去年は9月初めに見に行き、チョット早めの5分咲きでしたが・・・
今年は10月初めで満開、3日の日曜日が最後の見頃のようでした。

久里浜緑地のコスモスも遅れているとか、今年の夏の猛暑の影響はお花全体に及んでいるようですね。
今日のTVニュースではススキが一ヶ月遅れと伝えていました


「宝戒寺」は白萩で有名なお寺です。

このお寺の詳しい事は去年の記事を参考にご覧下さい。
嗚呼~、それにしてもちっともカメラの腕が進歩していない私だゎ
やはりちゃんと習わないと上達は望めないのかしら?


日曜午後の鎌倉のお寺は、どの風景を撮っても人の姿が入ります。


この日は夕方から雨になる予報で、時々雲が広がりますが、すぐ叉晴れて暑くなり、
上着を脱ぎました。
お花の誘惑に負け、無理して鎌倉に行きましたが、その内胃腸の調子がおかしくなってきました。

駅近くの「大巧寺」を通リ抜けて、足早に帰ります。

おんめさま・「大巧寺」の花々
シュウメイギク

「大巧寺」は産女(うぶめ)霊神「おんめさま」がまつられ、安産を願う人々に信仰されています。
この10月3日は日曜日で戌の日だったせいか、たくさんの若い夫婦がお参りに来ていました。


「シロシキブ」

健康診断は異常ナシでしたが、私、最近チョット健康に自信を失いかけています。

一ヶ月くらい前に、急に胸が苦しくなり10分ほど横になったことがあります
翌日観劇で明治座に行ったのですが、時々心臓がドキドキしていました。

心臓の手術をしたマルさんに訴えると、「神経性ね」と・・・
何度も検査したことがある友人のtaeさんに話すと「狭心症よ。ニトロを持ち歩いた方がいいわよ」と・・・

2ヶ月に一度かかっているお医者さまに相談しても、
「血圧は異常なし」と、さほど相手にされませんでした。

心電図の検査も、まさに苦しいその時でないと異常は出ないようですね。


「ホトトギス」

最近、友人の一人が市の60歳の無料健康診断で引っかかり、
精密監査の結果早期のガンが見つかりました。

たまたま受けたオプションのガン検診で発見できたそうで・・・
「ガンって案外簡単に出来ちゃうものなのね」
という彼女の言葉が忘れられません。

私は職場の健康診断ですからオプションはありません。
時々痛む胃や腸は「もしかしたらと不安になります。


「アマギノクサギ」

この日、家に帰ると完全に風邪の症状が出ていました。
頭が痛い、喉が痛い、お腹が痛い、全身がザワザワする・・・

食事もせずに早めの「○ブロン」を飲んでひたすら寝ましたよ。

翌日もゴロゴロ・・・
私は明日、背中にコブのような腫れ物が出来た母親を病院に連れて行く予定があるので
何が何でも風邪は治さなくてはなりません。

その次の日は友人との食事会、週末は山仲間と東北の山登り
予定が詰まっていて、寝てはいられないのです。

ひたすら睡眠をとって、今日はどうにか元気になりました。

狭心症の心配とガンノイローゼはまだちょっと残っているけど、元気な内に楽しまなくてはと焦ります。



コメント (20)
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奥武蔵ハイキング2・秋の実り

2010年10月01日 | 山シリーズ

最初に寄った「巾着田」の彼岸花は殆んど咲いていませんでしたが、
周辺農家の方が開いた出店が並んでいました。

<>

マウスオンでご覧下さい

福を呼ぶ「赤色飾りナス」が面白い・・・


最近は飾っても食べても楽しい秋の収穫物が増えているのですね。
帰り道なら買っていきたかった・・・


こちらは我家周辺で採れた「山栗」です。

何分茹でたらいいのか分らなかったので、テキトーに火にかけていたら
焦がしてしまいました

ところがこれが「天津甘栗」のように美味しかったのです


そしてこちらは、仕事仲間からいただいた見事な栗
ご実家の在る「四国産」だそうです。

我家の裏山で採れた「山栗」を横に並べてみました。

さてさて今日は秋の味「栗ご飯」「渋皮煮」でも作りましょうか・・・

下記でご紹介した「巾着田」から「日和田山~物見山」コースをデジブックに纏めました。
大きな画像でごらんになりたい方はこちらでどうぞ。
デジブック 『日和田山・ハイキング』


コメントはデジブックか叉は下記の記事にお願い致します
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奥武蔵ハイキング1・「日和田山から物見山」

2010年10月01日 | 山シリーズ
横浜南部の我家から「池袋」は東京の中でも一番遠い街というイメージを持っていましたが・・・
「湘南ライン」の本数が増えて、大船から1時間で行けることを知りました。

池袋から特急「レッドアロー号」の季節限定の臨時便を使えば、
我家から高麗駅まで2時間で行けるのです。

お彼岸の頃の山登りなら「巾着田の彼岸花」を見てから
その近くの「日和田山~物見山」を歩けば一石二鳥

という山仲間のYさんの企画にもろ手を挙げて賛成しました。

先にご紹介したとおり、今年の猛暑続きで彼岸花はさほど咲いていませんでしたが・・・

でも、でも「私たちは山登りを楽しむのが第一の目的よ」と気を取り直し、
「巾着田」の目の前に見えている「日和田山」に向いました。


この日(9月20日)はまだまだ残暑が残っていましたが、緑豊かな登山道に入ると
爽やかな空気が感じられました。


「金刀比羅神社」の鳥居をくぐって進むと、
10分くらいで「男坂」と「女坂」の分岐に出ます。

モチロン私たちは「男坂」


急坂が続く「男坂」


最後は岩にしがみつくように登っていきます。
「ダラダラ登りよりも、こういう登りの方が断然面白いわ」

とは言うものの、この所の体調不良で頭がクラクラしていた私・・・
それでもポケットに入れたコンデジを出して、写真を撮りました。


お転婆心が発揮できる岩登りを楽しむと、その先に「金刀比羅神社」の奥の院が現れ
振り返ると遠く丹沢の山々が望めました。

そして眼下には高麗の里と緑の巾着田が広がっていました。
彼岸花の満開時には赤く染まった巾着田が見えるらしい・・・


神社の脇を5~6分登って行くと「日和田山」頂上です。
1時間足らずであっけなく着きました。

簡単に登れる「日和田山」・・・
多くの老若男女であふれていました。

遠く日高市の街並みを見ながら、ベンチに座り持ってきたオムスビを食べながらのお喋りタイムです。

90歳過ぎの実のお母様を自宅介護なさりながら、お琴の先生をしているYさんは
年に何回もの演奏会をこなしている超多忙人。

そんな彼女もお嬢さんの出産を控えた7月に体調を崩し、2人で行くはずだった「夏山登山」を諦めました。
私も母親の入退院が続いて、ヘロヘロになった夏でしたものね。

3年前にお兄様を亡くした彼女がシンミリと
「とにかく親より長く生きる事が一番の親孝行よ。
「母を見ていると順番どおりが大事だとつくづく思うわ」
ちなみに、彼女の精密検査は「異常なし」だったとか、良かった!良かった!

30分ほど休憩してから、次の「物見山」に向けて出発しました。


一度下って、山里の「駒高」にでます。
休憩所とトイレが完備されていました。

再び林の中の登山道を登り返えすと、30分足らずで「物見山」頂上に出ます。

<>

頂上にはたくさんのベンチが置かれ、グループで来ていた若者たちが楽しそうに語り合っていました。

今話題になっている「山ガール」「山ボーイ」の方々の姿をマウスオンでご覧下さい
ここでは「山ばぁ~」よりも、若い方々の方が断然多かった

私の青春時代は「合ハイ」が盛んでしたが、今再び流行り出しているのでしょうか?
それにしても皆さんお洒落な山スタイルですね。

杉やヒノキの林の中を更に進み「北向地蔵」に向います。


尾根つたいを40分歩くと「北向地蔵」にでました。

”天明6年(1785)、悪疫を防ぐため野州岩船地蔵より分身として譲り受け
北にある岩舟地蔵に向かい合わせで守護神としたと伝えられた”

現在は男女の逢瀬をとりもつ延喜地蔵として親しまれているそうです。

どうりで若い方たちが多いのかも・・・


「武蔵横手駅」方面に下っていくと、左手に「五常の滝」へ通じるわき道がありました。

滝は落差約12m、滝壺には滝不動尊が祀られています。
南北朝時代、高麗一族の武者がこの滝で身を清め、戦場に向かったという伝説が残っています。


ここから先はひたすら林道歩きが続きます。

道路わきには「ホトトギス」などの秋の野の花が見られました。
昨年の同じ頃、湯河原の「幕山」では秋の七草の内6種類が咲いていたのに
今回歩いたコースはあまりお花は咲いていませんでした。


でも去年幕山で覚えた「キバナアキギリ」に再び出会えて嬉しい限りでした。

写真を撮りながら30分歩くと突然「武蔵横手駅」が現れ、タッチの差で飯能行きの電車が出てしまいました。

「もう丹沢や奥多摩、中央線沿線の山々も登りつくしたし、これからは奥武蔵や秩父の山を歩きましょう」
自販機で買った冷たいコーラを飲みながら、2人でもう一度地図を眺めて確認しました。



コメント (16)
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