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11月に入って爽やかな「秋晴れ」が続いています


我が家からも富士山がクッキリと見えました。
こちらは11月2日、朝7時半の富士山、雪の帽子が北側に垂れ下がるように見えていますね。
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こちらは同じ日の朝10時半の富士山です。雲が少し沸いてきました。
この日は午後から曇り富士山は姿を隠しましたが、湿度が低くかったせいか?
夕方再びシルエットの富士山が見えていました。
昨日の文化の日は、晴天に恵まれましたが、何故か?
富士山は終始姿を見せませんでした。
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そしてこちらが今日4日の朝10時、我が家の2Fのベランダから見た富士山です。
天気予報は晴れマークですが、手前には黒い雲が・・・
我が家上空も北東の東京方面も雲に覆われていました



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300mmのズームレンズで見てみると、富士山も箱根連山も明るく輝いていますから
きっと午後からは晴れるでしょう・・・
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案の定、午後から晴れて、夕方5時過ぎにはご覧のような富士山が見えましたよ


変りやすい秋の空の移り変わりを、私の部屋から垣間見させてもらいました。












さて、私たちは「奥利根ゆけむり街道・モミジライン」の「照葉峡」から尾瀬・戸倉までの
素晴らしい紅葉を満喫し、片品村に出て、国道120号線(通称・日本のロマンチック街道)に入り
日光の金精峠に向いました



奥日光「丸沼」
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お天気が良ければ、丸沼高原からロープウェーに乗り「日光白根山」に登りたかったのですが・・・
この日もガスがかかり「日光白根山」の姿は見えず、時間も11時近くなっていたので諦めました

そして行ったのが「丸沼」湖畔です。
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標高1428mに位置する「丸沼」は日光白根山が大噴火した時、
流れ出た溶岩によってできたせき止め湖です。
秋にはブナや白樺の紅葉が美しいところですが、そろそろ紅葉も終わりでした

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枯葉の絨毯の上を歩き、白樺やダケカンバの森を抜けて湖畔を半周し、
「大尻沼」まで2時間で行く散策路があります。
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晩秋の湖畔は寒いくらいです。少し歩いて引き返しました。
そんな中を釣り人が沼の中で釣り糸を垂れています。
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手足も冷えたので、車のエアコンのヒーターを入れて「金精峠」に向いました。
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「金精峠」の手前の、標高1731mの所に「菅沼」があります。
この辺りはもう紅葉も終っていましたので、そのまま車を止めずに進みましたが・・・
ここには印象深い思い出があるのです。
今から14~15年くらい前の夏、夏山登山に北アルプスの「黒部五郎~三俣蓮華~双六岳」縦走を決め
山仲間のKさんと足馴らし登山にこの「日光白根山」を登りました。
浅草出発の夜行電車に乗り、早朝「東武・鬼怒川駅」から湯元温泉までバスで入りました。
そして5時間半かけて、標高差1100mの「日光白根山」頂上に立ったのです。
その頃の「日光白根山」登山のメーンルートは標高差800mの「菅沼」からの登山道でした。
でも「菅沼」まではバス便がなかったので、私とKさんは湯元温泉からの古い登山道を頑張りました。
人が殆んど歩いていなくて、出会った登山者は同じ年頃のご夫妻のみ・・・
登山道も全く整備されていなくて、倒木がゴロゴロ、
その中をまたいだりくぐったりしながら登った「前白根山」経由の「日光白根山」は
とてもきつくて苦しい山でした

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今では「丸沼高原」のロープウェーを使えば、標高2000mまで登れてしまうらしい。
画像はロープウエーの山頂駅から見える「日光白根山」の姿だそうです。
関東以北では一番高い標高2578mのこの活火山も、往復4時間半で行ってこられるようになりました。
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私とKさんは「白根山頂上」から再び、
「五色山」経由でバス便のある湯元温泉を目指しましたが、その頃から私の膝が痛み出しました

一緒に歩いた千葉から来たというF夫妻と別れて、急遽私たちは楽なコースの「菅沼」に下る事にしました。
そして「菅沼」の駐車場でタクシーを呼ぶと、「渋滞しているので行けない」という返事

Kさんと2人で呆然としていると、「あら!私の登山靴と同じだわ!」と、私のシリオの登山靴を見て
中高年の女性が声をかけてきました。
尾瀬を歩いてきたご夫婦でした。
カクカクしかじかで帰れないでいると話すと、そのご夫妻は「どうせ帰り道だから」と
親切にも高級乗用車のクラウンで「東武・鬼怒川駅」まで送ってくれました。
忘れられない「日光白根山」の思い出です。
それ以後「何処の山が一番きつかった?」と聞かれると
「断然日光白根山!」と答える私とKさんです。
この10日後に、有峰口から太郎平の小屋まで登り、「黒部五郎岳」から新穂高まで縦走した
3泊4日の北アルプス・ダイヤモンドコースよりも苦しかった!ですね

奥日光「湯の湖」
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金精峠の紅葉は終っていましたが、「湯元温泉」に近い「湯の湖」の紅葉が丁度見頃でした。
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流石に人気のある「日光の紅葉」は絵になります



平日でしたが人もいっぱいでした。

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本当はこの「湯の湖」湖畔で昼食をとるつもりでしたが、駐車場がいっぱいで諦めました。
主人は何故か?ホッとしたようです。
日光と言えば、3年前の秋の一歩間違っていたら私の命も危なかった

思い出が拭い去らないようです。
あの時もこの「湯の湖」湖畔で昼食を食べて、それから事故ったのでした

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最近では、新しい思い出を作るよりも、あの山・この温泉と懐かしい思い出をたどる事の方が多くなってきました。
でも、交通事故の思い出はゴメンですね。
この時の紅葉は竜頭の滝くらいまでで、中禅寺湖から下は濃い霧の中でした。
私がイネムリをすると運転する主人も危ないので

東北自動車道では私が食後の運転を交代して、どうにか無事で我が家にたどり着きました。
つかれたぁぁ~

山を登って温泉に浸かり、後はビールを飲んで寝て帰るツァーの方が気楽ですが
思い出としたら今回の旅の方が断然残るのでしょうね。