花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

初冬の箱根ハイキング・「長尾峠から湖尻峠へ」

2009年12月11日 | 山シリーズ
朝から冷たい雨が降っています
「氷雨」と言っても過言ではない寒さで震え上がっています。ブルブルブル・・
そんな中を東方西走の私・・・
車だからまだ良いのですが


この「箱根」をハイキングした日はとても穏やかな日和で、12月とは思えない暖かさでした。
ただ「丸岳」から「長尾峠」に向かう頃にはガスがかかり、
富士山も時々姿を消すことも・・・

「長尾峠」の展望台には寄らずに、仙石原へ下る道を左に分けて分岐を
そのまま真っ直ぐに進みました。

私は以前、主人と車で大きな駐車場とトイレのある「長尾峠」に行った事がありますが・・・
KさんとYさんは「長尾峠は一体どこだったの?」と首を傾げていました。
「長尾峠駐車場→」という案内板はありましたが、登山道に「長尾峠」という標識はありませんでした。
その点が少々分りづらかったですね。


「分岐」から先からの登山道は有料道路の「箱根スカイライン」に沿って歩くようになります。
所々に駐車スペースが見えていて、車で来た人もそこから歩いて上れる
「富士山」の眺めが良い展望台公園として整備されているようでした。
でも富士山が見られなければ単なる広場のようですが・・・


その内、霧が晴れて青空が広がりだし、再びハコネダケの茂る中の歩きを繰り返し・・・


開けた展望台に出ると、裾野まで見えている富士山が顔を覗かせました
画面の右手に見えているハコネダケの中を下ってきたのです


ようやく雲の帯が取れた富士山です。


「丸岳」頂上からおよそ100分、ひたすら歩いてここまできました。
目ざす「湖尻峠」がもうすぐです。


「乙女峠」からの歩いてきたルートがよく見えていました。

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そして目の前には「芦ノ湖」
マウスオンでご覧下さい

ここからドン!と下り、「芦ノ湖」の対岸の船着場のある「桃源台」まで
ひたすら歩きます。


気持ちの良いカヤトの中の下りです
右手奥に「駒ケ岳」が見えてきました。
その左の高い山が箱根で一番高い「神山」、その横のポコンと突きでているのが「冠ヶ岳」です。

10年以上前の真冬に、深い雪の中あのコースを歩いた事があります。
画像的には「八甲田山・雪中行軍」のようでした


カヤトの中の急坂を下ると「湖尻峠」です。
向うに見えている山が、1年前の11月下旬に歩いた「三国山」


歩いているトレイルを振り返ってみました。
この日はポケットに入る小さなコンデジカメラだけでの撮影です。

前回、あの三国山から湖尻峠に下る登山道で見たこちら側の、カヤトの中の道がとても素敵に見えて
「次回は是非この続きの道をつなげようと決まったのです。

実際に歩いてみても、爽やかな風に銀色のカヤトがなびき、気持ちの良い登山道でした


「箱根スカイライン」と「芦ノ湖スカイライン」が交わる所まで急降下すると、
そこが「湖尻峠」・・・
反対側から下ってきた去年のコースとここでつながりました

この先は滑りやすい石畳の道の下りが続きます。
38人の団体様ご一行と一緒になり、大渋滞・・・
町内会の「ハイキングクラブ」の一行だそうですが、平均年齢は70歳を過ぎている感じ
どこを歩いても、日本全国の山々は元気な中高年ハイカーの方々ばかりです。

転ばないように団体さんたちは皆慎重に歩くので「深良水門」までの下りは倍の時間がかかりました。
ここは江戸時代の治水事業で有名な水門なのですが、詳しい事は一年前の記事をご覧下さい。

こうして午後の2時半過ぎに、バスの発着場所の有る「湖尻・桃源台」にたどり着きました。
前回は連休で箱根の道路は大渋滞、ここから箱根湯本までバスで4時間かかった苦い経験があるので、
今回はここで一休みをしないで、すぐにバスに乗り込み湯本まで下ることにしました。

4時頃湯本に到着し、新しくリニューアルなった「湯本駅構内」のカフェでお茶して、
ささやかな我らの忘年登山のフィニッシュとしました。

      

来週、父は90歳の誕生日を迎えます卒寿のお祝いです
弟が施設近くのファミレスで、お祝いの会を催す計画を立てましたが・・・
新型インフルエンザが猛威をふるっている中、人ごみに連れ出すのは考えもの

ひ孫のハー君や菜々ちゃんを逢わせたい思いは山々ですが、
施設側の許可がおりません。
私は今日東奔西走し、施設の個室の応接室を予約し、
お料理は出前をとる事で決めてきました。


帰ってきたら何だか体がゾクゾクしてきて、ちょっと熱っぽい
明日は仕事の交替で出勤だし、父のお祝いは明後日なのでその準備もあります。
私、今寝込むわけにはいかないので~す


コメント (16)
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