2月3日の節分には今年の吉方「北北西」に向いて「恵方巻き」を食べ
大豆をまくとお掃除が大変なので、今年は「落花生」をまきました。
ご近所の耳もあり恥ずかしいので、小さな声で庭に向けて「鬼は外~」
2~3年前から出没している「台湾リス」が喜んで、フャミリーで来られたら困ります
「来年からもうやめようぜ、我が家には鬼はいない」と夫は申しますが・・・
最近はやらないお宅が多いのでしょうか
2月4日・「立春」の陽光
明けて4日は「立春」です。
朝からピカピカに晴れ渡り、前日までの寒さが緩みました。
早速孫たちと、近くの公園で凧揚げを楽しみました。
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この日は、早春の太陽の光が注ぐ暖かい日和で、
私が差し入れたサンドイッチを「この公園で食べたい」と、孫達が願うほどに
気持ちの良い暦どうりの「立春」でした。
ところが、ところが、翌日は曇り空となり
月曜日から火曜日にかけては嵐のような風雨で
私は夜中に何度も目を覚ましました
2月5日・新年初ハイキング「大楠山」へ
山仲間のスケジュールが唯一合った、5日の日曜日、
午前中に三浦半島の「大楠山」へ登り、午後は麓の阿部倉温泉で「新年会」を楽しみました。
逗子駅から、「佐島マリーナ」や「横須賀市民病院」行きのバスに乗りおよそ20分
「前田橋」で下車し、すぐに左手の道に入り、「前田川の遊歩道」を歩きます。
木道や飛び石が施され、気持ちの良い遊歩道です。
住宅地の中を流れる川ですが、水はとても綺麗・・・
大楠山から湧き出しているのでしょうか?
天気予報は「晴れのち曇り」でしたが、残念ながら朝から太陽は顔を出しません
でも厳しい寒さが少し緩みました。
遊歩道は800m続き、いよいよ「大楠山」の登山口です。
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木々が茂る中を行きますから、風は通りません。
だんだん汗ばんできて、上着を脱いで登ります。
三浦半島についてのクイズの看板が所々に立っています。
我々3人は横浜&鎌倉など、お隣の市に住む住民ですが、横須賀の事はトンと分っていなかった
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流石に三浦半島の南端は暖かいのでしょうね。
やがて、大きな「塔」が現れますが「ここが頂上」
まだお花が咲いていませんが、周囲は菜の花畑や桜の木がたくさんありました。
ここは国土交通省管轄の、雨量観測レーダーが設置されているそうです。
「敬宮愛子様お誕生の記念樹」と石碑がありました。
天皇陛下ご夫妻の手に寄るものらしい・・・
この「大楠山」には4つのコースがあり、「大楠・芦名コース」はここまで車でも登れるのです。
私達は「塔の上」に登ってみました。
前日の「立春」の日は晴れて富士山も綺麗でしたが、残念ながらこの日はお天気がイマイチで
江ノ島の向うに見えるはずの富士山も雲の中でした。
こちらは三浦半島の先端「城ヶ島」の西側、「油壺」のある辺りでしょうか・・・
そしてこちらが「城ヶ島」の東側、東京湾を隔てて房総半島が見えていました。
あちらの鉄塔のある所が、三浦半島で一番高い「大楠山」の頂上(242m)のようです。
「最後に急登があるのかしら」と3人で期待しました。
実は、2日前の節分の日に「横須賀市役所」にTELして、登山道の様子を聞いたのです。
「前日の朝雪が降りましたから、登山道は滑って危険です。」
「その上、前田川コースは急なので特に気をつけてください」と言われました。
大楠山は我が家近くの「地元の山」という思いですが、
前回新松田側から登った箱根の金時山北面が、
思いがけずアイスバーンだったのが強烈なトラウマになっていて・・・
我々は4本爪の軽アイゼンをザックに入れてきました。
何しろ家の前の北側の道路も凍る厳しい寒さが続きましたものね。
ですから、あっけなく登ってしまったここまでの登山道が、信じられなかったのです。
「頂上まで、あと150mよ」と2人に声をかけ、私達は登って行きました。