花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

立春・そして「大楠山」ハイキング」(1)

2012年02月07日 | 山シリーズ

2月3日の節分には今年の吉方「北北西」に向いて「恵方巻き」を食べ
大豆をまくとお掃除が大変なので、今年は「落花生」をまきました。

ご近所の耳もあり恥ずかしいので、小さな声で庭に向けて「鬼は外~

2~3年前から出没している「台湾リス」が喜んで、フャミリーで来られたら困ります
「来年からもうやめようぜ、我が家には鬼はいない」と夫は申しますが・・・
最近はやらないお宅が多いのでしょうか

2月4日・「立春」の陽光
明けて4日は「立春」です。
朝からピカピカに晴れ渡り、前日までの寒さが緩みました。

早速孫たちと、近くの公園で凧揚げを楽しみました。

ハー君の作ったビニール凧です。じぃ~じが見本示しますが、風が足りない・・・



トータンが走り、菜々ちゃんが追いかけます。ハー君も必至に頑張って走る!走る!



凧は見事に揚がりましたお昼になっても富士山がハッキリと見えていた。


この日は、早春の太陽の光が注ぐ暖かい日和で
私が差し入れたサンドイッチを「この公園で食べたい」と、孫達が願うほどに
気持ちの良い暦どうりの「立春」でした。

ところが、ところが、翌日は曇り空となり
月曜日から火曜日にかけては嵐のような風雨で
私は夜中に何度も目を覚ましました


2月5日・新年初ハイキング「大楠山」へ
山仲間のスケジュールが唯一合った、5日の日曜日
午前中に三浦半島の「大楠山」へ登り、午後は麓の阿部倉温泉で「新年会」を楽しみました。


逗子駅から、「佐島マリーナ」や「横須賀市民病院」行きのバスに乗りおよそ20分
「前田橋」で下車し、すぐに左手の道に入り、「前田川の遊歩道」を歩きます。


木道や飛び石が施され、気持ちの良い遊歩道です。
住宅地の中を流れる川ですが、水はとても綺麗・・・
大楠山から湧き出しているのでしょうか?


天気予報は「晴れのち曇り」でしたが、残念ながら朝から太陽は顔を出しません
でも厳しい寒さが少し緩みました。

遊歩道は800m続き、いよいよ「大楠山」の登山口です。

頂上まではおよそ70分の「前田川コース」ひたすら階段の登りが続きます。


木々が茂る中を行きますから、風は通りません。
だんだん汗ばんできて、上着を脱いで登ります。


三浦半島についてのクイズの看板が所々に立っています。
我々3人は横浜&鎌倉など、お隣の市に住む住民ですが、横須賀の事はトンと分っていなかった

今年初めて野生のスミレを見つけました。アオキの実も色付き始めています。


流石に三浦半島の南端は暖かいのでしょうね。


やがて、大きな「塔」が現れますが「ここが頂上
まだお花が咲いていませんが、周囲は菜の花畑や桜の木がたくさんありました。

ここは国土交通省管轄の、雨量観測レーダーが設置されているそうです。


「敬宮愛子様お誕生の記念樹」と石碑がありました。
天皇陛下ご夫妻の手に寄るものらしい・・・

この「大楠山」には4つのコースがあり、「大楠・芦名コース」はここまで車でも登れるのです。

私達は「塔の上」に登ってみました。


前日の「立春」の日は晴れて富士山も綺麗でしたが、残念ながらこの日はお天気がイマイチで
江ノ島の向うに見えるはずの富士山も雲の中でした。


こちらは三浦半島の先端「城ヶ島」の西側、「油壺」のある辺りでしょうか・・・


そしてこちらが「城ヶ島」の東側、東京湾を隔てて房総半島が見えていました。


あちらの鉄塔のある所が、三浦半島で一番高い「大楠山」の頂上(242m)のようです。

「最後に急登があるのかしら」と3人で期待しました。

実は、2日前の節分の日に「横須賀市役所」にTELして、登山道の様子を聞いたのです。
「前日の朝雪が降りましたから、登山道は滑って危険です。」
「その上、前田川コースは急なので特に気をつけてください」
と言われました。

大楠山は我が家近くの「地元の山」という思いですが、
前回新松田側から登った箱根の金時山北面が、
思いがけずアイスバーンだったのが強烈なトラウマになっていて・・・
我々は4本爪の軽アイゼンをザックに入れてきました。

何しろ家の前の北側の道路も凍る厳しい寒さが続きましたものね。

ですから、あっけなく登ってしまったここまでの登山道が、信じられなかったのです。

「頂上まで、あと150mよ」と2人に声をかけ、私達は登って行きました。


コメント (22)
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