花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

秋のオフ会旅行(2)・二日目は奈良へ!その1

2018年11月12日 | 旅日記
晴れた日は毎朝起きて雨戸を開けた後、20分ほど庭の草取りや木々の枝切をします。
今年は暖かい秋晴れが続いたと思ったら、雨の多い日々があったりで・・・
草木はあっという間に伸びて、朝の20分程度の草取りでは到底追いつきません

でもそんなお天気のお陰で、畑の葉物類が順調に伸びて嬉しさも感じています。



南側の小菊の見頃が終わったら、今度は東側の小菊が咲きだしました。
白い可憐なお花です

北東に植わっている黄色とオレンジの小菊はまだ蕾、
花期が長く楽しめる小菊は手間もかからず、毎年健気に咲いて冬が近い事を知らせてくれますね。

前回マイブログの最後に記した、4日間連続外出のスケジュールをこなしたら疲れが出たのか?
風邪がぶり返し、今度は鼻水ずるずるでティッシュが手放せなくなりました。

歯の詰め物が取れて歯医者通いも再開です。70歳を超えると色々出てきますね~

オフ会の二泊三日の関西旅行記を続けます。

二日目は奈良へ(10月18日)
2時間くらい眠ったでしょうか・・・?
朝7時前に、ブログ友のあざみさん宅の二階の部屋で目覚めました。



これが噂のあざみさんのサンドウィッチ、ホテルのレストランでの朝食にも負けない美味しさです
コーヒーと一緒にいただいて準備をし、奈良観光に向かいます。

奈良公園と興福寺(世界遺産)
近鉄奈良行きの電車に乗って10時前に到着、荷物をコインロッカーに預けて歩き始めました。
二日目からはあざみさんの友人のFさんが加わり、案内をしてくれました。



興福寺見学の前に寄った「猿沢の池」
興福寺五重塔が周囲の柳と一緒に水面に映る風景はとても美しいらしい・・・

でも私がカメラを向けたのは奈良ホテルが写り込んだ反対側の風景です。
紅葉にはまだ早かったけど、秋の気配が感じらた古都の風景に見惚れましたわ。



猿沢の池の北側が興福寺、最初に目にした金堂は再建中でした。



公式ホームページより境内の地図をお借りしました。

興福寺は奈良市にある法相宗の大本山です。
669年に藤原鎌足の病気回復を祈願して、妻である鏡女王が造営した山階寺が起源

五重塔・三重塔そして八角の北円堂・東金堂は いずれも国宝、南円堂は重要文化財に指定されており
特に五重塔は古都奈良の象徴としても有名です。
国宝館には鎌倉時代の本尊千手観音菩薩像を中心に、興福寺の歴史に関する仏像・歴史史料などが収蔵されています。

ネットでの紹介記事を読み、記憶もおぼろげな昔々の学生時代に
半日だけ時間をとって行った奈良で訪ねたのが、この駅近の興福寺だったかなぁ~?と思い出しました。

その後大改修が行われたようで印象が違いますが・・・?



古都奈良を象徴する五重塔(国宝)は天平2年(730)興福寺の創建者藤原不比等の娘光明皇后が建立、
その後5回の焼失・再建をへて、応永33年(1426)頃再建された日本で2番目に高い塔だそうです。

外人さんと修学旅行生の姿が多いですね。



五重塔の北側には国宝「興福寺東金堂(こうふくじとうこんどう)」
神亀3年(726年)、聖武天皇が伯母にあたる元正天皇の病気平癒を祈願し、薬師三尊を安置する堂として創建。

五重塔も含めて、その後何度か焼失しているようですが、流石奈良のお寺は歴史が古い
私たちは興福寺を後にして、春日大社に向かいました。

奈良公園の鹿
奈良公園に生息するシカは国の天然記念物に指定されている野生動物で、飼育されている動物ではないそうです。
公園内に鎮座する春日大社の神使であるとされ、手厚く保護されているとか・・・



流石人間慣れしていますね。



ラッシーママさんが鹿せんべいを買って取り出したらあっという間に鹿に囲まれてしまいました。
外人さんの女性も同じ状態で笑っていましたよ。

私たちは信号を渡って、春日大社の大きな一の鳥居をくぐります。

春日大社(世界遺産)
本殿まで参道を歩いても1km以上あるようで、いやはや思った以上に広い境内でビックリ

「こちらに行くと趣のある高級料理屋さんが点在しているのよ」と、
あざみさんが参道から離れ右手に進みました。



観光客で溢れる参道から少し外れると、閑静なこのような空間があるとは驚きました。



いにしえの都の風情ある雰囲気のお料理屋さんで頂くお食事はとても贅沢な時間でしょうね~



猿沢の池から眺めた名門の「奈良ホテル」が再び見えてきました。
「時間があったら、あそこでお茶だけでもしたいわね~」



鷺池に浮かんでいるお堂(浮御堂)は六角形、絵になる風景が続きます。
やはり現地を知っているあざみさんとFさんの案内は団体ツァーでは行かない所を巡りますね。、



やっとやっと二の鳥居が見えてきました。

一の鳥居から東へ1.2kmの所に建つ二の鳥居は平安末期の創建
ここから聖域に入った感じがして心が引き締まります。



灯篭が並ぶ中を更に300m歩いて左手の階段を上がると、色鮮やかな南門が姿を現しました。
高さ12mもある春日大社最大の門で現在は、春日大社の正門となっています。



南門をくぐるとこのような幣殿・舞殿が建っていて、奥に朱塗りの建物が庭を挟んで見えています。
ここから先は有料の特別参拝入り口から進まねばならず、500円を払って中に入りました。



この鮮やかな建物は中門・御廊(重要文化財)

国宝の「ご本殿」は「春日造」と呼ばれる神社建築様式の御社が四棟並んでいるもので
普段は見ることができませんこちらでご覧ください。



長さ約81mの西回廊には約800年にもわたって様々な人から奉納された釣灯籠約1,000基がずらり・・・



矢印に従って更に進みます。



着いたところが霊験あらたかな「御蓋山の頂上浮雲峰の遥拝所」でした。

ウィキペディアによると、奈良の春日大社は中臣氏(後の藤原氏)の氏神を祭るために768年に創建された神社で
全国に約1000社ある春日神社の総本社だそうです。

春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が白い神鹿に乗ってやってきたと伝えられています。
(今、ブログを記するにあたって調べてみると、鹿島神宮も古い神社と知って驚きました)

20年位前のお正月に夫と成田山新勝寺~香取神社~鹿島神宮と、バスツァーに参加して巡った事がありました。
又訪ねてみようかしら・・・

そんなこんなの世界遺産巡りの奈良訪問、次はバスで「東大寺」に向かいましたが
長くなりましたので、次回にて写真紹介をしたいと思います。


コメント (18)
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