節分・立春と終えたとたんに寒さがやってきて、先週後半は震えました。
2月7日、OL時代の仲間4人で谷中から根津神社と歩きましたが、皆モコモココートに帽子姿。
そんな中、我が家の庭の梅が咲き出し(2/10写す)気持ちがほっこりしましたが・・・
この2~3日は南風が吹きだして、20度近い気温が続き梅も一気に満開になりました。
昨日(2月13日)ワンゲルで生田緑地の梅園に行きましたが、こちらはもう満開は過ぎていました
気温の急変に体調を保つのが大変ですが、今風邪をひいたら新型ウィルス騒ぎに巻き込まれそうで怖いです
ワンゲル「鎌倉88カ所巡り」その2(1月24日)
前回紹介した大船周辺のお寺巡りの続きです。
「玉縄首塚」
大船軒で昼食を終えてから歩きだし、道路わきの「首塚」の石碑やお地蔵様を見ながら
次のお寺を目指します。
大永6年(1526年)、下総小弓の城主里見氏との戦いで戦死した35人の首を
その時の玉縄城主、北条氏時が埋めて塚を築いた。
この石碑の横にお地蔵さまがズラリと並んでいました。
「聖天山・玉泉寺」(真言宗)
大船軒から歩いて20分の住宅地の中に佇むお寺です。山門はありませんでした。
祭られているお不動様の胎内には小さな不動(胎内不動)が入っているそうです。
秘仏本尊なので、正月三が日だけ御開帳されるとか・・・
私たちはお参りしましたが、ご本尊を見ることができませんでした。
境内には6体の欲張り地蔵が祭られています | 地獄道・飢餓道・畜生道・修護道・人間道・天道とあります |
山に囲まれ、平地の少ない鎌倉のお墓はこのような「やぐら」が多い
「陽谷山・龍宝寺」(曹洞宗)
文亀3年(1503年)、玉縄城主北条綱成が城の東北地に建てたお寺です。
その後天生3年(1575年)、北条氏勝(4代城主)により今の場所に移されました。
この山門は元禄年間にできたそうです。
冬桜が咲く境内には新井白石の碑があるとか・・・
昭和26年(1952年)に火災により焼け、昭和35年(1960年)に再建されました。
本尊は釈迦如来像で、五山レベルに匹敵するほどの広い境内は印象的でした。
「諏訪神社」
永正9年(1512)、北条早雲が小田原城の支城として玉縄城を築いた際、城内東北隅 (諏訪壇)に
鬼門除の鎮護神として信州諏訪神社を勧請しました。
玉縄城が廃城になった時、この場所に移されたとか | 長い長い階段を登って行きます |
参道階段を登り切ると左に本殿、右に神楽殿があります。木々に囲まれた山深い中に神社はありました。
城主氏勝が豊臣秀吉に敗れ、元和5年(1619)徳川氏が城郭を廃棄する時
村民が神社の荒廃を憂い現地に奉遷したそうですが・・・
歴史ある古い神楽殿には大きな落書きが書かれて、寂れた感じが漂っていました。
七曲・玉縄城大手門入り口・玉縄城址
玉縄城大手門に至る坂道を登って行きました。
玉縄城は自然の利を生かした山城です。
海までが見渡せるので攻めてくる敵も一目瞭然 | 私たちはひたすら登って行きました |
玉縄城址は登った先の住宅地の中に建つ「清泉女学校」の敷地内の山の上にありました。
前もってリーダーが許可を得ていたので、學校の門は鍵が開けられていました。
外堀すら自然の利を生かしていたようで、石積みなどの遺跡も何一つ残っていない城址です。
二等三角点と看板だけが山の頂上にありました。「山城」とはそのような場所なのですね。
(2/15・追記)この玉縄城址のすぐそばにある大船フラワーセンターにはこの地で生まれ育った
「玉縄桜」があります。
私は今から8年前の3月22日に、カメラ友のSさんとNHKTVで紹介されてすぐに観に行きました。
花期が2月中旬から3月下旬と大変早く、約1ヶ月の長期にわたって鑑賞できるのが特徴です。
昭和44年に台木養成を目的に「染井吉野」の種子を播種
その苗の中に発芽が半月ほど早い株があることを発見し、そのまま育成、昭和49年に初めて開花
花は「染井吉野」に似ていますが、20日ほど開花が早いことを確認、平成2年に種苗登録されたそうです。
品種名は、フラワーセンター近くの由緒ある地名の「玉縄」を「桜」に冠したものだそうです。
今年は暖冬ですから、そろそろ咲き始めるかも・・・?
今後ホームページの「開花情報」をチェックをしていこうと思います。
「ダイヤモンドプリンセス号」の新型ウィルスの感染者の数には驚かされますが
あくまでも「検疫中」という事で、管理されていると思っていましたが・・・
ついに我が神奈川県から、日本初の新型コロナウィルス肺炎での死者が出ました。
今夜のニュースでは他にも千葉・和歌山・名古屋・札幌と、中国に関係しない感染ルートの分からない患者が
次々に出たと聞きショックを受けました。
新型ウィルスはすでに市中に潜んでいるようでね。
2/7の谷中歩きや、2/13の「生田緑地の観梅」参加時、ラッシュの時間に電車に乗りましたが
どちらもマスク着装率は40~50%程度、サラリーマンの着装率が特に少なかった感じです。
東京のタクシー運転手の例では「屋形船での新年会」が原因
私もまだまだこれからコーラスやパトロールの会の新年会の予定が入っています。
「60歳以上の高齢者はできるだけ人混みに出ない事」とTVでは発信していますが、う~~んどうしよう
家に1人でこもっていると、私は不安から神経が危なくなりそうで怖いです