花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

5月4日は「みどりの日」

2007年05月04日 | 日常の日記

風薫る季節
我が家の玄関ドァーを開けたとたんに、眩しいばかりの緑が飛び込んできます

ゴールデンウィークの真っ最中ですが、今日5月4日は「みどりの日」なんですね。
4月29日は「昭和の日」と変わったようで・・・
古い人間はカレンダーの祝日もなかなか覚えられなくなりました


こちらもすぐ近くの緑いっぱいのお宅です。
ここのお庭は主人がやらせていただいていますが、裏には里山まであって、どてもやり甲斐のあるお庭です。
見えている雑木林の下の方に我が家が借りている菜園があります。
山奥の別荘地ではありません。鎌倉に近い横浜の郊外です。

そんな新緑の眩しい中、日光方面の旅行から帰ってきたパースのL&B夫妻と、日本での受け入れ先を引き受けている先輩ご夫妻がやってきました。
今週の我が家の玄関飾りは、やはりすべて我が家の庭のお花で活けました。
カラー、シラン、アイリス、ミヤコワスレ、モッコウバラ・・・





庭には小さなお花がたくさん咲いているのですが、今年はどうした事でしょう?
4月が寒すぎたせいでしょうか?
バラがまだ蕾みです。


五月人形の前で、パースからの客人を招いてのお食事会を開きました。
何年ぶりかで和室の掘りコタツをセットしました。
鎧兜の周りを彩る「紋を染めた旗」も息子宅から持ってきて飾り、賑やかになりました

この和室の前には藤棚があるのですが、残念ながら盛りは過ぎていて・・・
夜辛うじてライトUPして、Bさんご希望のウィステリア(フジ)が和室にいながらにして見られるようにしました。

クィーンエリザベスなどの一般的なバラはまだ咲いていませんが、モッコウバラが見頃になっています
白い清楚なミニバラです。
昨日今日と快晴で、一気に花開きました。








F夫妻はお天気の良かった土日は海辺の近くの観光で、肝心の日光では雨になり、寒さで震えていたとのことでした。
なんでもあられまで降ったそうで・・・
それでも日本は整然としていて清潔で、ベリーグッドと気に入ったようです。



こちらは我が家との境目に咲いているお隣の黄色のモッコウバラです。
見事ですね
お隣のお庭も頼まれて主人が手入れをしていますが、職権乱用で植えたかな~


昨夜の食事会は色々迷いましたが、外国生活の経験があるブログ仲間のmichyさんの助言に従って、メーンは「スキヤキ」にしました。(michyさん、ありがとう)
オージービーフに対抗して、霜降りの黒毛和牛ですよ

オージーご夫妻のご希望で、主人のハーモニカの演奏付
中に「上を向いて歩こう」(スキヤキソング)もありましたね。

1、前菜はホタテとオニオン入りのトマトサラダ、そして枝豆
2、手巻きの生春巻き&餃子の皮包みチーズの揚げ物
3、ナスとピーマンのひき肉はさみ揚げ(先輩の奥様のお手製です)
4、黒毛和牛のスキヤキ
5、お赤飯&竹の子とフキの煮物&紅白のかまぼこ、そしてワカメとエリンギのお吸い物
6、差し入れのケーキのデザート
以上が昨夜のメニューです。
ちなみにアルコールは、ビール&先日ニュージーランド旅行をしたTご夫妻のお土産のニュージーランドワイン&日本酒「上善如水」

L&B夫妻もお箸の使い方がすっかり板についてきましたね

本題の「オージーを招いてのお食事会」の様子は、サムネイルのマウスオンで纏めましたので、ご覧下さい。
(non_nonさん、いつもありがとうございます)
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英語が堪能な主人の先輩T氏に「端午の節句」の意味と、ハレの日に食べる「お赤飯」の説明をしてもらいましたが、オージー夫妻は理解できたかしら?
和室に案内するなり五月人形を見て「ヘイ!ピクチャー」と写真を撮りまくっていましたが・・・
あとはひたすら「ベリービュティフル、ベリーグッド」と・・・


そして昨日は日本橋の三越にお買い物だったようで、日本のデパートの大きさに驚いていました。
日本の製品の良さにも感激したようでたくさん買いまくり、大きな旅行ケースまで買ったそうです

こちらはL&B夫妻から戴いたオーストラリアのお土産です
しおりは奥様のお手製で、一枚作るのに2時間かかるそうです
けっして豪華ではありませんが、心がこもっていますね。
私も手織りを頑張ってマスターして、次回はお手製のお土産を目指さなくては





たくさん食べて、たくさん笑って・・・
「ダックスとキィーウィーパパ」のお話で大いに盛り上がり(詳しい事は後ほどに)、夜が更けるまでお喋りを楽しんだ一日でした。

オージー夫妻は、早速に松本~名古屋~京都~神戸~姫路~広島と西日本方面の観光に出かけるようです。
もしその間一度も富士山が見られなかったら、帰国までに時間を作って「富士山見物」に行こうと、、主人は約束をしておりました。

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端午の節句

2007年05月02日 | 日常の日記

パースの隣人L夫妻がやってきたので、日本古来のお祝い事を見せたいと思い、久しぶりに息子の「五月人形」を出して飾りました。
ハー君のではありません、息子のです。
周りを彩る紋入りの旗だけが、ハー君のところに行っているのでちょっと淋しい感じですね。
菖蒲かアヤメのお花も活けなければ・・・

最後に飾ったのは、息子が就職して我が家を出て行った年だったので、12年ぶりでしょうか・・・
少々色あせていますが、買った時の事を思い出して胸がキュンとなりました。

あの頃は主人の両親も元気で、当時住んでいた三鷹の団地まで初節句のお祝いに来てくれました。
主人が「初鰹の季節だから」と、わざわざ築地まで行って買ってきたカツオ一本を俎板に載せて途方にくれていると、無地の着物に黒紋付の羽織姿の義母が、たすきがけして見事にさばき、あっという間にお刺身にしてくれた事を覚えています。


横浜に来てからは、丁度端午のお節句の頃に我が家の庭の藤の花が満開になるので、よく実家の両親や弟一家を招いて、藤棚の下でバーベキューをしました。

飼っていた柴犬のジュン君も鼻をヒクヒクさせて一緒に仲間入りしていたものでした。
懐かしくなって、あの頃の写真を取り出して見ています。

今年も藤のお花が満開になりましたが、今日の雨で盛りは過ぎましたね。

一昨日、息子一家と横浜で逢って、一緒に食事をしましたが、その際息子に「観たい映画があるので、5月5日にハー君を預かって欲しい」と頼まれました。
軽く承知しましたが、ナント5日は「端午の節句、子供の日」ではありませんか


親だけで遊んでいて良いのですか?
2年前のハー君の初節句にはみんなで集まってお祝いをしましたが、お節句はそれで終わりというものでもありませんよ~~


ベランダに目をやると、白と青紫のタツナミソウが、去年の2倍の大きさの鉢植えになって咲いていました。
去年のタツナミソウはこちらです

「お節句」と言うのは子供の元気な成長を祈ってとり行うもの・・・
更に男の子の場合は古い時代を背景とした「立身出世」を願う親心もこめられていたようで・・・

我が家も息子が就職した年は、特別な思いを抱いてこの「鎧兜」を飾ったものです。
息子の五月人形の兜は、上に付いている金の飾りの先が太く丸くなっている「出陣兜」です。
あの時は息子の無事の出陣を願っての「祝い酒」でした
(ちなみに、金の部分の先が細く長いのは「凱旋兜」と聞いています)

次の世代に、日本の伝統的な行事がうまく伝わらないもどかしさを感じてしまいました

藤やタツナミソウ以外にも、今の季節、去年と同じように我が家の庭には紫色のお花がたくさん咲いています。
健気ですね~
こちらはシラー
ピンク色もあります。









ミヤコワスレは濃い紫と薄い紫があります。
その他にもオダマキやアイリスがまだまだ咲いていて・・・
もうすぐ白いお花やピンクのお花も次々に咲き出して競演も見られそうです




話を元に戻しますが、ブロガー仲間の皆様は、古いお雛様や五月人形はどうなさっていますか?
我が家は私のお雛様までが天袋の中にしまってあるのですよ
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