モズ
2015-01-12 | 野鳥

葭原でモズのメスに出会った カメラを向けたらカメラ目線で睨まれた
昔から小型だが獰猛な鳥として知られ ワシタカに分類されていた時期もあった
名前の「も」は諸々の鳴き声を真似する や百鳥(ももとり)の意味「ず」は鳥をあらわす接尾語と言うのが有力な説で そのた諸説ある
九州以北で繁殖し北方のものは冬には暖地に移動する 全長20㎝
平地の集落周辺の林や農耕地 河原 公園などでよく見かける
小動物を捕える 捕えた獲物を小枝や棘などに刺す「はやにえ」をする
今の時期秋から冬にかけてはオスもメスもそれぞれ縄張りを持ち異性をも受け入れない
早春2月頃になるとオスはそのままの縄張りに留まるものもいるが 新たな縄張りを繁殖のために作るものもいる メスは例外なく縄張りを捨てオスの縄張りを巡って相手を探す オスに選択権はない せいぜいが体を伸ばし上下に振ったり 顔の黒い線をよく見せつけたりと求愛ダンスで頑張る
やがて番(つがい)になるとメスは声や身振りでオスに甘えて見せ オスは求愛給仕をする
オスは繁殖期間中しばしばメスにプレゼントするので仲良しのようにも見えるが 1つの巣の子供たちの10%は父親が違う つまりはメスが浮気していることが最近のDNA分析で分かってしまった