ヤマグワの木にクワコの繭がぶら下がっていた
クワコはカイコガ科の蛾でカイコの原生種
昔5000年以上前に中国でクワコを改良してカイコを作り繭から絹糸を生産していた
古代ローマやペルシャでは繊維と言えば綿や麻で 美しい絹が何を材料にして作るのか分からず 中国から買うしかなく こうして出来た道がシルクロード
クワコは卵越冬で卵は食草のクワやヤマグワに産み付けられる
なので繭の中は空っぽで秋空に揺れていた
クワコの幼虫と成虫
幼虫は刺激を受けると胸部を膨らませて眼状紋を強調する 突いてみると面白い
成虫は4㎝程もありかなり大きい