
春や秋に活躍していた虫に、冬の時期に会えると嬉しくなる*御機嫌よう*
出会ったのはナミテントウ もっとも普通に見られるテントウムシ
テントウムシは「天道虫」と書き、太陽に向かって飛んでゆくことから「太陽神の天道」が由来とされ、縁起の良い虫と言われる
日本には180種ほど確認されている
ナミテントウは4~5月頃に越冬明けの成虫が活動を再開し、交尾 産卵するこれが孵って6月頃に成虫となる。この成虫は夏は休眠し(越夏)9月頃から再活動して交尾産卵を経て、10~11月にかけて新成虫が誕生する。
新成虫はこのまま越冬する
体の色模様が多種多様で、2紋型、4紋型、まだら型、紅型などがあり、それぞれの間に移行型、まれには縁黒型、横帯型がみられる
食べ物は大きく分けると、肉食性 菌食性 草食性がいて、肉食性のものはアブラムシ類やカイガラムシ類 キジラミ類 甲虫の幼虫 ダニ類などを食べる
餌がない時は仲間の幼虫や蛹などを食べてしまう
菌食性のキイロテントウは主にうどん粉病菌を食べ、草食性のニジュウヤホシテントウはジャガイモやナスなどの葉を食べる害虫