トリからキノコ 自然見て歩き

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スイセン

2021-01-25 | 樹木 草花


楚々とスイセンが一輪二輪咲いていた
名前は漢名の水仙を音読みにしたもの
古い時代に中国を経て日本に入ってきた

ヒガンバナ科の地中海沿岸原産の多年草 園芸品種も多く花形花色に変化に富んだものが栽培されている
地中に黒い外皮に包まれた卵球形の球根がある
葉は晩秋に伸びだし、粉白を帯びた緑色で20~40cmの線形

葉の中心から花茎をのばし、芳香のある花を横向きに開く
花の時期は12~4月で、花被片はわずかにクリーム色を帯びた白色で平開する。のどの部分には副花冠があり、黄色で杯型
果実は出来ない

グルコマンナンと一種のリコリン様アルカロイドを含み有毒植物だが、生の球根をすりおろし、小麦粉を加えクリーム状にしたものを塗ると、腫れものや肩こりに効く