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イチモンジカメノコハムシ

2022-06-07 | 虫類


ムラサキシキブの葉にひっそりといたイチモンジカメノコハムシ

コウチュウ目ハムシ科カメノコハムシ亜科に属す
ハムシはハムシ(葉虫)の名の通り、生きた植物を食べる 日本では約660種が知られている
カムノコハムシは体の縁が平たく広がって陣笠状になっているハムシ

イチモンジカメノコハムシは成虫で越冬して、4~10月にかけて見られる普通種
食草はムラサキシキブやヤブムラサキなど
メスはムラサキシキブの葉表に1個ずつ産卵する
カメノコハムシ類の幼虫は葉上で見られ、脱皮殻や糞などを背負って隠れ蓑として使っているようだ

大きさは8mmほど
体の縁は黄褐色の半透明
前翅後方の両側に暗褐色の紋がある