

葉や花序がズイナより小さいコバノズイナ
ズイナは若葉が食べられ、嫁菜の木の別名がある日本固有種
コバノズイナ:
ユキノシタ科の株立ちになる落葉低木
北アメリカ原産で日本へは明治初期に渡来した
樹皮は赤紫色で、後に縦に裂け灰褐色の縦縞が入る
葉は互生し、4~8cmの倒卵状長楕円形~楕円形
先は尖り基部はクサビ形、縁に細かい鋸歯がある
花は5~6月に咲く
枝先に10cm程の総状花序を出し、白色の小さい花を多数つける
花序の軸は赤紫色を帯びる
花弁は約4mmの線形
果実は蒴果で5mmほど、花弁や萼片は花の後脱落し花期には残らない