僕は職業柄、年金の裁定請求の代行をする事がある。
老齢厚生年金の裁定請求では、裁定請求書に必要な事項を記入するほかに、裁定請求書に添付しなければならない書類がある。今回はサラリーマンの方(元サラリーマンの方も含む)の老齢厚生年金の請求のために準備しなければならない書類を紹介します。
①住民票(世帯全員の情報が掲載されているもの)
②戸籍謄本(配偶者等がいる場合は必要・・・年金を請求する本人と配偶者等との関係を見ます)
③所得証明書(年金を請求する本人のものではなく、配偶者等の所得証明書が必要・・・老齢厚生年金に加算される加給年金の支給要件を確認するためです。加給年金は配偶者等の収入に左右されます。)
④雇用保険被保険者証(コピーでも可。無い場合は無い理由を裁定請求書に記入する。)
通常のサラリーマンの方(元サラリーマンの方も含む)で配偶者が見える方は①~④の書類を準備すればOKです。公務員の経験がある方などは①~④の他に別途書類が必要になります。
①の住民票に関しては、住民票コードを記入した方は、添付不要です。③に関しては健康保険証のコピーでも可能なようです。