NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

有馬記念

2006-12-22 23:15:58 | 競馬

 24日のクリスマスイブの日、中山競馬場で有馬記念が行われる。今回の焦点はディープインパクトが引退の花道を飾れるかであるが、ディープインパクトが過去敗れた馬は、初対決の馬でなおかつ外国人騎手であったということを考えると勝つ馬は自ずと決まってくるだろう。以下が今回の僕の予想である(各馬に対する僕の短評もつけています)。

 △①ポップロック・・・ディープインパクトと初対決なおかつペリエ騎手騎乗という事で、勝つ可能性が有るように見えるが、ペリエ騎手がこの馬に初騎乗であるというのがマイナス点。初騎乗の馬で有馬記念を勝ったのは、ここ20年では、1988年のオグリキャップ(3歳時)のみと相当確率は低い。ポップロックに関しては当時のオグリキャップ程の能力があるとは思えないので、勝つことは考えにくい。しかし、能力は底を見せていないので、2・3着には警戒が必要。同厩舎の②デルタブルースよりは期待できそう。

  ②デルタブルース・・・前走はオーストラリアで久々の勝利を飾ったが、今回に関しては上位争いをする気が何故か全くしない。

 ○③ドリームパスポート・・・他馬との比較上の対抗。菊花賞・ジャパンカップの激走の反動が気になる。それと、追いきりの動きがイマイチに見えたのも気になる。しかし、能力は高く、ディープインパクトとは差があるも2着の可能性は当然ある。

 ◎④ディープインパクト・・・文句なしの本命。中山コースに不安ありといわれているが、基本的に他馬と能力が違うので、連は外さないだろう。単勝を考える場合、唯一の不安は騎手の仕掛け遅れ。

  ⑤ダイワメジャー・・・考えた末の無印。3連勝と勢いがあるのは事実だが、相手関係に恵まれたのも事実。そもそも有馬記念を狙うのであれば、マイルチャンピオンシップではなく、ジャパンカップに出走していただろう。血統的にも距離が長そう。

  ⑥スイープトウショウ・・・前走のエリザベス女王杯がベストの条件。有馬記念は、牡馬相手、距離、中山コースと前走に比べ条件面で厳しくなるので、今回は見送り。

  ⑦コスモバルク・・・前走の東京コースよりは、中山コースの方が良いのは間違いない。但し、日本のG1競走で勝ち負けするだけの底力が全く無いだけに過大な期待は禁物。札幌日経オープンから数えて秋5走目、ここ4走は楽勝も大敗もしていないだけに、疲れがそろそろ出る頃か。

 ×⑧メイショウサムソン・・・前走のジャパンカップは、直線の位置取りが中途半端だっただけにあれが実力ではないし、東京よりは中山コース向きであることを考えても浮上の余地はありそうだが、秋の一連のレースを見ると本来は中距離馬か。また、水曜日の追いきり後の馬体重が526キロあったという新聞記事からも重め残りの懸念が残る。

 ▲⑨トウショウナイト・・・実力的には1枚下だとは思うが、何故か気になる馬。今回を使って次回勝負の可能性が高そうだが、2・3着なら有るかも。

  ⑩アドマイヤメイン・・・展開的に恵まれそうに見えるが、このパターンの馬が馬券になる可能性は意外に低い。騎手を考えると3着があれば上々ではないかと思う。

 ×⑪スウィフトカレント・・・今回の条件が向いているような気はしないが、騎手は気になる。

  ⑫アドマイヤフジ・・・ディープインパクト世代の4・5番手の馬。能力的にも足りないし、なおかつ休み明けでは厳しい。一叩きしての次走を狙うのが賢明か。

  ⑬ウインジェネラーレ・・・近走の成績では、狙い辛い。

  ⑭トーセンシャナオー・・・ここで通用するだけの力はないと思う。

 今回は、当日見てみないとわからない馬も多いので、変更の可能性もあるが、馬連③-④、④-⑨、①-④。

 最後にディープインパクトの出走したレースを調べると、ディープインパクトが出走した日本のG1競走で、レース当日500キロ以上の馬体重があった馬は、1頭も3着以内に入線していないという気になるデータがあった。僕はこれを信じて、④ディープインパクトを軸に当日の馬体重が500キロ未満の馬への3連複も買ってみようと思う。