秋のG1十二番勝負 その10 朝日杯フューチュリティステークスの予想です。どうでも良い話だが、この舌をかみそうなレースの名前は何とかならないでしょうか?
先週の阪神ジュベナイルフィリーズは桜花賞と同コース・同距離という事もあって、2歳牝馬チャンピオン決定戦にふさわしいメンバーが揃うが、朝日杯(以下省略)は、翌年のクラシックと条件が全く違うので、2歳チャンピオンを決めるレースというよりも、2歳マイル王決定戦という趣のレースで、翌年のG1競走と必ずしも直結しているわけではない。
そういった点で今ひとつ興味のわかないレースであるが、レースの傾向というものはそれなりにあるので、その一部を紹介したいと思う。
Ⅰ.外枠は不利
中山競馬場の1600mはコースの形態上、外枠の馬がコースロスを強いられるコースである。過去のデータを見ても7枠・8枠の連対率が低く、有力馬でも7枠・8枠に入るとやはり不利な感じがする。
Ⅱ.前走1200mの距離を使った馬は厳しい
2歳チャンピオンというより、2歳マイルチャンピオンを決定する性格のレースなので、マイルでは少し長いかなと感じる馬でも、時々馬券の対象になる事がある。
ただ、それにも限度があり、1200mの適性が異常に高い馬が走るには、マイルは少し長すぎる距離である。過去のデータを全て調べたわけではないが、前走1200mを使った馬が、このレースで馬券の対象になった記憶はない。
以上の点をふまえた上での今回の予想です。
◎ ②リベルタス・・・期待の種牡馬ディープインパクト産駒です。ディープインパクトファンだった僕としても、頑張ってもらいたい1頭です。
○ ⑩サダムパテック・・・来年のクラシックという感じの血統の馬ではないが、今回のメンバーならば力量は上位だと思う。
▲ ⑤リアルインパクト・・・こちらもディープインパクト産駒で期待しているものの、マイルが少し長そうな感じがする。
△ ①オースミイージー・・・今回の朝日杯では、ディープインパクト産駒が2頭、ハーツクライ産駒が2頭出走しているが、ハーツクライ産駒では、人気薄のこちらの方に注目しています。
× ③マイネルラクリマ・・・朝日杯といったら、マイネル・コスモが意外に来ている感じがする。実力的には微妙な気がするが、内枠を利して馬券圏内に来る可能性は0ではない。
今回の買い目は馬連 ②-⑩、②-⑤、①-②、②-③、⑤-⑩の5点です。
☆今週の平場の推奨馬
阪神 3R ③カーマイン・・・ヴァーミリアンの半弟で、将来的にはダートの大物を目指す方向だと思うが、2歳の早い時期であれば芝でも十分勝負になる血統で、今回はメンバーも全体的に薄いので、チャンスは十分だと思います。
< 追 記 >
1着 ⑪グランプリボス ・・・サクラバクシンオー産駒がマイルのG1を勝つとは思いませんでした。この馬が勝つという事は、朝日杯組では、来年のクラシックは厳しいという事かもしれません。
2着 ⑤リアルインパクト ▲・・・直線伸びてきたものの、惜しくも2着でした。NHKマイルカップならば、見込はあるかもしれません。
3着 ②リベルタス ◎・・・重賞初挑戦で3着に来たが、今回は期待ほどではありませんでした。距離が延びてのレースぶりには、一応注目したいと思います。
4着 ⑩サダムパテック ○・・・G1血統ではないだけに、どうかとは思っていたが、微妙に足りませんでした。
5着 ⑧リフトザウイングス ・・・今後に向けて、強調できる材料はさほどなかったような気がする。
秋のG1十二番勝負 1勝9敗 収支 ▲4160円 (購入合計 5000円 リターン840円) 十番勝負までは、イマイチな結果に終わりました。
リターンの800円+残り2レース分の1000円を中山大障害と有馬記念に振り分けて購入する予定です。中山大障害が3連複 5頭BOXで1000円、有馬記念は1着(2頭)、2着(3頭)、3着(4頭)の3連単フォーメーション 800円で逆転を狙います。