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筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

中山大障害 予想

2010-12-24 23:18:51 | 競馬

 秋のG1十二番勝負 その11 中山大障害の予想です。

 障害競走というのは、マスコミからは、さほど見向きもされないレースのような気がするが、個人的には、先週のG1競走よりも、間違いなく好きなレースです。

 中山大障害といえば、大竹柵・大生垣など難易度が高い障害に目が行きがちだが、6度のバンケットの上り下りが曲者で、ここでかなりのスタミナを消耗します。他のコースとは違い、肉体的・精神的にタフな馬が強いレースです。

 今回は、僕の予想と各馬に対する短評を載せておきます。

  ①ジャイアンツエール・・・ピークが過ぎた感じがするし、名前からして買う気が起こりません。

  ②トーセンジョーカー・・・障害が得意なオペラハウス産駒で注意は必要だが、オペラハウス産駒の障害レースの成績が(52.42.36.167)の複勝率4割3分8厘とハイアベレージなのに対し、中山の大障害コースでの成績に限定すると(1.0.1.10)と信頼度がかなり下がるので、見送ります。

  ③イコールパートナー・・・好調そうだが、東京ハイジャンプ(G2)で勝ちはしたものの、12番人気と低評価だったので、過大視は禁物のような気がする。

▲ ④テイエムトッパズレ・・・近走はイマイチだが、2年前の3着馬で、展開が向けばチャンスはあるかもしれない。

  ⑤マルカラスカル・・・2年ぶりの前走を一叩きしたが、好調時の状態まで戻っているかどうかがカギです。障害の飛越は問題ないと思うが、6度のバンケットで精神的なスタミナ切れを起こしそうな気がします。

  ⑥タマモグレアー・・・3連勝中と勢いがあるので、軽視は不可だが、ややレース間隔が開いたのが気になります。

△ ⑦トウカイポリシー・・・中山大障害向きの血統とは言えないが、過去2度の大障害コースも無難にこなしているし、好調そうなので、押さえは必要です。

  ⑧バシケーン・・・前々走の東京ハイジャンプ(G2)で13人気であった事を考えると、少し足りないような気がする。

○ ⑨トーワベガ・・・中山の大障害コースといえば、アドマイヤベガ産駒です。アドマイヤベガ産駒の中山の大障害コースでの成績は(2.1.1.3)と複勝率が5割以上を超えており、買目には入れておかなければなりません。

◎ ⑩メルシーエイタイム・・・春の中山グランドジャンプ(G1)の敗因が不明なのは気になるが、冬の中山大障害に関しては、5年連続連対中という記録を達成しており、6年連続の連対を決めてほしい所です。

  ⑪ナドレ・・・未勝利を勝ったばかりで、さらに牝馬ということもあり、正直厳しいと思います。落馬せずに完走できれば御の字という所でしょう。

× ⑫マイネルネオス・・・中山大障害のようなタフなコースに向きそうなステイゴールド産駒ということで、穴で狙います。

 今回の買目は④・⑦・⑨・⑩・⑫の3連複 5頭BOXです。

< 追 記 >

 僕の普段のランニングコースもバンケットがいくつもあるコースだが、テレビの映像を見る限りでは、中山大障害のバンケットは、ランニングコースよりもさらにきついアップダウンでした。

 ③イコールパートナーが大生垣で落馬(人馬とも異常なし・・・無事繁殖に上がれそうです)、⑦トウカイポリシーが馬体に故障を発生し競走中止、完走はしたものの⑤マルカラスカルが再度の故障を発症したのは残念だったが、馬券の当たり外れは別として、白熱したレースを見れて良かったと思います。

1着 ⑧バシケーン ・・・100%不要とは思わなかったものの、ここで勝つとは・・・。

2着 ⑥タマモグレアー ・・・初の大障害挑戦でしたが、2着に入線しました。今回は馬券を買いませんでしたが、来年が楽しみな1頭です。

3着 ⑫マイネルネオス ×・・・直線を向いてから、もう一つ伸び切れなかったが、3着と頑張ってくれました。

4着 ④テイエムトッパズレ ▲・・・直線を向いた時には、勝てると思ったのだが、ゴール前の坂で力尽きました。低い障害のスピードが活かせるコースの方が向いているのかも?

5着 ⑩メルシーエイタイム ◎・・・加齢による衰えが、あったのかもしれない。

 秋のG1十二番勝負 1勝10敗 収支 ▲5160円 (購入合計 6000円 リターン840円)